再生と病気について 3


明主様御教え 「雷火恐怖症」 (昭和27年8月13日発行)

「左の御蔭話の人は、雷恐怖症であるのはもちろんだが、この原因は何かというと、

この人は前の世雷火で死んだその時の恐怖が霊に染みついていて、

霊界生活が短かかったのでまだ除り切れないまま生まれて来たのである。

それがため霊にその曇りが滲み着いているのを、浄霊によってその曇りが除れたから治ったのである。

これによってみても、先天性疾患の原因はよく分るであろう。」



体験談 三十年間の雷恐怖症から救わる

愛媛県 明輪中教会 IH(57・男性)

「私は三十年前頃から雷が怖くなり、年々恐怖の度を増し、近頃は極度の恐怖症となり、我ながら年甲斐もないとあきれておりました。

それも普通の恐怖症とは違い、夏分等曇天の日は、気分が悪くなり、ラジオがガリガリと言い出しますともう胸がハタハタとし出し、

その一つ一つに寿命がけずられるような思いで早速蚊帳を吊って蒲団にもぐり込むというような状態でございました。

殊にぐっすりと死人の様に眠っている時でも南の山蔭でかすかにゴロゴロと雷が鳴りますと、その最初のゴロから眼を覚してしまうような状態で、

今日はどうもありそうだとの予感のする時は絶対に一歩も外出出来ないような有様で困っておりました。

入信後間もない七月十日に支部の花田先生が御布教にお見えになるとのお知らせに、生憎当日は雨模様でございまして普通なら絶対外出禁止というところでございますが、

どうした風の吹き廻しかふとお迎えに行きたくなり、三里の道を雨具を持ってお迎えに出掛けました。

帰って聞いて見ますと私が出てからは相当な大きな雷が鳴ったとの事で、全く先生をお迎えに行ったばかりに嫌な音も聞かずに済んだと喜んでおりました。

その日は終日降り続き夜明け方ふと雷鳴に目を覚しましたが、不思議な事に何ともなく「ああ雷が鳴っているなあ」というような感じしか致しません。

全く吾ながら不思議で家内の方は一時間も前から物凄い雷鳴のため眠られず目を覚してしまったとかいう事で床の中に起きておりました。

全く有難い事でございましてあれ程の雷気違いも明主様の御神徳によりピタリと治ってしまいました。

この余りにもはっきりした御神徳に益々神様の偉大なる御霊徳を覚らせて戴き、早速御神体、御屏風観音様を御奉斎させて戴き、一人でも多く悩める人をお救いさせて戴き、御手伝いをさせて戴きたいと念願しております。

この上とも御守護賜わりますよう伏してお願い申し上げますと共に、厚く厚く御礼申し上げます。

明主様有難うございました。 (昭和二十七年八月十三日)」




明主様御垂示 「雷鳴恐怖症」 (昭和24年9月2日)

信者の質問
「ある男の信者さん(五十一歳)で御座いますが、幼少より雷を非常に恐れ、雷鳴がありますと必ず下痢をするそうで御座います。

入信致しましてより恐怖も薄れ、下痢も致しませんが、入信以前の雷鳴による下痢はいかなる理由で御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「驚くと下痢したり、小便したり、ひどい時は大便の出る人などがよくある。

この人は雷死した恐怖が残っている。」




明主様御垂示 「群集恐怖症 その他の恐怖」

信者の質問
「群集に交る事を非常に嫌い、また恥ずかしく感ずる人あり、いかなる霊の働きなりや、御教え下さい。」


明主様御垂示
「群集を恐怖する人があるが、これは前の世で群衆中で踏みつぶされるなどしたため、群衆に恐怖を感ずるのである。

人が後ろへ行くと恐れる人がある。これは後ろからやられた霊である。

特殊の恐怖を感ずるのは、前の世にそういう目に遇って死んだ人である。

浄霊で相当長くかかるが治る。

先に往来を歩いたり、電車に乗り、後ろに人がいると恐いという人があった。

これは千住小塚原で、後ろからバッサリ闇討をやられた恐怖が染みついていたのであった。これは祀ったら治った。

蟻などを恐がる人もある。これは蟻に食われて死んだ動物の霊が憑いているとか、死体を蟻に食われたものである。」




明主様御垂示 「外出嫌い・使箸早く・指動かす唖」 (昭和24年7月2日)

信者の質問
「今年二十歳になる青年で、生れつき唖で、屋外に出る事を大変嫌い、

食事の際等は丁度餓鬼が食するごとく箸を動かし、

その様子はとても真似の出来ない程の早さで、

坐っております時は常にピアノでも弾くように指を動かしております。

これは霊的にどんな意味が御座いましょうか。また、御浄霊により治るもので御座いましょうか。」


明主様御垂示
「脳に故障がある。

こういう動物は屋外でなく家畜動物であるが、時々外へ出るもので、たまたま外へ出て殺されたもので、外へ出ると恐いという念が染みつき、人間に生れたものである。

また、殺された時舌を致命的にやられたものである。

人間に動物性が多分に残っているから、箸を動かすなども早い。

指を動かすのは元頭とか腕の筋をやられた時筋が短くなっているとか何とかのためである。

指を動かすのはそういう訳である。」




明主様御垂示 「物音への恐怖心」

信者の質問
「私の子供(生後二ケ月)、最近少しの物音がしてもビクビクとして泣き叫びますが、いかなる原因によるのでしょうか。またそれの浄霊法を御説明下さい。」


明主様御垂示
「こういう子はよくある。

前世に変死したりなどしたものとか、大勢踏み込んで殺されたりなどして、恐ろしいという想念が染みついている。

恐怖心は霊的曇りになってくっついている。浄霊により治る。」




明主様御垂示 「轢死者の再生ゆえに音声恐怖症となった事例」 (昭和27年8月25日発行)

信者の質問
「IM子(九歳・女子)生後百日くらいのころ突然引きつけ、小児麻痺の状態となり、

医師の診断の結果、腸の熱からとのことにて一カ月余り通院いたしましたが良くならず、

その後あらゆる手をつくしましたが相変わらずますます病勢悪化するのみでした。

ちょうどM子四歳のとき初めて浄霊をいただきました。

その当時は「日本浄化療法」と申しておられました。

それ以来、長女K、私次女U子、三女Y主人Mと入信、光明如来様、御屏風観音様と奉斎させていただき、昨年大光明如来様をお祭りいたしておりますが、

御用は家事のひまひまに私だけがお恥ずかしいほどですがさせていただいております。

M子の病状でございますが、四歳当時は立つこともはうこともできませんでしたが、だんだんと手も足も生育してまいりました。

立つことも歩くこともぼつぼつながらできるように御守護いただき、まことにありがとう存じます。

ただどうもおかしいことには、汽車の通る音とか人の咳払いなどに非常に驚き、家の外に出てかくれたりして困ります。

(M子の)父親の実家は信州ですが行方不明になった者、また汽車に轢かれて死んだ者も一人あり、長男(M子の兄)Sは戦死いたしておりますが、

それぞれお祀りさせていただいておりますが、なにかこれらの人々と霊的に関係ありましょうか。

関係ありましたらどんなにいたしましたらよろしいでしょうか、お示し願います。

また御浄霊はどこに重点をおいたらよろしゅうございましょうか、御教え願います。」


明主様御垂示
「これは轢死した霊の生まれ替わりで、その恐怖がしみついているのである。

咳払いを恐れるのは、そのとき側にいた人のが聞こえたので、汽車の音とともに耳に残っているのである。

信仰さえしていれば年々よくなるものである。」




明主様御垂示 「小心恐怖症」 (昭和25年11月25日発行)

信者の質問
「ある信者でございますが医者には小心恐怖症と言われ、人に会うことを非常に嫌いますが、このような状態は霊的にいかなるわけがあるのでございましょうか。」


明主様御垂示
「これは、前生の死に再会した当時の事情がしみついていて、とりきれないまま生まれてきたものである。

また現実的に言えば、霊の力が弱いので外界の事象が強く影響するのである。

こういう人こそ本教の信仰を続ければ、必ず治るのである。

こういうのはいままでにもたくさん治った例があるから、心配の必要はない。」




明主様御垂示 「面長の人嫌う子」 (昭和25年3月1日)

信者の質問
「四歳の子供で御座いますが、丸顔の人には非常に喜んで来ますが、面長の人で御座いますと泣いて恐がります。

霊的に何か関係が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「前世に面長の人に殺されたか、何かの恐怖が染みついている。」




明主様御垂示 「赤色を見ると怖がる幼児の霊的原因」 (昭和24年6月3日)

信者の質問
「三歳の男子、赤いものを見ると非常にこわがります。なぜでしょうか。」


明主様御垂示
「これはね、死ぬときになにか赤いものを見て死んだ霊でしょう。

あるいは赤いもので死んだのかもしれない。例えば、赤い帯で首を絞められるとかね。

まさか、女の腰巻で絞められたわけじゃないでしょうが、(笑声)・・・

しかし、いまでもたまにはありますが、昔は「間引く」と言って生まれたての赤ん坊を窒息させて殺したんですが、そんな場合、赤い腰巻で赤ん坊を絞めて殺した、ってことも考えられるわけです。

こういう場合には赤いものを非常にこわいと思って死んだんですから、生まれ替わってもそれが染み着いてて霊が怖れるんです。

これなんかもたぶんそうでしょう、ほかにそういったことはないようですからね。」




明主様御垂示 「米飯を嫌う児童」

信者の質問
「未だ入信しておりませんが十二歳の女子、幼少より米飯を嫌い、主に麺類やパン類のみ食べ、麦飯なら絶対に食べません。

また、麺類を与えずに置くと二日も三日も絶食しております。

何とかしてと思い御飯を見せると顔色が蒼白となる程で、極端でありますが、霊的でしょうか。

一昨日初めて御浄霊を致しましたが、右の原因と浄霊法をお教え下さい。」


明主様御垂示
「前の世に米の飯によって死んだその恐怖が残っている。

食いすぎて死んだのか飯に毒を入れられて死んだかである。

気長に浄霊すれば治る。霊界での浄化が完全でなかった。よくある事である。」




明主様御垂示 「麦粉製品食すと引付ける」 (昭和24年12月1日)

信者の質問
「当年五十六歳の未入信の男子、平常は至極健康で御座いますが、以前より小麦粉製品(うどん、パン等)であれば、ビスケット一枚でも食べると必ず引付けを起し、失神致します。霊的原因によるもので御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「卵など食べると痒くなる人がある。

前の世の、死ぬ時にこういう類のものを食べて死んだ恐怖が残っている。

(うどん粉に毒を盛られたなど)

肉体的にこんな馬鹿な事はない。」




明主様御垂示 「蜘蛛恐怖症」 (昭和25年4月22日)

信者の質問
「昔から蜘蛛は祖霊と関係あるように申しますが、ある信者で御座いますが、非常に蜘蛛を恐れますが、何か前生との関係が御座いましょうか。

あるいは御先祖の関係で御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「信仰雑話にあるように、死ぬ時に蜘蛛に害を蒙ったために、それが未だ霊に染みついている。

大蜘蛛が人を殺す事がある。

また、この人に憑いてる副霊としての鳥、虫などが蜘蛛に殺され、その恐怖が染みついている事もある。」




明主様御垂示 「ゲジゲジ恐怖症」

信者の質問
「私は生来ゲジゲジ虫が大嫌いで、夜でも必ず私の所へ来りまして直ぐ噛まれます。

恐ろしくて困りますが、何か免れる方法を御教示頂きたく御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「前生ゲジゲジ虫にかまれ、化膿して死んだような事があって大嫌いなのである。

また多く殺したその祟りの事もある。」




明主様御垂示 「雲・月・星・鼠を恐れる児童」 (昭和24年10月12日)

信者の質問
「MC(男性・大光明如来様御奉斎)の娘MK子(三歳)は、三ケ月位前より雲、月、星を見ると極端に恐がり、また、鼠の音を恐がります。

その他は普通で御座いますが、何か霊的な意味が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「飛行機で死んだ霊が生れ更って来たもので、空の高い所で夜故障を起して死んだ。

死んだのは山とか畑等へ落ち、死骸でいた時鼠が身体を食ったものである。

再生の原理が判らぬと、判断がつかぬ。

死骸の時虫に食われる。それで虫など恐がる。」




明主様御垂示 「雨天を好む児 (変死か地獄霊)」 (昭和23年12月21日)

信者の質問
「ある私生児が日向(ひなた)を嫌い、晴天の日は全然外に出ないで、雨の日には喜んで外で遊ぶそうで御座いますが、何か意味が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「晴天の日に変死したもので、その恐怖観念が未だ残っているものか、地獄の霊が憑いている。

肺病の時、曇った薄暗い方がよく、晴々したのが気持の悪い事があった。

病気のためか、地獄の死霊かが憑っていたものである。

地獄の霊は明るい所へ行けない。

明るい所を特に強く嫌うなら変死したものである。」




明主様御垂示 「前に物をもつと歩けない女性」 (昭和27年8月1日)

信者の質問
「四十二歳の女。前のほうに物を持つと一歩も進みませんが、

後ろに持つといくらでも進みます。どういう関係でございましょうか」


明主様御垂示
「死ぬときに前からパッとやられて死んだ霊です。

ですから前に進んだらたいへんだという観念がついているからです。」




明主様御垂示 「頭髪を抜く女児 (前世拷問)」 (昭和24年9月11日)

信者の質問
「十三歳の女児ですが、十歳の頃から頭髪が一寸位伸びると皆引き抜いてしまいます。

いかなる訳で御座いましょうか。御教えを賜りたく願い上げます。」


明主様御垂示
「よほど霊的の意味がある。

拷問か何かで頭の毛を抜くのがあるが、前の世でそういう事があった霊と考えられる。」