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社長メッセージ

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代表取締役社長 東 竜一郎

はじめに

当社の創業は維新の開国後間もない明治4年(1871年)、本邦医療機器産業の草分け的存在として産声を上げ、爾来140年間に亘り幾多の山坂を乗り越え乍ら医療業界の振興・発展に尽くし、歴史の刻みの中でこれまで幾つかの事業内容の変遷(約90年前に製販分離)を経て、平成17年(2005年)には時代の変化に機敏に対応すべく製販再統合を行ない、新生サクラ精機が誕生し現在の姿を迎えています。当社創業家の遠祖を辿れば薬種商として徳川家康の江戸開府(1603年)近くに迄さかのぼります。 歴史にこだわる積りは毛頭ありませんが、 先人の方々の血の滲み出る様な労力を惜しまぬ「継続は力なり」の偉業に只々頭が下がります。



当社の目指す姿

当社は常に市場現場に目線を合わせ、世のお役に立つ価値ある製品・システム(ソフト含む)・サービスを間断なく市場に提供し続け、市場と顧客そして社会に貢献する確固たるモノ作り企業(メーカー)で在りたいと希っています。
当社の現在の主要事業を大別しますと、
①感染防止分野の洗浄・滅菌装置事業
②病理・細胞診分野の検査機器事業
の二つに分かれます。 前者・後者共に医療現場と社会にとって極めて有意義且つ重要な事業であります。 平成20年(2008年)秋のリーマンショック以降世界経済の低迷が続き、一部新興国・中興国を除き未だ世界景気は本格回復されたとは言い難く、これからの時代は寧ろ従来の延長線上の如き景気循環型の回復を期待するのではなく、世界経済の構造的変化に前向きに対応した機動力に溢れた体制作り、特に細心且つ大胆なグローバル展開が当社の持続的成長にとって不可欠となります。


更なるグローバル化ヘ

既に病理・細胞診検査事業はサクラグループ各企業との連繋プレーの下、米欧を中心に世界に向けてグローバル展開中であり熾烈な競争に打ち勝ち世界でのトップシェアを確保していますので、引続きこの維持・拡大に努めて参ります。
一方、洗浄・滅菌事業はその装置産業的性格からして従前は国内市場中心型でしたが、今後国内市場縮小の流れが予測される中、市場を広く海外に求める転換期に差し掛かっています。 勿論、国内は国内トップメーカーとしての強みを活かし、しっかりと地に足の付いた展開を継続して行なう事申すまでも有りません。 先ずは合言葉として国内市場5割・輸出市場5割を目標に、そして将来的には国内生産5割・海外生産5割を目指して参ります。

終わりに

世の動きを注視し、その変化を見極め、夢を大きく膨らませ乍らサクラ精機は医療ヘルスケアの発展と世の為にこれからも力の限り尽くして参ります。


代表取締社長 東 竜一郎





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