自転車で同じ場所を周回しては、こんな目付きで猫を探していた。
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引用:http://wadainews.hotcom-web.com/wordpress/wp-content/uploads/2014/09/8075669cd8d25bb60402331bd1cfc5491.jpg


近所の猫を少なくとも47匹以上殺害した容疑で逮捕された
大田区の久保木信也は初公判で驚くべき主張を展開した。

「野良猫は生きていても不憫なので、自分が死なせてやった」
と慈善事業でもしたかのように犯行を振り返った。

ところがこの男は逮捕直後にははっきりと、「憂さ晴らしで
猫に毒入りのエサを与えた」と供述していたのである。

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公判で嘘を並べる

2014年4月から9月に東京・大田区で約40数匹の猫が死んだ
事件で、逮捕された久保木信也33歳の初公判が開かれました。

久保木の容疑はこのうち、一匹の猫を地面に叩きつけて死なせた
件だが、他の40数匹も全て久保木の犯行と見られる。

起訴容疑は動物愛護法違反で、被告は起訴事実を認めた。
検察は冒頭陳述で犯行の動機を次のように語った。

被告は、野良猫は生きていてもふびんなので、猫が好きな自分が
死なせるべきだと思った。

農薬などを混ぜたキャットフードを撒くと猫が死んで減っていく
のが分かった。

猫がもがき苦しむ様子を見て、介錯してやろうと思い、地面に
叩きつけた。

猫1匹を殺した罪について久保木は「事実の通りです」と起訴内容
を認めた。

久保木信也の周辺で変死した猫は47匹に達していた。

被告の主張は一見すると筋が通っているようにも見えるが、
「ふびんだから」と「殺す」の間には必然性がない。

例えば某募金団体が「アフリカの子供達を救おう」と呼びかけて
いるが「アフリカの子供は不憫だから殺そう」という考えには
至りようがない。

犯行を正しい行為に見せかける為の、こじつけに過ぎないように
思われます。

猫を殺す事によって快楽や興奮を得て、次々に犯行を重ねたと
見做すほうが適切です。





引き篭もりの鬱憤晴らし

久保木信也が逮捕時に乗っていた自転車には、前かごに3匹の
猫の死体がポリ袋に入っていた。

大田区では4月に3匹、6月に8匹、7月に3匹、8月に15匹、9月に
18匹の猫が死んでいる。

数字を順に見ていくと分かるが、段々殺す猫が増えて行っている。
よく在ることだが、最初の1回の興奮は大きくても次第に慣れてくる。

興奮や快楽を持続させる為には、もっと多くの犠牲を必要とする。

自宅は40年のマンションで家賃8万円、プログラミングで収入を
得ており外出は殆どしなかった。

それで居ながら自転車に乗って自宅の周りを何週も、グルグルと
周回し、あたりをキョキョロと観察する姿が目撃されている。

逮捕時の取調べでは久保木は「猫を殺すのをストレスの捌け口
にしていた」と供述しており、これが本心だろう。

「野良猫にエサを与える人間への憤慨から、エサに毒を入れて
殺した」とも供述している。

自分の身代わりに「エサを与える人間」が疑われるのを期待
したようである。

大田区では人と猫の共存を掲げていて、野良猫が多かった。
一方で不妊手術に助成金を出すなどの猫対策もしている。

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