医学断片集 (明主様御講話 2 昭和27年)
明主様御講話 「医学が結核患者を作っている」 (昭和27年1月5日)
「美術館の事はその位にして、「結核信仰療法」という本を今書いてますが、今までは本当に書かなかったんです。
どうも、あまり明らかに書くと、医学が形無しになりますからね。
面倒臭いことや、問題なんかが起こる懸念もなきにしもあらずで、加減していたが、段々調べてみると、そういう事がないという事も分かったし、それから、何しろ今医学がやっていることは、結核を増やしているので、これは一日も早く知らして、何とかしなくてはしようがないと思って、今度は、はっきり書いてあります。
それで、信者向きでなく・・・この間出したのは「結核の革命的療法」・・・これは信者さん向きだった。
今度は一般向きに書く。
医科大学、病院、新聞社・・・そういう方面にばらまこうと思います。
そうして先ず、一ぺん読ませようと思う。ビックリしますからね。
そうしたら、中には考えるものも出来てくるに違いないと思う。その中の一つの項目だけを、今読ませます。
(御論文「医学が結核を作る」)
つまり結核問題の急所なんですね。
医学は結核患者を作っているんですからね・・・今言った通り・・・今読んだ通り、誰でも風邪を引きますから、風邪を引けば咳、痰が出るに決まっている。
痰というものは、体の毒が溶けて、一旦肺に入るんです。うっちゃらかしておけば肺に入った痰が出るんです。
だから、それが出ないで固まっているんです。
結核というのは、実にうまく作っているんです。
本人は希望を失い、悲惨な運命になるんですから、そういう不幸な人間を医学が作っているんですから、これほど恐ろしい事はないんです。
それを、誰も知らないどころか、あべこべなんです。
政府も一生懸命支持しているので、到底見ておられない。
だから、まずこれを現代人に教えるというのが、最大の救いですね。
まだ、色々・・・結核菌や何かについてもありますが、時間がないからね。」
明主様御講話 「病気の延期について」 (昭和27年2月15日)
「二、三日前アメリカで・・・あっちの大学に入っている人ですが、勉強の傍ら大いに浄霊や宣伝をやっている学生ですね。
その人から時々報告が来るんですが、二、三日前に来た報告によると、アメリカは結核がたいへんなんです。
ところが、日本のいろいろな報告を見ると、非常に結核は減ったと言っている。
医学の報告によると、百人に六人の割合と言ってます。
ところが昨年の統計では、結核で死んだ方が、他の全部の死亡者の合計より多いと言うんです。たいへんなものです。
それについて私は、今度「結核信仰療法」に書きましたが、ストレプトマイシン、B・C・Gで一時抑えつけるから、一時止まるんです。
それは結核が延期したんだから、いずれは悪性な結核が発生する。
と書いてありますが、アメリカは、ちょうどそれになっているんですね。
抑えつけていたが、それが抑えきれずに、一時に発生したんですね。
日本はその次になりますね。数年のうちにそうなる。
ですから「結核信仰療法」を翻訳してアメリカあたりにも、読むような適当な方法をするつもりです。
これはかなり・・・結核療法は徹底して書いてあるんです。なにも遠慮しないで書いてあるんです。ちょっとでも向こうから、突っ込んでこられないように書いたつもりです。
私は随分この原稿には、特に念を入れて書き直したりして、やっと大体できあがったんです。
で、これは来月か再来月あたり出版して、これもまず、医科大学とか大病院、結核療養所、勿論両院議員から各大臣・・・そういう方面に配布するつもりですがね。
これは、農業特集号なんかと違って、もっとずっと驚くわけですね。
一度はやらなければならないですがね。もう、そういう時期が来ましたからね。
まず第一歩としてこれをやるんです。これは一通り続けて読むつもりですがね。
結核と、医学に関して徹底的に書いてありますからね。今日は最初の方だけ読ませます。
(御論文「結核信仰療法 序文」「医学が結核を作る」の後の御教え)
やっぱり、マイシンや、ああいう物を使うと、一時良くなるですね。
一時良くなっても、結核菌は少しも変わりないと言うんです。
つまり表面に現われている浄化を止めただけなんです。
これは、医学でも知っているんです。
一時苦痛だけを止めても、結核菌は依然としているんですからね。
そこのちょっとした点ですが、解らないんですね。
一種の迷信ですね。それを解らせれば良いんですがね。
今度の本を見たら、どうしても解るんですね。
で、結局根本は、お医者さんの頭を切り替えなければならないですね。
医学者ですね・・・この人たちを解らせれば、みんな解決する。
患者の方だけ解らせても、とうてい追いつかないですね。
やっばり、製造する元をつかなければね。製造停止をやらなければ駄目ですね。
これはちょっと、病気に関係のない論文ですがね。
(御論文「依頼心を去れ」のあとの御教え)
これは物質的な借金の話ですが、宗教的に言うと霊的借金がたいへんなんです。
みんな病気で苦しむとか、いろんな災いとか、金で苦しむとか、いろいろありますが、それは霊的借金を返してるわけですね。その苦しみなんです。
だから、つまり今の人間は、霊的の借金と物質的の借金と、両方で苦しんでいるわけですね。
つまりメシヤ教がやっていることは、まず肝腎な根本である霊的借金を返す方法と、それから神様が借金を減らしてくださるのですね。
それでまあ、幸福になって、地上天国ができるわけなんです。
ところが、医学で借金を返そうとしても、医学の方では借金を返す力がぜんぜんないんですから、そこで、ないのにあるつもりになってるんですね。
だから、実は借金取りの方を延期するわけですね。
延期するからして、利子がだんだん嵩(かさ)んでくるというわけですね。
だから、今読んだ通り、医学というものは、病気を治すというんでなく、苦痛緩和する、それの進歩したものだというわけですね。
つまり、借金を延ばす研究をしたもので、まあ・・・延ばすのが上手くなったんですね。
ますます延ばすのが進歩してきて・・・延ばすだけは一時楽になるからね。
昨今死亡率が減るとか、結核が減るというのは、そういうのです。ところが医学の方の借金を延ばすと、なかなか利子が高いんですよ。
ところがだんだん、神様の方は利子が高くなってくる。
そこで、今まで相当期間延ばすだけでも、延ばせなくなった。
今新しいストレプトマイシン、テラマイシンだとか、オーレオマイシンだとか、パスだとかいろいろありますが、あれは借金を延ばす延期方法が進歩するわけですね。
だんだん借金を催促するのが強くなる。だから延期する方も新しいのを作っているんです。
ところが、借金を催促するのが、神様の方が激しくなるというのは、霊界が明るくなるというわけです。
結局、延期が追いつかなくて破産する、というのが最後の審判なんです。
それじゃかわいそう・・・かわいそうじゃない、人間も減らなければならない・・・破産者があるからね。
だから神様はそれを解らせて、借金を帳消しにもするし、減らすにも自由自在の神様ですから、それをわれわれが助けるべく一生懸命になっているというわけですね。
ですから借金で考えていくと、一番解りやすいんですよ。
これはいくらかそれに関係のある論文ですがね。
(御論文「社会事業と宗教事業」)」
明主様御講話 「米国における結核蔓延の現状」 (昭和27年2月16日)
「今日は珍しく質問がないので。
「結核信仰療法」というのは、大体書きあがったんですが、来月か再来月あたり出版するようになるだろうと思ってます。
これはできるだけ読ませようと思って・・・何回も新聞広告もしますし、農業特集号みたいに、ああいう関係方面に配ろうと思ってますがね。
で、なにしろできるだけ念を入れて書いたので、手間がかかったんですがね。
徹底的に書きましたからね。随分思いきって書きましたからね。
突っ込まれないように書いたつもりですがね。
ですから、随分ひどいことを書いてあるようですが、少しも嘘はない・・・理屈にはずれたということはない。
ですから、どうすることもできないです。それで、なにしろ早く知らせなければ、追いつかないんですよ。二、三日前に、アメリカに行っている大学の特待生ですがね。
日本の文部省で援助して、あっちに留学に行く大学生で、信者があるんですよ。
それであっちに行って、そうとう宣伝や浄霊をしているんですがね。
その報告によると、去年アメリカでは結核の死亡者が一番だった。
全部の死亡を総計した数より、結核の方が多いんだそうです。
で、私の説が良く裏書きしているんですね。
いろんな新しい薬で、つまり結核を抑えたんですね。だから発病を延期させたんですね。
ところが、それがある程度までいくと、抑えがきかないんで、一遍に今度は悪性になって発病すると言う、それがアメリカの方に来たわけですね。
今度は日本に来るわけですから、早くそれを知らせないと、たいへんですからね。
それで急ぐわけです。で、肺病の治ったお蔭話ですね。
まあ、お蔭話がいろいろあるうちで、なんと言っても結核が一番深刻ですよ。
これを百例つけまして、そういう事実の裏付けがあるんだから、どうすることもできないですね。
ちょうど、項目が十できて、それを順に読ませますからね。今日は最初の方だけ少し読ませます。
(御論文「結核信仰療法 序文」「医学が結核を作る」「結核は感染しない」のあとの御教え)
これを見たら、お医者さんも首をひねるだろうと思いますがね。
これでまだ、もっと深く徹底して書いてありますからね。
どうしても頭を下げさせなければおかないというように書いてあります。
これは医学に関係のないことで少し。
(御論文「依頼心を去れ」のあとの御教え)」
明主様御講話 「米国における結核蔓延の現状」 (昭和27年2月17日)
「つい二、三日前アメリカに行っている信者の人で・・・これはあっちの、なんとか大学と言うんですがね。
そこに、つまり文部省の特待生と言いますかね・・・それの試験にパスして、そうしてアメリカの留学に行っているんですね。約一年ばかりになりますがね。
それで、あっちで宣伝しているんです。その人の手紙の中に、今アメリカで非常に結核が増えたと言うんです。
去年はアメリカで、結核の死亡者は他の病気・・・全部の総計よりも多いんだそうです。
ですからまあ・・・アメリカでは結核が一番死亡者が多いわけですね。
これは、私は意外に思ったんです。と言うのは、アメリカは非常に結核が減った。
で、最近と言いますか、医学の方の統計によると、大体百人に六人の・・・そのくらいの割になったと、だからやっぱり、アメリカのような方法をやれば、結核は減るというのが、日本の方の医学の方の理由になっているんです。
で、日本の現在の結核の療法というのは、アメリカ式をやっているわけです。
ところが今言ったような具合に急激に増えたらしいですね。
と言うのは、私がふだん唱えているのが、良く合っているんですね。
つまり薬で抑えつけているから、一時延びるんですよ。
今度はそれが、反動時代になって、薬毒の浄化も加わって、猛烈な悪性結核が増えるんですね。
ちょうどアメリカがそれになっている。
だからいずれは、それに気がつくだろうとは思ってますがね。
そこで早く気をつかせなければ、日本人は無論ですが、アメリカの人たちも非常にかわいそうですからね。
それを救ってあげたいと思ってね。それで、私は今「結核信仰療法」という本を書いているんですが、これは大体できたんです。
これは翻訳して、あっちにもたくさん読ませるつもりですがね。
今、序文だけ読ませますがね。この前も読みましたがね。今度はすっかりまとまりましたから、もう一ぺんね。
(御論文「結核信仰療法 序文」)」
明主様御講話 「平均浄化について」 (昭和27年3月1日)
「最初参考のためにちょっと話しますけれども、私の後頭部に瘤(こぶ)がある。
原因は歯に薬をつけた、それがだんだん行って、ここ(後頭部)に固まった。
それで、どうも頭の具合が始終悪い。
一昨年から気がついて浄霊したところが、だんだん溶けて来て、今約半分くらいになりました。
まるで、骨みたいに固かった。
オヤ、こんなところに骨が・・・妙だなと思って、押しても痛くないですからね。
この頃半分くらい取れて来たのですがね。
そうすると、最近 眩暈(めまい)がし始めたんです。
そうとうグラグラしてね。
これはおかしいな。どこに原因があるかと思った。
ところが、ここ(後頭部)を溶かしたために、こっち(前頭部)に平均浄化が起った。
ははあこれだなと、ここ(前頭部)を溶かしたから、眩暈がたいへん良くなった。
そうしたら胸がムカムカして、今朝からここ(胸)をやった。
というのは、これ(前頭部)が溶けて、胃に入ってムカムカしたのです。
それで、今度はここ(胃)を浄霊した。
そうすると、出がけに便所に行きたくなって、それで良くなったんです。
これ(後頭部)を溶かす時分もムカムカしたが、今日のはここ(前頭部)だからね。
今度はここ(胃)に来て、それから便所に行った。
やっぱりそういった軟らかい、臭いものでした。
で、やっぱりこれ(後頭部)がこう(前頭部)来て、こう(胃)来ている。
ちょっとそういうことは誰でもありますから、ここらを溶かしてね。
そうすると胸が気持ち良くなる。
それは、これ(前頭部)が溶けていったんです。
今度は、一部溶かすと他の頭の部分に平均浄化が起る。
それが、こっちに行って、それが下に行く。
まあ便利にはできてます。
それで、これを溶かしてから、非常に食欲が出た。
だから、これ(前、後頭部)が食欲と関係があるということは、ずいぶん不思議なものですよ。
「最近御浄化が強くございまして、押してみますとどこもかも痛くございます」 (註 茶色の文字は信者の発言)
強くなるほど、治りも良くなるしね。だから、よく自分でも、他人のいろんな病人でも、必ずどこかに原因があるから、それを発見すれば良い。
そうすれば楽になっていきます。
それを、急所を発見しないで・・・急所をはずれてやるから、それで、思うようにいかないんですね。
「六々(六〇六号)の毒でございますが、これも一代では取れ切りませんので・・・」
六々は強いんだ。強いのは、六々と消毒薬ですね。
それから漢方薬のゲンノショウコね。これが一番強いですね。
六々(ろくろく)効きもしないのをね。
ゲンノショウコでなくて、現に証拠ですよ。
「私の母でございますが、大浄化をいただき、命も危ないところを御守護いただきました。
医者もまいりまいたが、耳たぼが真っ赤に腫れ上がり、痛みました。
原因が分らず、最近元気になって聞きますと、三十五年前、耳に疵をいたし、そのときの御浄化ということが解りました。紫色になり、膿が出ました」
薬毒は三十年や四十年くらいは何の変化もなく、体内にあるものですからね。
私が、今浄霊しているのは五十年前のですからね。十八のときに服んだ肋膜のときの薬ですからね。
だいぶ良くなったですが、横腹と背中の間のところに固まりがある。
ここに穴をあけて水を取りましたからね。
今のここ(後頭部)の歯の薬というのは、今年で三十七年目ですからね。
「一般では予防注射とかいたしておりますが、このことが一秒遅れますと、一秒間の損失でございますので・・・」
たいへんなものですね。実に、今の人間はかわいそうなものですよ。
何でも医学の犠牲者ばかりですからね。
昨日のラジオで、アメリカで肺病の結核菌を殺す、すばらしいのができたですね。
結核菌は全部短期間に死んじゃうのです。
その薬は、日本にくるには半年か一年先だろうと言ってますが、それは菌が死んじゃうから、肺病なんかじき治っちゃうと、こう言っているけれどもね。
副作用があって・・・何んとかがあるので、それがいけないんだとか言ってましたがね。
ところが、結核菌を殺すことができても、菌は湧くんだからね。
わかないようにしなくては駄目だ。そこが解らないのでね。
だから「主の文化」というのを、私は今書いてますがね。
今まではこれ(丸)だけだった。点が入ると主の文化になる。
今までは結核菌を殺すのに一生懸命だった。犯罪者が出ないように一生懸命だった。
これ(丸)だけなんです。これ(点)は黴菌の元をやっつけちゃうんです。だから黴菌は湧かない。
悪人とか不幸な人は、元をギュッとやっちゃうと、悪人は出なくなる。
それが主の文化ですね。中心の文化ですね。
今までは空っぽだった。ただ形だけで点がなかった。
それでメシヤ教は、つまり中心だね。ポチですね。ポチで救うんだからね。
そこで日という字ですね。日というのは、これ(点)だからね。これ(点)を主にしたものだからね。
だから、昼の世界・・・昼の文化というのは、そういったような意味なんですね。
主の文化・・・つまりこれ(丸)が月の働きなんです。
これ(点)が日の働きなんです。つまり日月になるわけです。
これ(丸)は緯の働きで、これ(点)は経の働きです。
だから明主というのは、日月の主(す)になるわけです。
これは伊都能売(いづのめ)になるのです。日がイズで、月がミズだから、火水で伊都能売ね。」
明主様御講話 「結核菌を殺しても、後々湧いてくる」 (昭和27年3月5日)
(御論文「結核信仰療法、結核は感染しない」の後の御教え)
「それから、次のはこの前読みましたが・・・三項目読んで、次のをこれから読ませます。
最近米国で結核菌を非常に急激に殺してしまう薬ができたと言うんですね。
それを服むと、じきに全部の結核菌が死んじゃうと言うんで、結核を簡単に治るという説を唱えているんですがね。
で、これが日本に来るのは半年以上一年経ってから、日本に来るだろうということになっている。
けれども、まだはなはだ不確実のようで、はっきりは言ってないんですがね。
で、今も書いてある通り、結核菌は伝染するんじゃないんだからね。自分で湧くんですからね。
だから結核菌を殺しても、後々湧いてくるんじゃなんにもならないです。
元を殺さなければね。それが解らないんです。
今の犯罪者と同じです。犯罪者や貧乏人とね。犯罪者を警察や法律や刑務所や、いろいろなものでなくしようとしているんですが、ところがその元をなくさなければ、なんにもならない。
元をなくするというのは、人間の魂ですね。悪いことはしない。犯罪は犯さないというのを作らなければならない。
それは信仰によって神様を知るんですね。神様があるということを信じてこそ、始めて悪いことができなくなる。
その方法をぜんぜん閑却して・・・閑却どころじゃない。
そういうことを言うと、かえって迷信だとか言って弾圧する。
そうして結果である罪を一生懸命になくそうとしている。
これはなんでもそうです。今、食えない奴ができる、税金で苦しむ、ということを言っても、まじめで働いていれば困ることはないんだから、貧乏で困るのはないんです。
ただ、困るのは病気です。病気で金を使う。だから健康になれば、これは解決するんです。だから根本の、因を解決するんです。
しかし今は、根本というのは解決できないんです。
根本をはっきり解っても、どうすることもできないですね。
今も言った通り、結核菌・・・それを殺すということのみ医学は研究しているんです。
そこで今、私は書いているように・・・「主(す)の文化」というのを書いているんですが、今までは丸ですね。
ポチ・・・これが元なんです。というのは、今までの世界は主(す)の力が出なかった。
つまり主神は・・・人間で言えば親父が出なかった。番頭なんです。
だから今までの神様は、神様の番頭なんです。
キリストだって釈迦だって、番頭なんです。
キリストは天の父と言う。天の父というのは主神ですからね。
だから肝腎の中心は、みんな隠されている。丸だけしか見えないし、それだけしか解らなかった。
で、メシヤ教というのは、主神の力ということがあるんです。ポチですね。
だから、あらゆる人間の災い・・・その根本を解決していく力・・・その点がはっきり解れば大体解るんです。
病気の原因も・・・結核菌の発生するということは、霊の曇りですから、霊の曇りを取れば、結核菌の因がないから、あと発生しない。
というのは、あと発生しなければ、だんだんなくなっていくんです。
人間に寿命があるように結核菌にも寿命があるんです。
だから、だんだんなくなっていくんです。古いやつはだんだん死んでいくんです。
ところが後々できていくんです。子が生まれて、後々繁殖するように見えるので、医学は間違えたんです。
で、菌を本当に殺すことができるような薬なら、人間も殺すんです。
飲薬なら、胃に入りますね。
胃から腸にいって、それがいろいろな消化機能の活動で、薬は方々にいくですね。
身体中にいくとすれば、その時分には、殺菌の力はなくなってます。
また注射すると、血管をグルグルまわって心臓にいって、肺の黴菌の所までいくうちに、もう気が抜けちゃっているんです。
本当に殺菌するなら・・・肺なら肺にやればそれは死にます。
グルグルまわってもまだ殺菌する力があれば・・・毒の強いやつだと、それは人間の命がないです。
だから、結核を殺すように、人間を殺すことになる。
そうすれば徹底してますよ。
それを一生懸命にやっているんですから、哀れなものですね。
「結核信仰療法」は原稿ができましたから、最近出版するんですが、これで目覚ましをやろうと思っている。
(御論文「肺炎と肋膜炎 」)」
明主様御講話 「結核菌を殺すことはできない」 (昭和27年3月7日)
(御論文「結核信仰療法 肺炎と肋膜炎 」「結核付随病」の後の御教え)
「今日の新聞を見ますと、アメリカで、肺病に馬鹿に効く薬が発明されたとか出てますがね。
なんだと言うと、たちまち黴菌は死んじゃうというんですね・・・その薬を服むとね。だから結核なんて、じき治っちゃうと言う。
私は良く読みませんが、この間ラジオで言ってましたがね。たちまち結核は治ると言うんですがね。
これが、ぜんぜん間違っているんです。
結核菌を殺すなんてことはできるものじゃないです。
というのは、結核菌を殺す力のある・・・まあ毒ですからね。
結核菌を毒殺するんですからね、それが、肺なら肺に行くとして、口から飲み、注射し、これが身体中グルグルまわっている間に、薬の・・・毒殺するだけの力はなくなっちゃいます。
だから、殺すなんてできやしない。もしかして殺すだけの強い力だったら、人間の方がやられちゃいます。
まず、針を肺にズブッと入れて、チュウとやったらその付近のものだけは死にますよ。
仮に、全部殺すことができるとしても、私の説いてある通り、霊の曇りから結核菌は湧くんですからね。あとあと湧いてきます。
やっぱり、戦争みたいなものですよ。戦争で敵を殺したと言っても、そこの国民全部を殺せるものではない。
一部を殺すんですからね。戦争で死んでも、たいてい二、三年くらいで回復していますね。
だから、いずれあれも駄目だということは、薬を売り出さないうちに分かってますよ。
これだけは絶対にはずれないからね。
だから医学者なんていうのは、頭の悪いものだとーこっちが頭が良過ぎるのかもしれないが・・・」
明主様御講話 「結核菌が死んだところで後々出てくる」 (昭和27年3月23日)
「今日からこの場所での第二回目の春の大祭をやることになりましたが、この大祭について、なるべくお土産になるようなことを話したいと思います。
ふだん・・・始終話しているんで、あまりすばらしい話もないんですが、とにかく・・・大体全般にわたって、ちょっとお話をしようと思うんです。
今年のこれからの予定は、結核問題に関する・・・「結核信仰療法」という本は、もう原稿ができまして、これから印刷にかかる、近く出版になるんです。
今度は世界的に発表しようと思うんで、非常に努力してやりましたからね、それだけの値打ちがあると思うんです。
今までの書き方と違って、思いきって、少しも斟酌(しんしゃく)しないで、ありのまま、医学の欠点から・・・大体結核が主になってますけれども、全般的の病気に関して書いてあります。
理論医科学といった具合に説いてあるつもりです。これは、そうとう驚異を与えるだろうと思ってますね。
で、無論これは英文に訳して世界中に配るつもりですがね。
この間も話した通り、アメリカなんかも非常に結核がはやってきているんです。
それから、今度リミフォンという新しい薬ですけれども、あれを服むとたちまち結核菌が死ぬというんで、だいぶ評判になってきましたがね。
われわれから見ると、実に甘いものなんですよ。
結核菌が死ぬというと、つまり身体にある結核菌が死ぬわけですね。死んだところで、後々出てくるんですからね。それを知らないんです。
ですから、今泥棒やずるい奴がいる。こいつをみんな捉まえて牢屋にぶち込む。それで良いと思っている。
後々いくらでも出るんだからね。結核菌というのは、後々出るということを、気がつかないか知らないのか、とにかく、不思議なんですよ。
そんなようなことも充分書いてありますからね。
日本の政府やお医者さんは非常に遠慮がちですから、たいして強く響くかどうか判りませんが、とにかく国の方は、そうとうのセンセーションを起こすだろうと思います。
で、これは政府、当局、新聞社とか国会議員、各大学、療養所というような・・・そういった重要な方面にできるだけ配ろうと思ってます。
それから、新聞の広告も連続的に出そうと思ってます。医学界に対する原子爆弾と、こう思ってますがね。」
明主様御講話 「霊の曇りから結核菌が発生」 (昭和27年3月25日)
「それと、今もう一つの悩みは結核問題ですね。
今年は結核は、数字的に減ったとか言ってますが、なかなかそんなことではない。
論文にも書いた通り、近来のストレプトマイシンだとか、いろいろな新しい薬のために・・・浄化停止にあれは効果がありますから、そこで一時発病を止めておりますから、一時減りますよ。
ところが、これがだんだん・・・反動ですね。
つまり再浄化が起ってくると、今度は始末が悪いですね。
とうてい抑えきれないから、どうしてもメシヤ教にすがるより手がないことになる。
そんなわけですから結核問題に対しても、うんと目を醒まさなければならないですね。
そこで「結核信仰療法」という本を、大体できましたから・・・これから印刷にかかるつもりですがね。
これは、充分徹底して・・・信者はそうでもないが、ふつうの人が見たらびっくりするように書いてありますからね。
なにしろ結核は医者が作っているということから、あべこべをやっているというようなことを、徹底して書いてありますから、これを見たら、まあ・・・神経を刺激し、首をひねらないわけにはいかないと思うんです。
それで、これはあらゆる・・・政府および大病院、あらゆる方面に配りますがね。
それから英訳して、世界中のそういう方面に配るつもりです。
むしろ外国の方が、かえって動くだろうと思ってます。
とにかく今結核は、この間言った通り、アメリカが世界で結核は一番ひどいんですからね。
減ったと言っても、一時、減ったんです。
とにかく、去年のアメリカの結核で死んだ人は、他の病気で死亡した全部より多いんだそうですからね。
これは、今アメリカにいるこっちの信者で・・・大学生ですが、それからの報告ですから、これは間違いない。
そこで、そういった白人ばかりでなく、東洋でも結核がなかなか増えてきた。
インド、マレー・・・あの辺なんかが非常に増えたようですね。
なぜ増えたと言うと、ストレプトマイシン、パスだとか、ああいう薬の注文が近来非常に多くなってきたです。
だから、多くなってきただけ結核は増えるんですね。あれで作るんですからね。肥料と同じでね。結核製造法なんですからね。
そうしてみると、このまま進んだら、結核によって人類は滅亡するかもしれませんよ。
だから、どうしてもこれを、目を醒まさせなければ人類を救うことはできないんです。
この本を世界中に配れば、最初の原子爆弾をぶっつけるわけですからね。
そうして問題が結局起ることになりますがね。起ればおもしろいんです。私は結核問題の本を出して、なんだかんだ問題になればおもしろいと思う、売れますからね。
やっぱりチャタレーと同じでね。たくさん売れれば、たくさん読むからね。
チャタレーの方はたくさん売れれば儲かると言うが、こっちの方も、儲かるのは儲かるが、ただ金の使い道が違うわけですね。
最近米国でリミフォン(ヒドラジド)という薬がありますね。
あれは非常に効くというので、あれを服むと結核菌が死ぬと言うんですね。
結核菌が死ぬというのは、まだ人間じゃないんですね。二十日鼠ですがね。だから人間も死ぬだろうと言うんです。
どうも、人間様もかわいそうです。人間を二十日鼠と同じに見ている。私の方は違うんですがね。
むしろ、ああいった動物と人間は、あべこべに見ているんです。
なにしろ四足で横に歩くのと、二本足で縦に歩くのは、それだけでたいへんな異いさです。
よしんば人間の結核菌を殺してもなんにもならないですよ。
医学では、結核菌というのは、最初は感染して、人間の肺に入って、ここで繁殖し始める。
ここでドンドン繁殖して行くと、こう思っている。
そうじゃないんですよ。湧くんですよ。
それを知らないからね。今度の本にも出しますがね。
前にも話した通り、霊の曇りですからね。曇りがだんだん濃くなってくると、バクテリヤが発生する。それがだんだん大きくなって、結核菌になっていく。
だから、霊の曇りが結核菌の発生源なんだから・・・故郷なんだから、それをやっつけなければいけない。
曇りということも知らないし、曇りが因だということも知らないし、知っても取ることができないですね。
だから、どうしても駄目なんです。
ちょうど今の犯罪者と同じで、犯罪ができるのを一生懸命に、法律や牢屋で防いでますが、ところが犯罪の因というのは、人間の魂にある。
だから魂から出てきたところを防いでいるんですね。今の結核菌と同じですよ。
そんなわけで・・・あまりお祭りの時のようなお話でないから、このくらいにしておきましょう。」
明主様御講話 「浄霊は黴菌の生産地をなくす」 (昭和27年3月26日)
「それから後は結核問題ですがね。結核が、この間も話した通り、アメリカじゃ一番困っているんですね。
アメリカでは最近非常な勢いをもって蔓延しているんです。蔓延というか・・・患者が増えているんですね。
今アメリカは結核が一番多くなっているんですね。
そこで、今度新薬で、リミフォン(ヒドラジド)と言うので・・・あれを服むと結核菌が全滅する・・・これは人間で試験してないんです。
二十日鼠で全滅すると言うんです。もっとも、今の人間は二十日鼠と同じかもしれませんがね。
しかし、本当からいうと違うんです。大きさから言っても違いますからね。
たとえ、人間で全部の結核菌が死んでも、一時的なものです。
今の医学は、肺に巣食ってだんだん繁殖して行くということになっている。そうじゃないんです。
それについて、今度出しますがね。つまり霊の曇りですね。
曇りがだんだん濃くなって、局部的に集溜すると、無機質の植物性のようなバクテリヤが発生して、それがだんだん育つと、有機質になる。有機化するんですね。
それがまただんだん育っていくと黴菌になるんです。
だから結核菌というのは、湧くんです。
霊の曇りからね。それを取ってしまえば良いんだが・・・曇りから湧くんですからね。
だから、あといくらでも湧くんで、なんにもならないです。
ちょうど、犯罪者が多い。犯罪者を取り締まらなければならないというのと同じですよ。
犯罪を犯すのはなにが原因かと言うと、魂が曇っているんです。魂を良くしなければ駄目なんです。
それに気がついても気がつかなくても、どうすることもできないから、現われた犯罪のー結果を取り締まるという・・・今の理屈と同じです。
ですから外殻文化で中身がない。中心がない。からっぽの文化ですね。
これ(点)なんです・・・それでメシヤ教はチョンを入れるんです。
それが魂です。これ(点)を良くすれば、これ(丸)は自然に良くなる。
ですから、浄霊で霊の曇りを取るから・・・つまり黴菌の生産地をなくするから、根本的に良くなるんですね。
そういうことも「結核信仰療法」にも書いて・・・世界的に、外国にもたくさん出しますからね。まあ、読まざるを得ないと思う。」