19歳の世界女王、近藤亜美。
攻めの柔道で、全日本選抜体重別選手権に挑む。
去年の世界選手権。
近藤は初出場で女子48キロ級を制し、一躍、脚光を浴びた。
この階級、10代での優勝は、あの谷亮子さん以来、史上2人目の快挙だった。
近藤の持ち味は、一本を狙い続ける攻撃的な柔道。
世界選手権のあと、取り組んできたのは、攻撃のバリエーションを増やすこと。
大外刈りなどの足技に磨きをかけた。
世界女王として臨むことし。
掲げた目標があった。
世界選手権連覇、そしてオリンピックで金メダルをとる。
その目標に向け、練習を積み重ねてきた。
そしてきょう。
世界選手権の代表選考を兼ねた、全日本選抜体重別選手権。
初戦は。
小外刈りで一本勝ち。
順当に勝ち上がった。
迎えた決勝。
対するは、この階級で2度世界の頂点に立っている、浅見八瑠奈。
攻撃的な柔道で、日本一をつかむ、心に決めていた。
序盤、奥襟をつかみ有利な体勢になった近藤。
磨いてきた大外刈りを仕掛けるが。
決まらない。
その後も攻め続けるが、決まらない。
十分に対策を練ってきたベテラン浅見が、徐々に主導権を握る。
残り1分。
浅見の体落としが有効。
リードを許した。
残り時間は10秒。
優勝を逃した近藤。
ベテランに勝負の厳しさを思い知らされた。
こんばんは。
サタデースポーツです。
新年度は私、杉浦と、一橋アナウンサーでお伝えしていきます。
現場で見つけた勝敗だけではない、スポーツの魅力をたっぷりとお伝えしていきます。
よろしくお願いします。
どうぞよろしくお願いします。
さあ、柔道ですが、近藤選手、惜しくも負けてしまいましたけども、この悔しさを次につなげてほしいなと思います。
世界に出る前に、あれだけ高い壁があったわけですから、それを超えたら、本当にもっともっと強くなるでしょうね。
これから、また楽しみだなと思いました。
そのほかの結果をお伝えします。
女子の57キロ級ではロンドンオリンピックの金メダリスト、松本薫選手が、4年ぶりに優勝しました。
全日本柔道連盟は、大会終了後の強化委員会で、8月の世界選手権に出場する代表選手の大半を発表することにしています。
次はプロ野球です。
きのう、連勝が5で止まった西武は、きょうもソフトバンクとの対戦。
守りが試合の行方を左右しました。
西武は0対0の4回、1アウト2塁のピンチ。
内川の大きな当たりをセンター、秋山がファインプレー。
しかし、中継に入ったショートの金子侑司が返球をそらし、タッチアップしていた柳田は、一気にホームへ。
記録は秋山の悪送球。
西武、守りが乱れて1点を先制されます。
このまま7回、2人目の岩尾が、1アウト1塁3塁とされ、俊足の長谷川を迎えます。
岩尾はダブルプレーを狙いましたが、アウトは1つだけ。
終盤に重い1点を失い、田邊監督は、ホームに投げないとと嘆きました。
打線もスタンリッジにヒット4本に抑えられました。
西武は守りのミスがいずれも失点に絡み、2連敗です。
2連敗中のロッテは1回、1点を先制し、なお1塁2塁でクルーズ。
フェンス直撃のタイムリー2ベースで2人がかえり、楽天のエース、則本からいきなり3点を奪います。
先発は涌井。
去年、本拠地では1勝6敗と振るいませんでした。
今シーズンの本拠地初登板では、コントロール重視でコースを突くピッチング。
8回まで1点に抑えます。
しかし9回、2アウトながら、長打が出れば同点のピンチを招き、5番銀次。
ここで涌井、すべて出し切ろうと、気合いを入れ直しました。
追い込んでからフォークを低く落とし、およそ2年ぶりの完投勝利。
本拠地で去年とは違う姿を見せました。
日本ハムの大谷は、開幕戦から中7日での先発です。
1回、1アウト満塁のピンチで、オリックスの5番Tー岡田。
158キロの速球をはじき返されました。
大谷はこの回、さらに1点を失います。
2回以降は速球だけに頼らず、変化球を効果的に使いました。
粘ればチャンスは来ると、得点を与えません。
打線は1点を追う7回、チャンスに5番ハーミッダ。
タイムリー2ベースで、同点に追いつきます。
続くレアードは、勝ち越しの2点タイムリー。
大谷は7回まで投げ2勝目。
日本ハムは4連勝です。
セ・リーグは4連勝中の中日と、広島の試合から。
広島は大リーグから復帰した黒田博樹投手が、初勝利から中5日で先発しました。
4連敗中の広島。
黒田に連敗ストップを託します。
得意のツーシームや、落ちる球を効果的に使います。
4回までヒット1本。
つけいる隙を与えません。
しかし5回。
ランナー2人を背負います。
中日の大島。
ここまで2三振に抑えています。
ツーシームが高めに浮きました。
2アウトからの2失点。
もったいなかったと、黒田が悔やみました。
続く亀澤はねらいどおり、詰まらせましたが。
タイムリーとなり、3点目を失いました。
黒田、2回目の先発は打線の援護もなく敗れました。
4連敗中の巨人は3回、チャンスで片岡。
今シーズン、まだヒットがなく、バットを短く持っていました。
コンパクトに振れたという、片岡の今シーズン初ヒットは先制3ラン。
同点の6回には、ノーアウト2塁で再び片岡。
ここは送りバント。
ベンチは確実に1点を取りにいきます。
1塁3塁となって、きのうからマスクをかぶる4番阿部。
外の変化球に、必死にバットを合わせました。
1点を勝ち越します。
ここから打線がつながりました。
打者一巡の攻撃で、一挙6点。
巨人、きょうはよく打って、連敗を4で止めました。
DeNAは、開幕からリリーフ陣の負担が大きいのが悩み。
きょうの先発は山口です。
1点リードの4回、田中への初球でした。
抜けたボールが頭に当たり、危険球で退場となります。
ここから投手リレーを強いられたDeNA。
リードをなんとか守って、7回は国吉。
きょうが5試合目の登板です。
2アウトから荒木にタイムリーヒットを打たれ、同点に追いつかれます。
8回は新外国人のエレラ。
こちらも5試合目の登板です。
上田のタイムリー3ベースで勝ち越されました。
DeNAはリリーフ陣に早くも疲れが見え、逆転負けで2連敗です。
さあ、ここからは新コーナー、+1です。
試合に隠された勝負のあや、選手の思いに迫っていきます。
今夜は、DeNAに先発した、ヤクルトの石川投手。
35歳のベテラン、6回2失点の好投で、チームの勝利に貢献しましたよね。
そこには、きょうだけではなく、1年間の戦いを考えた、あるねらいがあったんです。
初回の石川投手。
今シーズン絶好調の4番筒香選手との勝負です。
初球、甘くなれば長打のおそれがあるインコースを狙います。
ただ、コントロールできませんでした。
キャッチャーの構えと逆にいってしまいましたね。
そうなんですね。
で、にもかかわらず、2球目も。
インコース。
あー、打たれちゃいました。
甘くなったボールを運ばれました。
どうして長打力のある筒香選手にインコースを続けたのか。
なぜ?
試合後に聞いてみました。
最初の対戦で、インコースを印象づけることが、この先の対戦に生きると、そのあともインコースを攻めていきます。
ここも。
おっ、厳しいですね。
2回以降はヒット、僅か1本に抑えて、5回。
迎えたバッターは再び筒香選手。
1ボール2ストライクからの4球目。
1回に投げきれなかったインコースで打ち取ったんですよ。
いやぁ、さすが14年目のベテランという感じですけど、目の前の勝負だけじゃなくて、この先のシーズンを考えて、インコースをとにかく攻めたと。
きょう、インコース続けたことで、次の対戦のときは相手は、あっ、インコースが来るかもと。
インコースってなかなか投げづらいじゃないですか。
でもそういうふうに意識せざるをえない。
そうなると、アウトコースをより有効に使えて、幅広いピッチングができるようになるわけですよね。
そういう長いペナントレースを見据えた、石川投手の投球術の一端がかいま見えたんじゃないでしょうか。
以上、+1でした。
では、セ・リーグの順位表です。
阪神と中日、それにヤクルトの3チームが首位に並びました。
広島が5連敗で、6位に沈んでいます。
続いて、サッカー。
初めてJ1の舞台で戦う松本山雅。
きょうは今シーズン負けなしのレッズに挑みました。
松本山雅。
レッズの攻撃をいかに抑えるかをテーマに臨みます。
序盤からレッズにボールを支配される展開。
持ち味の運動量豊富な守り。
全員で体を張ってしのぎます。
攻撃のチャンスは少ない中、前半終了間際。
攻め上がってきた田中から。
シュートにはつながらず、0対0で折り返します。
松本山雅は、後半開始早々の3分、池元。
惜しくもクロスバー。
これが後半唯一のシュートでした。
このあとは、レッズの怒とうの攻めに防戦一方。
それでも、堅い守りで得点を与えません。
引き分けも見えてきた40分。
レッズの森脇でした。
これが決勝点。
レッズの底力の前に、松本山雅はあと一歩で勝ち点を逃しました。
そして、日本代表から戻った選手たちや、代表入りを狙う選手たちは、新監督にアピールするプレーはできたんでしょうか。
ハリルホジッチ監督が視察した試合。
フロンターレの大久保は、視察は意識してないと、プレーに集中しました。
後半26分、その大久保が抜け出します。
ゴールキーパーの動きを見極め、冷静に決めました。
42分の大久保。
1点目とほぼ同じ位置から。
今度はゴールキーパーの左を狙いました。
技術の高さを見せた大久保。
得点ランキングもトップに並びました。
サンフレッチェの水本と青山。
代表から戻った青山は、体を張った守り。
水本も相手に厳しく寄せます。
後半18分、青山のパスが起点になります。
ここから大きく展開して攻撃。
新加入のドウグラスに合わせますが、決まりません。
引き分けかと思われたアディショナルタイム、ヴィッセルのカウンター。
途中出場の小川に決められました。
サンフレッチェ、今シーズン初黒星です。
FC東京は、代表4人が先発出場。
前半15分、元代表の石川が抜け出しました。
先制点を奪います。
さらに武藤。
得意のドリブルで仕掛けました。
代表レギュラーを目指す武藤。
ゴールへ強い意欲を見せます。
試合終盤のコーナーキックには、森重。
さらに直後のフリーキック。
蹴るのは太田。
再び森重が合わせましたが、ここは追加点を奪えませんでした。
残りの3試合、続けてご覧ください。
ベガルタは、エースのウイルソンが開幕から好調をキープ。
1点を追う後半17分のコーナーキック。
ウイルソンが押し込み、今シーズン3点目、同点に追いつきます。
さらに試合終了間際のアディショナルタイム。
競り合った渡部がそのまま決めました。
ベガルタ、逆転勝ちです。
ここ2試合負けなしのベルマーレ。
同じ昇格組のモンテディオと対戦です。
前半9分、相手のミスに高山が反応。
ことし、チームに戻った高山のゴールで先制します。
さらに25分、細かいパス回しから藤田。
ベルマーレが昇格組対決を制しました。
F・マリノスは、リーグ戦で6年間勝てていないレイソルが相手。
1点をリードされた後半28分。
途中出場の伊藤が決め、同点に追いつきます。
その10分後、再び右サイドからでした。
押し込んだ!
ディフェンダーの下平が詰めていました。
F・マリノス、苦手の相手に逆転で勝ち、2連勝です。
さあ、続いてはトゥデーズスポーツです。
Vリーグ1部のプレミアリーグ。
女子の優勝決定戦は、NECと久光製薬が対戦。
1セットを失ったNECは第2セット。
18歳の古賀を投入します。
東京オリンピックでエースと期待される18歳が、流れを変えます。
さらに19歳の柳田。
多彩な攻撃を見せ、スパイクでチームトップの19得点。
3連覇を狙う久光製薬を翻弄しました。
若手が躍動したNECが、逆転で、10シーズンぶりのリーグ優勝です。
バスケットボール女子、Wリーグのプレーオフ決勝の第2戦。
JXエネオスは、1メートル84センチの間宮が序盤から活躍。
両チームを通じてトップの26得点を挙げます。
さらに岡本の3ポイントシュート。
岡本のスリー!決めた!
この試合、4本決めました。
JXエネオスは2連勝。
7連覇にあと1勝としました。
女子ゴルフの国内ツアーは3日目。
藤本麻子は、2位に7打差をつけてスタート。
1つスコアを落とし、迎えた5番。
池に入れてダブルボギー。
藤本は10番までに5つスコアを落とす苦しい展開。
それでも気持ちを切らしませんでした。
16番。
10メートルのチップインバーディー。
これで持ち直しました。
バーディーで締めくくった藤本、4打差で首位を守り、ツアー2勝目を目指します。
メジャー大会初戦、好スタートを切った宮里藍。
2日目はボギーが先行しますが、2番パー5の第3打。
ピンに寄せて、このホール、バーディー。
スコアを戻します。
しかし7番。
パーパットを外し、波に乗れません。
後半は粘りますが、スコアを伸ばせませんでした。
宮里は5打差の13位から巻き返しを目指します。
来年のリオデジャネイロオリンピックで、セーリングの富澤慎選手が、すべての競技を通じて、日本代表の内定第1号に決まりました。
富澤慎選手ですね。
富澤選手は、新潟県出身の30歳。
オリンピックには、3大会連続の出場となります。
サッカー女子のなでしこリーグは1試合。
ジェフ千葉が1対0で勝ちました。
昨シーズン優勝のレッズは、開幕2連敗です。
さあ、あすのサンデースポーツですが、番組初代キャスターの星野仙一さんが、4月のマンスリーキャスターとして、30年ぶりに帰ってきます。
特集はプロ野球のこれからを考える討論会。
SMAPの中居正広さんが生出演です。
識者も交え、星野さんと語り合います。
さらに、アスリートのすご技に迫る新コーナー、神髄。
卓球の全日本チャンピオン、水谷隼選手にスタジオにお越しいただき、相手を翻弄するサーブの秘密を、ハイスピードカメラで解剖します。
サタデースポーツ、番組の締めくくりは、新コーナー、トゥモローソング。
アスリートの逆境を支えた一曲を、その思いとともにご紹介します。
1回目のきょうは、安室奈美恵さんのドント・ワナ・クライ。
この曲を選んだアスリートとは。
2015/04/04(土) 23:00〜23:30
NHK総合1・神戸
サタデースポーツ[字]
▽全面リニューアル!杉浦&一橋の新コンビ▽柔道体重別世界女王・近藤亜美に注目!▽J1つなぎの浦和×走力の松本▽エンドはアスリート支えた心の一曲・マリノス中澤佑二
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番組内容
▽柔道・近藤亜美に注目! ▽中澤佑二・心の一曲 【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
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