怨みによる病気について 3
明主様御垂示 「前世の怨みによる指の変形」
信者の質問
「六十三歳の女、三月に入信しましたが二、三年前より手指の先が瘤状になり、本人はハンセン病ではないかと心配しております。
局部は別に痛みも痒みもないが、目がかすみ出していると云う事で、日常の用事には差支えありませんが、十指とも全部瘤が及んで来ております。霊的因縁でしょうか。」
明主様御垂示
「ハンセン病ではない。
ハンセン病ならもっと早く症状が出る。
ハンセン病の一番著しい症状は毛が抜ける。
脱毛には三種ある。
台湾坊主は所々禿げる。
梅毒は間々が万遍ない。
ハンセン病は一部抜ける。
前世の一種の怨みか、執着のようなものである。指で罪作った祟りである。」
明主様御垂示 「怨霊の憑依による日曜日だけの喘息」 (昭和24年12月11日)
信者の質問
「四十七歳になる男子の信者で御座いますが、三十二歳の時左足首後方の筋肉が切れまして、就床中突然強烈な呼吸困難が併発致しました。
その後、一年毎に発作の回数も多くなり、程度も激しくなりましたが、これは喘息だとの診断で御座いました。
発作の起りますのは大抵夜間一時と二時との間で、当時は勤めの身でありましたが、
日曜が近づくと必ず発作が起き、折角の休日も床の内で苦しみながら過すので、食事は勿論の事水も飲めません。
食事は五、六食位とばすのは普通で御座います。
また、人を招くとか少し変った食事でもすれば必ず起き、あるいは他家へ招待されますと、
前日迄は元気な時でも当日になりますと折角の御馳走も戴けない位苦しくなるので御座います。
また、元気で調子がよいと喜んで就寝致しましても、一分も経たない内に苦しくなって来るのが殆ど毎晩のようで、朝になればまた次第によくなって参ります。
また少々の発作も家を出て家が見えなくなれば次第によくなり、帰りには家が見えると再び苦しくなるので御座います。(長男も同様で御座います)
右のように色々と異常に感ぜられるので御座いますが、七月、御神体を御祭り致しましてからは発作も非常に軽くして戴きました。
何か霊的に関係でもあるので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「この時に死霊が憑った。
足首から入ったのである。
呼吸困難は死ぬ時の状態が表われたのである。
それから霊が体を支配するようになった。
日曜に起るのは霊が気づかすためで、苦しめるのは怨みがある。
信仰を一生懸命やれば救われる。」
明主様御垂示 「怨霊の憑依による結核状態」 (昭和24年7月26日)
滅ぶべき運命の家系
信者の質問
「結核で悩んでおったある女の人、一年程で楽にして頂き深く感じ、入信の上お手伝いをさせて頂いておりました。
その人が本年四月頃、十八歳になる結核の娘を浄霊しておりましたら、一時良くなりましたが、
その家の人達が反対し注射を打ちましたので浄霊をやめました。
その後娘の容態が悪くなり、いよいよ死ぬ直前、その人に是非一度会いたいと云うので行きますと、
娘は縋り付き、親達がわからないためこうなったのだから親を怨んでやる。あなたもつれて行く、と云いました。
その帰途、子供を背負ったまま転んで胸を強打したため喀血し、その後どっと寝ついてしまい、
子供の顔までが死んだ娘の顔にみえ、転んだ時が娘の死んだ時間だそうです。
また、その娘が夢枕に立って救ってくれと言います。
現在その人は食事も一膳位しか頂けず、咳が出るため仰臥出来ず、布団にもたれております。
いかが致したら宜敷いでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「こんな事は聞いた事がない。
第一、親を怨むのはよくない。祝詞を出来るだけ奏げ、信仰雑話を朗読する。
言って聞かしてもよい。そうすれば治る訳である。
死んだ執着の恐ろしさを説いて聞かす。余程罪があるらしい。(中略)
審判にかかって、こういう家は滅ぶべき運命にある。」
明主様御垂示 「赤い光の玉が投票箱より出現した事例」 (昭和25年5月22日)
信者の質問
「岩手県古城村農業協同組合の理事選挙中投票箱より赤い光の玉がスーッと二間位一つ飛び出しましたのを信者の一人が見て、
不思議の余り側の人に知らせますと、その人も見えたとの事で御座います。
その後、組合長が脳溢血で一ケ月半位で死亡致し、続いて職員が半月位後に同じ症状で急死致しております。
右の赤い玉は何か意味が御座いましょうか。
また組合長の死と関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「深い霊的意味がある。
投票に関係があり、組合長に対する怨みで、それが多数の怨みで、共同で組合長をやっつける。
それで職員も巻添をくった。こういう事はない事はない。」
明主様御垂示 「中古の猟銃の入手により酒乱となった事例」 (昭和25年3月21日)
信者の質問
「本年二月入信致しましたMTさん(四十歳・女性)、精肉商の妻で御座います。
M家は代々精肉の卸と小売を致しております。
同家は老夫婦とも健在、当主MTさんの夫は酒乱で御座います。
本年一月MTさんが喀血致しましたが、御浄霊により御守護を戴き全治致しましたので、夫の酒乱を治すべく入信致しました。
夫は初め二回程御浄霊を戴きましたが、その後は嫌って御浄霊を受けません。
お爺さんは不動尊の信者で寒行、水垢離など致しております。
叔母の話によりますと、終戦後中古の猟銃を買い入れました所、それより酒が激しくなり、酒乱になったと申しております。
同家では銃に何か因縁があるから売って終うと申しますと、お爺さんは売らないと申します。
この猟銃と酒乱に何か霊的関係が御座いましょうか。御教えを賜りたく御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「猟銃や刀などで殺された霊が憑き、いろいろな事をする。
討たれて死んだ霊は人に憑らず刀や銃などに憑ってその持主に祟る。
光明如来様をお祭りして、その前へ置くと治る。」
明主様御垂示 「子癇の原因は恨みの霊」 (昭和24年4月20日発行)
信者の質問
「子癇(しかん)は霊的原因でしょうか。」
(註 子癇とは妊娠中毒症の一種。妊産婦が突然、全身の痙攣(けいれん)、失神などの発作を繰り返す状態。)
明主様御垂示
「霊的である。恨みの霊が出産の妨害をするときに起ることがある。
例えば子なくして死んだ先妻の霊が後妻の出産を恨み、ねたむときなどに起ることがある。
なお、お産で血が減少したとき、霊が憑りやすいから注意すべきである。」
明主様御垂示 「祟りによる無月経」 (昭和27年7月1日)
信者の質問
「四十五歳の婦人の教師。
二十三歳のとき子供を一人産み、その後無月経となりました。
その子に嫁をもらい、子供を二人産んで、その後無月経となりました。
母親は非常に薬毒がございますが、嫁はそれほどには思われません。
非常に心配して教会に参っております」
明主様御垂示
「それじゃ霊的です。」
信者の発言
「家はポンプ屋でございます」
明主様御垂示
「ポンプ屋に縁があるのかな。腹の中のポンプの効きが悪い。
それは霊的です。そういう霊的は子供を・・・それに祟りか何かあるんです。
一人が産むと、後は産ませないというようなね。
怨みとは限らないがね。」
信者の発言
「上の子供は四つか五つで、御浄霊を非常に嫌いでございます」
明主様御垂示
「霊です。苦しいんです。しかし治ります。信仰ですね・・・まだお祀りしてないんですか。」
信者の発言
「出張所になっております。父親が喜んでいないという点がございます」
明主様御垂示
「それは、熱心にしなければね。そうとう熱心にして徳をほどこせば、そのくらい治ります。」
信者の発言
「最近ようやく父親と子が頭を下げております」
明主様御垂示
「時節です。」
明主様御垂示 「夜泣きの霊的原因」 (昭和24年7月1日発行)
信者の質問
「世間よく夜泣きをする子供の寝床に刃物を置くと夜泣きをしなくなるようでございますが、この場合刃物は霊的に意味がございましょうか。」
明主様御垂示
「霊的の意味はあります。
霊により、刃物で殺された霊などはこわがり、こうした霊は近寄り難いから、効果がありますが、これで全部が解決するわけでもありません。
また恨みの霊が子供に憑り、夜泣きをさせ、その親を困らす場合もありますし、また動物霊を使う場合もあります。」
明主様御垂示 「ハンセン病と人の怨みとが一緒になる事もある」 (昭和24年12月28日)
信者の質問
「ハンセン病は霊的でございましょうか。
また、いかなる原因により起るので御座いましょうか。
私の弟子で資格を頂いております者で御座いますが、ハンセン病系統の女(弟がハンセン病のため初婚に破れました)と結婚問題が起りましたが、
その女の家族はハンセン病系統よりお救い頂きたいと熱心な信者となられ、教修を頂き、御軸を御奉斎、御屏風もお祀りさせて頂き、
また、一生懸命布教のお手伝いにつとめ、現在出張教導所をさせて頂き、教修生も相当お導き致しております。
右のような女と結婚して差支え御座いませんでしょうか。
また、ハンセン病患はお救い頂けましょうか。御教示を御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「結婚しても何してもよい。
ハンセン病は治る。薬毒の古くなったもので、血が非常に濁っている。
黴毒のひどいもので、治らないから天刑病という。
ハンセン病と人の怨みとが一緒になる事がある。
毛が抜けるのが特徴で、これは毒の浮いてるものである。」
明主様御垂示 「一家を根絶やしにする怨み」 (昭和27年8月1日)
信者の質問
「MJ(六十五歳・男性)という信者でございますが、
実子がないので、子供が好きで今日まで育ててまいりましたが、
成人し三人の仲が悪くなり二人まで家を出る結果となり
一人が一昨年の五月頃より、結核症状となり三月に入信させていただいておりましたが九月に亡くなりました。
足を振るわすようになり・・・」
明主様御垂示
「二人が出て、残っているほうが、そうなったのですか。」
信者の説明
「さようでございます。いまその妹が来ておりますが、妹も足を振るわせるようになりました。
その家には八大龍王、伏見稲荷など、あらゆる神様をお祀りいたしております。」
明主様御垂示
「そういう家はありますよ。親父はいつ入信したのですか。」
信者の説明
「昨年十一月でございます」
明主様御垂示
「職業は・・・。」
信者の説明
「喫茶店でございます」
明主様御垂示
「よほど霊的に何かあるのです。妻君はいますか。」
信者の説明
「はい、おります」
明主様御垂示
「あと子供は幾人いますか。」
信者の説明
「家出をいたしまして、現在はおりません」
明主様御垂示
「病人になっているのが一人あるだけですか。」
信者の説明
「それは妹で、まだもらってはおりません」
明主様御垂示
「先のも、もらい子ですか。」
信者の説明
「さようでございます。実子はひとりもございません」
明主様御垂示
「だいたいわかりました。
それは祖先の一人で非常にひどい目に遭った霊が一家を根絶やしにするという怨みです。
これはよくあります。先にそういうのがありました。
それは、子供ができても二十過ぎると皆死んでしまう。
で、だんだんそれが分かって霊がしゃべったのですが、
小さいときに殺してやってもあんまり苦痛でないから、これからというまで待っているのだ。
それで二十過ぎになってから殺してしまう。
そういうのがありました。
そういうのは一家根絶やしにするという怨みです。
そういう人は信仰を非常に熱心にやって、人を助けて徳を積むのです。
そうすると、こっちのほうの資格に箔がつくから、そういう悪霊はそういうことをすることはできなくなる。」
信者の質問
「八大龍王等は・・・」
明主様御垂示
「それは全部撤去しなければならない。」
信者の説明
「御神前の左に置いております」
明主様御垂示
「いつからですか。」
信者の説明
「入信して間もなくでございます」
明主様御垂示
「では一年以上経ってますね。
そうすれば処分しても良い。
それから家出したのは行方は分かりませんか。」
信者の説明
「分かっております。」
明主様御垂示
「その弟が亡くなったのは九月で、その妹が手伝いに来ている。
それがまたおかしいのですか。」
信者の説明
「足がブルブル振るえるようでございます」
明主様御垂示
「やっぱり怨みの霊は足をひどい目に遭ったのです。」
信者の説明
「諸々の霊として祀っております」
明主様御垂示
「いくらそういうのを作っても駄目です。
神様に力がないです。
いくら神様が助けてやろうと思っても、
そういうのは先にも言った通り、木綿糸につかまっているようなものです。
木綿糸を何本もーたくさんの神様につかまったところで、力が弱いからつかまっても駄目だ。
ところがメシヤ教は木綿糸ではないから、一本の綱で大丈夫だということになる。」