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珠江デルタに密入国の外国人労働者が急増、スネークヘッドが暗躍―中国

Record China 4月4日(土)15時8分配信

2015年4月2日、香港紙・東方日報は、珠江デルタ一帯で、密入国の外国人労働者が急増していると報じた。参考消息網が伝えた。

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珠江デルタ一帯では旧正月後も人手不足が続いている。人手不足と労働コスト急上昇を前に、一部の中国企業は密入国の外国人労働者の雇用に踏み切っている。広東省警察は2014年に5000人超と例年をはるかに上回る数の密入国労働者を摘発した。その多くは東南アジア出身者。人集めから密入国、仕事探しまで一連の業務を請け負う集団「スネークヘッド」が暗躍している。

密入国労働者7人の雇用で7万元の罰金を受けた、ある食品工場経営者は「最近の若者は苦労を嫌う」と嘆いた。給料を上げても仕事がきついと働きたがらないのだという。そこで忍耐強い東南アジアの労働者を雇ったと供述している。(翻訳・編集/増田聡太郎)

最終更新:4月4日(土)15時8分

Record China