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■特に“悪質”だとやり玉に挙げられた3作品とは?

 今回の規制に当たり、国家文化部のサイト上では、日本のアニメの3作品が名指しでやり玉に挙げられていたので、その作品をご紹介しましょう。

 まずは、2014年7月から9月まで放映された『残響のテロル』。日本では、文化庁メディア芸術祭において審査委員会推薦作品にも選出されたほど質の高い作品なのですが、これの何が問題だったかというと、主人公がテロリストになるという設定でした。キャッチコピーは、「この世界に、引き金をひけ。」です。

「ISISが世界中を敵に回している中、このアニメの主人公はテロに走っている。世界中から非難されるべき!」

というのが中国共産党の弁。大気汚染や、減速する中国経済、ウイグル反乱や香港デモなど、さまざまな問題を抱えている中国ですが、現在、政府が最も恐れているのが、テロや暴動です。このアニメに感化されて、民衆たちが政府への反発心を抱かないかと恐れたのでしょう。

 お次は、11年7月から9月にかけて放送された『BLOOD-C』。巫女である少女が化け物たちと戦うストーリーですが、そのタイトル通り、血しぶきの量が半端ではありません。オープニングのアニメからして『北斗の拳』の格闘シーン並みに血が飛び散ります。中国政府は「こういうアニメは、青少年に歪んだ審美眼を与えてしまう」と非難。でも、よくよく考えれば、抗日戦争のテレビドラマにおいては、中国兵が中国拳法を使って日本兵の体を真っ二つにするような描写もあります。実写である分、『BLOOD-C』よりも害は大きいようにも思えますが、それは問題とされていません。なんだか妙な話ですね。

 そして最後は、10年7月から9月まで放映されたゾンビアクションアニメの『学園黙示録』。ゾンビ化した生徒たちと戦うという設定だけあって、これも残虐シーンが多いのですが、それ以上に問題とされたのは、パンチラや胸チラなどのセクシーショットでした。逃げ惑う女子生徒が転んだらパンチラ、服がはだけて胸チラ、戦闘シーンにおいても意味なくローアングルからのパンチラ……といった感じで、サービスショットが満載です。ミニスカすら禁止されている中国のアニメやゲームにおいては、天国のようなこの作品。もっとも、今の中国で最も性的に乱れているのは、間違いなく官僚たちです。不正官僚の9割が不倫していると発表されたことすらあります。要するに、「こういうアニメを見ていると、酒池肉林の道を歩む僕らみたいな共産党官僚になっちゃうからダメだよ」ということなんでしょうか。

 こうして、ますます息苦しさを増す規制問題。日本のアニメは、子どもだけではなくて大人も楽しませてくれる質の高いエンタテインメントです。ストレスの発散場所を失った民衆は、より政府に対して不満を募らせていくのではないでしょうか。

 ただこの問題、日本人からすれば、「そもそも規制の問題以前に、ネットにアップするなら、ちゃんと金を払え」という話ですよね。僕もそう思います(汗)。

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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>
中国のヤバい正体 (フリンジブックス)


ほかにもいろいろヤバい


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