医学断片集 (明主様御垂示 1)


明主様御垂示 「予防注射を避けるには」 (昭和23年)

信者の質問
「予防注射を強制さるる場合、最も適切なる処置について御垂示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「どうしても嫌と思ったら、心臓が悪い、注射すると痙攣が起るというとしない。

それを請合う確信がないのである。

どうしても避けられぬ時は、すぐにお浄めを受ければよい。

予防注射は軽いものである。

もし害をするとすれば、足へおデキが出来る位のものである。」




明主様御垂示 「脳膜炎より発話障害」 (昭和23年)

信者の質問
「五歳の女児、唖者で御座います。

生後五ケ月で脳膜炎にかかり、注射と氷枕で治療を致しました。

記憶力もあり、利口そうに見え、五音ぐらいの音を発しますが、舌がつれるようです。

浄霊五回目で耳から汁が出るようになり、後頭部も初めは冷たくなっておりましたが、ただ今は少々熱があるようになりました。

これは霊的でしょうか、体的の病で御座いましょうか。」


明主様御垂示
「体的である。脳膜炎を固めたものである。治る。

気長に浄霊する。耳からの排液は非常によい。

冷すのは、氷の温度は零度または零度以下である。」




明主様御垂示 「日本脳炎の死因と脊髄脳炎」 (昭和23年)

信者の質問
「日本脳炎について・・・」


明主様御垂示
「日本脳炎は眠っているから食物を全然食わない。

物を食わず熱が高いから衰弱して死ぬのである。

秋に発病するのは、日射が弱いから毒膿が日本脳炎の個所まで昇らず、脊髄の個所で止まる。

これが脊髄脳炎である。」




明主様御垂示 「視力神経腺衰弱」 (昭和23年)

信者の質問
「私は三年前失明し「視力神経腺衰弱」という病名を付けられ、主要手当としてペニシリン十五万単位五本うちました。

現在電灯が見える位ですが、御浄化の過程はいかがなもので御座居ましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「段々見えないなら底翳である。

青底翳は眼底に青い膿が固まる。

眼などはお浄め(註 浄霊の当時の名称)してみて幾分でも見えれば治る訳である。」




明主様御垂示 「眼病と眼薬」 (昭和23年)

「若い頃、眼薬点(さ)したのは薬毒が眼から出る。

霊的のものでない。目脂や涙など出れば必ず治る。

悲しくもないのに涙の出るのは目薬を点した人である。

灰はいけない。」




明主様御垂示 「麻痺性薬毒」 (昭和23年)

信者の質問
「昭和二十年十二月心臓を病み、二十三年四月浄霊を頂いてから大変よくなりましたが、

ただ今では顔面、胸の周囲、及び足に麻痺があります。どうすればよいでしょうか。」


明主様御垂示
「薬毒が外部へ出て来たのである。

薬によって麻痺は非常に出るもので、長いのは十年も二十年も出る。

放置しても治るが、浄霊すれば早く治る。」




明主様御垂示 「排膿多し」 (昭和23年)

「身体に膿があり、出たので、結構である。出るだけ出ると健康になる。」




明主様御垂示 「睡眠時の開瞼」 (昭和23年)

信者の質問
「夢と寝言と眠っていて瞼の開いている事との霊的関連について、右、御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「眼を開けて寝るのは差支えない。」




明主様御垂示 「ハンセン病菌」 (昭和23年)

「ハンセン病菌は元は薬であるから、何代と続けばハンセン病の毒になる。浄霊で治る。」




明主様御垂示 「寄生虫と毒素の関係 (回虫の複数性)」 (昭和23年)

信者の質問
「回虫などの寄生虫と毒素との関係・・・」


明主様御垂示
「これは関係がある。

虫が湧いたり育ったりするのは毒があるからで、回虫はその毒を食って生きてるのである。

浄霊をすれば早く出る。

回虫は殆ど二匹いるもので、これは夫婦である。

中には五、六匹いるのもあるが、これは病気である。」




明主様御垂示 「脱臼か否かの判断法」 (昭和23年2月28日)

信者の質問
「満一カ年の嬰児、左足が五分くらい短く脱臼らしいのですが・・・」


明主様御垂示
「ブラブラしていないなら脱臼ではない、治るさ。」




明主様御垂示 「肋膜の浄化とカリエスの違い」 (昭和23年2月28日)

信者の質問
「十二歳の青年、以前肋膜をやり全快しましたが、

最近腰が痛み、医師はカリエスだと言い腰に穴をあけ膿を出しております。

私はカリエスではなく、肋膜のときの残った毒が出てくるのだと思いますが・・・」


明主様御垂示
「医者よりあんたの診断のほうが合ってます。

肋膜の浄化ですよ。食欲が少ないといけない。」




明主様御垂示 「頭を上げられない病気」 (昭和23年2月28日)

信者の質問
「十六歳の女の子、頭を下げたきりで上げられず、

しばらく医者へ行っておりましたがかえって悪くなり、

今月二日より御治療しましたところ一回ずつよくなってます。

神様の御恩を忘れたからだと本人は申しております。」


明主様御垂示
「そんなのは医者にかかってては死んでしまう。

気が小さい人ですね。なにか霊が憑いている。」




明主様御垂示 「後頭部の毒血は痔で出る」 (昭和23年3月8日)

(二、三の人々それぞれ御浄化をいただいたことを御報告)

「後頭部の毒血はふつう痔で出ますよ。だいぶ浄化が強くなりましたね。」




明主様御垂示 「胃癌は食欲がなければ見込みがない」 (昭和23年5月8日)

「胃癌は食欲がなければ見込みがない。霊界で救われるようにしてあげなさい。」




明主様御垂示 「回虫の体内における移動箇所」 (昭和23年5月26日)

「回虫は心窩部、心臓、腹を往来している。

五、六匹となると激痛あり。

根気よくお浄め(註 浄霊のこと)をする。」




明主様御垂示 「腎臓結核、血尿」 (昭和23年7月13日)

信者の質問
「二十歳の女子、排尿多量のため医師の診断を受けましたところ、

膀胱より機械を以て探りを行いました結果両腎臓結核と断定され、

以後四十度前後の熱が持続され今日に至っております。

(この間六十日)御浄霊は二十日程致しております。

現在血尿を少量ずつ寝る暇もない程排泄されております。御守護御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「尿意頻繁は・・・。

膀胱結核から尿道に影響している。

腎臓の周りに固まっている。

それが溶けて腎臓へ滲透する。

血尿は、尿道の出口等の粘膜が柔くなっており、それが少し切れるためである。

段々治る。小便濃い・・・。」




明主様御垂示 「浄霊してもタン、鼻汁の出ない患者」 (昭和23年7月13日)

信者の質問
「幾ら御浄霊しても痰も鼻汁も出て来ないのはいかなる訳でしょう。

その人に相当深い曇りがあるためで御座いましょうか。

また、この曇りを解消するのにはいかなる方法を取るべきでしょうか。」


明主様御垂示
「強く固まっている。浄霊をし、大いに運動すればよい。」




明主様御垂示 「原子病の治癒」 (昭和23年7月13日)

信者の質問
「永井博士で有名になった原子病は御浄霊で治りましょうか。」


明主様御垂示
「治る。

一時的の衝撃であるから生命ある限り必ず治る。

永井氏など何にもせずにいたら治っていたかもしれぬ。」




明主様御垂示 「曇りと黴菌の種類」 (昭和23年7月13日)

信者の質問
「霊の曇りが肉体に反映して病気が発生すると御伺いしておりますが、

現代医学において赤痢、コレラ、チフス、梅毒、結核等分類せられているごとく霊の曇りにもこのように分類せられているものでしょうか。」


明主様御垂示
「勿論そうである。

いろんな種類の毒素により黴菌も種類がある。

それに適当した黴菌が働く。

黴菌は人間の血液の毒素を食って繁殖している。」




明主様御垂示 「紫茶色のしみ」 (昭和23年7月18日)

信者の質問
「私の叔父、三年前より地獄の印という一銭銅貨くらいの紫茶色のしみがたくさん出ました・・・」


明主様御垂示
「血の中に毒が混って出てくるのと、また怨みの霊のためとある。腰から下なら霊的ですね。」




明主様御垂示 「寄生虫は体内の毒素を食べて生きている」 (昭和23年7月28日)

信者の質問
「回虫などの寄生虫と毒素との関係はいかがでしょうか。」

明主様御垂示
「虫なんか湧くのは体内に毒素があるからで、虫はその毒素を食って生きているのです。

虫がいるからって心配はありませんよ、御浄め(註 浄霊のこと)すれば早く出ます。」


信者の質問
「虫が体内の毒を食えばそれだけ毒は減ることと思われますが。」

明主様御垂示
「回虫はしかし毒をそんなにたんとは食べないから駄目です。

ふつう回虫は二匹いる。

五匹も六匹もいると病気として扱うのです。

そしてその二匹はたいてい夫婦です。

だから一匹出ると必ずまた一匹出てくる。」




明主様御垂示 「日本脳炎」 (昭和23年8月8日)

信者の質問
「近ごろだいぶ流行しております日本脳炎の原因はなんでございましょうか。」


明主様御垂示
「日本脳炎はなんでもないのです。

蚊が媒介するなんてでたらめです。

夏炎天下に頭をさらすからです。まあこれも今月いっぱいですね。

世間では濾過性の黴菌というが、黴菌なんかない。

濾過性というのは黴菌のないことです。

だいたい毒素が後頭部に集まり、それが小脳に入るので眠くなる。

小脳に入らぬときは脊椎脳炎でこれのほうが治りが悪い。

日本脳炎のときは三十分ごとに一日十回でも十五回でもやったほうがよい。

しばらくすると目と鼻から血膿が出る。

早くて三日まあ四、五日で治ります。

ちょっとでも御浄めして目脂や鼻汁が出ればもう恢復期です。」




明主様御垂示 「肺病とその他の病気の違い」 (昭和23年8月8日)

信者の質問
「肺結核患者を御浄めしても治らぬ人の多いのは私の「御力」がまだ弱いからであり、よく治らぬ間は私の信仰心が薄いと判断してもよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「結核患者はともかく薬毒が多い。

ところで医学のほうは固める方法ですが、こちらは溶かすのであってそこにたいへんな違いがある。

従って医学のほうで治してもしばらくすると浄化を起して再発する。

御浄めのほうは溶かして出すんだからやってるうちに咳や痰が出る。

で衰弱を増すことになる。これが非常に難しいのです。

一番いい方法は、ごく徐々にすることです。

一週一回か二回するくらいがよい。

ところが早く治そうとしてよけいすると早く溶けすぎて、その結果食欲が減り病気がよくなっても、体がまいってしまうことが多い。

またごく衰弱したのは引きうけないことです。

それほど衰弱していない病人なら御浄めはあまりしないで、信仰に重点をおいて信仰に入るようにすることです。

ただしこれは肺病の場合だけであって、他の病気はそうではない。

肺病以外の病気はできるだけ御浄めしたほうがよい。」




明主様御垂示 「日本脳炎の予防」 (昭和23年8月12日)

信者の質問
「日本脳炎について御伺い致します。また医学にては蚊の媒介と云いますが、

蚊の少い都会に多く、蚊の多い農村に殆どありませんが、この浄化についてお伺い致します。」


明主様御垂示
「蚊の媒介ではない。

脳炎の予防は帽子を被るのが一番いい。

また、北海道には脳炎がないのも寒冷地であるからである。

濾過性(註 濾過性黴菌、ウィルスのこと)というのは、空財布の事を無銭性財布というようなものである。」




明主様御垂示 「ハンセン病の発見と治癒」 (昭和23年8月17日)

信者の質問
「天刑病の早期発見法、及び表面化したる場合、信仰いかんにより絶対全治が出来ましょうか。」


明主様御垂示
「ハンセン病は治る。早期発見法は難しい。

人によって前兆はある。

眉毛が抜けるとか陰毛が薄くなる、頭の毛が薄くなる等の事はある。

しかし全部治るとは言えぬ。

軽いのは殆ど治るが、信仰でも治らぬのがある。

一代おきのものである。」




明主様御垂示 「肺結核の空洞」 (昭和23年8月28日)

信者の質問
「肺結核の空洞とはどんな原因でできるのでしょうか。」


明主様御垂示
「空洞というが私は合点が行かない。

私は医者ではないし解剖してみたくもないからはっきりしたことは言えないが、おそらく毒の固まりだと見ている。

肺病で死んだ体を解剖するとき、毒素が収縮して固まり空洞になるのでしょう。・・・

肺結核の場合体中どこからでも痰や咳が出る。

殊に頭と股です。

以前股だけやって肺病が治ったことがあります。

これは体のあらゆる部分の毒は溶けるといったん肺に入り痰になって外へ出るからで、肺はちょうどゴミダメのようなものです。

医者はこんなことが判らないのです。

肺結核なんかみんな医者が製造するのです。

だから大病院の近くは死亡率が高いですね。

なんだって物が停滞していてそこに湿気と温度があれば黴菌は湧くんです。

だから肺病はまったく自家発生です。」




明主様御垂示 「結核の空洞」 (昭和23年8月28日)

信者の質問
「肺結核が進行すると肺内に空洞が出来るそうですが、なぜでしょうか。」


明主様御垂示
「空洞・・・私は合点ゆかぬ。解剖した事がないからはっきり言えぬ。

気胸は肋膜へ空気を入れる、すると空洞の所が圧迫される。空洞は毒の塊とみている。

解剖する時は毒の塊は死ぬと共に消滅するものと思う。

何となればお浄めによって治るから空洞はない訳である。

毒が圧迫して肺胞を押している。

それを、毒が除れると空洞となる。

人間の身体は咳痰が出る。咳は頭が多い。

あらゆる毒が痰になる場合必ず肺へ一旦行く。肺に痰があると・・・肺の中に痰がある。

レントゲン等で見ると黒いものが見える。これは何か固形物がある。

これは知っておかなくてはならぬ事である。

その他腎臓に咳の原因がある事があり、これを除るとやはり肺に痰が行き、出る。

大病院のある所、肺とか死亡が多い。医者が製造する。」




明主様御垂示 「喀血と菜食」 (昭和23年10月2日)

信者の質問
「十日位喀血が続いている患者、日に二回の御浄霊を致しておりますが、回数が多過ぎはしないでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「血痰が出るうちは菜食する事でよい。

血痰の出るのは反って成績がよい。」




明主様御垂示 「血 疣 (いぼ)」 (昭和23年10月2日)

信者の質問
「生後四ケ月頃より頭部に血疣が出来、現在八ケ月になりますが、指頭大になりましたが

医師は手術をすすめませんが、御浄霊で快癒するものでございましょうか。

また、血疣の発生原因を御指示願います。」


明主様御垂示
「大きくなって、割れ目が出来て、血膿が出て治る。」




明主様御垂示 「日本のレプラ患者」 (昭和23年10月13日)

信者の質問
「レプラ患者(ハンセン病患者)が各国に比し日本が一番多い原因・・・」


明主様御垂示
「日本はハンセン病を扱う施設が後れたためで、外国に少いのは死に絶えるためである。

レプラ患者は普通の人間と結婚せねば殖えない。

レプラ患者ばかりになると段々減って行く。」




明主様御垂示 「カマイタチの原因」 (昭和23年10月18日)

信者の質問
「鎌鼬(かまいたち)の原因」


明主様御垂示
「鎌鼬というのはないのです。

ただ皮膚が亀裂するのです。

脂肪や血液が足りぬとき、そこが自然に切れるのです。・・・」




明主様御垂示 「結核菌は感染しない」 (昭和23年10月18日)

信者の質問
「結核菌が毒の多い人の体に入っても感染しないでしょうか、また小児結核は・・・」


明主様御垂示
「絶対感染しません。

前に私は菌をなめてみたことがあったが大丈夫でした。

湧くんですよ、痰が古くなるとね。

だから結核患者とキスしても大丈夫ですよ。

結核菌は空気伝染するくらいだから弱いんです。

またこれには掃除の役目はないのです。

これはパスツールが伝染の理論を発表してから自然発生の説がすたれたのですが、パスツールのほうが間違いです。

コペルニクスの地動説だってそうで、昔キリスト教時代の天動説のほうが合っているのです。

小児結核も一医者がいうだけで医者が作ったのです。

結核なんて病気はないのですよ。」




明主様御垂示 「結核菌」 (昭和23年10月18日)

信者の質問
「一、結核菌が毒素の多い人体に入った場合でも誘発はしないものでしょうか。

二、また、小児結核等はいかに考えさせて頂いたら宜しいでしょうか。

右、御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「結核菌が入っても伝染しない。

(私など菌をなめても伝染しない。)

痰が古くなって湧く。

黴菌というものは極く弱いものである。

医学は痰を古くする。人造病である。

(年頃で治らない病気は皆結核という)」




明主様御垂示 「胃病と口端の腫出物」 (昭和23年10月19日)

信者の質問
「胃の浄化の時、口の端に腫出物などの出来ますのはいかなるわけで御座居ますか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「胃とは関係ない。口辺の腫物は大抵口中の粘膜より薬が滲み込むので、胃が悪いからでない。」




明主様御垂示 「上向きに寝ると背隆起感あり」 (昭和23年10月19日)

信者の質問
「上向きに寝ますと背中の隆起を感ずる(夜中に限り)のですが、いかなるわけで御座いますか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「毒が背中に溜っているので、上向きに寝ると毒が垂れるため隆起を感ずるのである。」




明主様御垂示 「肋膜で気胸・御浄霊で変化なし」 (昭和23年10月22日)

食欲がない場合の対処

信者の質問
「肋膜で一年程前気胸療法を多く致し、二ケ月前より御浄霊を毎日致しておりますが大した変化もありません。

現在は働くと疲労を感ずる程度で御座居ます。全治致しましょうか。」


明主様御垂示
「あまりよく固めたためである。

身体中の毒は溶けると一瞬にどこへでもゆき、すぐに固まる。

(毒は固まる性質がある)

これは死体を解剖しても分らぬ。

毒は液体にして出すために熱で柔かくする。

それを咳で出すという順序である。

それをレントゲン等で肺と医診する。

黴菌は肺中で繁殖し身体を弱らすと言う。

医師は肺を治すと言わず固めると言う。

それには一番いい方法は肺胞の活動を止める事でこれが気胸である。

肺膜の間へ空気を入れる。

肋膜癒着などというが、空気は入らぬ。

それを肋膜で気胸すると言うのは偽りでやはり肺である。

よく固まっているから浄霊しても変化は来ぬ。

固まり方と、その人の体力である。

飲んだ薬は皆胃へ還元する。

食欲のない時我慢して食うのは極くわるい。

食欲起らねば半日でも一日でも食わなければよい。」




明主様御垂示 「腹 膜 (水を欲する事)」 (昭和23年10月23日)

信者の質問
「腹膜炎の患者、咽喉が渇き非常に水を欲しますが、与えてもよろしいでしょうか。また、これはいかなる原因でしょうか。」


明主様御垂示
「腎臓が圧迫され、尿毒が溢れ溜って腹が大きくなり、水分を欲しがる。それがまた溜る。」




明主様御垂示 「医学が肺結核を作る」 (昭和23年10月25日)

信者の質問
「蓄膿症で浄霊により良い方に向っておりますが、医師は癌になるから今手術せよと申し、本人は迷っております。浄霊で治って行く状態をお教え下さい。

また、手術した場合いかなりましょうか、あわせて御教示下さい。」


明主様御垂示
「手術するとまた元通りになり、先より余計溜る。

頬癌というのがある。

今迄たった一人あったが治った。

もし医学がなければ肺結核はなくなる。

結核は医学が作る。身体中の毒は一旦肺へ行く。

それを柔かく溶かし、水のようにする。

そしてそれを痰にして排出する。

その時ラ音(註 ラッセル音)があると肺浸潤という。

そして咳など止める。古くなると痰へ微生物が湧く。これが結核菌である。

肺など決して悪くなるものでない。」




明主様御垂示 「肋骨カリエス手術後の浄化」 (昭和23年10月25日)

信者の質問
「本年四十四歳の女子、三年程前に肋骨カリエスにて手術後、浄霊にて殆ど快復致しました。

しかるに本年十月初旬に至り発熱するや現在に至るも下熱せず、咳嗽、喀痰激しく、幾分衰弱し、肺浸潤との診断を受けました。右は霊的の原因が在るでしょうか。」


明主様御垂示
「急所を見付けると早く治る。

前の毒が残っていたのが溶け出した。

いくらか衰弱はするが、肺浸潤位結構なものはない。」




明主様御垂示 「腸チフスの熱」 (昭和23年10月25日)

信者の質問
「発熱浄化の場合について、心臓の鼓動によって熱を吸収すると申しますが、

一般浄化の場合、鼓動が激しくなりますが、

腸チフス症状の場合だけは熱の上昇するも鼓動少なくなりますのはいかなる理由でございましょうか。お教えお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「心臓の近くの熱は鼓動が強くなる。

心臓から遠い所の熱はそれほど強くならぬ。

チフスは腸へ孔があくという。

腸の一部であるから、浄霊で簡単に治る。」




明主様御垂示 「カイセンの痛み」 (昭和23年10月27日)

信者の質問
「疥癬(かいせん)で針を刺すように痛むのは薬毒ですか。」


明主様御垂示
「薬毒である。洋薬で、痛みは全部薬である。」




明主様御垂示 「麻痺症」 (昭和23年10月27日)

信者の質問
「麻痺性の浄化の原因をお伺い致します。また、浄霊法を承ります。」


明主様御垂示
「薬毒であり、中風である。(右耳下腺、頸腺)

よく手術の際麻痺注射などする。」




明主様御垂示 「胃痙攣の原因」 (昭和23年10月28日)

信者の質問
「最近、半月位の間に私と弟と母と三人で胃痙攣の御浄化を戴きました。

胃痙攣は霊的のように伺っておりますが、どのような霊的で御座いましょうか。」


明主様御垂示
「大抵薬毒である。霊的は少ない。体的の方が多い。背中の薬毒が胃へ入って痛むのである。

また、胃へ入って、固まって溶ける時の痛みと両方ある。

薬を呑むと仰向けに寝る、すると薬毒が垂れて背中に固まる。

それに浄化が起って元の胃へ還元して痛む。

霊的の場合でも、毒があると霊が憑きやすい。

であるから、霊的というより体的といった方がいいかも知れない。

針刺すような鋭痛は西洋薬、鈍痛は漢方薬である。

それ故胃痙攣など背中を浄めなくては治らぬ。背中には必ず塊がある。

胃から膵臓、十二指腸、肝臓等に無痛の腫物が出来、それが割れて始終滲むように出血して便に混ずる事がある。

胃潰瘍の血は良い血であるから出ぬ方がよい。そして血の出る間は流動物にする。野菜を多く食すと出血は止る。

蛇の霊が痛める事もあるが、痛みは移動する。

昔蛇が腹中を泳いで、音がするのがあった。

狐の方はそう痛まない。」




明主様御垂示 「霊的タンはある」 (昭和23年10月28日)

信者の質問
「カリエスのごとく霊的原因で痰が出ると言う場合がございましょうか。」


明主様御垂示
「ある。カリエスや肺結核など、長く病気しているのは、霊の物質化したものが痰になる。

普通の痰は薬毒で、薬が体内に長くあると痰になる。

未だ薬の匂いがするような生々しい痰もある。」




明主様御垂示 「脳天に熱のある信者の増加」 (昭和23年11月2日)

信者の質問
「最近の信者の浄霊を致しますと十人が十人とも脳天に熱があり、この現象は今迄に見られませんでしたが、

これは現界の夜昼の転換期に現れたものと考えて宜しゅう御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「浄化が強くなって来たためである。

今の人は実に頭がわるい。」




明主様御垂示 「腺病質と偏食」 (昭和23年11月2日)

信者の質問
「腺病質の児に偏食が多いのはいかなる原因によりましょうか。」


明主様御垂示
「いつも微熱があるために偏食になる。」




明主様御垂示 「軽い脳貧血と後頭部の毒素」 (昭和23年11月8日)

信者の質問
「御軸を初めて拝んだとたん一丈ほど落ちた感じがし、また頭を上げたら元の高さまで上がった感じがしたという信者がありましたがなぜでしょうか?」


明主様御垂示
「それは少し頭が悪いのでしょう。一種の軽い脳貧血ですよ。後頭部に毒がある。」




明主様御垂示 「礼拝時の落下感 (脳貧血)」 (昭和23年11月8日)

信者の質問
「御神体を拝んだ瞬間畳が一丈も下に落ちたような気がして、頭を上げた瞬間また元に戻ったような気がしたと云う信者があります。

この現象を霊的事象より見る時、いかに説明すべきでこざいましょうか。御教示お願い申し上げます。」


明主様御垂示
「一種の軽い脳貧血で、病的現象である。延髄に毒がある。」




明主様御垂示 「結核の空洞」 (昭和23年11月12日)

信者の質問
「空洞は胸郭整形術において実際に医者は目で見ると思いますが、

やはり痰、もしくは毒素に過ぎぬと解釈すべきで御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「医学では空洞というが、間違いだと思う。私は空洞だとは思わない。

これは痰が固まって圧迫している。

それで空洞が出来てるように見えるのであろう。

大体肺病なんて医学で作った病気である。」




明主様御垂示 「爆風による聾唖」 (昭和23年11月12日)

信者の質問
「爆風で耳、口が不能になりました患者ですが、御浄霊で全治致しましょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「鼓膜を破ったのは駄目である。

衝撃だけ受けて破れないのなら治る。

口の不能なのも治るが、これも程度である。

頭に原因がある。」




明主様御垂示 「回虫の害と増殖」 (昭和23年11月12日)

信者の質問
「回虫は健康上いかがな利害が御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「何も害はない。回虫は普通二匹である。夫婦であろう。

ただ殖えると害がある。四、五匹以上になると痛む。

沢山になるとうどんの塊のようになってるのがある。

心臓でもどこでも、身体中どこでも入るので苦しむ。

背中に固まってるのもある。

こういう人は余程霊体が曇っているためである。

子供の癇の虫は無い。

これは首から肩に塊があり、そのため癇を起しやすい。

こめかみに熱があると必ずイライラする。」




明主様御垂示 「毒素の種類」 (昭和23年11月12日)

信者の質問
「霊に曇りが生ずると物質化されて毒微粒子になりますが、その毒素は、何毒素と称せられますか。」


明主様御垂示
「至小、至大といって、宇宙はどれだけ大きいか分らぬし、微生虫はどの位小さいか分らぬ。

顕微鏡で見えるのは余程大きいものである。

体内にもどの位菌の数があるか判らぬ。

世間では知らないから名を付ける者はなかったが、毒素は大体一種である、老廃物と毒素とは違う。」




明主様御垂示 「眼病・目脂あり」 (昭和23年11月16日)

「目脂が出ればきっと治る。喜ぶべきである。これで治る。」




明主様御垂示 「掻痒の二原因」 (昭和23年11月16日)

「薬毒の場合と天然痘毒素の場合とある。痒いのは天然痘である。二、三年で治る。」




明主様御垂示 「回虫か」 (昭和23年11月16日)

「ゴミ溜へ蛆虫が湧くようなものである。霊的にも体的にも汚い。」




明主様御垂示 「コブとは」 (昭和23年11月17日)

信者の質問
「瘤(こぶ)が出来ているのですが、霊的関係がありましょうか。」


明主様御垂示
「ない。油の塊みたいなものである。

豆腐の殻みたいなものである。

苦痛がなければ放っておけばよい。

浄霊すれば段々よくなる。」




明主様御垂示 「嬰児の出生直後の続死」 (昭和23年11月18日)

嬰児の他界と親の毒血

信者の質問
「昨年十一月七日女児誕生、十日死亡、背に紫紺色の斑点あり、本年十一月四日男児誕生、七日死亡、体の半面に紫紺色の斑点あり、

二回とも産後、母乳は一回飲んだだけで、お産も軽く、両親とも受講、

今後丈夫な子を授かりますにはいかがいたしたらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「これはなんですね、親に毒血がよほど多いんですね。

それでその子が育っても駄目だから早く・・・なくなったのでしょう。

しかし毒血はだんだん減りますからね、次に生まれる子はいいでしょう。・・・

両方とも七日ですね、これは霊的にわけがありますよ。

きっと七日に死んだ霊ですね。

また他人なら怨みの霊、怨んで死んだ霊であり、また先祖なら七日に死んだ祖霊で、非常に罪を重ねたので子孫にその罪を分担してもらうんです。

ですから結局人助けをして善徳を積んで行くことですね。」




明主様御垂示 「子供の吐血・好嫌」 (昭和23年11月22日)

信者の質問
「子供が食物に至って好き嫌いが多く、またその好きなものも長らく続かないのはいかなるものでしょうか。」


明主様御垂示
「子供は霊的の場合がある。

胎中にある時いろんな汚いものを飲み込む。

それが暫く溜ってる。

よく生れてから血を吐く。医者はこれを胃潰瘍というが、その汚いものを吐くのである。

二、三ケ月して吐く事もある。

悪露はなかなか出ないもので、百日咳で出る。

子供のは必ず治る。」




明主様御垂示 「疥癬の浮腫」 (昭和23年11月27日)

信者の質問
「疥癬患者の顔面にむくみが来るのは浄霊が足らない故ですか。他に原因がありますか。お尋ねします。」


明主様御垂示
「溶けて押し出されるのが普通で、浄霊が足りないためと、する人の力が足りない。

顔だけでなく体中にゆく人もある。硫黄の湯で停めると浮腫(むく)むが、内臓を圧迫するから危険である。天然痘の毒である。

疥癬は慢性天然痘である。一旦種痘で停めても出さなくてはいけない。」




明主様御垂示 「急死は健康な人に限られる」 (昭和23年11月27日)

信者の質問
「急死するのはどう言う因縁のものでしょうか。狭心症、脳溢血、脳充血等の場合・・・」


明主様御垂示
「種々な訳である。

一度に浄化が来るからで、霊界へ行って迷うから人間に憑く。

故に死期を知る事が一番よい。

急死は健康な人に限る。

脳溢血は延髄部の毒結が急激な浄化により出血して脳中へ入り、手足へ流れて固まる。

これが中風で、脳へ入らず下へ行く。逆中気もある。

よく卒中の起きた時、剃刀で血を出すとよいというが、これでは間に合わぬ。

指一本圧して死ぬ事がある。これは危険だから教えぬ。

よく柔道などで、無意識に押して死ぬのがある。」




明主様御垂示 「注射で死亡する理由」 (昭和23年11月28日)

信者の質問
「注射により死亡する人がだいぶ世間にありますが、これは注射薬の中にいわゆる毒素があるためでございましょうか。」

明主様御垂示
「しかしね、薬の中に毒のあるわけはないでしょう。

毒なんかが入っていれば当局でも許さないでしょうしね。

今度の京都のジフテリア事件だって大阪の「日赤」で作ったのだから毒なんかあるわけはない。

まさか「平沢」なんかはいないでしょうから。・・・

そこなんですよ。だいたい薬というものは、私がよく言う通り、ないんですよ。

もしあるとすれば米が薬です。

米がなければ生きられないから。

杉田玄白は「薬とは毒をもって毒を制するものである」と言ってますがこれは至言です。

毒で体を弱らせて浄化を抑えるのが薬の効能です。・・・

最近は霊界の浄化力が強くなってきたので注射液が体の一カ所へ寄ってくる。

そのためにいろいろ障害が起るのです。

肝臓出血などはそれです。

だから毒血が局部的に集まってくる、と発熱して苦しみが起るのです。

浄化の弱い時代は注射薬は体全体にまわりそれから局所へ集まったのだが、いまはそれが全身にまわらないうちに一部へ寄ってしまうのです。」


信者の質問
「注射直後、体が硬直することもございますが・・・」

明主様御垂示
「あれは血管などへ注射する場合、その場所が悪いのです。

その結果異物が心臓へ行くから死ぬのです。」




明主様御垂示 「シミ・ソバカスの発生理由」 (昭和23年12月3日)

信者の質問
「長寿を保つ人にはよく皮膚にソバカスのようなシミが現われますが、なぜで御座いますか。御尋ね致します。」


明主様御垂示
「よくシミが出ると長生きだというが、これは分らぬ。

やはり血液中の一種の毒素が浮いて来て膠着するのであろう。

なぜに出来たかはちょっと分らぬ。また判る要もない。

例えばホクロなど、出来た原因は判らぬが(ニキビも判らぬ)それにより苦痛があればその原因を知る要がある。」

痣は一種の皮膚の障害者である。」




明主様御垂示 「無意識の万引き」 (昭和23年12月8日)

信者の質問
「ある大学生、健康で身体は別に異状はないのですが、つい無意識に人の物を盗み、注意されて初めて気がつきます。

病院で診断をうけたところ脳に大きな腫れものがあるとのことですが、このお道で救わせていただけましょうか。」

明主様御垂示
「これはわけなく治りますよ。

医者にかかってはたいへんです。

頭の内部に「おでき」のできることはよくありますが、外部から御浄霊をすれば目脂や鼻汁になって出ます。」


信者の質問
「霊的な関係はございましょうか?」

明主様御垂示
「霊が憑いて毒が集まることもありますが、しかしふつうはただ毒が寄るのです。」




明主様御垂示 「吃音の浄霊個所」 (昭和23年12月12日)

信者の質問
「吃りの霊的原因・・・」


明主様御垂示
「耳下腺付近に塊があり熱がある。



頭から舌に行く間に障害がある。

その神経の付近に毒の塊があり、頭の命令の伝達腺が障(さわ)られてるのである。」




明主様御垂示 「頸腺の腫物浄霊で膨る」 (昭和23年12月14日)

信者の質問
「私の妹(十八歳)、二十一年八月頃より左耳下腺の所に瘤が出来始め、浄霊を続けておりますが漸次大きくなり、

現在凸凹の鶏卵大の固い瘤となり、触ると痛い程度です。

いかに変化しますでしょうか。また、霊的でしょうか。」


明主様御垂示
「霊的ではない。

腫れるだけ腫れ、極点に達すれば破れて排膿して治る。

相当日数がかかるが後は非常にいい。

紅くなると治るのが近づいたのである。

浄霊で早く大きくなる。

医者はこんな場合切る。

ちょっとでも切るとそこへ毒が集中しなくなる。

そして隣へ腫れてくる。些(いささ)かも触れてはいけない。

お灸は害はないが、神様の最高美、玉の膚に傷をつける。」




明主様御垂示 「骨折と浄霊 (接骨医)」 (昭和23年12月16日)

信者の質問
「腕の骨を折り柔道医に通い、無理に動かせば苦痛を感じます。

浄霊を続けていれば、動かなくなるように心配致しますが、元のように治りますでしょうか。御教導下さい。」


明主様御垂示
「何でもなく治る。

骨折しても元通りならいいが、折った場合食い違ったりなどしていてはいけない。でないのは治る。

動かして痛いのは内出血したのが固まっている。

浄霊によって溶ける。浄霊を続けると、動かぬのが、溶けるのであるから、動くようになる。

接骨医へ行かない方がよく治る。脱臼の巧いまずいがある。巧いのはなかなかない。

青山の国分医師は名人であった。

脱臼も浄霊によって元通りはまる。

骨は生活力旺盛なもので、骨に孔を開け膿が出る。

すると膿が出ればすぐに塞いでしまう。骨折れる・・・。

信仰へ入ってお守を掛ければそんな事はない。」




明主様御垂示 「肺結核と肺壊疽との相違」 (昭和23年12月18日)

信者の質問
「肺結核と肺壊疽との相違について・・・結核は霊的と伺っておりますが、壊疽も霊的でしょうか、または薬毒でございましょうか。」


明主様御垂示
「結核は出すべき痰を出さぬためなるが、肺壊疽は肺に「おでき」ができるのです。

だから治りいいが痰に血膿が出ます。

壊疽の原因はだいたい背中に多く、発熱し、圧すと痛みがあります。

「おでき」のできる位置はだいたい肺の外部が多い。

壊疽は薬毒のためです。」




明主様御垂示 「曲がった背骨は治らない」 (昭和23年12月18日)

信者の質問
「三十歳の女性、脊髄カリエスにかかり二年前より背中が湾曲いたしましたが、御浄霊を続けますれば治りましょうか。」


明主様御垂示
「彎曲してしまったのはちょっと元通りにはなりません。

しかし御浄霊をしてればそれ以上は曲がらなくなる。

少しはよくなることもあります。

ああいうふうに「せむし」になるのは膿の固まりのためです。

それくらい膿が多いんだから気長にやることです。」




明主様御垂示 「結核と肺壊疽」 (昭和23年12月18日)

信者の質問
「結核と肺壊疽の原因はどのような相違がありましょうか。

結核は大旨霊的であるように伺っておりますが、

肺壊疽は霊的でしょうか、あるいは薬毒で御座いましょうか。

右、御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「壊疽は背中が多い。(血膿)

結核は出すべき痰を出さぬようにするからで・・・。

外部が多い。内部のは古くなっているから非常に臭い。

肺壊疽は、治りいい。」




明主様御垂示 「脊椎カリエスの彎曲」 (昭和23年12月18日)

信者の質問
「三十歳の女性で脊椎カリエスを四年程前から患い、二年前より背中が彎曲、膿は少しずつ出ています。

その彎曲はどう言うものでしょうか。御浄霊によりこの彎曲も治癒致しましょうか。右、御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「気長にやらぬといけない。」




明主様御垂示 「絶食期間」 (昭和23年12月21日)

信者の質問
「八年前富士教を信仰し、その時私の屋敷内で武士が腹を切って死んでいるとの事で、

富士徳寿明神とある行者が祭り込みしてありますが、それから開腹手術を致しており、

今度たびたびの浄化にて、都度御守護御願ひ致しましたところ、

最近その霊が出て本人に憑ってまいりました。後は口頭にて申し上げます。」


明主様御垂示
「衰弱さえなければ食物が入らなくてもよい。

今少しくそのままにして様子をみておく。何か訳がある。

何十年食わなくとも何ともない人もある。いろいろ実例がある。

(ある女、十年以上飲まず食わずでいた。薬瓶に水を入れ布をかけておくと病気の時薬になるという。

神様拝んでるだけ・・・。最近ドイツで約二十二年飲食せぬ人があった)」




明主様御垂示 「タンを呑むのは差し支えない」 (昭和23年12月22日)

信者の質問
「子供達が痰を呑み込んだ時はどうなるのでしょうか。」


明主様御垂示
「差支えない。元へ戻る事はない。大小便で出る。」




明主様御垂示 「原爆症状の真因と予防」 (昭和23年12月22日)

信者の質問
「原子病・・・原子爆弾の光線に直射された人は頭髪が抜け、医学的に白血球が少なくなると言うがいかなるものでしょうか。」


明主様御垂示
「そうである。しかし原爆は防止方法によれば恐いものではない。

アメリカでは鉛を非常に集めているが、これを薄くして振りまくとそこは被害を受けぬという。

個人としては白い布を被り防空壕へ入れば大丈夫である。

アメリカでは今二十七トン爆弾を作っている。(浦塩付近)

これによれば都市全部を破壊する。将来はその方が威力を発揮する。

原爆の毒素が体内に入るのでなく空気の圧力で人間が破壊される。」




明主様御垂示 「ハンセン病患者の結婚」 (昭和23年12月22日)

信者の質問
「ハンセン病患者の結婚問題はいかに取扱ったら宜しいでしょうか。」


明主様御垂示
「ハンセン病同志の結婚ならいい。

一方だけのハンセン病患なら結婚する人はない。

ハンセン病患者は皮膚がきれいだそうである。」




明主様御垂示 「蝮のため右足落つ」 (昭和23年12月26日)

信者の質問
「私の子供、六歳の時蝮に噛まれ右足が腐って落ちたので今は松葉杖をついております。

また、九歳の時脳膜炎を患って今年二十二歳になります。

二十歳の頃より癲癇の徴候あり、今年光明如来様の御祭りを致しましてから起る回数が多くなりました。

いかが致したらよろしいでしょうか。

家では四十年位前に首を吊って死亡した人があります。

また、以前に桑の葉を刈る時、蛇を切った事があります。これらに関係がありましょうか。」


明主様御垂示
「蛇には関係があろう。

蛇の霊が蝮に憑って噛んだという事はあり得る。

注射の毒のために足が落ちたのである。

こういう例がある。

水癌に薬をつけたら頬がとれた。歯が見える。物を食えず、牛乳を飲んでいた。

蝮の毒は身体中腫れるが、浄霊すると必ず治る。

脳膜炎の毒も固まって残っていた。

浄霊するとか、光明如来様をお祭りすると癲癇など回数が殖える。」