「すくすく子育て」では皆さんからの子育てに関する疑問にお答えしています。
…などなど。
寄せられたさまざまなご質問に専門家が解決法をアドバイス。
皆さん納得のご様子。
本当に解決したのでしょうか。
その後がどうなったか気になりませんか?そこで今回はスタジオに参加したご家族の…その他時間の都合でこれまで放送できなかったQ&Aもお届けします。
(テーマ音楽)まずは…「月齢に合った離乳食とは?」などたくさんの質問が寄せられました。
この時スタジオに参加した佐藤さんはこんな悩みをお持ちでした。
8か月の一花ちゃんがとにかく離乳食を食べてくれないんです。
ママは一花ちゃんが食べやすいよう手を替え品を替え離乳食を作りますが…。
(母親)舌出さないの。
あ〜ん。
食べてくれません。
(母親)だっこしよっか。
だっこしたら食べるかな?食べさせ方もいろいろと試しましたが…。
(グズる声)やっぱり駄目。
そんなママからの質問は…何か食べてほしいからって工夫されてる事ありますか?種類を変えたりおかゆがやだったらパンがゆにしたりフルーツだけとかだっこしたり。
椅子で座らせたりママがあげたりパパがあげたり場所を変えたりっていろいろしてはいるんですけど嫌な時は嫌で完全拒否です。
どうしたんでしょうこれは?ミルクとかどのくらい飲んでらっしゃるんですか?ミルクだけの時は250とか。
それは回数的には?
(佐藤)1日5回とか。
それだけ飲めてるとあんまりおなかすかない状態で食べるとちょっと自分のいいとこだけとってあとは要らない。
あとミルク飲めばっていうとこになっちゃってる感じはありますよね。
ですからまあおなかすくっていうのをね少し体験してこれから進めればいいのかなと思いますけどもね。
太田さん。
おもちゃはおいしそうになめてますよね。
それも少し前かがみでちゃんと自分の意志でなめてますよね。
これも食べる事とすごく共通していて。
まずお母さんの方からあげる時は少し前かがみになるように自分が食べたそうに誘ったりするといいですよ。
あとね量が結構多かったので最初は少量ずつでいいんですよ。
スプーンにほんのちょっとのっかるぐらいで食べれたら「あっ食べれたね」って言ってあげてできるだけ誘うようにしてあげるようにするといいと思いますね。
どうですか?
(佐藤)試してみます。
専門家からは……などのアドバイスが出ました。
どうなったのでしょうか?先生方にスタジオでいろいろ教えて頂いて…えったくさん食べられるようになったんですか!?食事の様子を見せて頂きました。
前食べさせていた時はほんとに…。
一口…どうせ同じ一口なら大っきく食べて頂こうってこれくらい盛ってたんですけどそれだと大っきすぎて逆に食べる気がなくなったりするって言われたので今ではその半分ぐらいのこれくらいの一口で食べさせるようにしています。
自分から前は「あ〜ん。
ほら食べて」ってやってたんですけど最近では…。
ん?はい。
こういうふうに自分から「食べたいちょうだい」っていうふうに食べにくるように少し離してあげるようにしています。
少なめの量を口の手前に持っていき食べにくるのを待ちます。
確かにママの言うとおり一花ちゃんはそのあともパクパク食べ続けます。
でも…あららら。
口から出しちゃいました。
そろそろ限界なんでしょうか?時々ベッてやるんですけどもうそれも無理して「食べて食べて」ってやんなくしてじゃあちょっと休憩しようっていう事で少し間を置いて食べたくなったらまた自分から来るので。
っていうようにちょっと御飯の時間は長くなるんですけどそれでも自分から食べたいっていう気持ちがあるのでちゃんと最後まで食べてくれるようになりました。
食べる気があれば自分から来ると気が楽になったママ。
自分も一緒に御飯を食べる事にしました。
するとママが食べる様子を見た一花ちゃんまた食べたくなったようです。
もうほぼ完食でお野菜もおうどんももうほとんど汁しかない状態まで食べれるようになりました。
食事のリズムができたので…お弁当を持って出かける事です。
近くにある子どものための施設ギャラクシティに遊びにいきます。
ここでママはまずおなかをすかせるよう思い切り遊ばせます。
そしてお弁当。
一花ちゃんは食欲旺盛。
お外で食べるっておうちとは違った環境で食べるって子どもにとってもいい事だと思うんでちょっとルンルンですね。
一花ちゃんもママもこの調子でどんどん楽しみを増やしていってね!続いては…「泣く理由が分からず困っている」「泣いた時の対応が分からない」などたくさんの疑問が寄せられました。
スタジオにお越しの…鈴木さんは2歳6か月の暖乃奏ちゃんと7か月の伶和ちゃん2人の子育てに奮闘中。
お姉ちゃんの暖乃奏ちゃんは最近赤ちゃん返り。
ママを独り占めにしたいのか…。
(泣き声)大声で泣きます。
すると妹の伶和ちゃんも…。
(泣き声)負けじと泣きます。
子どもの泣き声を聞くのはつらいもの。
毎日こんな状態でママはもうヘトヘトです。
そんなママは泣きやませる方法を知りたいと思っていました。
いやぁよく泣いてますね。
心痛い。
これママどんだけ大変やねんという。
しかもねパパがこのVTRを見た時に「えっこうなんだ?」だって。
(笑い声)「初めて見た」って言ってましたから。
知らないですよねお昼どうなってるかね。
なんか申し訳ないな。
(笑い声)VTRを見てちょっと思ったのはややあおむけになっていると天井ばかりが見えてしまうので体を起こしているのはかなり効果があります。
ですので寝かせているよりもやっぱりハイチェアがお薦めですね。
キッチンだったらハイチェアでおなかも支えるようなタイプでベルトをきちっとしていればそれだけでかなり赤ちゃんは気が紛れる事もあります。
横だっこで揺らすよりも縦だっこで揺らした方が効果があるという論文もあるんですね。
周りを見てそこで切り替わるという事がですね横よりも縦になってる時の方が起こりやすいという事で。
また「輸送反応」といってだっこして5〜10分程度移動すると赤ちゃんが泣きやむ性質についても教えて頂きました。
という事で専門家からは……などのアドバイスが。
どうなったでしょう?伺った時ママはお姉ちゃんの御飯を準備しているところでした。
食べ始めたちょうどその時…。
(泣き声)妹の伶和ちゃんが泣き始めました。
するとママは…。
あら上手に食べれるかな。
え〜と先生方ハイチェアで視点を変えるという事おっしゃったんですけれどもちょっとそれがうちの子はハイチェアあんまり好きじゃなかったので…泣いていた伶和ちゃんおすわりの姿勢にして視点が変わると泣きやみました。
効果があるようですね。
(泣き声)食後今度はお姉ちゃんが泣き始めました。
すると…。
(母親)今お魚焼いてるから見に行こっか。
お魚見に行こっか。
お魚見に行っちゃおうかな。
今度はだっこして台所へ。
(母親)ジュージュー焼いちゃう。
おいしそう。
あっ泣きやんでいます。
もうちょっとね。
ママによるとアドバイスを受けた…「ぷわぷわぷわ」。
ママはゆとりができた事で念願だった本の読み聞かせをようやくできるようになりました。
でもママには…それは…。
スタジオで初めて昼間の家の様子を知ったパパがより育児に協力的になったのです。
なるべくママの負担を減らそうと会社帰りに駅から家まで走ってくる事もあるそうですよ。
結構大変ですね。
(取材者)ママの苦労分かりました?ちょっとずつ。
とても泣くという事は大変な事なんですけどそれを通して家族がみんな結果幸せになれた感じがしてほんとに感謝しています。
鈴木さんこれからも一つ一つ家族で解決していって下さいね!そして「赤ちゃんどうして泣くの?」の回では…生まれた時に比べて泣き方がちょっとずつ変わってきてるように感じているんですが月齢によって泣きの種類ってどういうふうに増えていくのかが知りたいです。
専門家が泣く理由の変化について説明しました。
(大豆生田)1つ目は3か月ぐらいまでの赤ちゃんですね。
この時期は「暑い」とか「寒い」とか「おなかがすいた」とかすごく生理的な事による不快感による泣きが多いという時期ですね。
だからね「おなかすいたかな?」とかってそんなふうな事でいいのかもしれません。
3〜6か月ごろになると自分の意思が出てくるので自己主張のために泣いたり甘えて泣いたりする事が増えてくるそうです。
6か月から1歳ごろになると人の事が分かってくるので大好きな人の後を追って泣く事が出てきます。
(大豆生田)続いて1歳ぐらいになってくるとですけどもすごくやっぱり自我が強くなってきます。
自分の要求が通らないという事が泣きの理由になってきますね。
人の気を引くためにうそ泣きをしたりするのもこの時期なのかなというふうに。
する〜!独特の顔して泣きますよねうそ泣きの顔。
清水さんどうですか?お話聞いてみて。
いろいろな種類があるので今後の参考にもなりましたしすごく楽しみになりました。
気楽になりました。
そして…目に優しい環境や気になる目の症状について質問が寄せられました。
村さんからの質問は寝ている時の様子について。
寝ている間にうっすら目を開けている事がほとんど毎日で時々白目をむいたりとかしていてそれで乾燥しちゃうんじゃないかなってちょっと気になったりもするんですけど。
仁科さん目がうっすら開いてるってどうして開いちゃうんですか?普通の方でもちょっとまぶたの筋肉が弱い方とかそれから目がぱっちりして大きい方なんかだとちょっとうっすら薄目を開いてる方はいらっしゃるんですよね。
ず〜っと黒目が出ていて黒目に傷がついてしまうと心配ですが普通は寝てらっしゃる間というのは黒目がまぶたの陰に隠れているんです。
動いているんです。
ですからず〜っと黒目が出ている状態ではないので心配する事はないんじゃないかと思います。
(村)分かりました。
ありがとうございました。
そして只野さんからは目の周りにケガをしてしまった時どうすればいいのかという質問が。
応急処置の方法だとかあと受診の目安を教えて頂きたいなと思っています。
今も傷ついてます。
(只野)そうなんです。
まさに2日前ぐらいにぶつけて。
仁科さんいかがですか?どうしても目の辺りをぶつけてしまった場合は網膜はく離とかそれから目の中で出血するとかそれから目の周りの骨が折れてしまうそういう病気もあるもんですからちょっと目の辺りぶつけたなと思ったらやはり眼科の先生の所に受診してきちんと診て頂いた方が安心だと思います。
あと目が見えにくいとかなんか違和感があるっていうのは本人言う事ができないのでそれはどのように判断したらいいのかなと思って。
じゃあこれがお子さんだとしますね。
そして何かお気に入りのおもちゃを使って頂いて目の前で動かします。
その時にお子さんがこのおもちゃを目で追うかどうかそれから手を伸ばしたりするかどうかを観察します。
この時になるべく音の出ないものを使って下さい。
そのあと今度は片目ずつ目を隠して同じように目で追うかどうか手でつかんだりするかどうかを両方の目で行います。
必ずどちらかの目を隠した時に嫌がるようであれば反対の目が視力が悪い可能性があります。
へえ〜。
どうですか?今お話聞いて。
ふだんから注意してどんな反応するのか確認しながら。
そして…子どもの友達関係などについてたくさんの質問が寄せられました。
4歳2か月の男の子のママ石毛さんからは…。
お友達が遊んでいる時に自分も入りたいんだけどなかなかどう入っていけばいいのか分からずもじもじしている時にどう励まして言ってあげたらいいのかなと思って悩んでしまっています。
岩立さんいかがでしょう?
(岩立)お母さんが同じようにショックを受けないでその時に少しモデルを示してあげるというか。
例えば「入れてあげない」と言われても「えっなんで?遊びたかったのにな。
残念」とかね「どうしたら遊べる?」とかいう形で上から目線で押しつけるのではなくて少し気持ちを代弁してあげるようにしてあんまり悲観的とかショックを受けないでわりと前向きに「えっなんで?」っていう形で言えたらいいんじゃないですか。
そうすると相手も気付ける。
何も言わないから多分相手も気付けないんだと思うので少しモデルを示してあげても良いのかなと思います。
なるほど。
石毛さんどうですか?そのとおりですね。
もう何て言うんだろう。
自分もそこに輪に入っていくのが苦手だったので自分と同じようにならないのが。
でもだからさっき言うてた先生がおっしゃってた誰か1人いたら輪に入っていきやすいっていうその1人がママになって。
リードしてあげた方がいいですね。
そして最後は…スタジオでは上の子下の子それぞれへの関わり方などたくさんの質問が出ました。
こちらの…2人の子どもがとにかくよく兄弟ゲンカをするのです。
ねえやめろ!ちょっとした事からしょっちゅう起きるケンカ。
ママは止めようと叱るのですがほとんど効果がないそうです。
ママはどうすればケンカを止められるのか分からず悩んでいました。
遠藤さんどうですか?例えばすご〜く激しいケンカをしてお父さんお母さんの方が「あらどうしよう」っていうふうに思ってる時は実は上のお子さんも「えっここまで泣かせちゃった」っていうふうに実はどっかですまないとか罪悪感を覚えてるところがあるんですね。
そうすると次からは手加減というものを覚えて「あっここまでだったらいいんだな」っていうのをそこで勉強しているというふうに少し見守ってあげるというのが大切かなっていうふうに思ったりします。
(若盛)子どもたちって子どもたち同士で解決していくんです。
園でも先生が成敗しない。
子どものケンカって「あれ?さっきまでケンカしてたのにこ〜んなに仲良く遊んでるじゃない?」ってありますよね。
その時点で仲直りしてるって事なんですよね。
(若盛)お母様が少しおおらかになってみる。
もうちょっとゆったりしてもいいんじゃない?それこそきょうだい子育てを楽しんでみたらいかがでしょうね。
なるほどね。
いかがですか?おおらかな気持ちは…。
ママ泣いちゃう?なんか分かるよ。
「おおらかな気持ちで」って言って頂けてちょっと心はスッとしていつもケンカをどうしても止めてほしいのでちょっと頑張り過ぎてたのかなと思って。
ちょっとおおらかな気持ちで心掛けたいと思います。
「ケンカを止められないのは自分のせい」。
責任を感じていた新田さんは専門家の話で肩の荷が下り思わず涙が出てしまったのでした。
その後どうなったのか。
1か月後ご自宅を訪ねてみると…。
お兄ちゃんの未来唯君はお絵描き中。
弟の大伊地君は1人おもちゃで遊んでいました。
でも…。
いつものようにケンカが始まりました。
(大伊地君)なんで勝手に取るの!?すぐには止めに入らずしばらく2人のやり取りを見守っています。
以前はケンカをしている時に私笑う事とかはなかったんですけど見守る形で見てると笑いながら見れるようになりましたね。
前はそんな余裕なかったですけど。
するとケンカはいつの間にか終了。
ママが止めに入らなくてもお兄ちゃんは再びお絵描きを始めました。
でも…
(大伊地君)いた〜い!いた〜い!またケンカになりそう。
今度は…。
(母親)駄目。
投げるのは駄目。
投げるのは駄目よ大ちゃん。
オッケー?危ない時はママはすかさず割って入り注意します。
そしてママが叱ったあとはパパの出番。
2人の気分が晴れるようしっかり遊んであげます。
そういうふうな感じで考えてます。
今度は取っ組み合いのケンカ!?大丈夫?でもちょっと様子を見ていると…。
いつの間にか相撲をとって遊んでいます。
(母親)子どものケンカはゆとりを持って見ると自然と2人で解決しますしそんな大した事じゃないんだなって事にも気付かされました。
新田さんよかったですね。
未来唯君大伊地君仲良くしてね!番組ホームページでは子育てに関する疑問質問を募集中!アンケートにお答え頂くと番組出演のチャンスがあるかも!?どしどしご応募下さい!子どもは楽しく遊ぶ中で好奇心や発想を広げていきます。
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今日は「引っ張る」動きのおもちゃをご紹介。
にんじんさんだった?箱にささった…これは…畑といっても野菜だけじゃないのでね。
小判が出てくるかもしれないしもしかしたら恐竜の骨とか。
地底人が出てくる可能性もありますから。
出来上がった…全部引っ張り出したら次はカードをさし込む遊びをするのも楽しいですよ。
これにて…「すくすく子育て」では子育ての質問疑問悩み事をホームページで受け付けています。
また4月から始まる…お子さんが初めて何かをした瞬間を撮影してお送り下さい。
お待ちしてま〜す。
2015/04/03(金) 10:30〜11:00
NHKEテレ1大阪
すくすく子育て「質問スペシャル」[字][再]
番組のアドバイスを実践してみたらどうなるのか?「離乳食を食べてほしい」「子どもを泣きやませるには?」「兄弟ゲンカへの対処は?」等、出演家族のその後を紹介。
詳細情報
番組内容
番組では毎回、視聴者からのさまざまなご質問をとりあげ、専門家がアドバイスをしている。今回は、これまで番組中で行ったアドバイスを実践してみた親子をドキュメント。「子どもを泣きやませる方法を知りたい」「兄弟ゲンカにどう対処したらいい?」「離乳食を食べるようになってほしい」等、スタジオ出演親子のその後を追う。また、「子どもの目のケガ」など、初出のQ&Aも紹介する。
出演者
【講師】アートユニット…tupera tupera,聖路加国際病院小児科医長…草川功,こどもの城児童館児童運営部管理栄養士…太田百合子,理化学研究所・脳科学総合研究センター…黒田公美ほか
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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