罪と病気について 8 (罪穢れの堆積)
明主様御垂示 「三児死亡の婦人の重態」 (昭和24年2月8日)
信者の質問
「長男E(昭和十五年十一月二日出生、昭和十六年八月三十日死亡・・・病名、胃腸病)
長女A子(昭和十七年七月二十七日出生、昭和十九年十二月十二日死亡・・・病名、腹痛)
次男M(昭和二十年四月二十七日出生、昭和二十一年十二月八日死亡・・・病名、腹痛)
右三児の連日の看護に依り身体の強度の疲労から十月七日より病床につき、医療を約二ケ月施す。
十二月十三日重態におちいり、御浄霊によって救われ一時小康す。
その後里方へ帰り療養、再び嫁入り先にて患い、二回程繰返す。現在里方にて療養中。
いかなる原因によるものでしょうか。どう御浄霊させていただいたら宜しゅう御座いましょうか。右、御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「よほどの罪ありと認められる。充分徳を積むべきである。
(名前から主人は女、妻は男の名になっている)」
明主様御垂示 「乳吸わず眠って死す嬰児、育つ条件」 (昭和24年11月9日)
信者の質問
「三年前に教修を戴いております三十歳の信徒、生れた嬰児が、長男も次男も、生れてから乳を吸う意欲なく、スヤスヤと眠り続けて一週間位の間に死亡して終いました。
次男は教修後に生れて同一の状態でありました。
夫は入信しておりません。右について御教示を御願い致します。」
明主様御垂示
「入信すればこんな事はない。おかげ話にもよくある。
祖先は生れるようにしているんだが、罪があるんで、育つべき状態におかれていない。
出来るだけの条件はあるが、育つだけの条件は揃わぬのである。」
明主様御垂示 「子育たぬ家屋」
信者の質問
「私の今住んでおります家は前住者も子供が育たず二人なくなっております。
私が住むようになってからも五人もの子供が生れては直に死んでおります。どうしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「信仰に入ればいいのであるが、非常に罪や因縁のあった場合簡単にはゆかぬ。
そういう家に入る事も霊的にその人が悪いし、そういう悪因縁の・・・。
光明如来様をお祭りし、一人でも多くの人を助ける。
するとその家が良くなるか、その家を離れる事となる。
自分自身の霊的状態をよくするのが根本である。」
明主様御垂示 「必ず七日の日に続死の乳児 (祖霊)」 (昭和23年11月18日)
信者の質問
「昨年十一月七日女子出生、同月十日死亡、背に紫紺色の斑点一面にあり。
本年十一月四日に再び男子出生、同月七日死亡、右半身に紫紺色の斑点あり。
いずれも母乳を一回口にしたのみでありました。
御産は共に非常に軽く生れました。
両親とも御教修を戴いて御浄霊をさせて戴いておりました。
今後健康な子供を授かる様御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「親に毒血がよほど多い。
こういうのは育っても駄目である。
この次あたりは年も経っているからよいであろう。
しかし文面では、何か霊的の訳がある。
七日に死んだ霊で・・・祖先が非常に罪を重ねた。
それを子孫に分担して貰う。
他人とすれば怨みの霊で、信仰を励み、大いに徳積む外ない。」
明主様御垂示 「祖先の罪 嬰児の頭部肥大化・続死」 (昭和25年1月12日)
信者の質問
「ある信者で御座いますが、生れます子供が生後皆次第に後頭部が大きくなり、数ケ月後死亡致します。
数年前日蓮宗を信仰致しまして出来ました子供が一人だけ成長致しておりますが、他人に会う事を嫌い、無口で御座います。
この事について医者も原因不明と申しておりますが、何か霊的に関係が御座いましょうか。
御教えをお願い申し上げます。なお、この信者はいとこ同士で結婚致しております。」
明主様御垂示
「いとこ同士の結婚は差支えない。
頭の祟りで、祖先の罪である。
何か頭・・・目上とか、上の人に対する大きな罪である。
その怨みか刑罰である。
入信して徳を積む事である。」
明主様御垂示 「一人息子のみ死す」 (昭和24年6月2日)
信者の質問
「私の村の部落では男子の兄弟の多い所はみんな無事復員しましたが、一人息子の所は戦死か戦病死かが多いですが、何か霊的原因があるので御座いましょうか。」
明主様御垂示
「死んだ方のは罪汚れ多く、家が断える運命だったのである。」
明主様御垂示 「罪穢れの多い家庭は熱心に信仰しなければならない」 (昭和25年10月15日発行)
家人の続死、病多き家族
信者の質問
「昭和二十三年入信いたしましたYH子(二十七歳)二十三年二月ごろより腰推カリエスにて四月より御浄霊をいただき、
二十四年二月より膿が出始め、現在まで続いております。
夏ごろ一時結核症状で衰弱いたしましたが、御浄霊により元気を取り戻しております。
主人Mも昨年七月入信いたし御神体もお迎えさせていただいております。
四歳になる子供がありますが、本年一月ごろより大人も及ばぬような大鼾(いびき)をかいて寝るようになり、
そのころから食欲が減り遊ばなくなり、しだいに衰弱が増すので集会所に御浄霊に通っておりましたが、
一度迷いまして三月十七日より一週間医者に行きましたところ、急に痩せ衰えましたのですぐやめ、
その後は真剣に御浄霊をいただくようになりましたが、一進一退でだんだん衰弱し、ただいまでは文字通り骨と皮でございよす。
食物は常に偏(かたよ)り、鯖(さば)の頭、小豆、チョコレートなどで、野菜類はぜんぜんいただきません。
先日Mさん(主人)が夢を見まして、硫黄島で戦死いたしました主人の弟が、子供を連れて行こうとするところを危く止めたそうです。
またYH子さんの父は、現在の妻(主人の母)で三度目であります。
その間にできた三人の子供は生存いたしております。
一度目の妻は二子を残して死亡、二度目の妻は一子を残して死亡しております。
H子さんは二度目の妻の子であります。
一度目の妻の長子が十年ルイレキでなくなり、その弟が十七年結核でなくなり、
二十年に主人の弟が硫黄島で戦死し、その弟が十二年、満州より復員後、腰推力リエスで十カ月の患いで死亡いたしました。
三度目の妻の祖母は老衰にて一二年に死亡、母は二十四年、同じく者衰にて死亡し、現在の家に移りまして十五年になりますが六人死んでおります。
H子さんの父と三度目の妻との間の三人の子供のうち、二番目の子供が(十九歳)五年前より癲癇になり、一日に二、三回軽い発作が起ります。
二年前より入信し、集会所で御奉仕させていただき、熱心に信仰し、元気になり感謝いたしておりますが、発作は変わりません。
この病人の祖父は溢死しております。
また教導師の人が泊りました晩、なにかに胸を押えつけられたそうです。
右のことと子供の病気、癲癇と、いかなる関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「この一家は霊的に非常に罪穢が溜まっている。
従って、この家の主人公がよほど熱心に信仰して人助けをし、徳を施し、罪穢を軽減しなければ救われない。
かつ御夫婦とも御神書をできるだけ読むことである。
信仰雑話中の夫婦の道というところをよく読むとよい。」
明主様御垂示 「入信後に家族の続死、娘二人の罹病」
信者の質問
「私の主人は三十六歳で、昭和二十二年五月二十一日結核で二年程患った後に死にました。
また、昨年十月長男(五歳)が脳膜炎で三日程で死亡し、本年三月祖母が老衰にて死去致しました。
昨年五月入信以来観音様に御縋りしておりますが、残った女子二名も年中風邪、麻疹、骨膜炎等を患い、大変心配しております。
いかなる理由でありましょう。霊的な因縁があるのでしょうか。
また、今後いかにしたらよいでしょうか。御教え下さい。」
明主様御垂示
「一家に罪穢が沢山溜っている。罪穢によって浄化が行われるため、その浄化で来る。
教えを知らないから間違った療法をされる。
それも罪穢のためで、観音様にお縋りして人を助ける。
その徳により自分も助かる。
風邪を引くのは大いに結構で、麻疹も結構で、この原因は未だ判っていない。
胎中に育ってくると古血を呑む。
それが麻疹になって出る。それで麻疹は赤い。百日咳は悪露(おろ)を呑む。それ故に白い泡のようなものを出す。
骨膜、痛いのは皆骨膜にする。これも浄化である。故にちっとも心配になるものはない。」
明主様御垂示 「徳を積んで罪を消せば幸福になれる」 (昭和26年4月25日発行)
不幸の連続、夫の暴力
信者の質問
「私は十九歳のとき、村の方の所へ嫁ぎましたが、夫はすでに梅毒を患っており、
私に染るのを恐れて一度も夫婦の交わりをいたしませず、毎日暗い日が続きましたので、
堪えられなくなって、八カ月目に夫と姑が無理に頼んで止めるのをふりきって実家へ帰り、ただいまの夫の所へ嫁ぎました。
そして昭和二十三年十月入信させていただきました。
夫はそのとき反対ではなく、また賛成でもなかったのでございますが、本家は反対でございました。
それから一年あまり毎月姉の家で例祭のありますとき、お詣りし先生のお話を聞かせていただいておりました。
去年の二月ごろから夫は、夜大きくうなされたり、悲しんだり、泣くようなことを申すようになり、
また会社で「お前の女房は観音教の先生に瞞されている」と聞いて帰り、ぶつ、けるの乱暴をいたします。
それでなくてさえ反対の本家は、もったいないことには私の御守り様を取り上げてしまい、父は焼いてやるとまでおっしゃったのでございます。
その後本家の父と兄は赤痢になって入院、父は間もなく死亡など、次々と不幸が続いております。
私の夫は固い律儀な人で、お仕事や言語には変わりございませんが、家では半気違いのようになって、自分で妄想を作り上げ、激しく責めたて、本当に人様に言えないようなこともございます。
いくら話をしましても聞き入れもしません。帰れと申しますので、子供と別れて親の家へ帰っております。
いかがいたしたら良いのでございましょうか。
私の住んでいます家は夫の叔父に当たる方の家で、二人とも死んでおられませんが、生前よく男があるとかないとか、争っておられましたそうです。
それから私が初めに嫁ぎました夫は、兄が亡くなって、兄嫁と一緒になり、男の子二人をもって幸せに暮らしています。
最近本家の兄も弟(私の主人)の日ごとに募る狂態をいろいろ心配いたし、お道の先生とも話してメシヤ教に対する認識も変えてくださったようで、
まだ御守り様は主人が嫌うので、返してもらえませんが、なんとか夫をもとのように返すにはいかがいたしたらよいでしょう。どうぞお導きくださいませ。」
明主様御垂示
「これは霊的原因が大いにあるが、ちょっとここでは言えない。
夫が帰れと言うのだから実家へ帰って、一生懸命信仰に励み、徳を積むことが最もよい。
あなたが苦しむのは、あなたに罪があるのだから、徳を積んで罪を消すことである。
消えただけは幸福になるのであるから、今後その方針で進み、後は神様にお任せすれば、必ずよくなるのである。
次に反対者にはなんとかして、「栄光」か「地上天国」を読ませるようにするのが一番よい。」
明主様御垂示 「三児鳥目 (家族続死)」 (昭和25年2月21日)
信者の質問
「魚、煙草、お菓子等の商店で、四十五歳の信者で御座いますが、
父は大工で母は早く亡くなり、後妻の子が家をついで本人は分家し、昭和元年妻を迎えました。
子供が産れますと一年前後で次々に三人胃腸病で死亡致しました。
屋敷に何かあるのだとも言う人があり、その後道路の改修により移転して屋敷跡を掘りましたが、石の道標が出ただけで御座いました。
移転後も二人同じ状態で死亡致しました。
店の都合でまた移転致しました所、それからは子供も育ちますが、現在六人の子供が御座いまして、十七歳(女)、九歳(男)、三歳(男)共に鳥目で御座います。
当人も若い頃から鳥目で、父も鳥目で御座いました。
妻は耳が遠く。家の母も祖母も耳が遠かったとの事で御座います。
御屏風観音様もお祀り致し、御浄霊もさせて頂いておりますがはかばかしく御座いません。
いかなる原因で御座いましょうか。別段恨みを受けますような心当りも御座いませんが、いかように致しますれば宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「鳥に関係がある。
鳥が人間に転生したのかまたは前生で鳥刺しなどで鳥を沢山殺したなどの罪があったものと思われる。
浄霊でも心掛けで治る。
子供が三人死んだのは医者へかかったためで、これも罪穢が沢山あるからである。
気長に信仰し人を助ける。その徳で罪がとれる。」
明主様御垂示 「罪や祟りある家庭、盗癖の娘、殺した蛇の転生」
信者の質問
「家庭の不幸が多いため、勝手に今までの神様のお札を河に流しました。
その夜夢で蛇があらわれ私の手にまきつき、その時死んだ娘が線香を持って来て蛇の頭を真赤に焼きましたが、蛇の尾に白いものが見えました。
娘が鉄道自殺した時、手に包帯をしてあげた時の事を思い出し、娘が蛇になって来たのでしょうかと思います。
娘は一人子で、養子を迎えて子供が二人出来ましたが、物質に恵まれていながら手癖が悪く、近所の人に時々迷惑をかけ、
夫にいやがられ、夫は他に女をつくり、家庭は複雑していたため赤ン坊を連れて自殺したものです。
お教え下さい。娘は四年前お光を受けました。」
明主様御垂示
「家にひどい罪穢や祟りなどがある。
お光を頂くだけでは本当に救われる訳にはゆかぬ。
光明如来様をお祭りしなくてはいけない。お光だけでは個人だけになる。
蛇は娘さんかもしれない。」
明主様御垂示 「縊死憑霊に悩む (一家の罪と憑霊)」 (昭和25年5月11日)
信者の質問
「富山県婦負郡仁歩村のMT(男性)さんの一家は五名全部入信致しまして、昭和二十五年二月五日、光明如来様も御祀り致し、農業に従事致しております。
本年二月二十三日、長女(三十歳)が富山市の某家に嫁入り致し、三月十六日、里帰りの途中、腹痛の御浄化を頂き非常に苦しみましたが、どうにか実家迄辿り着き、直ちに御神体にお念じ申し上げ御浄霊によりまして激痛が止りました。
その後憑霊現象となり、「神霊なり」といい、祖霊、龍神、狐霊等いろいろ変っての憑依の連続で御座いまして、祖霊は長女の祖母で、二十五年前縊死致しております。
霊の申しますには「この子を嫁入り先へ帰すと殺してしまう」と申しております。
また、龍神の憑霊は神の道を説き善徳行を積むよう勧めます。
嫁入り先の家は浄土真宗で未入信で御座います。
また、三月二十六日よりMTさんの妻(五十一歳)にも狐霊が憑りました。
現在、妻、長女両名共憑霊致しておりまして、腹痛、頭痛が絶えず起り、終日身体が震い眠られなかったり、食事もまずく、日々憑霊に悩まされております。
余り長い期間なので、家内中農業も出来ず、両名の御浄霊に専心している状態で御座いますが、右はいかなる訳で御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「こんな訳はない。何か事情がある。
祖霊及び一家に罪が多いと、誰かに憑って払拭しようとする。
信仰雑話などよく読ませると祖母の霊は救われる。
もう少しそのままにしておく。」