(テーマ音楽)柔道の金メダリスト斉藤仁さん。
重量級のエースとして日本柔道史上初のオリンピック2連覇を成し遂げました。
(実況)責任をきわめたゴールドメダル。
斉藤仁さんは昭和36年青森市で生まれました。
テレビドラマの「柔道一直線」に憧れ中学の時に柔道を始めます。
卒業後は日本一を目指し上京しました。
大きな体に抜群の柔軟性卓越した運動神経ですぐに頭角を現します。
その前に立ちはだかったのが3歳年上の山下泰裕選手でした。
19歳で全日本を制して以来無敵の王者です。
初対決は昭和54年大学1年の時。
一本負けしたものの技を返す場面もありこの日から山下2世といわれるようになります。
打倒山下が斉藤さんの最大の目標になりました。
しかし山下選手には隙がありません。
斉藤さんは95キロ超級に出場。
豪快な投げ技で金メダルを獲得します。
ところが人々の注目は無差別級金メダルの山下選手に集まりました。
打倒山下最後のチャンスは昭和60年の全日本選手権でした。
それまでは7連敗。
斉藤さんには秘策がありました。
山下選手得意の大外刈りは技をかける時大きく踏み出します。
その時軸足が傾き不安定になります。
その軸足を狙って自分の体重をかけ浴びせ倒すように技を返す事でした。
しかし山下選手がかけてきた技は予想していたのとは逆の足でした。
つかんでいた手が離れ技を最後までかけきれませんでした。
(実況)残り30秒になりました。
その後は一進一退。
死力を尽くします。
(実況)力いっぱい戦います。
勝ったのは山下選手。
これを機に山下さんは引退しました。
斉藤さんは大きな目標を失います。
柔道人生が狂い始めます。
この年の世界選手権決勝。
相手は韓国のチョウ・ヨンチョル選手でした。
チョウ選手の脇固めで肘を脱臼。
屈辱的な敗戦です。
更に軸足の右膝を故障。
強化選手からも外されてしまいました。
膝の手術で1年を棒に振った斉藤さんはリハビリ専門病院に入院します。
ここで大きな出会いがありました。
昭和63年斉藤さんは強靱な精神力で復活。
全日本の舞台に立ちました。
(実況)もう一回背負い投げ!残り15秒この表情。
ものすごい表情に変わってきた斉藤。
321。
(実況)白2本斉藤見事に初優勝。
全日本ようやく念願の優勝を果たしました斉藤。
長い長い道のりでした斉藤。
そして迎えたソウル・オリンピック。
日本柔道は最終日まで金メダルゼロ。
斉藤さんに最後の望みが託されました。
準決勝相手は因縁のチョウ・ヨンチョル選手です。
(実況)チョウの方は逃げる逃げる。
逃げる作戦に出たのか。
指導。
指導となってきました。
さあ残りはほとんどない。
チョウはもう戦いをしない。
斉藤勝ちました〜!そして決勝戦。
(歓声)
(実況)ふんばりました日本柔道!ついに期待の斉藤95キロで見事に金メダルです!
(実況)責任をきわめたゴールドメダル。
斉藤さん見事にオリンピック連覇達成です。
悔し涙を流しうれし涙を流した斉藤仁さん。
柔道一直線の人生でした。
2015/04/04(土) 05:40〜05:50
NHK総合1・神戸
NHK映像ファイル あの人に会いたい「斉藤仁(柔道選手)」[字]
柔道の金メダリスト斉藤仁。重量級のエースとして日本柔道史上初のオリンピック2連覇を成し遂げた。柔道一直線の人生が語られる。
詳細情報
番組内容
柔道の金メダリスト斉藤仁。重量級のエースとして日本柔道史上初のオリンピック2連覇を成し遂げた。3歳年上の山下泰裕選手を倒すことを目標に努力を重ねた。ケガや故障と戦い、一時は柔道をあきらめかけたこともあったが、強じんな精神力で復活し世界の頂点に立った。柔道一直線の人生が語られる。
出演者
【出演】柔道選手…斉藤仁,【語り】鈴木奈穂子
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
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