スタジオパークからこんにちは 高橋英樹 2015.04.03


生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…観客⇒こんにちは!春、元気いっぱいの声です。
清水⇒ギャラリーがいっぱいです。
清水ミチコさんです。
よろしくお願いします。
そして伊藤雄彦アナウンサーです。
ありがとうございます。
今、春ですけれどお花見などはしましたか。
まだ行っていません。
きょうは東京は風が強くて。
なんと言うんでしょうか桜吹雪に今、なってますよね。
そうですね。
きょうのゲストは日本一桜吹雪が似合うそういう方です。
ご紹介しましょう俳優の高橋英樹さんです。
拍手と歓声
高橋⇒どうもこんにちは。
よろしくどうぞお願いします。
みんなすごいと言っています。
桜吹雪だけではなく桃の花も似合います。
高橋英樹さんです。
NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」にご出演です。
井伊直弼役です。
そうです。
ことし俳優になられて54年だそうですね。
もう半世紀が過ぎました。
拍手
さすが。
そんな中で貴重な懐かしい高橋さんの映像もご用意いたしました。
「花燃ゆ」のお話もたっぷり伺いますが皆さん高橋さんへの質問、メッセージどしどしお寄せくださいではスタジオのお席にお願いします。
拍手
本日のゲスト俳優の高橋英樹さんです。
高橋⇒どうもこんにちは。
よろしくお願いします。
ちなみに清水さんと番組では?クイズ番組とかバラエティー番組で。
何度か。
時代劇だけではなくてバラエティー番組でもご活躍ですね。
現在NHKにご出演のドラマがこちらです大河ドラマ「花燃ゆ」です。
これは吉田松陰の妹・文を通して幕末を駆け抜けていった若者たちその情熱、その姿を描いた物語です。
高橋さんが演じていらっしゃるのは先ほどもご紹介しました井伊直弼です。
ドラマではアメリカとの条約を天皇の許可をえずに進めてしまう井伊直弼対立するのは松下村塾開国を打ち払えといった吉田寅次郎のグループです。
敵役になります。
敵役で安政の大獄を行った人物です。
ご出演のシーンをまずご覧いただきましょう。
今の日本に欠かせぬものは病に打ち勝てる西洋の知識と文明じゃ。
しかし天子様のお許しなく条約を締結するわけには。
このままではこの国は前に進むことができぬ。
異国との戦を避け前に進むには…。
アメリカとの条約を独断で結んだ幕府に対し寅次郎たちは強く反発します。
条約締結?ありえん。
天子様のお許しもなく条約を結ぶなど、異国に対し決して侵略は許さんと強い意志を見せなければ。
ご政道に異議を唱える者たちを1人残らず捕らえよ。
一網打尽にいたせ。
さすが。
重厚で。
声が違う感じですね。
どちらかというと、弾圧する敵役ですよね。
当時の幕府の最高権力者ですから幕府の威光というものに逆らう人間は行政官としておさえておかなければいけないというように思ったんでしょうねこの人物は。
井伊直弼自体は今まで演じられたことはあったんですか?ないんです。
初めてなんです。
これまでいろいろ時代劇にご出演でしたけれど初めて井伊直弼を演じられるんですね。
初めてやってみていかがですか。
やりたかった役ですから。
敵役ですけれど。
今回は敵役ですけれど、井伊直弼そのものは人生はとても豊かな人だったのでやってみたいと思っていました。
最初に私が初舞台を踏んだのが尾上松緑さんと二代目の尾上松緑さんの「花の生涯」という井伊直弼さんの家臣の長野主膳という役をやりました。
そばでずっと見ておりましていつかあの役をやりたいと思っていました。
あの役をやりたいとずっと思っていました。
家臣を演じながら。
41年かかりました。
25歳のときですものね。
どうしてそれをやってみたいと思っていたんですか。
そばで見ていましてわれわれは役を作るときにいろんなものを表現しようと思って一生懸命やるんですけれどお客さんは泣くところでも泣いてくれない笑うところでも笑ってくれない。
でも尾上松緑さんは何もやっていないんですよ何もやっていないのにお客様がどっと笑ったりうわっと泣いたりするんです。
どうしているのかなと思ってずっと袖から見ているんですけれど何もしていないんです。
そういうイメージしかないんです。
出てきただけですごいんです。
いずれは、ああいう役者になりたいと。
何もしないのは何かをすべて知ったあとで表現できるものだと思っていました。
コントロールというかね。
念願かなってということですね。
念願かなった役です。
井伊直弼をやってみていかがですか。
なるべく自分で表現をするときに何かを意識せずに表現しようと思って、トライしてみたんですがやっぱり役者ですね。
どこかで、心の中で表現しようとしてしまうんですね。
ベテランなのに勉強勉強なんですね。
そうですね。
なるべく何もしないで表現してみようというのを心がけています。
何もしないで表現というのはなかなか難しいですよね。
いろんな知識を身につけて人物になったときにはそぎ落としてただせりふを言っていればいいというふうになる。
本物は何も考えていないからということですよね。
そういうふうになれたらいいかなと思って役者はそのように勉強するんです。
今回も当然井伊直弼のことは徹底的に調べたんですか?まずお墓参りに行きまして井伊家を調べました。
こちらは東京世田谷区にある豪徳寺ですね。
豪徳寺にお墓がありますから。
写真を撮っている方は?私です。
私が写真を撮っている姿をまた写真に撮ったんですね。
高橋さんとは、ちょっと分かりませんでした。
こうやって必ずその場に行くんです。
井伊直弼のお墓にも行ってきたんですか。
お参りをさせてもらいました。
東京都の史跡にもなっているんですね。
いくつかこういうことをやって小説を読んだり井伊直弼をどのように表現したかということを読んで自分の中に取り入れて身につけて演じるときにはそれを全部そぎ落としたいと。
それはなかなか難しいんじゃないですか?いろんな情報が入ってくるんじゃないですか。
こんなふうにやってみたいっていうのもあると思いますけれど。
尾上松緑さんが何もやっていないということが、とても憧れの的だったので何もやらないでできるかどうかということをやってみたいですね。
すばらしい方とお会いできたんですね。
尾上松緑さんの井伊直弼の部分ももしかしたら高橋さんも演じる中で。
もちろん入っています。
だいぶ入っていますね大きく占めています。
役者さんってわりと自分をマインドコントロールみたいなものをしていくんですね。
そうですね。
今回お墓だけではなくて井伊直弼の居城になっていた彦根城にも行かれたそうですね。
きのう行ってきました。
これはきのうなんですか。
きのうです。
番組みたいに見えますけれど。
これは番組で行かれたんですよね。
番組で行きました。
井伊直弼のゆかりの地を訪ねるという番組ですね。
天守閣には桜がちらほらでした。
いい写真ですね。
彦根城は桜の咲き始めなんですね。
彦根城はいちばん好きなお城なんです。
もともと城が好きなんですか。
大好きです。
お城が大好きなんです。
彦根城はその中でいちばん好きなんですか。
何回もお邪魔していますし京都から近いので撮影でも何回も何十回も行かせてもらっていますし造りの大きさとかたたずまいがいちばん好きなんです。
どの辺がですか?この天守閣は現存された天守閣は12個しかないんですが、そのうちの1つではふと言いますけれど屋根が優れているんですね。
分かりにくい。
分かりたいけど。
三角形のところですね。
そこがたまらないんです。
お城好きの方は今見て思っているんでしょうね。
なおのこと好きなお城の形だし井伊直弼を演じてなおのこと思い入れも当然あるんですか。
いいですね、やっぱりもっと先に行ってやったら違うかなと思うぐらい行ってみると違いますね。
そういうものなんですか。
何回も言っているのに新たな感慨というかそういったものも感じます。
それが役にも反映されるんですね。
主人公から見ると敵役ですけれど敵役の吉田寅次郎演じる伊勢谷さんは高橋さんのことを現場でどのように見ていたのかお話を伺ってまいりました。
すごく明るくて、楽しげな雰囲気の方だろうと思うんですけど、もちろんでも黙っていると、ものすごい違う怖さみたいな雰囲気も持たれている方なのでそれを現場で感じられたのはちょっとうれしかったというか存在が迫力になっているというのは僕も学べるかどうかは分かんないんですけど、ちょっと憧れる部分ではありました。
リハーサルのときも、初めてお会いさせていただいたんですがそのときから、もうすでに井伊直弼が出来上がってらっしゃって。
もちろん探りながら、動きを確かめていらっしゃいましたけどその感じはやっぱり僕としてはなるほどなっていうふうには真央ちゃんがあとで来たんですけど、やっぱり英樹さん違うねっていうふうなお話を真央ちゃんにしていて。
吉田寅次郎、もうすぐ高橋英樹さんに追い込まれますけども、どうぞお手柔らかによろしくお願いします。
拍手
いい役者さんですよ。
久方ぶりに興奮しました。
対決の場面があって役者として燃えましたねやっぱり。
がーんとぶつかってくるんですよね。
久方ぶりにぶつかってこられたのでこれはと思いました。
井伊直弼になれたなと思いました。
こうきたか、という感じですか。
役者どうしは演技を、戦いを挑まないと予定調和になってしまうんですよね。
がーんとぶつかってきてそうしたらこういこうとかああきたらそうしようとかそれがおもしろいんですね。
実は伊勢谷さん撮影現場で高橋さんを見てホニャララだなと思ったそうです。
ここでクイズです。
伊勢谷さん高橋さんを見て○○みたいだと思ったそうです。
どう思ったでしょうか。
どれも失礼な感じがしますね。
迫力がありますからね。
お考えください。
メッセージが届いております。
東京都の方からです。
20代の方です。
高橋さん、井伊直弼ぴったりです。
ありがとうございます。
私は八王子在住の大学生なんですが高校3年生までは、滋賀県彦根市に住んでいました。
高橋さんが地元の有名人を演じてくださっていることにただただ感謝です。
ありがとうございます!!高橋さんの名演技、注目しています。
こちらこそありがとうございます。
それからこちら京都府の50代の女性です。
私のひいひいひいおじいさんは井伊直弼さんです。
すごいじゃないですか。
子孫の方なんですね。
いつも歴史の教科書や、ドラマで桜田門外の変が出てくるたびに私も息子たちも井伊直弼を殺さんといてと心の中で叫んでしまいます。
そうでしょうね、何度見てもそうでしょうね。
ご先祖様ですからね。
それはそうと、うちの主人は小柄で髪がとても薄いのですが優しくておちゃめなところは高橋さんそっくりです。
ありがとうございます。
これからもたくさんご活躍くださいということでいただきました。
そんな方がいらっしゃるんですね。
彦根の方からも反応があったりしますか。
「花燃ゆ」を見ています、とだいぶお話をきのういただきました。
現場でね。
井伊直弼ファンが多いですねやはり地元だけに。
だから高橋さんのファンも多いんでしょうね。
そんな高橋さん伊勢谷さんはあるシーンでどう思ったのか視聴者の皆さんの答えはこちらです。
きっ抗していますね。
若干多いのはゴジラみたいというのが多くなっていますね。
少しの差でヒグマみたいになっています。
3番目がダンプカーみたいです。
では正解は伊勢谷さんからです。
まるで音楽がかかってたんですけど…♪〜
(ゴジラのテーマ曲)高橋英樹さんがゴジラみたいにふすまの影から出ていらっしゃって迫力がありました。
ということでゴジラみたいというのが正解でした。
ゴジラみたいというふうに。
そうでしょうか。
そうかもしれませんね。
三谷幸喜さんは威厳や上品さみたいなものは芝居ではなくて本人が持っていないとできないと言っていましたね。
威厳のある人はなかなかいないと思うので。
伊勢谷さんから見たら高橋さんは完全に敵役だからよけい迫力を感じたのかもしれませんね。
今まで敵役、あまり演じたことはありませんね。
正義のヒーローばかりですね。
今回逆に敵役はどのような感じでやってらっしゃいますか。
世に言う悪役というのは、人間的に豊かなところがあるんです。
おもしろいですね。
人間ってやっぱりワルの部分があるじゃないですか。
それをどう表現するのかが人間らしくていいかなと思っています。
これからもできるかぎりやっていきたいと思っています。
悪役を増やしていきたいということですか。
そうですね。
みんな一生懸命生きているんですよね。
歴史上の人物は特にそうですね。
立場が違うだけでみんな一生懸命生きているんです。
こちらから見ると悪いやつだけど反対側から見たらね。
井伊直弼は日本を守ろうと植民地化されないようにということですもんね。
いろんなものの見方で大河ドラマを見ていただくと楽しいですね。
高橋さんご出演の「花燃ゆ」ですけれど今度の放送は14話です。
井伊直弼の幕府の弾圧にこんどは武力で対抗しようと寅次郎がするんですけれど家族は必死に止めようとしてお父さんはわしを斬ってから行けというシーンがあります。
今度の「花燃ゆ」ですけれどぜひこちらご覧いただきたいと思います。
そして高橋さんのシーンをもっと見たいという方オンデマンドでも何度でもご覧いただくことができます。
ぜひご覧ください。
さらにさらに、高橋さんがきのう行ってきたばかりということでしたけれどNHKの番組で井伊直弼のゆかりの地を訪ねたその番組井伊直弼に迫っていく番組があります「高橋英樹特別講義「花燃ゆ」井伊直弼悪人にあらず!」そういう番組です。
悪人ではないということですね。
井伊直弼さんがずっと若いころから勉強していた場所なんですね。
14番目の男の子だったものですから藩主にもなれないだろうということでひっそり暮らしていたところがこちらです。
そこで勉強して武芸も学んでいたんです。
文武両道の達人だったみたいですね。
お茶も得意で舞もお得意でいろんなことを勉強していたそうですよ。
挫折をずっとして井伊直弼さんは世に出られないということがあったそうですね。
ある大名の養子の口があって弟といっしょに行ったんだそうですけれど弟が受かって自分がだめになってまたこちらで過ごしていたそうです。
柳に自分を例えて柳の木がとても好きだったんですね。
風が吹いても柳は枝は揺れても幹は揺れないということで柳が好きだったそうです。
知られざる井伊直弼の世界に高橋さんが特別講義として番組で迫っていただきます。
こちらは4月の26日の午後5時からの放送です。
これを見てから「花燃ゆ」を見ていただければさらに魅力が出てくると思います。
こちらもぜひご覧ください。
続いて今度は高橋英樹さんに清水さんに迫ってもらいます。
プロフィール紹介です。
失礼します。
高橋英樹さんは、1944年千葉県のお生まれです。
お父様は高校の校長先生お母様も教師という教育熱心な家庭に育ちました。
いちばん左が高橋英樹さんですね。
お母様もおきれいですね。
お父様は叱るとき竹刀を持ち出すほどの厳しい方だったそうですね。
そんな環境にもかかわらず高校生になると学校を抜け出し映画館に通い詰め俳優を目指すようになります。
このころ、高校生のころですね。
すでにかっこいいですね。
これが日活のニューフェースに募集した写真です。
高校2年生のときです。
学校を抜け出して映画を見に行っていたということですね。
映画ばかり見ていました。
映画がお好きだったんですね。
俳優につながる部分があったんですね。
俳優志望を知ったお父様は猛反対。
早く諦めさせようと意外な行動を起こします。
これはいったい何をされたんですか。
父親が自分で応募したんです。
ニューフェースに。
私の写真を送って。
修学旅行に行っている間に写真を送って、必ず落ちるからと。
落ちれば諦めるだろうと。
非常に短絡思考だったので。
息子を許さないということで。
とりあえず撮影前に行こうと言われるときはおろおろしていました。
とにかく行って落ちてくればいいと行かせてくれたんです。
お父さんは厳しいということですね。
受かったとたんにもうお前のことは面倒みないと言いだして勘当だみたいなことを言われてわけが分かりませんでした。
17歳でデビューするとアクション映画を中心に年間10本を超える作品に出演。
これ、めっちゃかっこいいですね。
17歳です、初主演作「激流に生きる男」という映画です。
いい写真です。
デビューされてさすがにデビューしたらお父様は?納得でしょう、デビューして1年後に亡くなったんですがデビューしてからの作品は全部見ていたと母親が言っていました。
高橋さんには言わなくて。
そこはやっぱりお父さんという感じですね。
ありがたいことですね。
そして24歳のとき大河ドラマ「竜馬がゆく」で坂本龍馬の親友、武市半平太役で時代劇に初出演されます。
NHKに1話しか残されていないという「竜馬がゆく」の貴重な映像をご覧ください。
されば、わしがやる。
しかしおまんが助けてくれにゃ困るぞ。
うん。
さらば龍馬、金打
(きんちょう)。
金打。
すごい。
これが時代劇初デビュー。
NHKの。
何回も経験なさっている感じがしますけど。
全く初めてですね、時代劇は。
その後は日本を代表する時代劇俳優としてご活躍されています。
ありがとうございます、どうも。
デビューされて当時の映画スターというのはいろいろな愛称というんですかニックネームがあったんです。
石原裕次郎さんとか。
どんなものがあったかというと当時のデビューの皆さんです。
マイトガイっておもしろいですよね。
高橋英樹さんの当時のキャッチフレーズ的なニックネームは何だったか清水さんは?何なんですかね、ゴジラしか、今。
ぬぐっても、ぬぐっても。
50年以上たつとゴジラになっちゃう。
高橋さんのキャッチフレーズは何だったか、ナイスガイ。
要するになんとかガイと当時はやっていたんでしょうね日活では。
みんなガイがついていました。
それで売り出そうということで。
高校生のときのあの写真は、爽やかでナイスガイという感じでしたものね。
しかしナイスガイという愛称だったんですが実はもう1つ愛称があったんです。
それはいったいどんな愛称だったのか視聴者の皆さんお考えください。
会社が付けたのではなくてみんなから呼ばれていた、ということですか。
仲間がつけたんですけどね。
また動物?メールをご紹介します。
高知県の女性の学生さんですね。
Eテレの「高校講座」日本史ずっと拝見していました。
高橋さん、講座をずっとやっていらっしゃる?高橋さん、器用ですね。
日本史が大好きなんです。
Eテレの勉強の番組を持っていらっしゃって。
おかげさまで成績が上がりこの春、大学生になることができました。
よかったよかった、何よりでございます。
これからは高橋さんの時代劇で歴史の学びを深めていきたいと思います。
だから若い方は歴史の詳しい先生というイメージもあるのかもしれないですね。
見ていました、という方も結構いますか。
ありがたいことですね。
そして愛媛県の男性の方です。
僕は高橋英樹さんの超大ファンです。
超大好きです。
質問なんですが家族と仲よくするためにはどうすればいいのかぜひ教えてください。
仲よさそうですものねお嬢さんとも。
おかげさまで仲がいいんですよ。
どうすればいいかって好きになることがいちばんですよね。
家族がいちばん好きという。
高橋家の核、守ろうというのありますか。
いちばん大事にしているのはありがとうということばを使おうということです。
どんなことしてもお互いにやってくれたことにはありがとうとこれはやっぱり優しくなりますね。
どんなことでも。
またサービスしようという気持ちもね。
伝えるということがポイントだそうです。
高橋さんのナイスガイと、もう1つのあだ名視聴者の皆さんの答えがいちばん多いのは赤のドーベルマン、断トツです。
その次がダックスフントです。
高橋さん答えは?答えはダックスフントです。
多くの方、外れてしまいました。
絶対に赤だと思いました。
単純に言うと胴のわりに脚が短いという日活の方は皆さん脚がすらっとしている方が多くてですね。
日活の重役が、どうも高橋は違うんだよな、何が違うんだろうなと考えた結果あいつは脚が短いんだということになったらしいんです。
それで実は着物を着ることになったんです。
日本人の体型にぴったりだから。
「男の紋章」という映画で着物を着た映画をやりだしたんです。
足が長いとなかなか着物でうまくかっこよく映らなかったりということがあったんですね。
その後の人生を左右するぐらい変わったんですね。
着物を着ることになったので着物を着るためにはどうしたらいいかということで先ほどの松緑さんのところに弟子入りしたりしていろんな着物の文化を身につけるために勉強したんですけどそれが、やっぱりその後の人生を全く変えることになりますね。
大河ドラマにも出演させていただいて。
だからこれはもうよかったなと思います。
ダックスフントが長所に。
お前が言うなよ。
すいません。
人間というのは、どこか自分の欠点だなと思うところを恥ずかしがっちゃいけないんです。
それを逆に長所にする。
隠さないことがいちばん大事。
それが今の高橋さん、時代劇スターをつくりあげていったということです。
その中で数々の時代劇に出ているんですが転機となった作品が、これもNHKの大河ドラマです。
1973年放送の「国盗り物語」。
高橋さんが29歳ですね。
織田信長を演じられました。
血迷うな光秀!うぬが事ごとに好みたがる古き化け物どもをたたき壊しすりつぶして新しい世を招き寄せることこそこの信長の大仕事だ。
すごい。
魂込めた、って感じ。
私はオンタイムで見ていたから織田信長というと高橋英樹さんのイメージがすごく強く残っています。
時代劇として演じる中で織田信長という人物がいちばん好きですね。
いわゆる怒ったり笑ったり泣いたり激しく変わっていく人物とても演じやすいですしこのときもそうですが台本を読まなくてもせりふが出てくるようなときがありましてね。
完全に織田信長に。
これが高橋さんにとって最初の大きな転機になったと。
この役柄を演じさせていただいてこの先これで役者として食べていけるかなというふうに思いました。
このあとすぐに結婚もいたしましたし。
プライベート、人生でもやっぱり家族を養っていけるかどうかと。
つまりこのとき恋愛中だったんですか。
恋愛中でした。
と思えないですね、失礼ですけど。
織田信長をやっているときは考えていないと思いますよ。
俳優として自信につながったというのは何かあったんですか?これだけ激しい役を、これだけ表現できたら今後はつまり役者として何か、食いっぱぐれることはないだろうと自信がつきました。
せりふを言わなくても織田信長のせりふが言えるようになったからよしいけるというのがあったんでしょうね。
そういう作品と巡り合いたい方はいっぱいいらっしゃるんでしょうね。
巡りあえたことがうれしいですね。
そして、織田信長もそうですけど高橋さんといったらやっぱりこれじゃないでしょうかねぽんぽんぽんぽんぽん!と。
桃から生まれた…ありがとうございます。
「桃太郎侍」。
3つ醜い浮世の鬼を退治てくれよう桃太郎。
別人格ですね。
1976年から1981年まで放送されていました。
何か、素の自分に戻れないときなんてないんですか?役になりすぎてちょっと困るとかそういうことは。
私実は本番の2秒ぐらい前まででたらめなしゃべりをやっているんですよ。
2秒前まで?ほかの人とスタッフとしゃべったり。
うわあとかやっているんですよ。
それで本番といったときにパッと変わるのが自分で好きで。
逆に。
それでギャーギャーやっているもんですから演出家の方が主役を黙らせろ!って騒いでいますけど。
高橋⇒うるさい!と。
伊藤⇒「桃太郎侍」のときも。
冗談ばっかりやって。
それでいざ、役になりましたそのあとまた変わるんですか?終わったあとによかった?って。
がっかり。
聞かなきゃよかった。
落差がすごいきついんですよ。
おもしろいですね。
「桃太郎侍」といいますと1つ人の世の生き血をすすり。
あのフレーズ。
最初全くなかったんですよ。
斬りもしなかったんですよ。
ストレスがたまっちゃって。
斬りたい斬りたいと悪人を斬らせてくださいとずっと言っていて26本ぐらいやって、ようやく斬ることになったんです。
そんなにかかったんですか。
2クールやったあとに斬らせてくださいと。
衣装も黒の着流しだけだったんです。
派手な衣装になりましたでしょ。
とにかく斬らせてくださいと斬ることになりました。
何かひと言言いながら斬りたいとこれはもう高倉健さんからもらったんです。
高倉健さんがよく、死んでもらいますと言いながらバサッと斬ったああいうのやりたいよねと。
時代劇なので数え歌でもやろうかと。
最初は10個あったんですけど10個だと150人ぐらい斬らないといけない。
終わらないというので3つになったんです。
着物も一緒にゴルフをしているときに、三波春夫さんが主題歌を歌ってくださって三波春夫さんが高橋さんお地味ですね、今回の桃太郎、とおっしゃるんです。
もうちょっとお派手がお似合いになるのに、とおっしゃるので三波さんの着物をぱくったんです。
影響されたんですね。
三波さんの着られる舞台衣装をたくさん見せていただいてそれに似たものを作って大衆娯楽みたいなものを取り入れたんですね。
作り手でもあったんですね。
新しいものをどんどん取り入れようという思いがあるんですね。
あの、ぽんぽんぽんぽんも最初どうやってやろうかと。
めまいがすごかったですよ。
一日中回っていました。
見事な「桃太郎侍」が完成しましたね。
もちろん時代劇だけではなくてバラエティー若い方はバラエティーで活躍している高橋さんのイメージも大きいかなと思うんですけどなんと高橋さん、バラエティー番組で小林幸子さんとめおと漫才をしていたことがあるんですね、番組でNHKの「ふたりのビッグショー」です。
幸子です!英樹です!2人合わせて…幸子アンド英樹で〜す。
そのまんまやないの。
きょうは漫才やらせてもらいます。
ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ。
さっき夫婦になりたいって言っていなかった?そうよ、どこから見てもお似合いの夫婦やないの。
私は英樹さんとめおとになってめおと漫才やりたかったの。
これ運命やねん。
え〜、漫才?ちょっと待ってくださいよ私は役者ですよ。
それも自分で言うのもなんだけどどっちかっていうと二枚目なのよ。
あら自分で言ったりなんかして。
それがこんなピッカピカの服着てこんな大きいちょうネクタイにこんな変な帽子。
嫌なん?え?とっても気に入っています。
すごい。
大ウケで。
これリハーサルなしですよ全くなし。
お互い現場で。
よくできましたね、そんなこと。
ベテランのめおと漫才かということで。
2人で出てほしいと幸子さんに言われたのでNHKを通るたびにお願いというのであの人を見ると柱の陰に隠れましたがついに見つかってしまいました。
何でもやってみるとすべて役者の道に通じますねこの間とか、こういったものは今度何かの役を演じるときにどこかで使えるという勉強の1つです。
時代劇スターがバラエティーに出るというのはいろいろ周りの人は。
当時はやっぱりいないですしやめたほうがいいよ別に時代劇で食べていけるのに何をやるんですかみっともないと言う人もいっぱいいましたけど私はそうは思わないんです。
出ようかな、というきっかけは?単純に言うと娘のひと言ですね。
高橋真麻が俳優さんだよね。
うちの友達誰も知らないよ、って言うんです。
娘ってショックなことを言うんですよね。
子どもたちにしてみれば時代劇を見ませんからその子たちが見るものにどうやって出ればいいんだろうとなんでパパはSMAPと一緒に出ないのってと言ってすぐに出たんです。
素直なんですね高橋さん。
それを見た人たちが真麻のパパすごいねとなって何でも認めていただくためには皆さんに見ていただかなければと思いました。
どんな番組でもやっぱり。
オファーをいただいたら何でもやります。
もちろん原点となる俳優の部分にどれだけ力があるかということが必要ですね。
巡り巡ってまた。
井伊直弼の中にどこか漫才が入っているかもしれない。
それは入っていないと思います。
間としてね。
あとアドリブとかね。
俳優どうしの出てくるものに生かされているかもしれないんですね。
高橋さんの魅力「花燃ゆ」でも楽しんでいただきたいと思います。
少しお時間をいただきまして総合テレビ、このあとの番組を少しご紹介させていただきましょう。
歴史に関する番組です。
歴史は歴史でも「ファミリーヒストリー」。
今夜10時、萩本欽一さん。
欽ちゃんの家族の歴史に萩本さんも知らなかったことが今回明らかになる。
思わず涙、ということです。
おしまいに視聴者の皆さんから届いた質問、メッセージご紹介します。
質問です。
韓国在住の日本人男性です。
同世代なのですね。
70歳以上あまりの若さで羨ましいほどの行動力を映像で見るたび感じています、若さの秘けつを教えてください。
何でも楽しむことでしょうか。
いろいろ参加したりね日頃から。
好奇心を持って挑戦されるということですね。
東京都の方からです。
30代主婦です。
子どものころから時代劇が好きで高橋さんの主演のドラマもたくさん見て育ちました。
今回の大河ドラマで高橋さんが演じられる井伊直弼が登場したときは思わず待っていました!と声を出してしまいました。
迫力ある高橋さんの井伊直弼楽しみにしています。
ありがとうございます。
兵庫県の方からです。
私にとって高橋英樹さんのイメージは、小学生のときに見た大河ドラマ「国盗り物語」のかっこいい若武者、織田信長です。
濃姫役の松坂慶子さんと美男美女のカップルで本能寺の変での自害のシーンは悲しくて印象に強く残っています。
これからもずっとすてきな殿に注目しています。
あの当時の織田信長のことを言われる方も多いんじゃないですか。
多いです。
焼き付いています。
東京都の女性からです。
ことし19になる息子は日本史が苦手でした。
「篤姫」を見ていたとき誰このおじさんかっこいいと言ったのが高橋英樹さんでした。
おかげさまで幕末に強くなり島津にも興味が。
今もやっぱりすごいと拝見しています。
今度は井伊直弼を調べたいそうです。
いいですねぜひ。
歴史に1人入ってくるだけでそれだけでうれしいですよ。
歴史好きが増えているんですね。
2015/04/03(金) 13:05〜13:50
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 高橋英樹[字][双]

花燃ゆで井伊直弼役! 時代劇への熱い思い! ゲスト:高橋英樹 司会:伊藤雄彦アナ、清水ミチコ

詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】高橋英樹,【司会】清水ミチコ,伊藤雄彦

ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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