蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【大リーグ】田中、ペドロ悲観論に大人の対応2015年4月4日 紙面から 【タンパ(米フロリダ州)穐村賢】マーが、大人の対応で悲観論を一蹴した。ヤンキースの田中将大投手(26)は2日(日本時間3日)、殿堂入り投手のペドロ・マルティネス元投手(43)=元レッドソックスほか=から「1年を通して健康でいられるとは思わないし、いまも万全だとは思えない」と指摘を受けたことについて「自分の状態には満足している」と反論した。メジャー通算219勝をマークした大物の発言に、米メディアもこぞって反応したが、田中の冷静な対応もあって事態は沈静化の様相。投球内容だけでなく、メディア対応でも田中の“大人”っぷりが際立つ結果となった。 練習を終えた田中が、色めき立った米メディアに囲まれた。マルティネスの「田中は万全の状態だとは思えない」という旨の発言についてコメントを求められると「皆さんがいろんな意見を持っているのは分かっているけど、僕は全く気にならない。彼のような偉大な投手が僕のことについて話したのは驚きだし、光栄に思う」と、笑顔を交えながら大人の対応を見せた。 昨年7月に右肘靱帯(じんたい)の部分断裂が発覚したこともあり、マルティネスからは全力投球をためらっているように見えるとも指摘されたが、「技術的なところとしてリラックスして投げるよう心掛けているので、周りの人にはそのように見えるかもしれない。(3月31日のツインズ戦は)腕を振ろうと思えば振れたし、変化球の仕上がりも満足している」と反論した。 田中の対応次第では“舌戦”に発展する可能性もあったが、「球場で同氏とすれ違ったらどうするか?」との質問が飛ぶと、「たぶん握手をお願いすると思いますよ」と余裕たっぷり。この日の練習では約70メートルの遠投に、投本間の距離から変化球も交えて力強い球を投じた。実力で心配の声を吹き飛ばしてみせる。 PR情報
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