医学断片集 (明主様御垂示 3)
明主様御垂示 「肛門から出る血は後頭部由来のことが多い」 (昭和24年5月30日発行)
信者の質問
「二十一歳の男子、痔瘻になり御浄霊しておりますが、体が衰弱して次々に霊が憑依し、最近二週間は現幽の間を彷(さまよ)っているかの感がありますが、なにとぞ御守護をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「痔瘻が間接には影響してるかもしれませんね。出血しますか。」
信者の発言
「はい、出ております。医師の診断では肺結核とのことでした。」
明主様御垂示
「ええ、医学では痔瘻と結核は兄弟ですからね。食欲は。」
信者の発言
「割合にございます。」
明主様御垂示
「ある。で、痛む。」
信者の発言
「痔瘻は痛みませんが、腰のほうが・・・」
明主様御垂示
「いや、痔療の痛みったらたいへんなもんですがね。」
信者の発言
「以前には血痰がそうとう出ましたが・・・」
明主様御垂示
「血痰ね、ええ。で、薬はそうとう入ってるんですか。」
信者の発言
「はい、以前肋膜でそうとう服んでおります。」
明主様御垂示
「ああ結局ね、だいたい、後頭部と背中ですね。
肛門から出る血は後頭部のことが多いんです。
そして衰弱したんで霊が憑るんですからね、やはり血が殖えなくちゃならない。
とともに、出るだけの膿は出なければいけないんですからね。これはいつごろから。」
信者の発言
「昨年の六月からで、痔瘻がひどくなったのは十一月からでございます。」
明主様御垂示
「ええ、結構な痔瘻なんですがね。そして熱は。」
信者の発言
「いつも八度くらいでございます。」
明主様御垂示
「八度ね。で、あんた教修はいつ受けたの。」
信者の発言
「昭和二十一年でございます。」
明主様御垂示
「よほど霊力が強くないと毒が早く溶けませんからね。
そして御浄霊は奥を狙うんですね。
表をするときは裏を、裏をするときは表を狙うんです。
そうすると溶け方も早いですよ。
そしてこれは衰弱をひどくしないようにしてやるんですね。」
明主様御垂示 「呼吸脈搏と天体の関係」 (昭和24年5月)
信者の質問
「健康体の正常なる呼吸(一分間一八~二十)と脈搏(六十~七十)は太陽、月球の運行との関係によるもので御座いましょうか。」
明主様御垂示
「運行と関係はあるが、直接密接に関係はない。
ちょうどその位でいいように出来ている。日と月による。
人間でも熱の高い時は呼吸は強くなる。
月球と太陽の運行とかけちがう。」
明主様御垂示 「水虫の原因」 (昭和24年5月1日)
信者の質問
「水虫は昆虫霊の憑依と伺っておりますが、田虫、インキンもやはり昆虫の霊でございましょうか。
また、なぜ水虫は足に憑依するので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「憑依ではない。虫が湧くのである。
また、重い薬は足へ垂れる。
水虫は薬毒が溜ったのへ虫が湧く。
人間、薬を服まなければ(水)虫は起らぬ。人造病である。田虫もそうである。」
明主様御垂示 「敗血症の原因」 (昭和24年5月2日)
信者の質問
「医学でいう「敗血症」というのはどういう原因でなるのでございましょうか。
また、浄霊の方法を御教えの程御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「非常に濁った血が血管が破れて出るのである。
皮下で血管が破れて血が溢れる。
結局、非常に毒素の強い薬である。
浄霊で治る。」
明主様御垂示 「腕に力入れて全身痺れる、眼痙攣」 (昭和25年5月2日)
信者の質問
「MS(二十七歳・男性)と申す未入信の者で御座いますが、十年程前角力をしておりまして、
腕に力を入れた際頭に響いて体全体が痺れ、発作を起して倒れたそうで御座います。
四、五年前より眼が痙攣致しまして黒眼鏡を用いておりますが、昼間はどうしても歩行出来ません。
しかし夜は歩けますし、電燈の光なら新聞が読めます。
発作は体の疲労した時に起きます。
また、就寝中にひとりでに体が痙攣して持ち上るようになります。
この人の父親は二十三年前、北海道へ出稼ぎ中に船から足を滑らして溺死致しました。
父親は人夫で御座いまして、既に母親とは離婚致しておりましたのでお祀りはして御座いませんが、
当人の病気と何か霊的な関係が御座いましょうか、お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的関係はない。
腕に力を入れた時、神経と、どこか頭と目へ通じる筋が切れたものである。
父は関係はないが祀る必要がある。」
明主様御垂示 「色盲・夜盲症について」 (昭和24年5月3日)
信者の質問
「色盲や夜盲症は御浄霊によりましてもそうとう永くかかるように存じますが、どのようにいたしますれば早くお救いをいただけましょうか。」
明主様御垂示
「これはいろいろあるんです。これも前世の曇りが残ってるんですが、それが軽いのと重いのとあるんですよ。
つまり、少ししか残ってないのと、たくさん残ってるのとあるんです。
治る時日ははっきり言えませんね。
まずやってみて、それから判断するんですね。
いくらかずつは必ずよくなるからして一週間もやってみれば見当がつきますよ。」
明主様御垂示 「老人の難聴の原因は毒素の固結」 (昭和24年5月3日)
信者の質問
「老人になるに従って耳が遠くなるのはやはり毒素のためでしょうか。」
明主様御垂示
「毒素の固結ですよ。
毒素はいつも言うように使う所に寄るんです。
耳をよけいに使う人、声を発する人なんかはどうしても耳に毒素が固まるんですよ。
ベートーヴェンが聾になったっていうのはそういうわけなんですね。
ちょうどそういう職業の人がそういう所が悪くなるっていうのは皮肉のようですが、しかたないですね。」
明主様御垂示 「中耳炎による聴覚障害の原因」 (昭和24年5月3日)
信者の質問
「二十八歳の娘、十年ほど前に中耳炎と眼を患い、そのころより両耳ともぜんぜん聞こえなくなりましたが、鼓膜さえ異状なければ聞こえるようになりましょうか。」
明主様御垂示
「治りますね。中耳炎のときに中耳に膿が固まったんですよ。
耳が聞こえるっていうのは鼓膜からの振動が中にある水に響いて、
それが聴神経に感じるんで聞こえるんですが、その水の所に膿が固まってるんですからね。
浄霊すればそれが溶けますから、それで聞こえるようになるんです。」
明主様御垂示 「盲腸手術の後遺症」 (昭和24年5月3日)
信者の質問
「当年二十二歳の女性、十二歳のとき盲腸炎の手術をしましたが、結果悪く、三年間に四回手術をなしその後ときどきに痛みます。
「結婚して妊娠すればお産の際たいへんだ」と医師は申しますが、結婚しても影響ないものでしょうか。」
明主様御垂示
「ただ、盲腸の手術だけとすれば影響はありませんよ。
たびたび手術したっていうのは、手術した口が塞がらないために、膿が口から出るんで、何回もやったんでしょうからね。
そこがすっかり治ってしまえば差し支えありません。
妊娠は子宮が膨脹するんだし、盲腸の手術は虫様突起をとるんですからなにも関係はないわけです。
ただしかし、手術した傷が固まらない、なまの間は、妊娠すると口が開きますからいけません。
口がしっかり塞がって、くっつくくらいになって二、三年も経てば差し支えありませんよ。
これは十二歳のとき手術していま二十二歳だから大丈夫ですよ。」
明主様御垂示 「胃潰瘍と飲酒と食餌法」 (昭和24年5月6日)
信者の質問
「昨年九月二十二日朝、突然真黒な大便がおり、貧血を起しました。
早速医師の診察を受けた所、胃潰瘍との事、以後六日間医薬に頼っておりました所、二十七日より御浄霊を受けるようになりました。
その後一週間程して起きれるようになり、追々仕事も出来るようになりました。
十月二十七日入信させて頂きました。
その後頭がふらふらし、時々目眩がし、十二月迄続き、以後胸が痛く呼吸が困難となり、なお時々頭がふらふらし胃が焼けつくようです。
現在まで浄霊を毎日受けております。
(病気前は毎日酒を三合から五合程飲んでおり、胃の薬は余り飲んでおりません)いかなる原因でしょうか。」
明主様御垂示
「胃潰瘍で、黒便は血の古くなったもので、フラフラするのは脳貧血である。
未だ出血しているのは酒のためである。
今の酒は薬が入っている。防腐剤が入っている。今の酒を飲むのは薬毒を入れる理屈になる。
浄化の熱で焼け付くよう感ずる。
固形物を食べぬ方がよい。すべっこいような物を食べる。お粥とそれに適当したものを食うと早く治る。」
明主様御垂示 「腎臓剔出・痛み・尿異常」 (昭和24年5月6日)
信者の質問
「二十六歳の女、昨年腎臓結核のため手術で右腎臓を剔出致し、本年三月末迄安静にしておりました。
四月から御浄霊を戴き二十五日程で楽になりましたが、ただ今は左腎臓付近が痛みます。
小便は一日十五、六回程で尿量は一回約五勺程度、膀胱に痛みがあり、血または鼻汁のごとき下り物があります。
この場合どこを主として浄霊したらよいでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「右腎剔出のため毒が溜る事が出来ず、どこかに溜らなくてはならぬので、それが左腎へ全部溜る事になる。
例えば盲腸を除ればそこへ集る事が出来ず、腹膜から腎臓へ溜るから身体が弱る。
医学では腎臓は一つで二つの働きをするというが、これは違う。だからどうしても早死する。
血膿である。腎臓へ固まり、おデキみたいになる。
それが溶けて血膿が出る。後から押すと必ず痛い所がある。
肺膜付近におデキの出来たのが肺壊疽である。」
明主様御垂示 「脱疽より指黒変 指切断」 (昭和24年5月6日)
信者の質問
「三十三歳の男子、八年前より右手及び右足小指の脱疽を病み、そのため軍隊にては腹の切開手術、地方では医師の診断で首及び足の筋を切ってくれましたが、痛みがとれませんでした。
昨年の夏御浄霊を受け、大変痛みは楽になりましたが親戚の反対で中止し、本年三月入院し、右手の小指一本切断しましたが、
益々激痛加わり、薬指も赤黒色となり、二十五日間不眠で苦しみました。
四月十五日退院後一心に御浄霊を頂き、十日程は楽でしたが現在薬指が真黒となり、足の甲が腫れ、痛み、漸次中指の方に浸潤のようであります。
因みに同人の父は二十五年前葬式の帰途酒に酔い鉄橋上にて轢死し、母はその死を知って頭が変になり、長い間人に物も言わず面会もしませんでした。
それが僅かの期間の御浄霊により全快しました。
右の脱疽と父の死につき霊的関係と、その浄霊法を御教示願います。なお妻は一昨年入信、本人は信徒です。」
明主様御垂示
「父の死霊とは関係はない。
脱疽は足の指、ひょうそは手である。両方である。
薬毒であるから、集るだけ集ると口が開いて出る。
腐るようにみえるが、そうでない。
指を切るとまた隣の指へと何本にも切って殖やす。
悪人は善人をみると怪しからんという。
迷信の人が正信をみると、迷信してるという。」
明主様御垂示 「部分禿頭の幼児」 (昭和24年5月7日)
信者の質問
「左記について御伺い申し上げます。
十三歳の長女、三、四歳の頃から頭髪が抜けかけ、毎年夏に禿げ、冬には少し生え、繰返しておりましたが、だんだん広がり、今年は目立って広がりました。
三年前から医者の付け薬、内服薬及び石炭酸、太陽燈などの手当をしましたが、治りません。
四月末頃から浄霊してはおりますが、良くなりましょうか。御尋ね致します。」
明主様御垂示
「病気保存法をしたのである。」
明主様御垂示 「足痛より全身的痺れ」 (昭和24年5月9日)
信者の質問
「五十歳の婦人、十二、三年前、左脚ふくらはぎの痛みにて病み始め、爾後医師によりあらゆる注射をなし、六百六号も十数本打ちましたが治らず、はっきりした病原もわかりません。
軽度の作業(農家)を続けて来ました。
一昨年五月教修をいただき、御浄霊を続けましたが次第に浄化ひどく、歩行困難となり、最近は御浄霊も途絶え勝ちです。
現在は全身的に痺れ、特に右半身及び腰部がひどく痺れております。
いかなる御浄化でしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「薬毒である。根気よく浄霊すれば治る。痺れるのは薬毒が浮いて、表面に出たものである。」
明主様御垂示 「手足猫の如し」 (昭和24年5月12日)
信者の質問
「掌、足の裏が丁度猫の足のようになっており「猫罰」などと申しており、松の木の皮状をなしており、長く水に浸していると白くなり、薄皮が取れるのです。
一家族中母と長女と次男が猫罰であり、父と長男は普通です。
また、この家の親類にも七、八軒猫罰の人があります。
猫罰は五代続けば自然消滅すると申して諦めていますが、これの原因は何に因るので御座居ましょうか。
また、浄霊により全治可能でしょうか。御教え願い上げます。」
明主様御垂示
「猫が怨むという事はある。
一人位はあるが、一つの祖先の薬毒である。
浄化され一個へ溜るのである。
浄霊すれば治る。
五代続けばその毒がなくなる訳である。」
明主様御垂示 「船酔いの原因は横隔膜の下の毒素」 (昭和24年5月13日)
信者の質問
「船に酔うのはやはり毒のためでしょうか。」
明主様御垂示
「毒素のためですよ、横隔膜の下に固まりがあるんです。浄霊すればじき治りますよ。」
明主様御垂示 「肩揉む事の是非」 (昭和24年5月13日)
信者の質問
「肩や首の非常に凝った場合力を入れて押したり摩ったりしても差支えないでしょうか。」
明主様御垂示
「強く揉んでも差支えない。」
明主様御垂示 「流産後に目を使用したために緑内障になった事例」 (昭和24年5月13日)
信者の質問
「四十歳の婦人、頭重く気分すぐれず、そのうちに青底翳となり、
医師の手当は受けず売薬、目薬のみ使用したるも段々悪化し、殆ど現在視力なし、
但し後頭部の方が明るく物があるような感じあり、何か霊的な症状で御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「霊的ではない。浄化である。青底翳は流産で目を使ったからである。」
明主様御垂示 「乳癌手術と腕」 (昭和24年5月15日)
信者の質問
「六十五歳の女、乳癌にて二十一年二月手術をし、一年程は元気でしたが傷口の周りに皮膚癌のようなものが出来ました。
二十二年四月に入信、毎日御浄霊を戴いておりますが右胸一面に瘤が次第に増してデコボコと丘のようになり、
二十三年十一月頃より右側一面にくずれ出し、膿が出て、少しは瘤も低くはなりましたが右手は少しずつ太くなり、普通の三倍以上にもなり、
乳の裏に当る背にもボツボツ瘤が出来ております。
そして左の、良いと思っていた乳までだんだん大きくなり、今では時々乳首のあたりより膿が出ております。
右手は本年三月御面会に御伺いし、お赦しを戴き細くなったのですが、その後の御浄化に苦しんでおります。
このため三月末より手が痛くてほとんど横になれず座ったままでおります。
なお四、五日前よりはいよいよ息の出来なくなる事があり、少しは脈搏も乱れ、食事も軽く一杯戴く有様で、左手までが少し腫れ出しましたが、左乳が少し小さくなったので左手に下って来たためかと思っております。
御浄霊を戴き始めてからは全然医療を離れ、一日も早く罪を赦して戴きたいとおすがりしております。
今後どのようになりましょうか。また、右手、左手の腫れ、左の乳の御浄化はどの部分を特に御浄霊をすれば宜しゅう御座居ますか。御伺い申します。」
明主様御垂示
「乳癌を手術すると大抵は腕が太くなるものである。
何か筋をとるものと思う。凸凹になり、膿が出るのはよい。
霊力が足りないと痛む。強ければ痛まずに治る。
痛い所をやればよい。なるだけ遠くを狙って浄霊する。よけいやる程よい。」
明主様御垂示 「先天的盲目」 (昭和24年5月16日)
信者の質問
「先天的盲目に近き四十二歳の女、浄霊により治りましょうか。
因みにその両親は血族結婚を致しております。
未だ浄霊は一週間位しか致しておりません。」
明主様御垂示
「血族結婚は関係はない。目は必ず治る。ただ薬だけである。」
明主様御垂示 「目脂、涙多量」 (昭和24年5月16日)
信者の質問
「私事十四、五年前より眼病に罹り、最初二ケ月位医者に洗浄して貰いましたがよくならず、
昭和二十二年五月御光を戴き、翌年三月光明如来様を御迎え致し、家内中熱心に御縋りしておりますが、
未だ目脂や涙が沢山出るので困っております。いかなる理由でしょうか。」
明主様御垂示
「目脂が出ればきっと治る。喜ぶべきである。これで治る。」
明主様御垂示 「執拗なる田虫」 (昭和24年5月16日)
信者の質問
「軍隊に応召中に田虫に罹り、復員後最初股に出たのが年々増して今は全身に出て、毎年夏はひどく、秋から冬に治りますが、家内中感染して困ります。
毎日のように浄霊を受けておりますが、全治致すものでしょうか。
なお、若い時に罹った者は二十年以上経たねば治らぬと云う人もあります。いかがでしょうか。」
明主様御垂示
「薬毒の場合と天然痘毒素の場合とある。
痒いのは天然痘である。二、三年で治る。」
明主様御垂示 「回虫で腹痛」 (昭和24年5月16日)
信者の質問
「今年七歳になる長女、回虫が湧き浄霊にて虫が百匹位出ました。
その後二ケ月ないし三ケ月に一回位腹痛にて苦しみますが、何か霊的の関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「ゴミ溜へ蛆虫が湧くようなものである。
霊的にも体的にも汚いのである。」
明主様御垂示 「骨髄炎 (足)」 (昭和24年5月17日)
信者の質問
「私の妹(十七歳)は八歳の時左脚骨髄炎をやり、十一ケ所を切開し、今なお少し○○○を引く状態(註 片足の歩行障害)で、御浄霊は五、六年間致しております。
現在は普通人と変りなく働いておりますが、時々浄化致しますが、浄化がひどく、一定の仕事につく事が困難で御座います。
骨髄炎等は何か深い因縁があるもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「因縁も何もない。薬が骨に絡むので、骨へ穴をあける時に痛むのである。毒が出るとすぐに穴は塞がる。」
明主様御垂示 「中風と便秘」 (昭和24年5月22日)
信者の質問
「中風病に罹った時二日目に便が出れば二年生きる、また三日目に便が出れば三年生きると云いますが、
また女は右に男は左に出ると云いますが、霊的に関係が御座居ますか。御教えを賜りたく御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「便は何でもない。医学では中風と便と関係のあるように言うが、何等の関係もない。
病気が分らぬから末梢的の事を云々する。
便秘は何等差支えはない。いくら溜っても何でもないものである。
中風などは食が少いから便秘する。
女は右、男は左・・・。」
明主様御垂示 「蚤、虱等の存在」 (昭和24年5月23日)
信者の質問
「御道に入らせて頂いて、黴菌や蝿の存在の意味を判らせて頂きましたが、蚤、虱等にも同様の意味があると存じて宜しいでしょうか。右御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「同様の意味である。毒血を吸いよせる。」
明主様御垂示 「中国に南京虫が多い理由」 (昭和24年5月23日)
信者の質問
「中国に南京虫が多いとか言われますが、これはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「汚いからですよ、皮膚だとか着てる着物が汚いからですよ。
だから清潔にするのが本当ですね。
黴菌がどうとかいう意味でなく、やはり清潔にしなくちゃいけませんよ、気持ちがいいですからね。
汚くても気にしないって言うのは、それだけ霊的に低いわけですよ。
無肥料栽培でやって、人糞を扱わず土をきれいにするっていうのは、だからごくいいんですよ。」
明主様御垂示 「更年期障害」 (昭和24年5月23日)
信者の質問
「中年の婦人によく更年期障害というのがありますが、あれはいかなるものでしょうか。右、御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「障害のあるのはその人に毒素があるからで、毒素がなければそんな事はない。浄霊で治る。」
明主様御垂示 「直腸癌の手術」 (昭和24年5月26日)
信者の質問
「七十四歳の男子、昨年十二月より便の催しがありますが出難く、医師の診断にては直腸癌との由、回復の見込みが御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「直腸は大便の通る道である。便秘せぬようにする。便は線香のように細いのが出る。
直腸癌の手術は、人工肛門を作り、外へ便道をつくる。実に悲惨なもので、腸が露出すると死ぬ。
絶えず予告なく糞やガスが出る。
本当の癌は滅多にない。
臍の左下位をやると大抵治る。また腎臓をよくする。これから塊が出ている。」
明主様御垂示 「疣と浄霊 (顔面)」 (昭和24年5月26日)
信者の質問
「顔面の疣(いぼ)を浄霊致しましたら益々多くなります。
いかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「出るだけ出れば治ってくる。」
明主様御垂示 「急性結膜炎」 (昭和24年5月27日)
信者の質問
「私の長女(当年二十七歳)は二十二歳の時急性結膜炎に罹り、最初は右眼、一ケ月程経て左眼もおかされ、
医療を受けておりましたが悪くなるのみで、入院して手術をしたが全く視力がなくなりました。
昨年十一月より御浄霊を頂き、本年一月頃から右眼は物の識別が出来るようになりましたが、
手術後かかった白い「くも」はまだ残っており、左眼は電灯の灯が見える程度で、時々はれ上る事があります。
なお、左眼の手術と同時に左耳の聴力も失いました。全治の見込みは御座いましょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「医者に悪くしてもらったのである。
急性結膜など何でもない。
医者が悪くしたものである。」
明主様御垂示 「転落して半身不随」 (昭和24年5月27日)
信者の質問
「私の子供(八歳)が一歳の時梯子段の中段より落ちて十五日間意識不明となり、三日程高熱が続きました。
そして高熱が終ったら半身不随となり、以来六年間種々医療を加えました結果、
四歳頃より少々歩けるようにはなりましたが、捗々しく参りません。
一年前私と妻だけ入信させて戴き、光明如来様を奉斎致しました。
しかし御浄霊は毎日受けてはおりますが、右に付き、いかなる原因か御教示願います。また、全治致しますか。お伺い致します。」
明主様御垂示
「内出血が中へ固まったものである。」
明主様御垂示 「麻疹より黄疸」 (昭和24年5月28日)
信者の質問
「一、私は七つの時麻疹に罹り、九死に一生を得たとの事で、その時より目が黄色いのです。
昭和十八年入信させて頂き、その後、前後三回腎盂炎の御浄化を頂き、
いずれも猛烈で、第一回には駄目かと思う程でしたが、御守護により完全に治らして戴きました。
なおその間時々胃部の激痛があり、去年十二月三十一日に先祖祭りをしてからすっかり痛みもなくなりました。
しかもなお依然として目の黄色いのはとれません。
霊的に関係が御座いますでしょうか。
二、御浄霊の方法をお教え下さい。」
明主様御垂示
「麻疹の毒が肝臓部に溜り黄疸を起したのである。」
明主様御垂示 「頭 重」 (昭和24年5月28日)
信者の質問
「私が浄霊させて戴いている二十歳位の女(信徒ですがまだ入信は致しておりません)の人、
二年前から次第に頭が重苦しく何かが頭を押えているようで、
数人の先生方より御浄霊を受けましたが、効果が見えないようです。
因みに同人の父が東京で医院を開業していましたが、十数年前に死亡しております。
何か特別なる憑霊現象でもあるので御座いましょうか。
また、全治致しましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「憑霊の場合もあるが、薬毒が頭へ上って固まっている。
その塊を溶かすのである。額部等にも熱がある。」
明主様御垂示 「火山の噴火と足のむくみ」 (昭和24年6月7日発行)
信者の質問
「那須地方に二、三ありましたことでございますが、水の中に入りますと非常に寒気がし、水に浸っております脚が「むくむ」とのことでございますが、なにか霊的原因がございましょうか。」
明主様御垂示
「霊的の関係ではございません。
那須山が爆発したとき、硫黄を噴出したので、その硫黄が土に参み込んでいるのが水に溶け込んでいるため、そのような現象が起るのであります。」
明主様御垂示 「不自然な姿勢で寝るとうなされる原因」 (昭和24年6月7日発行)
信者の質問
「うなされることは、不自然な寝様でなることもあるようですが、
他になにか霊的のものもあるようでございますが、いかなる原因でございましょうか。」
明主様御垂示
「霊的です。寝方によってもうなされることがあります。
例えば左を下に寝たり、胸の上に手を置くと心臓を圧迫いたしますので、血が少なくなります。
血が少なくなりますと(血は霊の物質化したものでありますから)霊が憑りやすくなります。」
明主様御垂示 「水虫・いんきん・田虫の原因は薬毒」 (昭和24年6月15日発行)
信者の質問水
「虫は昆虫の霊の憑依のように伺いましたが、なぜ足に憑依するのでございましょうか。また田虫やいんきんも同様でございましょうか。」
明主様御垂示
「水虫はいんきんや田虫と同様に薬毒である。
重い薬毒は体の下方へ垂れるものだが、ごく重いのは足の裏へ溜まり、そこへ虫が湧くのである。」
明主様御垂示 「中風と便との間に密接な関係は特にない」 (昭和24年6月20日発行)
信者の質問
「中風症で二日目に便が出れば二年生き、三日目に出れば三年生きると言われ、また男は左女は右に出ると言うがいかなる由でございましょうか、お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「医学では中風と便とは密接なる関係があると言っているが、そんなことはない。霊体の関係になっている。」
明主様御垂示 「冷汗は浄化作用」 (昭和24年6月20日発行)
信者の質問
「冷汗は浄化作用でございますか、お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「勿論浄化作用である。」
明主様御垂示 「按摩について」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「光新聞の記事に、大先生様(明主様のこと)が日常按摩(あんま)をおさせになられる由拝見いたしましたが、
按摩の効用および御浄霊との併用について御教示をお願い申し上げます。
勿論、教導師が患部に体を用いず、浄霊のみによるべきことは承知いたしおりますが、
患部以外の箇所をするときや、あるいは疲労した程度の人々をいたします場合、
つい浄化療法時代の魅力が捨てきれず体を併用している者もたくさんありますゆえ、失礼とは存じながらお伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「こりゃあ、違いますよ。浄霊には絶対体を使っちゃいけない。
それじゃぜんぜん宗教じゃない、民間療法になってしまう。たいへんな間違いですよ。
按摩のほうは気持ちがよかったらしていいですよ。私は気持ちがいいから、それでやらせるんです。
凝ったときにはいい気持ちですよ。
で、そのあとで浄霊してもらえばいい。
それからまた、私を浄霊してくれる人はないですしね。(笑声)・・・
それに私は字を書くでしょ。だから凝るんですよ。
御守りの「光」は十分間に百枚書きますからね。一時間に五百枚は楽ですよ。ふつうの書体は三十分で百枚ね。
で、私も薬毒がずいぶん入ってますからね、だから凝るんですよ。
このごろはとても減ったけれどまだ残ってるんです。」
信者の質問
「按摩によってともかく毒素が動き分散の状態になったとき、御浄霊によりさらに溶解する・・・ということは一応合理的のように考えられますがいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「これは結構ですね、いいですよ。肩の凝りなんか両方だとよけい効きますよ。」
信者の質問
「そういたしますと併用でございましょうか。」
明主様御垂示
「併用っていうのとは違いますよ。
按摩は治すっていう意味からするんじゃない。
按摩と浄霊とごっちゃにしちゃいけない。
違うんですよ、揉むのと治すのとはね。」
信者の質問
「一般の按摩では、刺激を与えるためそこに毒素が集まるということはありませんでしょうか。
明主様御垂示
「商売人はそうですよ。私もそうでした。玄人にさせるとよけい進むんです。素人ならいいですが。・・・
だから、揉ませるのはいい気持ちだから揉ませるんで、それで病気を治そうとするのとは違いますよ。
病気は霊が浄まらなくちゃ根本的には治らないんですからね。
すべて固苦しく考えちゃいけません。
それだからって、ぜんぜん区別なしで考えちゃ、これもまたいけないんです。
区別すべきことは区別して、そのうえで固苦しく考えてはいけない。」
信者の質問
「なかなかそこが難しいように存じまして(笑声)・・・」
明主様御垂示
「難しいんじゃない、やさしいんですよ。
いままでの人間は間違ったことをやっていたから、あたりまえのことが難しいんです。
料理でも難しいってよく言いますがね、からすぎたり、甘すぎたり実に難しいって言いますが、私はやさしいんだって言うんですよ。
甘くもなし、辛くもなし、だからやさしい。(笑声)・・・頭のおき所ですよ。」
明主様御垂示 「眼球微動の原因」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「四十二歳の男、霊的と思われますが眼球が微動いたします。
別に不快感はありませんが、これは御浄霊により治りましょうか。」
明主様御垂示
「治りますよ。これは眼球を吊ってる筋があるんですが、その筋を毒の固まりが抑えてるんですよ。
医学では動眼神経って言いますね。
私も以前動眼神経麻痺だなんて言われたもんですよ。
薮睨みなんかもそうですね。」
明主様御垂示 「ジャガイモとウドン粉の練り合わせ」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「腫れものにジャガイモとウドン粉を練り合わせたものをはると、多量に排膿して痕にならないと申しますが、いかなる理由によるものでしょうか。」
明主様御垂示
「これは説明の必要はないでしょう。
なんとなれば浄霊したほうがよく治るから。
もしか、このジャガイモとウドン粉のほうが浄霊よりもよく治るなら、ウドン粉や野菜のほうが神様より偉いことになる。(笑声)」
明主様御垂示 「肛門から出る血液はほとんど毒血」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「肛門から多量に出血いたしますと貧血しますのは、毒血とともに多少は浄血が出るのでしょうか。」
明主様御垂示
「少しは浄血も湿って出ますよ。
しかし、浄血はいくらも出やしません、ほとんど毒血ですよ。
けど毒血でも一時に出るとやはりがっかりするもんです。
以前私がたとえたことがありましたが、悪い奴で厄介な人間でも、いなくなると一時は淋しいもんですが、あんなようなもんだってね。(笑声)
肛門から出る毒血は頭の毒血が多いから、出血すれば頭がよくなりますよ、
この辺の(後頭部の中央、やや上のほう)毒血が非常に多く出ますね。」
明主様御垂示 「胃癌と下腹膨満」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「胃癌と下腹膨満について・・・。胃癌と言われた四十七歳の男子、
当方にまいり御浄霊を続ける内、六日目になり胃痙攣を起しました。
それから胃の固まりが小さくなり、十二日目に御浄霊を致しておりますと掌に何か二度ばかり突上るような感じを受けました。
その後は大変宜しいのですが、ただ下腹が張っておりますが、仲々浄化致しません。いかがな訳で御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「胃癌などを浄霊すると必ず腹が膨れるもので、溶けたものが濃いので、溶けてお腹へ溜る。」
明主様御垂示 「眼球微動について」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「眼球微動について・・・、
四十二歳の男子、常時眼球が微動致します。
別に不快感はございませんのですが、御浄霊で治りましょうか。」
明主様御垂示
「治る。」
明主様御垂示 「吃音の原因」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「吃りの原因は霊的でしょうか、体的でしょうか。」
明主様御垂示
「両方あるが体的が多い。
舌を吊ってる筋を毒結が抑えている。
頭へ神経が行くのに暇がかかる。」
明主様御垂示 「発育不全、歩行せぬ子」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「七歳の男子、未だ口がきけません。耳は聞こえます。智慧は三、四歳位です。
発音は「おば、おば」と「かあ」とだけ言えます。
身体の発育は頭部は普通で、手足は少し短い位ですが、腰部と臀部は普通より小さいです。
大便は教えますが、小水は少しずつ出て、はっきりと排尿出来ません。
五歳位まで歩けなかったため、孫太郎虫(註 ヘビトンボの幼虫の俗称。黒焼きにして小児の疳(かん)の薬とした)を長く呑みましたせいか六歳位から歩けるようになりましたが、未だ下駄は履けません。
生後六十日位で肺炎を患い、その後も相当服薬致しました。
母親が教修を頂き、毎日当方へ御浄霊に連れて参ります。
最初首の周りが太く固かったのですが、十五日位御浄霊を続けましたら柔かくなりました。」
明主様御垂示
「自然に歩けぬようになったもので、薬毒で、発育不全である。
赤ン坊のうちに薬を沢山やると発育せぬ。
孫太郎虫などでよけいに発育がわるくなった。」
明主様御垂示 「元気で衰弱・下腹の褐色」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「私は入信前腹膜及び腎臓結核を患いましたが、一ケ月程前より腹膜にて床についており、時々腹部に激痛あり、
一日、三、四回の御浄霊により、回虫三匹下り、一時は重態でしたが、その後腹水も取れましたが、
腹部一帯は固く、臍より下方が褐色を呈し、手を下腹に当てるとプツプツと手に当ります。
まだ時々痛みがあり、虫のためのように思います。
元気ですが衰弱しており、食事は一日卵黄二個、水餅三、四切れ、野菜スープ等です。
下腹の褐色を呈するのはなぜでしょうか。
また、御浄霊はどう致すべきでしょうか。」
明主様御垂示
「褐色は薬毒である。未だ回虫がいる。」
明主様御垂示 「精神的浄化と肉体的浄化」 (昭和24年6月3日)
信者の質問
「御浄霊を致さずとも、精神的に苦しむ事によって必ず肉体的にも浄化は起きるものでしょうか。
また、自然浄化は全てその人の精神的浄化の現われと見て宜しいでしょうか。
それとも少しも精神的な浄化なくしても起るものでございましょうか。」
明主様御垂示
「精神的と霊的と違う。最初霊的に浄化が起り体的になる。精神的はその人の考え方である。」
明主様御垂示 「頭の高熱により頭が変調を来たすこともある」 (昭和24年6月6日)
信者の質問
「今年十一歳の男子ですが、二十年四月の空襲の際、火煙に取巻かれ、非常なおどろきの中を母の背におんぶしてその時は無事にすんだのですが、
直後発熱四十度に及び、その後次第に体に変調を来し、非常に物事におびえ、恐がるようになりました。
当時は発音も不能となり、だんだん体に及び坂道などは登る時はよいのですが下る事が出来ず、動作も非常におくれております。
現在では一日二回程恐怖に襲われ、その顔面は誠に異様です。
発音はありますが、言葉はほとんどわかりません。
右の理由と、御浄霊の方法を御教授御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「頭が非常に熱すると頭に変調を来す、そのためである。根気よくやってると治る。」
明主様御垂示 「薬毒による黒アザ」 (昭和24年6月6日)
信者の質問
「三十二歳の女子、半年程前より顔面の一部が痣のように黒くなり、
種々医療を加え、注射を続けるうち最近は全顔面に拡がり、悪くなるばかりです。
医療より不治と断定されました。本浄霊にて癒りましょうか。
また、何か霊的原因が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的原因ではない。痣のように黒くなったのは薬毒である。
医療や注射を加えたから余計に拡がった。
秀吉は世の中で恐いものを訊(き)かれた時馬鹿と答えた。
私にもし訊かれたら薬と答える。」
明主様御垂示 「白アザは治るか」 (昭和24年6月6日)
信者の質問
「白痣及び耳の後ろの瘤の原因並びに浄霊法を御教示願います。」
明主様御垂示
「白痣は治らぬ。何かの薬毒の固まったもので、膿の分は浄霊で治る。
押して痛まぬのは治り難い。年月がかかる。」
明主様御垂示 「浄化後の大疲労感」 (昭和24年6月6日)
信者の質問
「私は幼時に三回肺炎に罹りいずれも医療により治しました。
昭和二十一年三月入信致し、本年三月大先生(註 明主様のこと)に御面会直後に強度な肺炎御浄化を戴き、約二十日程で快復致しましたが、
その後浄霊をさせて戴く時、心身共に肉体労働以上の疲労感を覚えます。
(以前は何でもありませんでした)いかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「前に固めたものが今度溶けて来た。
浄化作用のためである。
悪いものでもなくなると疲労する。
中には人事不省になる者もある。」
明主様御垂示 「バセドー氏病について」 (昭和24年6月7日)
信者の質問
「TE(二十歳・女性)、十二、三歳の頃より胃腸が悪く、体も衰弱し、また、眼で五年程前から苦しみ、現在右の眼玉が飛出し、物を見る事が出来なくなりました。
何か霊的関係があるのでしょうか。また、浄霊法を御教示願います。」
明主様御垂示
「霊的関係はない。目だけである。
バセドー氏病で飛出す事もあり、毒が後から押して飛出すものもある。これは後者であろう。(中略)
胃腸は皆薬の中毒である。」
明主様御垂示 「胃癌について」 (昭和24年6月7日)
信者の質問
「私が浄霊を行なっている、兵庫県尼崎市、MS(五十五歳・男性)は胃癌で、医者は二年程の生命だと言われましたが、浄霊十回程で段々良くなりましたが、
酒をよく飲みたがり、甘い物を食べたがりますが、どうしたら宜敷いでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「胃癌といっても本当の癌ではない。」
明主様御垂示 「出切れぬ尿毒」 (昭和24年6月7日)
信者の質問
「私の子供K子(十二歳)が腎臓炎のため腫れ上り、
先生の浄霊にて治りましたが、最近空を眺めてはお星様が見えないと言っております。
顔色も悪く、また耳も遠いように思われます。いかなる原因かお伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「尿毒が出切れないで顔面から頭へ残っている。眼も悪い。」
明主様御垂示 「鎌鼬の原因」 (昭和24年6月7日)
信者の質問
「近所の老人(TK・七十五歳・女性)ですが、ある日庭で倒れました。
障害物は何もありませんのに切り傷が三寸程出来ました。
学校の教師が言われるのには鎌鼬にやられたのだそうです。
いかなる訳でしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「鎌鼬などはない。肉切れである。
血液が充実して、薬毒の固まっている時にある。
一種死んだような理屈である。
つまり肉切れのひどいのである。」
明主様御垂示 「妊娠腎と蛇の落下 (祖霊転生)」 (昭和24年6月7日)
信者の質問
「TS子(二十九歳)、去る五月中頃より全身が腫れ、大変苦しんでいましたが、
私が御浄霊をさせて戴きましたところ、一時は楽になりましたが、
また全身がはれ、苦痛甚だしく、横に寝る事も出来ず、昼夜座ったままです。
出産後二、三日寝ていましたら、頭の近くに天井より蛇が落ちて来ましたので、御浄霊をすると外に出ましたが、間もなくまたひさしの屋根裏から落ちて来ましたので驚いた事があります。
御浄霊は日夜致しておりますが、いかに致したらよいでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「妊娠腎は妊孕のため、後と前から毒が圧迫して、腎臓が圧縮され、全身的に尿がまわるのである。
蛇は祖霊である。子供が生れて喜んだか、生れた子供を見に来たか、蛇の先祖に関係あるものである。」
明主様御垂示 「秀才と脳炎」 (昭和24年6月8日)
信者の質問
「急性脳膜炎に罹る人は秀才が多いように思われますが、いかなる理由で御座いましょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「頭を使うから毒が寄ってくる。」
明主様御垂示 「吃りの原因」 (昭和24年6月8日)
信者の質問
「吃りの原因とその浄霊法を御教え下さい。」
明主様御垂示
「舌の神経に塊がある。」
明主様御垂示 「結核と下痢」 (昭和24年6月8日)
信者の質問
「私の弟(三十二歳)、十年程前より肺結核にて困っておりましたところ、
一昨年八月本教に入信し、昨年光明如来様もお迎えし浄霊を続けておりますが、
本年三、四月頃から毎日下痢が続いておりますが、大して食欲もなく、幾分微熱が続いております。
衰弱も大した事もなく、毎日仕事(事務)もしております。
今日迄朝夕二回浄霊致しておりますが宜敷いでしょうか。
毎日一回位が適当でしょうか。お伺い致します。」
明主様御垂示
「一回でも二回でも構わぬ。下痢によって治る。」
明主様御垂示 「医者の誤診 坐骨が離れているのではなく毒素による痛みのために足が使えない事例」 (昭和24年6月13日)
信者の質問
「二歳の女児、本年四月ごろより歩き出しましたが、左脚が跛行いたしますのでレントゲン写真をとりましたところ、坐骨が離れているとのことでした。御浄霊により治りましょうか。
なおその子の母方の叔父叔母も幼少のころより同様のことあり現在も少し跛行いたします。これは霊的に関連がありましょうか。」
明主様御垂示
「これは霊的じゃないでしょうね。坐骨が離れてるってのも間違いですよ。
これはね、左足のどっかに毒があるんですよ。
そのために足をつくと痛むから使わない、それで治らないんですよ。」
信者の質問
「レントゲン写真でもやはり坐骨が離れております。」
明主様御垂示
「そりゃあそうですよ。それはびっこを引くからですよ。
だから、坐骨が離れてるからびっこを引くんじゃなくて、びっこを引くから坐骨が離れるんです。(笑声)
こういうのは医者へ行くと小児麻痺なんて言われるんですよ。
この間も、生まれながら股が外れてて、股から膝まで密着して離れない子がいましたが、これなんかどうしたって膝と股が悪いようですがね。
ところが実際は足の裏に原因があるんです。
足をつくと痛いから足がつけない、それで膝も密着してしまって離れないんです。
私頼まれて足の裏をやったら股が離れるようになりましたがね。まったく妙なもんですよ。
びっこなんかも足の裏に原因のあることがありますよ。
足の指が下向きになっているのも足の裏の指の付け根の所に毒の固まりがあって、足をつくと痛いからびっこを引くんですよ。
こういうことは心得ておくべきですね。
だから、この人もきっと足の裏かもしれませんよ。
足がつけるようになればびっこも治りますよ。」
信者の質問
「足が非常に痩せて細くなっておりますが・・・」
明主様御垂示
「それは動かさないからですよ。動かさないから発育しないんで、そのために細いんです。歩くようになれば治りますよ。」
明主様御垂示 「脊椎カリエスの原因と痛み」 (昭和24年6月18日)
信者の質問
「他の信徒でNK(四十歳・女性)は四年前脊髄カリエスにて夫を亡くし、
前後して夫の姉と妹が同病に罹り、その後長男(二十一歳)も同病で悩んでおります。
また、父が長年病名不明でぶらぶらしております。いかなる因縁で御座いましょうか。
因みに同家では父の外家内五名が本年二月入信させて頂き、光明如来様、大光明様を御祭りさせて頂いております。」
明主様御垂示
「長年膿が出てなくなった。脊椎の下の方が痛い。
脊髄カリエスは祖先に非常に罪があり、前に説明したが、祖先に沢山ある罪が霊界で浄化され、その滓が子孫へ流れてくる。
頭から脊柱へ向って流れてくる。
カリエスの膿は人間の身体よりもっとある。四斗樽に一杯位も出るのがある。五、六ケ所から出ているのもある。
一人では間に合わず、幾人でも分担する。
医者にかからなければ死ぬような事はないが、脊髄は薬毒病になる。
カリエスは痛まぬものである。
痛むのがあるが、あれは薬毒である。」
明主様御垂示 「パラチフス後発音不自由 (氷冷の害)」 (昭和24年6月18日)
信者の質問
「私は昭和二十一年十月に入信させて頂きましたが、最近特に私の言葉の発音に対し痛切に悩んでおります。
実は十五歳の時パラチフスになりましてより舌が短かくなり、声は低く、引掛るようでもあり、早口で興奮し易く、
また緊張した時などは全く発音不可能であります。
しかし吃りではありません。今後いかに修行したらよろしいでしょうか。」
(註 パラチフス・・・パラチフスA菌によって起こる消化器系の感染症。感染症予防法の3類感染症の一。学校伝染病の一。症状は腸チフスに似るが比較的軽い。)
明主様御垂示
「パラチフスとは関係はない。
熱のある時に頭を冷したのが原因である。
パラチフスの毒が頭に固まったものである。
前頭部の中に舌を動かす筋があり、そこに塊がある。
頭を冷すんでない、冷凍法である。
脳溢血で冷凍法のため死ぬのが随分ある。
それにより貧血し、食欲不振で死ぬのがある。
人間の身体はどこを冷凍しても器能をいためるに定っている。」
明主様御垂示 「肩をもませる事の是非」 (昭和24年6月19日)
信者の質問
「光新聞特集号の中に、真に畏れ多い事で御座いますが、
大先生様(明主様のこと)が奉仕者に肩を御揉ませなさるとの御言葉が御座います。
それにつきまして信者から質問がありましたが、いかように答えたらよろしゅう御座いましょうか。」
明主様御垂示
「差支えない。未だ薬毒があるから、揉むと良い気持である。
按摩がいないし、按摩は強いから、揉みつけるとよけい強くなるから、普通に揉ます方が心地よい。
肉体があるから人間と同じ事である。」
明主様御垂示 「塵入った眼球手術して激痛・爛れる」 (昭和24年6月19日)
信者の質問
「私は去る五月二十四日、眼の中に芥が入ったので医者に掛りました。
眼玉に十五ケ所程傷も出来ている悪性のトラホームだから手術をせよと云われるので、すぐ手術を受けました。
それから痛くて耐えられなくなりました。
それから眼玉へ注射を六本程されました。
今度は頭が痛くなりました。
次に動脈へも注射をされました。
その間十三日を経過しましたが、痛みは増すばかりか、目玉がクシャクシャに爛れてしまいました。
それから医者をやめて御浄霊をお受けしました。
最初は眼玉がころがり出るような気がしました。
三日程御浄霊を受けましたら痛みは大変良くなりましたが、毎朝四時頃になると痛みます。
入信し、引き続き御浄霊を受けております。
全快は長引きましょうか。霊的関係はいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「霊的関係はない。医者で悪くしてもらった。薬の分量や性質で長短がある。」
明主様御垂示 「舌クビレ」 (昭和24年6月21日)
信者の質問
「舌が碁盤の目のように「クビレ」が出来ておりますが、別に痛みは致しません。
ただ気持が悪いので医者の診察を受けたところ、原因不明だそうです。
本人は何とか治るものならと一生懸命です。
いかなる原因によるものでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「(普通でない)薬毒であろうと思う。
舌の薬毒など、薬を飲むために薬が舌へ滲み込む。
(舌の腫物などそうである)(仁丹など勿論舌へ来る)
無薬息災である。薬を服まなければ早く治る。」
明主様御垂示 「発語不自由の子」 (昭和24年6月21日)
信者の質問
「現在八歳の子供、生後八ケ月頃より病気に罹り、片言が言える頃関節炎を患いました。
(祖母もその頃関節炎を患っていました)
なお、その時舌が青くなり、程なく癒りましたが、それ以来何一つ満足に言葉が言えません。
体質はとても元気で、気もよく付くので御座いますが、何か霊的で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「やはりそ時の医者の療法を知らぬと具合が悪い。
注射をしたとすれば、注射の薬毒が舌へ来たとか霊的という事もある。
霊的ならそんな事なく、ただ口がきけなくなるだけであるから薬毒で、舌に固まっている。」
明主様御垂示 「胆嚢手術」 (昭和24年6月22日)
信者の質問
「六年前胆嚢を手術し、それ以後、御茶を飲むと激痛が起り、
また、食事も普通の御飯や御粥は通らず、一層固いオコワやイカの煮たのを気ままに噛んで食せば通るので御座います。
食後、水も通らず、三時間後には水なら飲めるので御座いますがお茶は飲めません。何か意味が御座いましょうか。」
明主様御垂示
「これは無論手術のためである。
胆嚢は胆汁を輸胆管から胃へ注いでいる。
そして胆汁で消化を助けるのであるが、それが胃へ入るのが少なくなったためであろうという事は考えられる。
手術などすると何か故障がある。」
明主様御垂示 「循環律について」 (昭和24年6月23日)
信者の質問
「果実類は隔年に実りが多いように見受けられますが、なんの関係でございましょうか。」
明主様御垂示
「これは果実に限りませんね。
一つの循環律ですよ。だからこれは造物主に聞かねば判りませんね。
すべて一代おきとか、一日おきとかですからね。
ハンセン病なんかでも子供はハンセン病にならずに孫がなるんです。」
信者の質問
「その場合は浄化未発生のまま、毒素が孫にゆくのでしょうか。」
明主様御垂示
「そうなんですね。
だから、子供も親に似るよりも祖父に似ることが多いんですよ。
果実では柿なんか殊にそうですね。
それからまた、病気でも一日おきによくなったり悪くなったりするんですがこれもやはり循環律ですね。」
明主様御垂示 「中風と痙攣」 (昭和24年6月23日)
信者の質問
「六十二歳の女、以前脳溢血をやり以後睡眠中以外は全身微痙攣(けいれん)が持続し、口および両手は特にひどいのですが、これはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「中風になると痙攣がよくあるんです。
私の知っているので一番大きかったのはこのくらい痙攣してましたよ(約十センチメートル幅くらい)。
中風で一番重いのは痙攣ですね。
その次は手を握ったままで胸へ持ってきたっきりの状態、その次は少し腕が胸から離れて、手は親指を握りしめている状態、
その次は腕はたいしたことなく掌も開けるが、指先だけ曲がっている状態、まあだいたいこのくらいですね。
ですからこの人はだいぶ重いんですね。
以前、私が扱った人で、ちょうど物をとり込んでいるような格好をしてたんで、私言ってやったんですよ、「あんた、あんまり欲張ってるからだ」ってね。(笑声)」
明主様御垂示 「冷えると排尿量の増加する理由」 (昭和24年6月23日)
信者の質問
「冷えると排尿量の増加いたしますのはいかなるわけでしょうか。」
明主様御垂示
「これはあたりまえですね。
人間は火ですからいつも皮膚から水分を出してますが、それの濃いのが汗なんです。
ところが寒いとそれが少ないんです。
ちょうど、熱いと水蒸気になり、冷えると水になるのと同じで、寒いときは皮膚から出る水分が小便になって出るんです。」
明主様御垂示 「猫眼と生命」 (昭和24年6月23日)
信者の質問
「会員TY(京都・眼鏡業・男性)三男T、三月二十日頃最初脱腸にて御浄霊を頂きましたところ、二、三日後ふと眼球の光っているのに気がつきました。
医師の診察を受けました所、珍しい眼病、一名猫目という左眼球内三分の二は腫物にて充満、ために失明と診察、方法これなく、
そのままにしておけば眼神経を通り右眼をも犯す故、
ついには一命にかかわる、直ぐに左眼を取出し去る手術を要するとの診断を受けましたので、
医術をはなれ御浄霊を受け、教修も授かり、朝夕御浄霊を致しましたところ、
一ケ月後左眼充血し、その内に激痛が引き続き、二十日程して充血も痛みも次第に薄らぎつつある時、
六月十五日頃より顔、体一面に水疱瘡様のものが出来て参りました。
(この子の祖父母とも左眼失明〈祖母存命〉致しました)
眼病中一番きつい一命にかかわる大病との事ですが、御救いいただけましょうか。御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「(出鱈目である。)眼で生命をなくす事は絶対ない。
それがもし本当なら盲は全部死ななくてはならぬ。
どういう根拠があって言うのか不可解だ。
実に怪しからん。(大いに結構である)
頭の毒(膿)が眼球へ集って出るので眼へ一時固まる。
薬で固まるので、反対の眼へ来る。
それで両眼失明する事になる。
順調に治りつつある。
(皮膚からも出ようとしている)」
明主様御垂示 「弾丸の毒」 (昭和24年6月23日)
信者の質問
「私は戦争中外地に四年程おりまして、終戦三ケ月前に左側頸部、右肩胛下部貫通銃創を受けたものであります。
病院生活四ケ月、その間負傷直後注射一本を打ったのみ、その後の療法は物理療法(マッサージ)、温泉療法約二ケ月程行ない、
その後は軽い労働のかたわら種々の民間療法を行ない、
昨年八月より本浄霊法をいただいておりますが、
弾丸の入り口と左肩及び肩胛部と左腕の痛みは負傷当時と余り変化がありませんが、本浄霊法で快癒致すで御座いましょうか。
なお、現在では労働以外の仕事には差支えありません。
その痛みは、苦しいような、焼けるような、痺れるような痛みです。何卒御教示の程御願い致します。」
明主様御垂示
「弾丸の毒が残っている。
鉛の毒で薬毒と違うが、薬毒より強い。
すっかり治る。霊の強い人でないと治りが悪い。」
明主様御垂示 「幼時の軟頭」 (昭和24年6月25日)
信者の質問
「幼時、頭のテッペンがぴくぴくするものですが、いかなる意味で御座居ましょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「頭において固まって行くものである。
(頭が固まっていないので、空気が入って段々固まって行くので、心配ない)」
明主様御垂示 「疥癬の原因」 (昭和24年6月25日)
信者の質問
「医者の言によれば、栄養失調患者に疥癬が出ると云われます。いかなる訳で御座いましょうか。御教示を御願い致します。」
明主様御垂示
「全然違う。疥癬とは天然痘の毒素である。
天然痘の毒素即ち然毒の出るのを種痘で止める。
然毒は止めても無くなるものでない。防ぎきりにはならぬ。種痘で止められているから、勢いがなくなり、チビチビ出るのである。
故に、天然痘は急性であり、疥癬は慢性天然痘と思えばよい。」
明主様御垂示 「原爆による聾耳」 (昭和24年6月26日)
信者の質問
「広島県安浦町のHK(三十六歳・男性)は戦争中広島工兵第七部隊に在隊中、昭和二十年八月六日の原子爆弾投下の節、
五寸角位の柱にもたれていた時、後方よりその光を受けましたので、柱の陰になっていた部分は免れましたが、
左右は火傷を受け、その上、耳が聞こえなくなりました。
火傷は薬にて治りましたが、耳はどこの医者に診察を受けても、鼓膜は破れていないが、医療では施す術がないと言われ、現在に至りました。
但し、近距離ならば汽車の汽笛位は聞こえるそうです。
私の見ましたところでは耳の下に固結はありません。
治療の見込みが御座いますでしょうか。
治療するとすれば、浄霊法を御教示御願い申し上げます。
(その人の妻は二ケ月以前入信して浄霊をさせて頂いております)」
明主様御垂示
「一時的のものであるから治る。
例えば、学者は投下市の農作物は七十年間とれぬ、と言ったが、今ドンドンとれているにみて分る。
耳の奥に原因あり、霊射すれば治る。
医者が変な事をせねば治る。
中毒等すべて一時的のもので、放置し、浄霊すればよけい治る。
それを薬を入れたりなどするから治らなくなる。」
明主様御垂示 「掻 爬」 (昭和24年6月27日)
信者の質問
「私は昭和二十二年十月頃妊娠三ケ月位で微熱が出て身体の調子が悪く、
医師の勧めにより子宮掻爬を三回致しましたがよくならず、結局御浄霊で私のみ救われました。
子供の霊をなぐさめたいと思いますが、どう致したらよろしいでしょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「子宮掻爬は絶対にせぬ方がよい。何にもならぬ。
歯糞を除るようなもので、一日か二日は綺麗だが、一たん掻爬してもすぐ元通りになる。
二日か三日掃除するだけである。」
明主様御垂示 「禿移動」 (昭和24年6月27日)
信者の質問
「私は五年前より頭に親指の頭程の禿が出来、ある時は無くなり、また、時には移動したりして気になっております。
原因と御浄霊法とを御教示をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「薬毒が頭へ寄るのである。」
明主様御垂示 「喉頭結核について」 (昭和24年6月28日)
信者の質問
「私の母(四十六歳)が二週間程前より舌の奥(喉仏と称しています)に小豆大の疣のような物が出来、
呼吸困難なため本人は咽喉結核のように思い込み、助からぬと申しております。
いかがなものでしょうか。御教示願います。」
明主様御垂示
「浄霊すれば必ず治る。
治らぬとしたら霊が通らぬのである。
これは腫れであるから簡単に治る。
喉頭結核は少しずつ悪くなるものである。
結核ならば古くやっている教導師に頼む。」
明主様御垂示 「固まった関節リュウマチ」 (昭和24年6月28日)
信者の質問
「五十歳の女(信徒)が八年前より関節リュウマチを患い、最近十回程御浄霊させて頂きましたがはっきり致しません。原因と御浄霊法を御教示下さい。」
明主様御垂示
「これは固まっている。八年位ならコチコチになっている。
浄霊しても溶け出すのに手間が掛る。気長にやればきっとよくなる。
押して痛い所がある。」
明主様御垂示 「神経痛の病原個所」 (昭和24年6月28日)
信者の質問
「私の母は児玉家の長女に生れ、男は家を継いだ長男一人で、途中盲になり、現在はその子供で二十五歳になる長男がありますが、
祖先の霊を御祭り致しませんので、鈴木家に嫁いだ母が一緒に御祭りしておりますが、どうでしょうか。
また、母は長い間神経痛で悩んでおり、御浄霊により快方に向っていますが、祖先の御祭りが右のようなので、それと何か霊的関係があるでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「神経痛は霊的関係はない。原因は薬毒である。
治らぬとすれば霊力が弱い。霊が通るようにする。病原は割合い深い所にある。
縁がなくとも祭れば、霊は喜ぶ。」
明主様御垂示 「中風と赤ら顔・縮れ毛」 (昭和24年6月29日)
信者の質問
「本年五十四歳の男子、去年十月頃より中風状態になり、
現在左手首が痛み、左手は堅く握っているような状態で御座居ます。
また、左足も不自由で歩行困難で御座います。
顔は一見赤ら顔で、頭髪は縮れ、猿のように見えます。
いかなるわけで御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「普通の中風症状である。
中風の人は赤ら顔が多い。
頭の毒素は毛に影響する。」
明主様御垂示 「執拗な背の熱さ」 (昭和24年6月29日)
信者の質問
「六十三歳男子、十年前より胃腸病にて、腹痛の際服薬した程度でしたが、
三年前より年中背中が熱くなり、医師は病名不明です。
お浄霊は十日間位致しました。依然背中の灼熱感は去りません。原因をお教え下さい。」
明主様御垂示
「背中の薬毒の浄化熱である。薬毒は殆ど背中にある。」
明主様御垂示 「あがり症」 (昭和24年7月1日発行)
信者の質問
「口頭試問または壇上などに立ったとき、顔色が変わり心臓の鼓動が早くなるのはいかなるわけでございましょうか。」
明主様御垂示
「最初はだれでもそうです、馴れればなんともなくなります。」
明主様御垂示 「シラクモ、フケは親の薬毒」 (昭和24年7月1日発行)
信者の質問
「しらくも」は霊的なものでございましょうか、また御浄霊により治るものでございましょうか。」
明主様御垂示
「体的なもので、分泌物が固まってできたものです。
フケも分泌物で、親の薬毒でしょう。浄霊により治ります。」
明主様御垂示 「八重歯の防止策」 (昭和24年7月1日発行)
信者の質問
「歯の生え代わるとき、前の歯が抜けないで、八重歯ができたとき、そのままにしておきますと口の格好が悪くなりますが、御浄霊により古い歯が抜けるでございましょうか。
明主様御垂示
「少し出かかりに浄霊をすればよろしい。
出てしまった後は歯医者に抜いてもらいなさい。」
明主様御垂示 「貝の中毒」 (昭和24年7月1日発行)
信者の質問
「遠州の新居町で発生した中毒で、アサリ貝およびカキ貝を食べると中毒を起すそうでございます。
その貝も養殖でなく、天然のものだそうでございます。
貝を食べますと中毒発生し、七転八倒の苦しみをなし、発狂状態となるのでございます。
発狂状態になるや、長きは二時間くらい、短きは一時間くらいにて腹が張り、歯ぐきから出血し、死に至るそうでございます。
右はいかなる原因によるのでございましょうか。」
明主様御垂示
「中毒でしょう、食物の一部の肉に毒を発生するからです。
御守護があるとこういうものを食べないし、また食べたくなくなります。」