祖霊の戒告と病気について 4
子孫の罪を咎める戒告
明主様御教え 「祖霊の戒告」より (昭和22年2月5日発行)
不倫をすると子供が次々死ぬこともある
「本来祖霊はわが子孫に対し、幸福であり家系が栄える事を願望しつつある結果、
その目的に背馳する所の原因である過誤や罪悪を子孫に行わしめざるよう、
邪道に踏入らぬよう不断の警戒を怠らないのである。
従ってその子孫がたまたま悪魔に魅入られ不善を行う時、それを戒告するためと、既に犯した罪穢の払拭とを兼ね行うが、
その手段として種々の災厄病気等を与える。
たとえば不正な富を重ねたものは火災や損失を与えて消滅させ、罪穢によっては病気の浄化作用も行うのである。
その現れとしてこういう事がある。それは幼児または小児が感冒のごとき浄化作用に罹るとする。
本医術によれば、普通の感冒ならば簡単に治癒すべきであるのに余り効果がなく、
特に頻繁なる嘔止発生し、食欲も全然無く短時日に衰弱死に到るので不思議に思う事がある。
これは全く右のごとき祖霊の戒告であって、その原因としては父親が夫婦の道に外れ他の婦人に関係するとか、二号を置くとかいう事によるのである。
そうして一度戒告してもそれに気付かざる場合、次々子女の生命を奪う事がある。
これをもってみても一時的享楽のため大切な子女を犠牲にするというのであるから、大いに慎しまなければならない。
かような場合、祖霊としては一家の主人である本人を犠牲にする事は忍びないため、やむを得ず子女を身代りとするのである。(後半省略)」
明主様御教え 「夫婦の道」より (昭和23年9月5日発行)
不倫をすると子供が死ぬ
「(一部のみ引用) 今一つ重要な事があるが、それは子供の死であって、その原因たるや夫の不品行に基づくのである。
例えば妻以外の女との関係がそれで、この罪は重大であって、殆ど死に値するほどのものである。
然も世の中には妾を二人も三人も、中には十数人に及ぶ者さえあるという事を聞くが、実に恐ろしい事である。
これらの罪を霊界における祖霊は非常に怒るばかりか、子孫繁栄の妨げとなり、罪の重さによっては一家断絶の不幸に陥る事さえあるので、
祖霊は極力止めようとしてあらゆる手段をつくすが、なかなか目覚めないものである。
然も罪はますます増大する以上、早くその罪を贖わなければならない。
それは主人たるべきものが責任を負うべきであるが、
そうなると家族の生活や将来に悪影響を及ぼす事になるから、祖霊は主人の身代りとして子供を犠牲に供するのである。
このような事は世間にあまりに多いものであるから、読者諸子は注意を払われたい。
必ず思い当たる事があるはずである。」
明主様御垂示 「子孫の不倫の罪を除くために祖霊は子供を亡くす」 (昭和23年11月25日)
信者の質問
「祖先の命日によく子孫が死ぬるようなことを聞きますが、何か意味が御座居ますか。」
明主様御垂示
「意味がある。祖先が婦人関係の罪を除る時子供を亡くす。
その場合祖先の命令が多い。判らせようとしてする。(信仰雑話にある)」
明主様御垂示 「正守護神の戒告 子孫が体に疵をつけた事例」 (昭和26年10月15日)
信者の質問
「HR(五十二才)、昭和二十五年三月入信いたしました者でございます。
長男K(十二歳)が九月十五日ごろ左足踵(かかと)の魚の目をメスにて疵(きず)をつけました。
そのため二十日より急に発熱し、左足の大腿部がだいぶ腫れ、非常な激痛を感じ、脊柱はそりぎみになり、身体は硬直し痛みが強く、御浄霊後は小量の排尿がございました。
脊柱のそりは一週間くらいにして治りましたが、熱は四十度くらい約二週間続き、食欲も皆無の状態にて非常に衰弱いたしましたが、
お蔭様にて、最近十日ほど食欲はだいぶ旺盛となりましたが、その割に体力がつきません。
最近は時々高熱を発し、特に両足(大腿部)に卵大の「しこり」があり、ちょっと触れても非常に痛がり、右足は曲げており、徐々に伸ばせば、伸びる程度でございます。
一週間ほど前より咳の御浄化をいただき、激しい折は血痰も出ます。御浄霊をいただくたびに楽にさせていただいております。
なお、八月中旬お墓におりました縞蛇を殺して食べたこともございます。
また次女は八年前、脳脊髄膜炎にて死亡しておりますが、なにか霊的にも関係しているのでございましょうか。
また御浄霊の箇所につき御教えのほどお願い申し上げます。御屏風観音様は今回奉斎させていただきました。」
明主様御垂示
「魚の目をメスにて疵をつけたというのは、切ろうとした。
それで膿でも出そうとした。このためです。
私は、針一本でも疵つけてはいけないと書いてあるでしょう。
だから神様のお咎めです。
お詫びが一番良い。他にはなにもないんです。
それを覚るように正守護神がひどく叱ったんです。
お詫びすれば治ります。
つまり、神様のいうことを守らなかったからです。
それを心から悔い改めて、お詫びして、それで治っていきます。
そうして、あとは悪い所ですね。
熱の高い所とか、悪い所から、出るんだから、固まりを・・・つまりこれだけの毒があるんだから、魚の目を浄霊していれば・・・気長にやっていれば、苦痛なく治るんです。
こういうことをしたために苦痛が出るので、悪いことではないが、腫れた所とか、熱の出た所は分かりますから、そこを浄霊する。
体力がつかないのは、今まで食事をしなかったので、急にはいきません。
それと、熱があるからで、あと気長にやれば良い。
霊的のことはありません。
蛇を食べたこともなんでもありません。
脳脊髄膜炎も別になんでもありません。
神様は身体に疵をつけるということは非常に厳しい。
ちょっと悪い時に切るとか、突くとかいうのは、霊を信じないことになる。
体的を信ずることになる。
食い違ってくる。御守護していたのが、パッと切れちゃう。
そこにもっていって正守護神が怒りますからね。これは良い教えです。」
明主様御垂示 「祖霊の戒告 明主様の御教えを無視した事例」(昭和27年2月27日)
信者の質問
「TR(三年前入信。三十七歳。女性)。昨年十二月四人目の出産をいたし、御守護により安産でありましたのと、従来の習慣にて、その日より便所に通いました。
翌日の御教えに産後の御注意をいただきましたので、さっそくお伝えいたしましたが、たいして気にも止めない様子でございました。
四日目に頭部に激痛を覚え、頭が割れるようで十日間続き軽くなりました。
産後にもかかわらず腹部が膨脹し尿量も少なく、ついに全身に浮腫みを生じ、血痰を激しく吐き呼吸困難を起すようになりました。
二回目の呼吸困難があり、御浄霊いただき楽になりましたが、全身的浮腫は取れません。
三回目に及び、全身浮腫は以前よりはなはだしく、特に腹部はパンパンに膨れさがりました。
一月末大光明如来様を御奉斎させていただきました。三カ月に及びますが、変化がございませんのは、御浄霊の急所が違っているのでございましょうか。
また霊的に関係がございましょうか。なお、姑が入信後亡夫(金光教と禅宗の両方で祀っております)の慰霊のために、金光教会にお参りいたしましても差し支えございませんでしょうか。」
明主様御垂示
「これはいけないな。こんな習慣なんてありゃしないですよ。これは、この人の習慣ですよ。
もっとも、ひとのみちの信者はやりますが、これは嘘ですよ。
こういうことは以前から言ってありますがね。
書いてありますがね。
一週間は絶対便所に行ってはいけませんよ。
頭が割れるよう・・・言うことを聞かないからだ。
金光教会に・・・差し支えありませんよ。
亡夫は信者だったんだからね。
あるいは、まだ金光教に執着があるかもしれないからね。
お詣りしても良し、しなくても良し、任意で良いですがね。これは霊的じゃない。
たいして気に止めない・・・これは、その通りやらなかったんですか。」
信者の説明
「いたしておりませんようでございます。前三回が非常に楽なお産をいたしておりますために。」
明主様御垂示
「そのためです。そのお詫びですよ。
それを本人が心からお詫びすれば、それで治りますよ。
浄霊は結構だけれども、そのお咎めですよ。
信者になった以上・・・じゃない、メシヤ教の浄霊で救ってもらった以上・・・
つまり私のやり方を言って、その通りやらなかったら救われっこないですね。
だから、そのお詫びをするんです。
頭に激痛・・・これは、祖霊さんが戒告したんです。
それでも気がつかないんでお腹が膨脹したりしたんです。
それで治るわけですがね。
本人が心からお詫びしなければ駄目ですね。」