報道ステーション 2015.04.02


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫今日のコメンテーターをここでご紹介させていただきます。
2回目の登場ということになりますがショーン・マクアードル川上さんの登場です。
よろしくお願いします。
経営コンサルタント。
あるときは声優。
さまざまな顔を持っていらっしゃいますがよろしくお願いします。
先ほど入ってきたニュースからお伝えします。
北朝鮮関連ですが北朝鮮に関して、日本は先ごろ制裁を延長するという件。
あるいは朝鮮総連議長宅に家宅捜索に入る。
そういう動きを見せていた中で北朝鮮側が突然あの拉致を含む政府間の協議はできないという通知文を日本側に一方的に送ってきたということがわかりました。
朝鮮の中央通信が先ほど伝えているんですが北朝鮮は日本の政治的な挑発とそれから国家主権侵害行為が度を超えているなどと並べて日本に外交ルートを通じて通知文を送ったというふうに報じております。
また、通知文では北朝鮮産マツタケの不正輸入事件の関連先の1つとして先月、朝鮮総連議長の自宅などが家宅捜索されたことなどを非難し謝罪を要求。
また、日本は拉致問題2国間双方で解決するという約束を破って、国連の人権を議論する舞台で国際化したことこれで信頼することが≫突然、北朝鮮から政府間協議を続けられないとする通告があった。
朝鮮中央通信が伝えたその内容。
≫拉致被害者、特定失踪者日本人妻などの再調査は去年5月に合意された。
再調査は7月に始まり日本側は一部経済制裁などを解除した。
この再調査がどうなるかはわからないが日朝間の政府協議は一方的にやめるという。
その理由は、先月末朝鮮総連議長の自宅を日本の警察が家宅捜索したことに対する抗議だ。
マツタケの不正輸入事件の関連先の1つとしてホ・ジョンマン議長の自宅を捜索。
議長自身も強く抗議していた。
≫北朝鮮は、この件について日本の謝罪も要求している。
岸田外務大臣が先ほど会見に応じた。
≫全く、北朝鮮の今回の発表は受け入れることはできません。
日本は5月の日朝合意を、誠実に履行しています。
北朝鮮も合意に基づいて速やかに、迅速に、正直に通報してくるべきだと考えております。
≫日本政府は北京にある大使館ルートから実際に北朝鮮から通告があったことを明らかにしたうえで北朝鮮側の対応は認められないと抗議する方針だ。
日本政府は北朝鮮に対し引き続き調査して速やかに正確な情報の通報を求めるとしているが北朝鮮の協力を得られない場合難しい状況になる。
≫これだけでは皆目、北朝鮮の思惑というものはわからない。
そこで専門の方を急遽、電話でつなぎました。
共同通信の編集員で元ピョンヤン支局長の磐村さんとつながっています。
磐村さんちょっとお伺いしたいんですが日朝対話はできないというふうに北朝鮮が言ってきたことをどう読んだらいいですか?≫今回の通知文を詳細に読みますとやらないとは言っていないんですね。
できない状況にあるよというギリギリのところで踏みとどまってる感じがします。
≫そうすると拉致被害者を含めた徹底的な調査をやめるとまでは言及していないわけですね。
≫もちろんそこも言っていません。
調査をやめるとも言っていませんし対話もやめるとは言っていない。
雰囲気が難しくなったよと。
ですから、これ以上圧力をかけるなという警告のメッセージだと思います。
≫具体的に北朝鮮も日本とうまくやりたいという思惑があるにもかかわらずこうやって、いったん間を置くんだとすれば磐村さんの見立てで。
具体的に何が原因でそうなっているんでしょう。
≫一番大きいのはやはり、先週行われた朝鮮総連関係の企業への強制捜査。
特にホ・ジョンマン議長の自宅を強制捜査したということに対してかなりプライドが傷つけられたと。
日本は本当に合意を履行する気があるのかという疑問も恐らく持っていると思います。
そこをもう一度、考え直そうと。
踏みとどまってですね。
ですから、一定の冷却期間を置く必要があるのかもしれません。
≫あと、これかというふうにちょっと、いやな気持ちが正直、してしまうのは明日、家族会の方々と安倍総理は会いますよね。
≫まさにおっしゃるとおりです。
そのタイミングを狙ったと思います。
≫磐村さんありがとうございました。
ショーンさん、この一連の流れ1年が経とうとする中でまたこういう、ポンと出てきちゃいましたけど。
≫去年の5月末だったと思うんですが日朝の局長級会議があってそれをもとに合意文が作られて特別調査委員会が7月にできると。
国防の保衛部のトップの人が副部長ですが国防委員長のトップが国家主権の最高指導部といわれる人がトップになって、やると。
これこそ、肝煎りであって新しい局面に入るということで日本も期待したし、日本も外務省や警察庁がピョンヤンに入って特別な事務所を作るということでやってきたので個々別々の小さなことで揺らぐような枠組みではなかったと思うんです。
明日のタイミングで言うと憶測ですが、できない理由をいろいろ考えているようにしか感じないですよね。
≫日本が拉致被害者の方々当然、含めて動くかという期待感も含めた思いと北朝鮮側の思惑がいくつかの項目あるうちに拉致被害者の方々は最後の項目で。
あくまでも、お互いのカードが食い違っているというか。
≫本当に局長級会議が本当にうまくいったなという気がすごく去年はしたんですがそのときの家族の方あるいは国と国の理想というのがもしかするとちょっと無理をした合意文になっていたのかもしれません。
≫つい最近でも、ずっとですが家族会の方々は桜の花が見られるころにもとにかく外に出て皆さんに訴えかけてるというその姿の中で、こういう一報が入ってきているわけです。
次のニュース、まいりましょう。
今度は沖縄です。
ご覧のように、翁長知事が今日は東京にいらっしゃいました。
そして、会ったのは北方・沖縄担当大臣の山口大臣ということですね。
そして、官房長官とは5日に沖縄で会うということ。
じゃあ、今日は何をしにいらっしゃったのかというと1つの名目はとにかく西普天間住宅を含む軍用地が返還になったことに対する今日はもうお礼なんですという言葉がちょっと印象的です。
≫週末の菅官房長官との会談を前にしましてたった今、翁長知事が東京の内閣府に到着しました。
このあと、翁長知事山口沖縄・北方担当大臣との会談に臨みます。
今、笑顔ですね。
落ち着いた表情でこれから内閣府のビルを上がっていきます。
≫普天間基地の辺野古移設をめぐって対立が深まっていた政府と沖縄県。
しかし、昨日菅官房長官が会見で翁長知事に会いたいと発言。
知事も会談を受け入れるとし菅官房長官が沖縄を訪問する形で5日の初会談が決まった。
ただ、今日翁長知事が会った閣僚は山口沖縄担当大臣だけ。
米軍から返還された西普天間住宅地区の跡地利用などについて話し辺野古移設問題について突っ込んだ議論はなされなかった。
≫これまで、安倍総理や菅官房長官との会談を求めてきた翁長知事。
しかし、今日の上京で知事側は会談の要請は行っていない。
一方の官邸側も今日、東京にいる知事とは会う予定はない。
腹の探り合いにも映る政府と沖縄県の動き。
5日の初会談は西普天間住宅地区の返還式典に合わせる形で行われる。
官邸は沖縄の負担軽減を示せるこのタイミングでの会談を1か月ほど前から決めていたという。
5日はどんな初会談になるのか。
≫菅官房長官は、翁長知事に普天間基地の危険性除去をどうするのか直接、説明を求めるという。
以前、閣僚の1人はこう語っていた。
≫裁判になったとしても政府は埋め立て工事を止めるつもりはない。
一方の翁長知事は5日の会談でどう出るのか。
≫翁長知事は会談で菅官房長官に辺野古移設反対の民意を直接、突きつけるという。
この発言を受けて再び、菅官房長官は…。
≫今日のところは平行線のままの2人。
≫翁長知事は、今日夕方与野党問わず沖縄選出議員などのもとを回った。
そこでは辺野古移設について意見交換をしたという。
5日の沖縄での会談はどんな形式で行われるのか。
官邸主導で調整が続いている。
≫ショーンさん、やっぱり政府と沖縄県は政府はとにかく基地の移設、移設だと。
こっちの危険除去と移設。
県側はずっと言っているんですがこれは新基地建設は絶対反対。
全然、違うんですよね。
≫この基地の移設の問題と沖縄の負担軽減の問題というのは一国民として思うと国と沖縄が対峙する構図の中では見たくないというのが一番望ましくないのがそういう対峙する形だと思います。
2010年に日米合意があって北朝鮮の核の問題でこれをもとに日米が話し合ってお互いの防衛宣言を出しあるいは防衛協力のガイドラインを出し周辺事態法の制定をやったと。
もっと歴史をさかのぼると戦後70年ということで日米の関係はというと東アジアの安全保障の状況もだいぶ変わってきている中でじゃあ、アメリカという地域の安全保障の抑止力はどういう力があるのかという検証とそういう文脈の中でのアメリカの基地の軽減段階的な縮小ということの先に、その地位協定における日本の主権の回復。
ちゃんとそういうテーブルディスカッションのテーブルと文脈が走ったうえでの議論ではないと国と沖縄の話として極小化されてあるいは矮小化されて話し合われる議論ではないと。
いつも一国民としてこういうニュースを見ます。
≫地位協定を見て全体を見よというのはそのとおりだと思います。
そこにもう1つ加えるなら戦後70年もっと前なったら琉球とかならもっと前になりますがとりあえず70年を考えても大変な悲しみがあの沖縄に降り積もっているということを加味して、不平等感を本土と沖縄で解消することをやっていかないと法律論じゃない気がしますね。
≫アメリカとの対話ということでもこれは、どうしても2項対立として考える傾向がありますけどアメリカの議員の中でも安全保障上の軍事的なグリッドというものがどうなのだろうという懐疑論もたくさんあるんです。
日米との対話はこれは、本当に粘っこくやっていく必要があるしまた、そういうものが常にあるのだという文脈がこういう議論というのが行われるべきだなと常に感じるところです。
≫とりあえず、5日にまずは1回目、会って何が折り合うかというのは無理かもしれませんが。
はじめはV字滑走路の突端だからずっと違う方向を見ている。
だけど、会うということは振り向きあうことから始めないといけないですね。
≫又吉さんを外務省の参事にするとかそういうことではない気がするんです。
≫沖縄に対する明らかな牽制だと思いますよね。
間に合いましたか?群馬大学。
≫こちら、先ほど入ってきたニュースなんですが群馬大学医学部附属病院で同じ医師から腹腔鏡手術を受けた8人の患者さんが亡くなった問題です。
病院側は先月最終報告書を出しましてその中で、全ての事例で過失があったとしたんですが先ほど、午後9時に会見を行いましてその過失という文言を削除すると発表しました。
≫群馬大学医学部附属病院は先ほど患者8人が手術後に死亡した腹腔鏡手術に関する報告書についての会見を行った。
≫病院側は過失があったと考えていることは全く変えていない。
ただ、報告書に書き加えたのは病院の判断であり外部の委員を含む調査委員会の判断ではなかったとし削除すると伝えた。
群馬大の附属病院では2010年以降1人の医師による腹腔鏡の手術で患者8人が手術後に死亡。
遺族の訴えからこの問題が明るみに出た。
病院側は、問題発覚後病院の幹部と外部の医師や弁護士らで構成する調査委員会を設置して、先月の初めに最終報告書を公表した。
≫このとき報告書では8件全ての手術で過失があったと結論付けた。
ところが、厚生労働省はこの報告書の調査方法が不十分だとして病院側から聴取を行っている。
報告書作成において外部委員には医師2人が含まれているが出席を求めたのは調査の1回目だけ。
更には8人を手術した40代の医師に対する聞き取り調査も1回だけだった。
これらの点などが問題視された。
≫2つ目の問題。
≫調査内容を十分に伝えず正しい判断ができるのだろうか。
そして、調査報告書に対して問題視された40代の医師が反論する文書を提出したという。
≫遺族側の弁護士に聞いた。
≫そして3つ目の問題。
≫病院側が認めた過失があったという一文を書き加えた点。
報告書を確認してみると亡くなった8人の死因に関する報告の文末には、どの人も過失の文字がある。
なぜ、病院はこんなことを行ったのか。
≫遺族側の弁護士は…。
≫こういうときって病院側も言葉で武装したり伝える我々も難しく言葉を使ったりして結果、わけがわからないということがあると思うんですね。
これは、現段階でかろうじていえることは何かといえば病院側が設定をした調査委員会の文言があってそれを医師である外部委員の方々が全部見終わったあとに更に過失という言葉を付け加えていたと。
それを受けて病院側が今日、急遽会見をしたと。
いろんなことああだこうだ言っておりますが要するに、過失というと医師本人の責任でミスなんだということで大学側の責任とか運営の問題とか組織上の問題ということが薄れているんじゃないかと。
そういうことじゃいけないんじゃないか。
≫こちらシリアの地図なんですけれども。
ピンク色に染まっている部分が過激派組織自称イスラム国が支配する地域です。
主に北部、東部を中心に支配しているというふうにみえるんですけども。
今回、こちらアサド政権が圧倒的な力で支配する首都ダマスカスの目前の地域を制圧したということがわかりました。
≫市街地に白煙が上がる。
≫場所はシリアの首都ダマスカス。
アサド政権が最も死守している街だ。
戦闘があったのはダマスカス中心部から南に6kmヤルムーク地区と呼ばれる場所。
ここに過激派組織イスラム国が侵入し地区の大部分を制圧したという。
≫ヤルムーク地区はシリア内戦が本格化するまでおよそ16万人のパレスチナ難民が生活していた。
一方で、内戦勃発後はアサド政権打倒を目指す自由シリア軍アルカイダ系のヌスラ戦線更にパレスチナで活動するハマスと連携する組織などが入り乱れ反体制派の拠点となっていた地区だ。
現在はアサド政府軍が包囲している。
そこに今回、イスラム国が攻撃を仕掛けたのだ。
≫2月ごろからダマスカス近郊に進軍していたイスラム国。
先日、イラクで拠点の1つを失ったりはしたがアメーバのように伸縮を繰り返し、神出鬼没の戦術をとっている。
≫イスラム国が制圧したとされるダマスカスのヤルムーク地区。
内戦により、多くの人たちがこの地区を離れたが現在もおよそ1万8000人が暮らす。
だが、この地区はアサド政府軍の激しい空爆にさらされ国連は去年年間131日しか食料を配布できず電気や水道もほとんど供給されていない。
今回、イスラム国が侵入したことで、援助が更に難しくなるのは確実だ。
≫二重の弱者だというのは本当に迫ってくるわけですね。
ショーンさんイスラム国っていうのは国じゃないだろうというのと同じでシリアという国とつい言っちゃいますがシリアもめちゃくちゃで国じゃないと思うんですね。
そう考えると中東全体が液状化してさまざまなことが勃発しちゃってますね。
≫このダマスカスの今回の何かの反作用だと見たときになんの作用があるのかなと思うと直近ではイラクのティクリートの奪還に失敗したこと。
ティクリートの関してはイラン側から革命防衛隊というのが出て行ってミサイルを供与したり資金を供与したり。
イランというとアメリカは核協議の問題でここをなんとか収めていきたいというオバマ大統領の肝煎りなわけですが。
ここの面を合わせようとするとほかの面が合わないという非常に難しいルービックキューブになってきたという気がしますね。
≫イランの核協議は延長、延長になっていますからね。
≫そうなってくるとイランとの関係があるという意味においてはシリアがイランとは近いですから今度、シリアの状況が非常にまずくなってくると。
今回の出来事がまさにそうですけど。
今度、この動きシリアと対峙するイスラエルという部分が非常に合わなくなってくる。
≫イスラエル怒ってみせていますね。
≫今、イエメンは北と南と武装勢力に対してサウジを中心にしたアラブ連合軍が空爆をやっています。
サウジに対しては空中給油をやっているのはアメリカですとサウジとの関係はどうなるのか。
ちなみに、武装組織に対してはイランが隣にいるという面。
要するにサウジを中心としたアラブ連合国との調整という面。
それからアメリカ国内の議会という面。
全部合わなくなっているところにイランの問題だけは合わせたいというのがすごくつたわってくるんですね。
≫そういう思惑があるという面においてはアメリカ側からオバマ大統領側から見るとこんなめちゃくちゃな混沌がつながってくるんですか。
≫そうかもしれませんね。
あと任期をわずかに残してとにかく、今はもうキューバとの国交正常化それからミャンマーを国際社会に戻すなどそして、今回のイランに関しては残していくんだというこの面に対するフルコミットメントを感じるのと裏を見たときの憂鬱をすごく感じますよね。
≫フルコミットメント完全約束みたいなことですか。
≫そうですね。
≫なんとなくつながってきますがこれは我々もなかなかほかにいろいろ影響するからいえないかもしれませんがこれ、第何次中東戦争ですよね。
≫そうですね。
戦争の定義というのは国が存在していないと戦争にはならないので。
このイスラム国というのは国ではないですから犯罪集団だと言っていいと思うんですね。
犯罪集団ですから誰がここに警察権を発動するのかということに対して及び腰になっているという。
やはり一番は1.3兆円のお金を使ったイラク、アフガン6000人以上の民兵を失ったあのことは繰り返したくないんです私はというアメリカに対して、では、誰がということなんじゃないですか。
≫こちら、全てをのみ込んでいきそうですけど不気味にぽっかり開いているのは台風の目なんです。
国際宇宙ステーションが撮影した台風4号です。
現在、フィリピンに向かって進んでいてミクロネシアでは、すでに大きな被害が出ているということです。
この時期に4号まで発生するのは実に50年ぶりというハイペースなんですけれども何が起きているんでしょうか。
≫信じられない今まで見たことのない大きさだ。
まるでSF映画のブラックホールみたいだ。
宇宙飛行士たちは驚きを隠せなかった。
これは、現在発達を続ける台風4号を国際宇宙ステーションから撮影した映像だ。
≫現在、フィリピンの東の海上を西北西に進んでいる台風4号。
AFP通信によると直撃を受けたミクロネシア連邦のチューク島では非常事態宣言が出され少なくとも5人の住民が死亡したほか建物などに大きな被害が出ている。
立ち尽くす男性。
その背後に見える巨大な物体は根こそぎ倒れた木の根っこだ。
≫先月28日に発生した台風4号は29日夜にチューク諸島に上陸。
3日間かけてミクロネシアを横断した。
最大瞬間風速は72メートル。
今後は徐々に勢力を弱めながら週末にはフィリピンに上陸する見通しだ。
例年、梅雨の時期に発生する台風4号。
それが、この時期に発生するのは50年ぶりのこと。
このハイペースな台風発生にはどんな理由があるのか。
その大きな要素が海面水温の上昇にある。
海面水温の分布図を見る。
水温の高いオレンジの部分が台風の発生地域だ。
この海面水温の上昇が顕著なところがもう1か所ある。
アメリカ西海岸のカリフォルニア沖だ。
カリフォルニアでは4年前から深刻な水不足が続き去年は500年に一度の大干ばつと呼ばれ非常事態宣言も出された。
1日、ブラウン知事は州全域の住民に対し、25%の節水を呼びかけた。
≫全米で最も多い人口を抱えるカリフォルニア州。
農業や酪農が盛んで水の消費も多い。
≫自らの州を砂漠と表現したブラウン知事。
実はこの会見場所はカリフォルニアの水源と呼ばれる積雪地帯だった。
これは、2009年の写真。
雪に埋もれた案内板が見える。
しかし、去年の同じ時期には雪がほとんどなくなり根元まで露出している。
≫史上まれに見る大干ばつ。
海洋研究開発機構の山形氏によるとこの干ばつも海面水温の上昇が関係しているという。
≫山形氏によるとカリフォルニア沖で局地的に海面水温が上がるとメキシコでは低気圧が発達し雨が降りやすくなる。
だが、逆に隣接するカリフォルニアは高気圧がより強められて乾燥傾向となり干ばつが続く状況になっているという。
実は、この海面水温の分布は十数年おきのサイクルで入れ替わることがわかってきた。
2年前と今年の海面水温を比較すると大きく変化しているのがわかる。
山形氏はこの入れ替わった状態が続けば二十数年前温暖化が進んだ時期と同じような海面水温の分布になると指摘する。
≫このカリフォルニアをはじめとする≫いらっしゃいませ!やっぱりアメリカからのお客さん、牛肉が上がっちゃって上がっちゃって。
2割増やしてタマネギも2割増やしましてね。
それでもデフレの象徴と私ども、すき家は最後まで消費税を入れて並盛を291円で頑張っておりましたけれども350円に15日からかな上げなきゃいけない。
つらいですね。
どうします?≫デフレの象徴ともいわれる牛丼の価格。
激しい価格競争は落ち着きを見せるのか。
≫これまで税込み291円だった並盛は350円に。
ほかの商品も42円から62円の値上がりとなる。
その一方で、肉とタマネギを20%増量し更なる集客力アップを狙うという。
牛丼業界では去年7月松屋が肉質を向上させ値上げした商品を販売したほか、吉野家でも12月に大幅な値上げを実施していた。
そんな中、大手では唯一200円台を維持してきたすき家だったがついに、大幅な値上げに踏み切ることになる。
≫牛丼に使われる牛肉の価格は2013年は1kgあたり500円台だったものが去年10月には1080円まで高騰。
先月の時点で904円まで下落したものの依然、高い水準のままとなっている。
円安に加え大きな要因となっているのがアメリカで相次いだ干ばつ被害だ。
アメリカでの2010年から2012年の深刻な干ばつで牛の餌となる穀物などが高騰。
採算が合わず、多くの農家が繁殖用の牛まで前倒しで出荷した。
牛の数が激減し、数十年ぶりの低水準となっている。
牛は年に1頭ずつしか出産できないためすぐに増産できないことも拍車をかけている。
この大幅な値上げに消費者は…。
≫今回の値上げはデフレ型のビジネスモデルが限界にきている面もある。
≫さっき、言い忘れましたがすき家さんは今は、さっき使った寸胴鍋的なものは使っておりませんので≫今日の晴れから一転して明日は低気圧がやってきます。
等圧線が渦を巻いて、全国的に風が強い1日となります。
特に低気圧に近い北日本では瞬間的に30メートルの風が予想されています。
明日、特にまとまった雨になるのが北海道と九州です。
注目して見ていきましょう。
まず北海道では朝から本降りの雨となります。
福岡など九州北部でも午前中から傘が必要になりそうですね。
これが昼過ぎになると北海道では土砂降りとなります。
青森や秋田でも雨脚が強まるでしょう。
九州では熊本などで強い雨となりそうです。
更に、お帰りの時間帯になると列島に沿うように広い範囲で雨雲がかかってきます。
関東でもにわか雨があるかもしれません。
≫スポーツ、まいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まず、プロ野球からです。
広島はエース前田健太投手が先発です。
そして、日本ハム斎藤佑樹投手は今シーズン初のマウンドに上がりました。
≫指揮官の熱い思いを背に先発マウンドに上がった日本ハム、斎藤佑樹。
1回、ランナーを背負いながらも変化球を低めに集め無失点にしのぐ。
3点を先制した打線は3回4番、中田。
斎藤さんを楽に投げさせたかったと語る主砲が2号ソロ。
日本ハムがロッテを引き離す。
8対0で迎えた4回斎藤は2点を返されるとプロ初スタメン3月に支配下登録されたばかりの肘井にタイムリーを浴び5点差にされる。
更に5回ワンアウト、ランナー2塁。
内野安打でピンチが広がる。
すると…。
勝たせてやりたい。
そう話した栗山監督だが勝ち投手の権利目前の斎藤を降板させる。
その後、8対8の同点に追いつかれた日本ハムは7回、ランナー1塁で8番、岡大海。
昨日、プロ初ホームランを放った23歳が決勝タイムリー。
日本ハムが乱打戦を制した。
≫開幕ダッシュ!西武ライオンズは勝って勝って勝って勝ってただいま、4連勝中。
過去、開幕4連勝した年はいずれもリーグ優勝を果たしている。
≫1点を追う西武は4回3番、浅村。
ライトポール際に届く1号ソロで同点に追いつくと続く4番、中村。
こちらも今シーズン第1号。
2者連続アーチで今回、西武が逆転に成功する。
更に5回、中村の第3打席。
甘く入ったストレートをたたきホームランを、おかわり。
開幕からの連勝を5に伸ばした西武。
勢いが止まらない。
≫2点を追うオリックスは5回。
3番、糸井。
右中間フェンス直撃のタイムリー。
続く、4番、中島。
ライトポール際へ2試合連続となる2号ツーラン。
主軸のバットで逆転する。
2点を追いかけるソフトバンクは7回ランナーを2塁に置いて1番、中村。
ライトへのタイムリー。
4対3と1点差に詰め寄る。
このあと、満塁とし打席には4番、内川。
マウンドには3番手、佐藤達也。
ライトへの犠牲フライで4対4の同点。
試合は延長戦へ。
10回、ソフトバンクは6番、松田。
オリックス5番手、馬原から2号サヨナラホームラン。
ソフトバンク接戦をものにした。
≫連敗中の巨人は0対0の2回先制のチャンスで8番、相川。
ここで3塁ランナー村田がホームスチール。
積極的な走塁で1点を先制する。
その後同点で迎えた7回ランナー2塁のピンチを背負った2番手、山口。
中日、平田にセンター前タイムリーを打たれ勝ち越しを許すと…。
5番、福田に3号ツーランを浴び勝負あり。
巨人、力なく3連敗を喫した。
≫ヤクルトは0対0の4回…。
この当たりにライト、田中浩康がダイビングキャッチ。
今シーズンから外野も守る32歳がチームを盛り立てる。
すると5回今日、3番起用の山田。
今シーズン、第1号となるツーランアーチで勝ち越すと…。
8回、満塁の場面でまたも、山田。
初球を振りぬき満塁ホームラン。
2発の花火でヤクルトがこのカード、勝ち越しだ。
≫今日、グリエルに契約を解除すると。
≫試合前、DeNAの高田GMが怪我を理由に来日を拒否していたユリエスキ・グリエルとの契約解除を発表した。
そのDeNAは1対1で迎えた5回ツーアウトから広島先発・前田健太を攻めると2番、石川のタイムリーで1回を勝ち越す。
2対1で迎えた8回。
2番手、国吉がピンチを招くと打席には、ルーキー野間。
プロ入り初タイムリーを許しこれで試合は振り出しに。
≫その後、延長に入り、先ほど終わりました。
12回、DeNAはワンアウト3塁1塁のチャンスで梶谷選手。
DeNAがサヨナラ勝ち。
阪神と並んで首位に立ちました。
≫最高ですね!明日も勝ってあさっても勝ってしあさっても勝って全部勝ちます!≫メジャーリーグはいよいよ来週開幕です。
こちら野茂投手松坂投手、そして黒田投手とこれまで開幕投手を務めた日本人投手なんですがここに新たに加わるのが田中将大投手です。
名門ヤンキースの栄誉ある開幕マウンドに立ちます。
2年目のシーズンどう戦おうとしているのか稲葉さんが迫りました。
≫日本人4人目の開幕投手を務めるヤンキース、田中将大。
メジャー2年目のビジョンに迫った。
田中、最大の武器といえば…。
鋭く落ちるスプリット。
稲葉は現役時代田中と幾度となく対戦。
スプリットの脅威をまざまざと体感してきた。
≫稲葉も舌を巻く決め球スプリットと投球術で去年、田中は前半戦だけで12勝を挙げる。
しかし…。
右ひじ内側側副靱帯の部分断裂によって2か月間の離脱を余儀なくされた。
≫ヤンキースの開幕投手として迎えるメジャー2年目の今シーズン。
田中には、新たなピッチングのイメージがあった。
≫いろんな球種をバランスよく投げる。
実はこれ、医学的にも怪我の再発予防に効果的だという。
靱帯再建手術、いわゆるトミー・ジョン手術を行いピッチングの研究もする医師は…。
≫じん帯は1本のじん帯だと思われていますが実際はそうではありません。
複数の靱帯で成り立っています。
投げる球によっても負担がかかる部位が少しずつ変わるはずですので負担の場所を変えてあげることがじん帯損傷の方の効果的な対策だと思います。
≫田中が痛めたひじの内側側副じん帯は1本ではなく複数が束になり成り立っている。
なげる球種によって負担がかかる部位はわずかにかかる。
いろんな球種をバランスよく投げることはじん帯の負担を分散させるうえでも効果的だというのだ。
そんな中、田中は怪我からの復帰以降新たなボールの習得に着手している。
それを投じたのは去年9月。
復帰登板となったブルージェイズ戦。
バッターは川崎。
このボールは…。
≫ツーシームは去年までチームメートだった黒田博樹が得意とするボール。
本来はバッターの手元で変化させゴロを打たせるのが狙い。
これを左バッターのインコースに投げるとボールゾーンからストライクゾーンに向かう軌道になる。
黒田が投げ、日本でも話題のフロントドア。
見逃しを狙えるツーシームだ。
そして先ほども田中が川崎に投じたボール。
黒田を参考にしたフロントドアだ。
≫田中は今年のオープン戦でも…。
フロントドアのツーシームの精度を磨いている。
≫大統領が事実上亡命するなど無政府状態に陥っているイエメンで刑務所が襲撃され収監されていた過激派組織アラビア半島のアルカイダの幹部を含む300人以上の囚人が脱走しました。
アルカイダ系の武装集団が幹部の奪還を図ったとみられています。
≫今日、いろんなニュースをお伝えしている中でちゃんとお伝えできなかったんですが元祖つけ麺大勝軒の山岸さんが2015/04/02(木) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

辺野古問題で国と対立の沖縄・翁長知事が上京…担当大臣と会談へ▽スプリットだけじゃない!!ヤ軍開幕投手!田中将大の“新たな武器”▽イランの核

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP

http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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