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ナイジェリア大統領選 開票作業進む3月30日 11時16分
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アフリカで最大の人口と経済規模を持つナイジェリアで大統領選挙が実施され、選挙の妨害を狙ったイスラム過激派によるものとみられる襲撃事件が相次いだものの、29日夜までに投票はすべて終了し、開票作業が行われています。
アフリカ最大の1億7000万人の人口を抱え、経済規模も域内トップとなっているナイジェリアで、28日と29日の2日間、大統領選挙の投票が実施されました。
現地からの報道によりますと、このうちイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」の拠点がある北東部では、3か所の投票所が「ボコ・ハラム」とみられる武装グループに襲われ、住民ら十数人が殺害されたということです。
さらに、北東部の町バウチの近郊では、トラック20台に分乗し町を襲撃しようとしたボコ・ハラムの武装グループとナイジェリア軍との間で激しい戦闘が起きました。
今回の大統領選挙では、ボコ・ハラムが「妨害する」と繰り返し脅迫していたことから無事に行われるのか危ぶむ声が出ていましたが、多くの住民が一票を投じ、投票した人は「誰も私たちの投票の権利を奪うことはできない」などと話していました。
投票は29日夜までにすべて終了し、現在、開票作業が進められています。
地元メディアの報道では、現職のジョナサン大統領と最大野党の候補者で元軍人のブハリ氏との接戦が伝えられ、数日以内に大勢が判明する見通しです。
現地からの報道によりますと、このうちイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」の拠点がある北東部では、3か所の投票所が「ボコ・ハラム」とみられる武装グループに襲われ、住民ら十数人が殺害されたということです。
さらに、北東部の町バウチの近郊では、トラック20台に分乗し町を襲撃しようとしたボコ・ハラムの武装グループとナイジェリア軍との間で激しい戦闘が起きました。
今回の大統領選挙では、ボコ・ハラムが「妨害する」と繰り返し脅迫していたことから無事に行われるのか危ぶむ声が出ていましたが、多くの住民が一票を投じ、投票した人は「誰も私たちの投票の権利を奪うことはできない」などと話していました。
投票は29日夜までにすべて終了し、現在、開票作業が進められています。
地元メディアの報道では、現職のジョナサン大統領と最大野党の候補者で元軍人のブハリ氏との接戦が伝えられ、数日以内に大勢が判明する見通しです。