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西芳寺で仏像盗難=庭園の茶室から―京都府警

時事通信 4月4日(土)20時29分配信

 4日午前9時半ごろ、京都市西京区の西芳寺から「仏像がなくなっている」と近くの交番に届け出があった。寺の庭園東側にある茶室に安置されていた木製の仏像がなくなっており、京都府警西京署は窃盗事件として捜査を始めた。
 同署によると、盗まれたのは高さ約28センチの阿弥陀如来像1体。重要文化財などには指定されていない。住職が3日午前8時に茶室の扉を開けた際には異常なかったが、4日の同時刻に仏像がなくなっていた。施錠はしていなかった。
 庭園には3日午後1時半〜午後4時ごろの拝観時間に約200人の観光客が訪れ、茶室は休憩所として開放していた。西芳寺は世界遺産に登録され、「苔寺」として知られる。 

最終更新:4月4日(土)20時34分

時事通信