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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【芸能・社会】釜本邦茂さん タレント活動始動へ 「いろんな分野にトライしたい」2015年4月4日 紙面から
日本サッカー界最強のストライカーとして活躍した釜本邦茂さん(70)がこのほど、米倉涼子(39)や上戸彩(29)らが所属する大手芸能事務所オスカープロモーションと業務提携した。本紙のインタビューに応じた釜本さんは、2020年の東京五輪を見据え、スポーツと芸能のコラボイベントなど「サッカー以外のいろんなジャンルにトライしてみたい」と、本格的なタレント活動に向けて意気込みを語った。 「今まで芸能面に載ったことがないんでねぇ〜」と照れくさそうな笑顔を見せながらも、気さくに答えてくれた釜本さん。実は私生活で俳優・歌手の松平健(61)と約30年に及ぶ親交がある。 「自分を応援してくれた知人の紹介で知り合った。外は目立つので、自宅でホームパーティーみたいな感じで飲んでる。健さんが出演してる『暴れん坊将軍』に、茶店のオヤジ役でもやらせてくれと言ったこともある」と“俳優”願望も告白。健さんと対決する悪代官役を提案すると「成敗される方かぁ…。正義の味方がいいなぁ」とノリノリで語ってくれた。 松平といえば「マツケンサンバ」シリーズなど歌手としても大活躍。釜本さんは「持ち歌は五木ひろしと石原裕次郎。女の人の歌が好きで、大月みやこや小林幸子とか。カラオケCDが車の中に入ってる」と歌の方もいけそうな様子。健さんとのデュエットを勧めると「頑張ります…」と苦笑い。 今後の夢は膨らむばかりだが、まずはテレビ番組のコメンテーターなどの仕事からスタートすることになりそうだ。既にスポーツ関係など複数の番組から出演オファーが来ているという。「サッカー以外のスポーツもあまり分からないので勉強したい」と話す。 前回の東京五輪は20歳の選手として迎え、5年後の東京五輪は75歳になる。「まだ若いじゃん。それまで元気でいよう」ときっぱり。釜本さんの姉である釜本美佐子さんも日本ブラインドサッカー協会理事長として、東京パラリンピックに向けて精力的に活動中。弟として“負けられない”意地ものぞかせた。 (関龍市朗) ◆ハリル新監督に期待 落選の遠藤にエールインタビュー直前には、ハリル新監督とサッカー日本代表31人、バックアップメンバー12人が発表された。 釜本さんは「旧ユーゴスラビア出身ではオシムさんもそうだったが、考え方がきちっとして良い指導者をたくさん輩出している」と新監督に期待。大量選出した代表メンバーについても「ロシアW杯を目指してチームをつくっていくのに悪いことではない。切磋琢磨(せっさたくま)して自分を出していけばいい」と語った。 一方、遠藤保仁選手らベテランが落選したことについては「代表がうまくいかない時に、いつでも呼べるところにいる。W杯予選で必要になる可能性は十分ある」とエールを送った。 <釜本邦茂(かまもと・くにしげ)> 1944(昭和19)年4月15日生まれ。京都府出身。小学生時代にサッカーを始め、64年に早大1年生で日本代表入りして東京五輪に出場(ベスト8)。ヤンマー入社後の68年メキシコ五輪では7得点を挙げて銅メダル獲得に貢献。77年の代表引退まで国際Aマッチで75得点と男子最多得点を記録。現役引退後はヤンマーやガンバ大阪で監督を歴任。95年に参議院議員に当選、1期務める。14年には旭日中綬章受章。 PR情報
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