罪と病気について 7 (罪穢れの堆積)


明主様御垂示 「一家断絶的運命 (全家族変質・病弱)」 (昭和25年5月21日)

信者の質問
「本年一月入信致しました三十九歳の婦人、神経痛にて毎日御浄霊を頂いております。

昭和二十二年八月(産後十ケ月目)より右足太股(もも)の裏に親指でおした位の所がキリキリと錐でもみ込むような痛みが続き、腰も痛むようになり、

特に夜半一時頃より激痛が伴い、呼吸するのも響き、今にも呼吸が止るのではないかと思う事が度々御座いました。

医者や薬と色々手当を受けましたが効果なく、寝たり起きたりして二年半過しました。

昨年十二月より御浄霊を頂いておりますが、少しは以前よりは楽にさせて頂いております。

また、時々喉がつまり、シャックリと咳と同時に出るような咳が出ますと痛みが止ります。

最近は午前一時頃より五時頃迄が悪く、朝起床後一時間位は特に悪く、暫く坐っておりますと自然と楽になります。

主人(三男、四十九歳)は頭が悪く、算数など小学校三、四年生程度しか出来ません。

主人の兄弟も頭が悪く、長兄(五十三歳)は妻帯も出来ずブラブラ致しており、次男(五十一歳)も兄と同じで妻帯致しておりません。

人の来る事と、また、人と対談する事を嫌います。

長女(五十七歳)も少女の頃より病弱で御座います。

母(八十歳)も最近中風のようでよぼよぼしております。

この三人の兄弟は仲が悪く、母を三人で取合っておりまして、母子四人一緒に食事をした事は御座いません。

父は中風にて十二年前に死亡致しております。

なお、本人宅には一月御屏風観音様をお祀りさせて頂いております。

本人の御浄化は薬毒に由るもので御座いましょうか。また、霊的に何か関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「霊的関係がある。種々な罪がウンとある。

一日も早く御奉斎して一生懸命徳を積んでメグリを打切らなくては一家断絶してしまう。」




明主様御垂示 「先祖の罪により子供全員異常」

信者の質問
「ある信者の家庭ですが、両親は共に健康で人柄もよく、信用ある人ですが、その家の子供は皆変なのです。

男子は皆頭が変で、少し変り者で、女の子は皆極端な近眼なのであります。

いかなる理由ですか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「祖先の中罪を作ったものがあり、子供に対する罪か、子供がひどい目に会った罪で、そのような怨みであるが、生命を奪るほどではない。

これこそ、信仰して、熱心に人助けをしなくてはいけない。」




明主様御垂示 「信仰を一生懸命やると罪が取れる」 (昭和26年9月5日)

長男の白痴、次男の溺死

信者の質問
「名古屋市外の春日井市の経師屋で、なかなか熱心であり、別院の表装もお願いしておりますが、

家族はおじいさん一人と夫婦と子供三人で、長男十五才、次男十才、長女十三才でございますが、

長男は生まれつき白痴であります。

次男は八月二十五日に苔猿という有名なお寺に遊びに行き、小川で溺死しました。

去年の三月二十五日には当人の叔父が縊死しておりますが、なにか関係があるものでしょうか。

おじいさんは、本当のおじいさんですが、家がなくなったので、伴という家に行き、その家を立てたのですが、

禅宗で今までおじいさんの家でお祀りしていましたが、次男が亡くなってから本願寺でお祀りしてます」

明主様御垂示
「代々禅宗ですか。」


信者の発言
「代々禅宗で、その家の息子が養子したのです」

明主様御垂示
「家が本願寺ですね。

おじいさんが禅宗で、夫婦先の家が真宗ですね。

家というのは夫婦養子の家ですね。

おじいさんのは他にあったのですか。」


信者の発言
「狭いために真宗の仏壇は家に預けまして、おじいさんの禅宗の仏壇でお祀りしてました」

明主様御垂示
「別にかまわないですがね。

それはよいが、祖先はおじいさんのほうに祀ってあるんですね。」


信者の発言
「子供が死んでより、家に引き取り、別々にお祀りするようにしてます」

明主様御垂示
「おじいさんの家は絶えちゃったんですか。」


信者の発言
「はい」

明主様御垂示
「しょうがないですね。」


信者の質問
「叔父が縊死しましたのと、次男が溺死したのは、因縁がございましょうか」

明主様御垂示
「叔父は夫婦養子の兄弟ですかね。

縊死したのは祀ってあるでしょう。

縊死したのはどっちですか。

夫婦養子のほうの叔父さんですか。」


信者の発言
「生まれ元の叔父です」

明主様御垂示
「すると禅宗ですね。それはどこに祀ってある。」


信者の発言
「一軒もっているために嫁が祀ってあります」

明主様御垂示
「そうすれば、そんなことはありませんよ。いつ入信ですか。」


信者の発言
「二十三年の冬でございます」

明主様御垂示
「そういうわけはないがね。おかしいですね。

男に祟ってるんですね。

よほど罪があるんですね。祖先の罪ですね信仰の間違いじゃない。

長男が白痴というのは、よほど前世に罪があった。

男に跡が継げないようにさせられている。

妻君はいくつくらいですか。」


信者の発言
「三十四、五くらいとおもいます」

明主様御垂示
「まだ子供ができる可能性がありますね。

どうしても、人間にひどい罪があると、子供をいくらか犠牲にしないと追いつかないんです。

普通では、そうでもないが、だんだん世の中が切り替えになるときになると、清算されてくるから、大きな罪が取れると良くなります。

信仰を一生懸命やると良い。

伴というのは藤原からでたものですね。」




明主様御垂示 「祖先の罪を消すには徹底的に信仰するしかない」 (昭和26年9月8日)

嬰児の続死、児童の弱視・低能・狂暴

信者の質問
「十二歳の男の子と九歳の女の子の兄妹が生まれつき目が悪く、男の子は四歳ごろまで歩くことができずうつむいてばかりおりましたが、

その後薄く見えるようになり、外へ出て遊び、絵本なども三寸くらいの近い所では見えるようですが学校へは行けません。

低能で狂暴性で、気に入らぬと物を投げたり毀したり暴れまわり、手のつけようがなかったのですが、

三週間浄霊を続けましたので、だいぶおとなしくなりましたが、目の方はなんの変化もありません。

目の玉は黒目は美しいのですが、白目は腫れあがって、玉はたえずクルクル動いております。

女の子は男の子よりは少し良く、歩くのもふつうに歩けるようになりました。

智能もふつうですが、やはり学校へは行けません。

父親は四十七歳ですが、結婚前に梅毒をやったことのある人です。

長男や長女はいたって健康ですがその次が死産し、その後二人生まれて間もなく死亡したとのことです

(その次に生まれたのが前記の男と女の子でございます。その下に男の子がおりますが、なんの異常もありません)。

そのころ父親は脳を煩い、松澤病院に入院したこともあります。

現在は酒屋をしておりますが、妻君がすべてをやっております。

主人は人に挨拶もせず、笑ったこともあまりないようです。

やはり目が悪く、時々自分で洗っております。」

明主様御垂示
「随分厄介なことだね。なにか頭に祟ってるんですね。頭の浄化のためですね。

これは頭に非常に毒があるんです・・・系統的にね。

そこにもっていって、梅毒で薬毒を入れたからね。

これでみんな頭が悪くなるが、これは梅毒と、梅毒を治そうとする薬ですね。その薬毒です。それが悪いんです。

事実は梅毒よりも、それを治そうとする薬の方が、よけい毒を与えている。

梅毒より六〇六号が恐いんです。

六〇六号をやった人は必ず頭が悪くなります。

この家は信仰に入っているんですか。」


信者の発言
「入っていないようでございます」

明主様御垂示
「信仰に入って奥さんが熱心にならなければならないですね。

そうして、非常に罪が・・・メグリがうんとあります。

頭が悪いということは祖先が霊界で苦しんでいるということですね。

こういうのは祖先の罪のメグリですね。

それが頭に来ます。

霊界で祖先が非常に苦しんでいる。

早くお祀りさせて、徹底的に信仰させる。それより他に救われる道はないです。」




明主様御垂示 「人を救えば罪が減る」 (昭和27年3月17日)

児童の知的障害、歩行障害、癲癇

信者の質問
「MY(四十四歳・男性)四男T(四歳)昭和二十五年春ごろより、首と手足を瞬間的に収縮させ、

癲癇(てんかん)のような状態が毎日一、二回発作的に起り、御浄霊はいたしておりますが、

八月十三日には手足を硬直させ、目をむき仮死の状態となり、

祝詞と御浄霊で御守護いただき、二カ月余り続きました。

二十六年一月ごろより発作も軽減いたしました。

現在一人歩きはできませんが、這(は)い歩き、泣きます。言葉は言えません。

智能は生後三カ月、動作は八カ月くらいで睡眠は一日五、六時間でございます。

大光明如来様、御屏風観音様は御奉斎させていただき、二階を教会としてお使いいただいております。

父は腎臓炎と心臓麻痺で、母は家庭の不和から鉄道自殺、長男は肺炎、次男は腸炎にて、それぞれ死亡いたしております。

また店の者が蛇を殺したことがあり、入信後自己判断で処分いたしております。

後妻も腎臓炎で死亡。三男は死の直前にお道に救われました。

この時仏壇の繰位牌を改めました。

これらと特に関係がございましょうか。御教示お願い申し上げます。」


明主様御垂示
「この家はいろんな罪穢があるんです。

ですから、一々なにがなんだと言うことは面倒ですから・・・必要もないですし・・・

一生懸命に信仰して人を救えば、それだけずつ罪が減っていきますから、万事が良くなっていくというわけです。

そういう考えになっていれば、たいへん結構ですよ。

霊体、罪・・・いろいろありますよ。」




明主様御垂示 「白痴出生続く」 (昭和24年4月28日)

信者の質問
「弟の養家の三代前の先祖は非常な財産家で、子供にも恵まれましたが、よい子は早死し白痴同様な人が一人無事でしたので、

その人に同町より嫁を取りましたところ、その嫁も賢くないためか出来た子供はまた白痴同様なるために、私の弟が嫁をつれて夫婦養子となりました。

弟は昭和十九年出征して戦死したため、その弟の嫁にこの度は私の妻の弟を養子として入れました。

世間の人はこの二人の間にまた白痴が出来ると噂していますが、そんな事があるものでしょうか。

私は養家の先祖を喜ばせるためと本人のために入信させたのであります。夫婦は男二十一歳、嫁は二十八歳。」


明主様御垂示
「よほど汚れが溜っている。

出来るだけ信仰を励み徳を積む。

多くの人を助けるようにすれば罪が減る。

罪が減れば良い子が出来るようになる。」




明主様御垂示 「祖先の威張った罪」 (昭和24年12月15日)

セムシ、小児麻痺、断絶の恐れ

信者の質問
「私の親類でいとこ同士の夫婦で子供が五人ありましたが、長男(三十歳)、次女(二十四歳)、三女(二十一歳)の三人は「セムシ」でいずれも十歳以降発病しました。

次男(九歳)は小児麻痺です。

長女(二十七歳)のみは健康体で結婚しておりましたが、子供も無く、夫婦共肺結核におかされ、それが原因で夫婦心中致しましたので、事実上相続者無き状態です。

また、ある易者の言うには、その家の屋敷に大きな欅の木があったのを、現在家の主柱にしてありますが、昔その木の下で武士が殺されたので、その者の恨みからだと申しますが、どんな因縁でしょうか。

いかに致しましたら救われるでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「祖先の罪が沢山ある。

易者の言った事は信じられぬ。

欅も龍神が住んでる時切ると祟る。

セムシ(カリエス)三人は祖霊の祟り、その祖先なるものが封建的人間で、威張り、人に頭を下げさす事を好み皆おじぎさせた罪である。

夫婦心中も、続けるだけの徳がないのだからやむを得ぬ。」




明主様御垂示 「先祖の深い罪による病気の場合には熱心に人助けをすべき」 (昭和28年3月25日発行)

親子二代の歩行障害

信者の質問
「謹んでお伺い申し上げます。私は昨年八月、過去三年間の子宮下垂をお救いいただき入信させていただきました者でございます。

その後十二月に主人も入信、本年二月八日に大光明如来様、御屏風観音様を奉斎させていただき、感謝の明け暮れを送らせていただいております。

私の長男(三年二カ月)は生まれつきと思うのですが、(医者は母乳日光の不足と申しました)

佝僂(くる)病にて手足、特に足の大腿部短く、O脚にて立ちますと腹が前に出、骨盤は後に反り、歩きますと体が左右にゆれます。

(註 くる病・・・ビタミンDの欠乏や日光に当たることの少ないのが主な原因で、骨の形成が不良となり、脊椎・四肢骨などの曲がる小児の病気。グリソン病。成人の場合は骨軟化症という。)

(昨年六月より支部にて御浄霊をいただいておりますが、日によりゆれる程度が違うように思います。ときどき下痢をさせていただいております)

レントゲンにては手足の付け根の所が朦朧といたし、各関節は骨端がギザギザになったり、膝は三味線のバチのような広がった形をしております。

痛みはございません(一度発熱し手足が動かせぬほど痛みのある御浄化をいただきました)。

主人もこれと同じ病気にて医療はほとんど受けておりませず、

十七歳に両足ひどい脚気、十九、二十四歳に右足歩行困難で苦しみ、現在も右足は左の半分の力でございます。

子供はお道を知る前一年間ギプス矯正、隔日のマッサージをいたしました

(なお注射は生後三日目に発汗ひどいため、ビタミン、一年後風邪熱にペニシリン、百日咳にマイシン二本いたしました)。

これは霊的で、ございましょうか。また御浄霊にて治していただけましょうか。

御浄霊はどこを主にさせていただきましたらよろしゅうございましょうか。

なおまた、この次にもこのような子供ができますものでございましょうか。

右につきまして、なにとぞ御垂示くださいますよう謹んでお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「この原因は霊的と薬毒の両方であって、光明如来様のお部屋に寝るようにし浄霊すれば、少しずつ治ってゆくがそうとう長くかかるから、そのつもりで辛抱することである。

浄霊の箇所は悪いと思う所をすればいい。

勿論親子とも同じような病気とすれば、祖先が犯した深い罪であるから、

よほど熱心に信仰を励み人助けをし、神様のお役に立つようにすることで、それによって罪の減っただけは治ってゆくのである。

従って完全な子が生まれるのも勿論である。」




明主様御垂示 「罪穢れの多い家庭は人助けをしなければならない」 (昭和24年3月22日)

兄の肺病、神経衰弱

信者の質問
「四十一才の兄と三十五才の弟家族と母と妹あり、兄が家を嗣ぐ予定なりしも渡満し、この度復員して二家族一所にいるも、

兄の方、胸と神経衰弱にして常に二家族折合悪く、このままいては死んでしまうと申し、

兄が近所に出様かと申しつつある所で見てもらいましたら

祖父の時に長男が東京に出て死に祀ってなく、次女が家をやり迷うているとか、霊的に関係あるものでしょうか。

兄が家を出ましても先祖を次ぎましたらよろしいでしょうか。

禅宗の先祖様に、途中から入信致しました金光教のお霊を一所に祀っております。やめた方がよろしきでしょうか。」


明主様御垂示
「罪穢がうんと溜っている。それが除れなくてはならぬ。一人でも多く助ける。

罪が減ってゆけば自然になくなる。自分自身磨ければよい。

これは絶対いけない。

別々に祀らなくてはいけない。禅宗の方は長い。

光明如来様をお祭りして、元の御座へお還り願う。

薬止めては余計苦しみが増すから、生命を失うかもしれない。」




明主様御垂示 「墓場の怨霊と蛇の怨みによる脳膜炎」 (昭和27年8月25日発行)

信者の質問
「HN(六歳・女子)昨年十月結核性脳膜炎と医師より診断を受けて、

三十九度内外の熱および激しい頭痛と便秘、嘔吐にて入院、脊髄より水を採りました結果、

激しい悪寒が伴い、そのときより半身不随となり、ますます頭痛激しく、嘔吐、食欲なく、

本年六月ごろよりひっきりなしに痙攣、ウワゴト、脈の不整などますます悪化いたし、

六月十三日医師より見離され、その間ペニシリン、ストマイ、ヒドラジドなど、五十本および栄養注射など、そうとう注入いたしております。

それより六月十三日より医療いっさい止め、御浄霊をいただくうち、御守護によりたいへん良くしていただき、

私(母HH六月十五日)は入信さしていただいてより、ますます御守護にてよくしていただいておりますうち、

再浄化にて最近全身の痙攣、頭痛が激しく、左黒眼が中心より左へよらず右眼が絶えず左右に動いており、殊に瞳孔が散大したり小さくなったりいたし、

なお肩および背筋の関節が痛み、特に左足のみでした痙攣が右足にも表われ、

苦しむときは全身の痙攣となり、耳が痛み食欲は子供の茶碗に一日一杯半くらいでございます。

昼は夜より楽でございまして、夜間十二時過ぎになりますと(毎夜)苦しみながらも、

とりとめもなき歌を歌い、汗をかき、それが堪えられなくなると、ウーといって痙攣を起します。

それは明け方か朝に起ります。

熱は現在ございませんが、衰弱が激しゅうございます。

御浄霊は、前額部、延髄頸部、後頭部、腎臓などさしていただいております。

なお私(HH三十八歳)の生まれます前に家を建てなおしたその節、屋敷より墓石のようなものが出まして、

もしや墓石ではなかろうかと存じ、屋敷外に置いて、毎年お盆にはお詣りいたしますが、

ちょうど家ができあがった二階で祖父が縊死いたし、

なお父はいまより四年前に中国で死亡、私の従妹が小学生のとき二人一度に水死いたし、四人とも仏教で祀っております。

また主人の兄が車のタイヤのパンクのため、爆風で即死、なお青大将および種々の蛇を何匹も殺しておりますが、娘憲子の浄化は霊的でございましょうか。

なお良くしていただけましょうか。浄霊の急所につき御教示賜りたくお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは墓所であった所へ家を建てたため、その霊の怨みと、蛇を殺したその怨みと、また誤れる医療のためなどが重なり合っているので、請け合うことはできないが、

右の建てた家に一日も早く光明如来様をお祀りし、できるだけ神様の御用をし、人助けをすればあるいは助かるかもしれない。

しかしこういう家は祖先からの罪穢の多いのが原因であるから、右のようにすれば罪穢が減るからそれよりほかに確実な方法はないのである。」




明主様御垂示 「先祖の罪穢れと青大将の怨み」 (昭和27年2月7日)

信者の質問
「MM(二十七歳)十歳の時、父は三十九歳で生活苦のため頸動脈切断自殺、次男の弟は空襲で機銃弾にて左腎臓盲貫で死亡。

間もなく母が脳溢血から中風を患い、二十二年九月ごろより御浄霊をいただいております。

同年十一月私が入信させていただき、翌年一月弟妹が入信、二月に母とその妹と嫁先の姉が入信させていただき、光明如来様、御屏風観音様を御奉斎させていただきました。

母は御浄霊をいただきながら、眠るがごとく他界(二十三年十一月)いたしました。

翌年八月より妹が、以前頭部に打撲傷を受けたのが再発し、また肝臓の御浄化をいただき、本年に入って、また弟が心臓の御浄化で死亡(十月)。

妹も十一月に死亡いたしました。

二人とも御浄化中なによりも水を欲しがり、吐くくらい飲まぬと収まらず、

特に妹は死ぬ二日前に、なにも思い残すことはないが、水をバケツ一杯飲みたいと言っておりました。

考えてみますと、入信以前に屋根に青大将がいたのを殺したことがございます。

弟妹の死は、なにか霊的関係がございましょうか。

なお、親類は浄土宗の信者で、お道に反対で、会うたびごとに信仰を止めよと迫ります。

今後このままでよろしゅうございましょうか。御教示のほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「吐くくらい・・・これは蛇の霊ですね。今のままで良いんですがね。

一生懸命信仰をして、人助けをしなければいけないですね。

ここの家は、祖先以来の「メグリ」がたくさんありますからね。

こういうのは、もう一家断絶くらいの運命になっていたんですよ。

それを助けられたんだからね。

やっぱり入信したからといって、すぐ全部罪穢れがなくなってしまうわけじゃないんだから、まあ・・・半分くらいはどうしても早く取れないわけですね。

それで、あとまだ不幸があったわけです。

しかし、こんなもので不幸も打ち切りになったらしいですね。

それから、水を飲みたい・・・これは青大将を殺したそれがくっ憑いているんですよ。

つまり居所がないからくっ憑いちゃうんですよ。やはり祖先ですがね。

そういう場合も、そこの家の「メグリ」が減って浄まっていれば。

そういうのが憑いたり、害をしようとしても、力が出せないんですがね。

こっちにそれだけ弱味があるからね。

それで、霊に自由になっちゃうんですよ。


まあ・・・一生懸命に人助けをする。そうして徳を積むんですね。

そうするとだんだん良くなりますよ。

こういう家はたくさんあるんですよ。」




明主様御垂示 「壊血病」 (昭和23年10月15日)

出血貧血の遺伝

信者の質問
「私の家に生れる男子に限り皆ちょっとした傷をすると出血が溢れる程になり、極度に貧血を起し、

医師は稀に見る壊血病と称し、特別の治療法なしと申されます。

しかもこの家より嫁いだものの出生子も同様で御座います。

霊的にいかなる関係がありましょうか。また、浄霊で治りましょうか。」


明主様御垂示
「この家には罪があるから、子孫が霊的に曇っている。

即ち血が濁ってる。血が濁っているほど多量に出血する。良い血は出ない。

信仰に入って大いに徳を積むと曇りは浄化する。そして血が浄まると幸福になる。」




明主様御垂示 「祖先が犯した深い罪によるクル病」 (昭和28年3月25日発行)

信者の質問
「謹んでお伺い申し上げます。私は昨年八月、過去三年間の子宮下垂をお救いいただき入信させていただきました者でございます。

その後十二月に主人も入信、本年二月八日に大光明如来様、御屏風観音様を奉斎させていただき、感謝の明け暮れを送らせていただいております。

私の長男(三年二カ月)は生まれつきと思うのですが、(医者は母乳日光の不足と申しました)佝僂(くる)病にて手足、

特に足の大腿部短く、O脚にて立ちますと腹が前に出、骨盤は後に反り、歩きますと体が左右にゆれます

(昨年六月より支部にて御浄霊をいただいておりますが、日によりゆれる程度が違うように思います。ときどき下痢をさせていただいております)。

レントゲンにては手足の付け根の所が朦朧といたし、各関節は骨端がギザギザになったり、膝は三味線のバチのような広がった形をしております。

痛みはございません(一度発熱し手足が動かせぬほど痛みのある御浄化をいただきました)。

主人もこれと同じ病気にて医療はほとんど受けておりませず、

十七歳に両足ひどい脚気、十九、二十四歳に右足歩行困難で苦しみ、現在も右足は左の半分の力でございます。

子供はお道を知る前一年間ギプス矯正、隔日のマッサージをいたしました

(なお注射は生後三日目に発汗ひどいため、ビタミン、一年後風邪熱にペニシリン、百日咳にマイシン二本いたしました)。

これは霊的で、ございましょうか。また御浄霊にて治していただけましょうか。

御浄霊はどこを主にさせていただきましたらよろしゅうございましょうか。

なおまた、この次にもこのような子供ができますものでございましょうか。

右につきまして、なにとぞ御垂示くださいますよう謹んでお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「この原因は霊的と薬毒の両方であって、光明如来様のお部屋に寝るようにし浄霊すれば、

少しずつ治ってゆくがそうとう長くかかるから、そのつもりで辛抱することである。

浄霊の箇所は悪いと思う所をすればいい。

勿論親子とも同じような病気とすれば、祖先が犯した深い罪であるから、

よほど熱心に信仰を励み人助けをし、神様のお役に立つようにすることで、

それによって罪の減っただけは治ってゆくのである。

従って完全な子が生まれるのも勿論である。」