韓国の「自転車専用道路」整備って・・・中国に利益をもたらしただけ?=韓国
2015-04-05 10:27
中国メディアの環球網は3月31日、韓国の中央日報の報道を引用し、韓国関税庁がこのほど発表したデータとして、直近3年間に韓国が輸入した自転車の95.5%が中国から輸入され、3.6%が台湾からの輸入だったと伝えた。
記事は、韓国の直近3年間における自転車輸入額が年平均8.8%増に達し、14年は2億1000万米ドル(約251億円)に達したことを紹介。
さらに、韓国の自転車輸入先は全体の95.5%が中国で、次いで台湾が3.6%であることを伝え、「韓国の自転車輸入のうち、中国語圏からが全体の99.1%に達した」と紹介した。
続けて、韓国の輸入自転車の平均価格は107米ドル(約1万2800円)で、中国産の自転車は80ドル(約9570円)で最低となったことを紹介する一方、ドイツや英国産の自転車は700-800ドル(約8万3760-9万5720円)に達したと紹介した。
一方で、欧州や米国産の高額の自転車は大半がマウンテンバイクだったものの、輸入は全体の1%に満たなかったことを指摘した。また、韓国が中国から大量に自転車を輸入している背景には、韓国企業が中国で自転車をOEM生産していることをあげる一方、「韓国が数千億ウォン(数百億円)を費やして全土に設けた自転車専用道路は中国に利益をもたらしただけ」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)