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アラブ首脳会議閉幕 イエメンでの軍事作戦継続を支持
3月30日 4時23分

アラブ首脳会議閉幕 イエメンでの軍事作戦継続を支持
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アラブ連盟はエジプトで開かれた首脳会議で、イエメンの反体制派の武装勢力に対してサウジアラビアなどアラブ諸国が中心となって行っている軍事作戦の継続を支持する声明を発表するとともに、過激派組織IS=イスラミックステートの脅威が広がっていることを念頭に「アラブ合同軍」の創設を承認しました。
アラブ諸国の22の国と地域で作るアラブ連盟の首脳会議はエジプト東部のシャルムエルシェイクで29日までの2日間、協議が行われ、閉幕しました。
発表された声明ではイエメンで首都サヌアを掌握した反体制派のイスラム教シーア派の武装勢力に対し、サウジアラビアなどスンニ派のアラブ諸国が中心となって空爆を行っていることついて、「武装勢力が撤退し、武装解除するまで介入を続ける」として軍事作戦の継続を支持しています。また、過激派組織ISなどイスラム過激派の脅威が広がっていることを念頭に、エジプトのシシ大統領が提案していた各国の部隊で構成する「アラブ合同軍」の創設が承認されました。
アラブ合同軍はアラブ諸国の危機に立ち向かい、治安維持のために投入される部隊だとしていますが、参加する国や部隊の規模など具体的な内容は決まっておらず、どこまで実効性のあるものとなるかは見通せない状況です。

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