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【芸能・社会】

東方神起 涙の日本見納めライブ 5大ドームツアーファイナル

2015年4月3日 紙面から

ファンの大声援に応え、力いっぱいのステージを務めた東方神起のユンホ(左)とチャンミン=東京ドームで

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 韓国出身のボーカルユニット「東方神起」の日本デビュー10周年を記念した5大ドームツアーが2日、東京都文京区の東京ドームでファイナルを迎えた。アンコールでユンホ(29)とチャンミン(27)はしばらくの間、ライブツアーで日本のファンに会えなくなることを報告。理由は明かさなかったものの、兵役に就くとみられる。日本での単独ライブはしばらく見納めとなるが、ともに「必ず戻ってきます」と再会を約束した。

◆ユンホ 2月で29歳

 ユンホは右手で顔を覆いながら肩を震わせて男泣き。チャンミンも必死で涙をこらえていた。アンコールの最後で「With Love」を歌った際、スクリーンにはスタッフが会場で集めたファンの応援メッセージ入り写真がサプライズで次々と映し出されていた。

 中には「待ってるよ」「早く帰ってきてね」の言葉も。ファンもこの日が来るのを覚悟していたのだろう。韓国の男性は29歳までに約2年間の兵役につく義務がある。今年2月に29歳の誕生日を迎えたユンホにとって、残された時間はわずかしかないからだ。

 愛情を全身で受け止めたユンホは涙をぬぐった後、「いつ言うか悩んでいたんですけど、実は東方神起としての単独ライブツアーでは、しばらく会えないと思います」と切り出した。正式発表がない段階で多くを語らなかったが、“旅立ち”が近いことを示唆した。

 静まり返る客席。しかしユンホは笑顔で言葉をつないだ。「またこのステージの上でみんなに会いたいから、元気よく待っていてください。僕が『ただいま』って言ったらみんなが『おかえり』って必ず言ってください。必ずここで会いましょう。約束だからね!!」

◆バラードで旅立ち

 約5万5000人のファンが東方神起のイメージカラーで客席を真っ赤に染める中、2人は「どうして君を好きになってしまったんだろう?」やなど27曲を披露し完全燃焼。出会いと別れをテーマにした最新バラード「サクラミチ」は2人にぴったりな旅立ちソングとなった。

 海外アーティストとしては史上初となる4年連続の東京ドーム単独公演で、75万人を動員する5大ドームツアーを締めくくった。シングルの総売り上げも海外アーティスト歴代1位の425万枚を記録、人気は不動だ。

 チャンミンも「皆さんに出会ったことは僕の人生の中で大切なプレゼントだと思います。本当に幸せでした。必ず戻ってきます。できれば東京ドームで皆さんと再会できたらうれしいです」と、ファンを安心させた。

◆きょうMステ特番

 3日、テレビ朝日系「ミュージックステーション」特番(午後7時)で、「サクラミチ」を歌う予定。

 

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