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大和証券 ベテラン社員の意欲向上へ新人事制度導入3月30日 5時12分
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ベテラン社員の意欲の向上につなげようと、証券大手の大和証券グループは45歳以上の社員を対象に業務に役立つ資格の取得など、一定の基準を満たせば50代半ば以降の月々の給与を最大で30%引き上げる新たな人事制度を導入することになりました。
会社側によりますと、大和証券グループは新年度から45歳以上の社員を対象に一定の基準を満たせば将来、賃金を引き上げる新たな人事制度を導入します。具体的にはファイナンシャルプランナーなど業務に役立つ資格の取得をはじめ、相続サービスなどに関する社内研修の受講状況に応じて社員にポイントを与え、ポイントが一定の水準に達した場合、50代半ば以降の月々の給与を10%から30%引き上げるとしています。
今の制度では役員や部長に昇格するなどしなければ50代半ば以降、全体として賃金は低下していくということで、会社側は新たな制度の導入で業務の中核を担うベテラン社員の意欲を高め、業績の向上につなげるねらいです。
企業の人事制度を巡っては、トヨタ自動車も生産現場のリーダーのベテラン従業員を対象に人材育成に報いる新たな手当を出す方針を明らかにしており、定年の延長や再雇用により働く期間が延びるなか、ベテラン層の意欲を高める取り組みが増えそうです。
今の制度では役員や部長に昇格するなどしなければ50代半ば以降、全体として賃金は低下していくということで、会社側は新たな制度の導入で業務の中核を担うベテラン社員の意欲を高め、業績の向上につなげるねらいです。
企業の人事制度を巡っては、トヨタ自動車も生産現場のリーダーのベテラン従業員を対象に人材育成に報いる新たな手当を出す方針を明らかにしており、定年の延長や再雇用により働く期間が延びるなか、ベテラン層の意欲を高める取り組みが増えそうです。