NPT議長:長崎の爆心地公園で献花

毎日新聞 2015年04月04日 18時51分(最終更新 04月04日 18時58分)

爆心地公園を訪れ、原爆落下中心地碑に献花するタウス・フェルーキ氏=長崎市で2015年4月4日午前9時43分、大場伸也撮影
爆心地公園を訪れ、原爆落下中心地碑に献花するタウス・フェルーキ氏=長崎市で2015年4月4日午前9時43分、大場伸也撮影

 今月27日に米ニューヨークの国連本部で開幕する核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、議長を務めるアルジェリアのタウス・フェルーキ外相顧問が4日、長崎市松山町の爆心地公園を訪れ、原爆落下中心地碑に献花した。

 フェルーキ外相顧問は献花後、記者団に「70年の節目の年に被爆地を訪問できたことは重要で、有意義だった」と語った。その後、原爆資料館を見学し、田上富久市長を表敬訪問。さらに、再検討会議に合わせて現地入りする長崎大の学生らとも交流した。

 フェルーキ外相顧問は、3日には広島市の平和記念公園も訪問し、松井一実市長や被爆者らと会った。【大場伸也】

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