除水療法について


明主様御垂示 「腹膜と肋膜の除水」

信者の質問
「六、七年前より腎臓、膀胱、睾丸結核を病み、二年前より脊椎カリエスの浄化でまたまた悩みました。

そして盲腸部を中心に下腹部がふくらみ、注射器で二回、六合ずつ取った事がありました。

その後入信させて頂き、腎臓は楽になり、脊柱の曲りも段々よくなりましたが、

今また五、六合位溜ってまいりましたが、右の事は霊的に原因すると思われますが、その因縁を御教え願います。」


明主様御垂示
「霊的ではない。薬毒が主である。

一番厄介なのは腹膜の水を取る事である。

取ると暫くして同量溜る。また、取ると段々期間が短く多量に溜り、終には毎日取らなくてはならぬ事となる。

故に取る癖をつけたらもうお仕舞である。

水を取った癖のついたのは手を出せない。効果がなければ駄目とする。

肋膜の水は取っていい事がある。水が溜った場合、浸潤しても痰になって出る。

腹膜は腎臓と尿道へ行く道へ溜ったり膀胱へ入る入口へ溜ったりするから、それを溶かさぬと出なくなる。下腹部に一ぱい毒があり・・・。

元は腎臓であるから、これを充分する。

また、副腎をやる。膀胱も浄霊する。」




明主様御垂示 「腹膜の除水」 (昭和24年1月28日)

信者の質問
「湿性腹膜炎の患者(教修生)、今まで月一回一升位の水を取っておりましたが、

御浄霊をさせて頂くようになりましてから(五ケ月)水を取りませんが、

腹が肥大して来ました。いかがなものでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「水を取ると溜る量が段々多くなる。

こういうのは溜る力が強く、なかなか浄霊がきかぬ。(一、二回のならいいが)」




明主様御垂示 「腹水取った腹膜 (排水不治の限界回数)」 (昭和24年4月7日)

信者の質問
「YY(三十五歳・女性)、二、三年前より腹膜炎を患い入院致し、一ケ月で全快致しました。

その後むくみが来て腹水の状態となり、医師の勧めにより二週間絶食療法を行いましたところ、

一時は全快の状態となりましたが、心臓苦しく、また、小便の出が悪くなりました。

現在では十日に一度位注射器で腹部より水を取っております。

本人は衰弱甚だしく、御浄霊は十日目で御座いますが、御浄霊前より水の溜りが早く、むくみもひどくなり、小便は一日に三百グラム位しか出ません。

なお、本人は非常に咽喉が乾きます。

本人の母は九年前脳溢血にて自宅で死亡、主人の父は二十八年前汽車中にて脳溢血にて死亡致しております。

何か霊的に関係御座いましょうか。また、御浄霊法を御教示お願い致します。」


明主様御垂示
「霊的関係はない。

水を取ったためである。やってみる外はない。請合えない。

腹膜の水を十回以上取ったのは駄目である。」




明主様御垂示 「カリエスで取る腰椎の水」 (昭和24年9月13日)

信者の質問
「二十二歳の男子、昭和十八年八月中耳炎手術後カリエスを起し、腰椎から液を取ったそうですが、現在は歩行困難で、横に足を引きつけて歩きます。

小便が出たくても出ない事もあり、また無意識に排尿してしまう事もしばしばあります。これはいかなる原因でしょうか。」


明主様御垂示
「腰椎の水は大変大事なものである。

それを取るのは実に危険である。非道である。」




明主様御垂示 「背水を取る」

信者の質問
「知人の子供(二歳、女)、出生後二ケ月程して俄かに頭が大きくなり、(小さい西瓜程)

日赤に入院、約二ケ月間治療を受け、三十五回抜水(背中より)致しましたが良くならず、退院しました。

その後、観音様の御利益の御話を聞かされ、母親入信、御光を頂かせて頂きました。

それより約二ケ月程になりますが変化がありません。

この病気は治るでしょうか。あるいは霊的でしょうか。お教え下さい。」


明主様御垂示
「背中の水を取ったのが悪い。

一つの癖がついて、その水がなかなか頑固となる。

腹膜など、一月が半月、十日、一日と、溜るのが短縮される。

なかなか頑固である。」




明主様御垂示 「水を取る事 (膝関節)」 (昭和25年2月7日)

信者の質問
「TK(五十六歳・女性)、二週間程前編物をしており、それが終って立ち上って見ましたら膝の関節が腫れ上っておりました。

二日後に医者に行って注射器で二回水を取りましたが、また元のように腫れて来ると申し、

浄霊に来ましたので四日間浄霊致しましたが、良くも悪くもなりませんがいかがなものでしょうか。御浄霊法を御教授下さい。」


明主様御垂示
「肋膜や腹膜などで水を取ったのは必ず再発する。

そして段々溜る量がきっと多くなる。かつ時日も短縮される。

十日が五日、五日が三日というようになる。

気長にすれば治る。」




明主様御垂示 「子宮発育不全より冷感 (脊髄水を取る)」 (昭和25年3月21日)

信者の質問
「三十六歳の女の信者、入信前に時々大変眠くなる事があり、その時は耳の後ろへグーッと空気の入るような音のするのを感じました。

医師の診察を受けましたところ、子宮の発育不全が原因であるとて、内膜掻爬の手術を受けました。

すると一週間後より後頭部延髄の辺で骨がバラバラに外れたような感じがしました。

後頭部の芯がタターンと躍ったり鳴ったりするような気が致します。

そこで入院し、脊髄液を取りましたところ、頭がガーンと鳴り、後頭部を常にたたかれているようでもあり、身体が左右に動揺している感じで御座いました。

また、時々頭の中心から足の下迄水を流されるような感じが致します。

昨年十二月入信後は大変楽にして戴きましたが、近頃頸部の左右が交互に膨れ、押すとペコンとへこみ、ポコポコと音が致します。

また鳩尾のところにも固結が御座います。

再婚致しておりますが、前夫は発狂して死亡致し、御浄霊中その霊が憑った事も御座います。右につき御教えをお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「眠くなる時は霊である。

子宮掻爬はナンセンス。発育不全など、睡眠に関係のある訳がない。

脊髄液を取るのは非常にわるい。

頭等の症状はそのためである。

光明如来様をお祭りする。」