(くしゃみ)花粉や動物更には食物など。
私たちの生活を悩ますさまざまなアレルギー。
アレルギーを持つ人は1960年代から増え続け日本では3人に1人がなにかしらのアレルギーがあるといわれています。
この深刻な現代病を食い止めるためには一体どうすればいいのでしょうか。
その鍵を握っていたのがアメリカで暮らすアーミッシュと呼ばれる人たちです。
宗教的な理由から200年以上前と変わらない暮らしを続けています。
基本的に自給自足で家畜と共にある生活です。
彼らにアレルギーについて聞いてみると意外な答えが返ってきました。
最近行われた調査ではアーミッシュは都会で暮らす人に比べ花粉症はアトピー性皮膚炎はと極端に少ないというデータが出ました。
なぜ少ないのでしょうか。
鍵になるとされたのが家畜と触れ合う暮らしぶりです。
実は一連の研究の中で子どもの頃に家畜と触れ合うとアレルギーになりにくいという結果が出ていたのです。
家畜との接触が多い人の体内では一体どのような変化が起きているのでしょうか。
研究者が最新の血液分析技術を使って調べたところある細胞が35%も多い事が分かりました。
免疫細胞の一種Tレグです。
Tレグはアレルギーを根本から抑えこむ力を持っています。
そもそもアレルギーとは体内に花粉などが入った時害がないにもかかわらず細胞が攻撃し続け人体に影響が出る事をいいます。
Tレグはその攻撃をやめさせる指令を出していました。
つまりTレグの量が多ければその分アレルギーになりにくいと考えられるのです。
今Tレグに注目したアレルギー研究の最前線ではさまざまな成果が上がり始めています。
完全に治す事は不可能だとされてきた花粉症の症状が改善された人。
こちらの女性は重度の猫アレルギーを克服する事ができました。
更に今年2月世界中のアレルギー研究者が集う学会ではピーナツアレルギーについて衝撃的な研究成果が発表されたのです。
世界を驚かせた研究成果とは果たしてどのようなものなのでしょうか。
Tレグの研究が進む今アレルギーの原因治療そして予防に至るまで新しい可能性が見えてきています。
番組ではアレルギーで悩むゲストやTレグを発見した研究者たちを招きこの免疫細胞が持つ底知れないパワーと新たなアレルギー対策についてご紹介します。
2015/04/04(土) 09:55〜10:00
NHK総合1・神戸
Nスペ5min.「新アレルギー治療〜鍵を握る免疫細胞〜」[字]
多忙な人向けにNHKスペシャルを5分に凝縮。完治は不可能だと言われてきたアレルギー。鍵を握る免疫細胞の秘密、花粉症や食物アレルギーなど最先端の研究現場に迫る。
詳細情報
番組内容
多くの視聴者から高い評価を得ているNHKスペシャルを多忙な人向けに番組の魅力を5分に凝縮。1960年代以降、患者数が急速に増加し、根本的な治療は不可能だと言われてきたアレルギー。今、“Tレグ”と呼ばれる免疫細胞が、アレルギーを根本的に治す治療の鍵として注目されている。“Tレグ”をコントロールすれば、免疫力を下げることなく、アレルギーを押さえ込めることが明らかになってきた。
ジャンル :
ニュース/報道 – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
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