怨みによる病気について 1


明主様御垂示 「怨みによる目、舌の病気には供養が一番いい」 (昭和23年)

信者の質問
「舌の裏にも一枚舌が付随している本年七歳の女児あり、その兄も同様の障害でありましたが、これはどういう訳でしょう。また、お浄めで治りましょうか。」


明主様御垂示
「これはやはり二枚舌の罪である。

二枚舌のために非常に苦しんで死んだ人の怨みの霊の祟りに因る。

舌のみでなく、痣などもそうである。

ブン殴られて死んだ霊などの怨みのため生れながらに手が動かず自由にならないのなどある。


盲にも怨みによるのが多い。

ひどいのは代々祟ってやろうと云う怨霊もある。

私の子供の頃近所に経銀といって、経師屋で贋物の名人があった。

その人が一番うまいのは虫食いを作る事で、それを作る時は一室へ閉じ籠って誰も入れず、線香を使って作ったと云う事である。

そうして大儲けをして立派な家に住んだが、終に盲になった。

それについて私の父はよく云った。

「経銀が盲になった。これは多くの人が贋物をつかまされた怨みのためだ」と。

また、以前に片方の眼がつぶれた女中を傭った事がある。

聞いてみると、以前に奉公した家の坊ちゃんが打った空気銃の弾が過まって目に当ったためにつぶれたんだそうで、

なおよく聞き質すと、その女中のおやじは銃弾の贋物を沢山作って各地方へ売った。

その弾で、その娘の目を失った訳であった。


以上のような症状は供養が一番いいのであって、浄霊ではちょっと難しいが、少しで食い止める事は出来るだろう。

また、それ以外その人の行ないによって治らぬ事はない。

九分まで治らぬが、絶対に治らぬと云う事はない。」




明主様御垂示 「執着の怨霊による病気には浄霊は効果なし」 (昭和23年)

「赤い蛇は、人間が蛇になったものである。

(執着による)怨みの霊である。

奥さんの生命をとらなくちゃならぬと狙ったのである。

これはお浄め(註 浄霊)しても効果はない。

霊的でも効果のない場合はあるが、別の意になる。

夫が正当でない婦人関係のあった場合、その罪穢を贖罪すべく、浄化される。


蛇を殺した祟りのものをやった事がある。

二十年位前、その人が始終胃がわるい。

その人の父が畑を耕作している時、蛇が真二つになった。その霊が祟っている。

お腹をすると腹中を廻り、音がする。

執着の強い霊は見える。お岩のように非常に執着の強いために眼に見える。

執着が除れると、霊が稀薄になるから見えない。

偉い神様ほど稀薄で軽い。上になるほど移動が早い。

霊の重いのは東京大阪間を三分位、修行を積むと一分位、普通の神は一秒位、最高の神は一瞬である。普通の光より早い。」




明主様御垂示 「絶家を目論む怨霊」 (昭和23年)

「祖先への怨みの霊が家を絶やそうと狙っていたものである。

先に二十歳を過ぎると子供が死ぬのがあった。

その怨霊がある霊媒に憑って言った所によると、赤ン坊で殺すより、二十歳頃の方が余計苦しむからだという。

霊によってはなかなか考えるのがある。」




明主様御講義 「病気発生の原因」より (昭和11年7月)

怨まれると病気になる

「曇が、内部より外部へ表われるものは・・・

自己的病原であります。

しかるに、他動的に、外部からの原因による事もあるのであります。

例えば、人から、怨まれたり、羨やまれたりすると、それらの人の悪念が「一種の曇」となって、

こちらの魂へ来射し、曇らすので、それが病原となる事も多いのであります。」 (「岡田先生療病術講義録 上巻 2」より)




明主様御垂示 「怨みによる眉間の怪我」 (昭和24年1月18日)

信者の質問
「会員、子供が男四人、女一人ありますが、その子らは怪我をするたびに眉間に傷を作り、現在も長男、三男、四男に傷があります。

その子らの亡父も眉間に傷があったそうですが、なにか霊的に意味のあることでしょうか。」


明主様御垂示
「これは意味がありますね。

祖先のだれかが他人の眉間を傷つけたその怨みが残っているためか、

さもなくば祖先の中のだれかが神様に御無礼を働いたその罪が残っているのでしょう。

この場合なら祖先もお詫びしてるから軽くなってるはずですがね。・・・

人相のほうでも言いますが、眉間は天帝、目の上が目上、下が目下で、目上の少し上が祖先を表わすのです。

だから目上の人となにか関係があるときは目の上になにかの変化が起るのです。」




明主様御垂示 「怨霊により首の骨が外れた事例」

信者の質問
「三十一歳の婦人の信者、五年前より首の骨が時々外れるので、整形術師の所へ行き元通りにして貰っていました。

最近になって、一層ひどくなり、元通りにし一時間致しますと外れます。

三月九日夜、御浄霊しておりますと、憑依現象となり、二十五年前に鉄道自殺した叔父の霊が浮き、頭と腕が切断されているので元通りにして欲しいと申すので、

霊的に元通りにしたところ、非常に喜んで帰りました。

憑霊中この肉体の首が外れるのはあなたが憑っていたからですかと聞きますと、それもありますが外にもある、と申し、その外の事は何も申しませんでした。

その後本人の首は外れないで今日に至っております。

首が外れるのはいかなる理由によるのでしょうか。」


明主様御垂示
「鉄道自殺の霊のためには違いない。自殺して首を切られた。

その一つの元は、生前か前世に人の首を切ったような事があり、その怨みの霊が憑って首を切らせるべく自殺せしめた。

それで訳が云えないのである。」




明主様御垂示 「怨霊による失明」 (昭和24年5月4日)

信者の質問
「妻M(五十二歳)、昨年七月十七日、田の草取りの最中、稲の葉先で右目を突いて以来、

日に三度は必ず浄霊を続けておりますが未だに光がさしません。

最近は目脂も涙も止ってしまいました。

左目は五年前脱穀の時、もみが当ってそれが原因で失明してしまいました。

いかなる因縁でしょうか。治るものでしょうか。御教え下さい。」


明主様御垂示
「目を潰そうとする怨みの霊が憑いている。

過失ではない。

出来るだけ祝詞を奏げ、御讃歌や信仰雑話等を読むとよい。

そうすれば治る。」




明主様御垂示 「目の怨みが膿になる」 (昭和27年2月26日)

信者の質問
「HIの長男H(五歳。男性)生まれた時より、目が青黒くどんより濁り、ぜんぜん見えないとも思われませんでしたが、

三歳ころよりは絵本なども目の側まで持ってきて、やっと赤白の見分けが、つく時とつかない時もあるほどで、ほとんど見分けできません。

そのころより目の玉の真ん中にチョボチョボがいっぱいでき、

御浄霊をいたしておりますと、真ん中で水腫れのように白く腫れ上がり、一皮むけば、すぐにでも見えるような感じがいたしておりました。

会長先生の御浄霊をいただき、中京別院にお詣りさせていただき、少し良くなり、大きな物は二尺くらい先でも、ボンヤリ見える時もあるようになりました。

初めは伏せてでないと寝れず、太陽もまばゆくて見えず、始終下ばかり見ておりましたが、最近はたいへん良くなりました。

御浄霊の方法および今後いかがさせていただきましたら、よろしいでしょうか。また、霊的に関係がございましょうか。

私ども夫婦は昭和二十一年七月入信させていただき、光明如来様、御屏風観音様を御奉斎させていただいております。

なお、この目の時一回だけ医診を受けましたが、薬は生まれてから一回も入れておりません。右御垂示お願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは治りますよ。

これは、目に毒が固まっているんですからね。

これはだいぶ溶けて出つつありますがね。

大丈夫ちゃんと治りますからね。安心していて良いですよ。

霊的もありますがね。霊的というよりか、罪穢れですね。

祖先の誰かが人の目を晦(くら)ますとか、そういったような目の怨みですね。

そのために、その怨みの霊が、つまり膿になって出るんですね。

で、浄霊は目と後頭部の真ん中ごろ・・・そこを浄霊すれば良いんです。

それから頸のまわりも、固まりがある所があるでしょうから、そこをやると、それで良いわけですね。」




明主様御垂示 「怨霊による聾耳」 (昭和23年)

信者の質問
「私の主人の父は聾で、主人の兄弟は五人(男四人女一人)あり、長男より一人置きに聾です。

私は四男に嫁いだ者で、子供三人(男一人女二人)持ち、男の子は死亡し、長女は幼時は異常ありませんでしたが段々耳が遠くなり、今は聾同様です。

主人の兄も子供四人(男一人女三人)持ちましたが、男の子は死亡し長女が同じく聾です。

私は二十年にお力を頂きお浄めしていますが、同じ状態であります。

この子供はいかなる理由なのでしょうか。

また、今後特に注意すべき事をお教え下さい。」


明主様御垂示
「祟ってやるという決心の霊があり、自分が聾にされたという怨みである。

あいつのために聾にされた、代々祟ってやろうという訳であろう。

またこういう場合もある。

神様の話など妨害して聞かせぬようにする。

そういうのは神様の方の(反対の)龍神、天狗などで、代々祟ってやろうという怨みである。

「人を聾にした怨み」である。

出来るだけ多くの人を救う。そして徳を積み、神様の守護を仰ぐ。


先に、子供が二十歳過ぎると死ぬという例があった。

霊媒で査べた所、二十歳過ぎて殺した方が、よけいに打撃を与えるといふので、代々祟ったのであった。

人の怨みが一番恐ろしい。

こういう怨みの霊は龍神になる。

龍神になると非常に力が強くなり、訳なく人も殺す。

日蓮の行者など非常に龍神を恐がるのがある。」




明主様御垂示 「不語・不聴の姉妹」 (昭和24年3月2日)

信者の質問
「耳が聴えて口の利けない姉と、口は利けても耳が聴えぬ妹が御座居ますが、いかなる因縁によるもので御座居ましょうか。また、御浄霊で回復致しますでしょうか。」


明主様御垂示
「何かの祟りである。治る。」




明主様御垂示 「突然声立たず」 (昭和24年8月19日)

信者の質問
「本年五十九歳の男、二年前に突然声が立たなくなりました。

体には異常ありません。四年前に息子が腸チブスで死亡しております。

声の立たなくなったのはそれから二年後の息子の命日の前日に当ります。

本格的に入信しつつあります。

一週間程御浄霊致しました。御浄霊の時前に座っただけで“くやしい、くやしい”と泣きます。

霊的原因を御教え下さいませ。」


明主様御垂示
「何か祟っている。信仰を続けていれば治る。」




明主様御垂示 「お歯黒の怨み 歯の黒化する因縁」 (昭和25年5月1日)

信者の質問
「ある十歳の女の子、二、三年前より歯茎から歯の方へ段々黒味がかって参り、ただ今では上前歯四枚を残してすべて幾分黒味を帯び、

丁度お歯黒を染めたようになっております。

この女の子の祖母も以前これと同じようになり、歯を入れ替えたそうで御座います。

いかなる原因で御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「特殊の毒と、霊的の何かある。

歯に関係した怨みである。お歯黒か何かの怨みである。

信仰で、怨みがとれれば治る。」




明主様御垂示 「二枚舌と怨みの想念」 (昭和24年7月1日発行)

信者の質問
「駿東郡K村を布教中のことでございますが、ある男の方でいつの間にか舌が二つに裂け、いっぽうが感じがなくなり、

食事の際邪魔になると申しまして自分で鋏で切り取り、その後なにごともないそうでございますが、霊的にわけがございましょうか。」


明主様御垂示
「前世で二枚舌を使い悪をした人でしょう。

二枚舌を使われ、その人が非常に恨んだ場合そのようなことがあります。」




明主様御垂示 「言葉による怨みが原因の擬似舌癌」

信者の質問
「六十二歳の男子、舌癌にて医師に見放されましたが、御浄霊を三回程致しておりましたところ、舌の腐蝕した部分が落ち黒血が沢山出ました。

その都度頭部の苦痛が去り、一週間後には肉が出来てきて食欲が増して来ております。

家族のものは早速入信し、本人も非常に喜んでおります。

今後いかにしたらよいでしょうか。」


明主様御垂示
「大変よい事で、助かる。そのまま続ければよい。

これは本当の癌ではなかったのである。

頭の毒血が舌から出ようとして舌に固まったものである。

本当の癌は痛みも出血もない。

苔みたいなものが重なっている。

これも治らなくはない。

舌の故障の罪はその人の言葉によって人を苦しめたような事、例えば裁判などで、その人の言葉によって罪を着たために怨む、その怨みの罪が舌へおデキになったりなどするのであるから、人に怨まれるような言葉は注意しなくてはいけない。」




明主様御垂示 「舌癌と怨念」 (昭和24年3月20日)

信者の質問
「四、五年前より舌に芯(小指の頭位)が出来ましたが、大きくもならず痛みなどの苦痛もありません。

十五年前に叔母が舌癌で死亡しておりますので、私もそのようになりはしないかと心配でなりません。これは浄霊にて治りましょうか。」


明主様御垂示
「癌の危険がある。浄霊で治る。

前世において喋って怨まれた怨念がそういう事を起さす。」




明主様御垂示 「怨みによる舌のオデキ」

信者の質問
「六十二歳の男子、舌癌にて医師に見放されましたが、御浄霊を三回程致しておりましたところ、舌の腐蝕した部分が落ち黒血が沢山出ました。

その都度頭部の苦痛が去り、一週間後には肉が出来てきて食欲が増して来ております。

家族のものは早速入信し、本人も非常に喜んでおります。今後いかにしたらよいでしょうか。」


明主様御垂示
「大変よい事で、助かる。そのまま続ければよい。

これは本当の癌ではなかったのである。

頭の毒血が舌から出ようとして舌に固まったものである。

本当の癌は痛みも出血もない。苔みたいなものが重なっている。これも治らなくはない。

舌の故障の罪はその人の言葉によって人を苦しめたような事、

例えば裁判などで、その人の言葉によって罪を着たために怨む、

その怨みの罪が舌へおデキになったりなどするのであるから、人に怨まれるような言葉は注意しなくてはいけない。」




明主様御垂示 「怨霊により毎年爪むける事例」 (昭和25年5月1日)

信者の質問
「ある婦人の信者(二十五歳)、毎年二月頃になりますと両足の中指の爪が少し痛みまして決って生え変るそうで御座います。

何か霊的な原因でもあるので御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「霊的である。前世爪をはがして死んだ怨みのようなものである。」