猟師の病気について


明主様御垂示 「猟師の病気は治り難い」

猟で殺した動物の祟りによる神経痛

信者の質問
「父の神経痛について・・・。

前記のごとく父の神経痛は御浄霊により大分よくなりましたが、近頃は少々飽きたらしく、よく愚痴ばかりこぼします。

一ノ宮付近の疝気を治す観音様に封じて貰いたいと申しますが、私は御浄霊を信じております。

十年程前には猟が好きでした。

そのため多くの生物を殺したため、何かの怨霊に憑かれ、病気も治らず眼も片方見えなくなったのかと思います。いかにしたらよいでしょうか。御教え下さい。」


明主様御垂示
「猟する人は、殺したものの霊が祟り、始末が悪い。

そのため普通の病気より治り難い。

一生懸命人助けする。父が殺したものに対し自責する。

始終祝詞を奏げると、憑いてるのが早く浄まり、改心する。」




明主様御垂示 「ワナで動物を多数殺めた罪」

四、五歳より足立たぬ家

信者の質問
「京都府何鹿郡豊里村のある家で、子供が生れると痙攣が起り、四、五歳から足が段々立たなくなってしまいます。

長男だけは漸く国民学校六年を卒えましたが、その後やはり足が立たなくなりました。

末子は本年十四歳の女子で、坐ったままよく前に倒れ、額を強く打ちますが、平気で痛がりません。

四人兄弟共現在は大便を「オカワ」で取っている状態です。いかなる因縁でしょうか。」


明主様御垂示
「これはよほどの祟りである。

足が立たぬため発育しないのであるが、オカワでとった習慣が残っている。

祖霊が多くの人の足を害した罪で、足に祟っている。

狐、兎等、ワナで鼠とりのような調子で、動物をいくつも殺したものと思う。

足を動かなくして殺した、それが生れた子に祟っているのである。」




明主様御垂示 「殺した鳥の祟りによる急性心臓病」 (昭和25年2月12日)

信者の質問
「未入信の者で御座いますが、先代より不動明王の先達を致しており、

当人の親は昔種々行を積んだと申し、火の中へ入ったり剣の上を渡った等と聞いております。

息子である当主も、現在先達で御座います。

最近銃猟を致しておりましたが、その後急性心臓病になり、医療も効果なく危篤状態になりました所、

御浄霊により一度は楽にさせて戴きましたが直ぐに悪化致し、全身の苦痛甚しく痛みは体中を移動しておりました。

三日三晩交替の御浄霊でも中々本当にはよくならず、不動明王の祟りではないかと思い、

早速他の先達に依頼致し不動尊で言う「ザ」を立てて貰いました所、不動が浮きまして次のように申しました。

「何月何日何時に不動尊の使いに出した烏を射ち止め、一発で死なず三発も射ち、その烏が肺を打ち抜かれそのためにお前が今苦しんでいる。

神の用を致す者が生物を殺してよいか」と物凄い言葉で御座いました。

事実その通りの事があった由で御座います。

その後烏のお祭りを致してお詫びし、御浄霊を続けますと四日目に御守護を戴き良くなりましたが、

今度はその妻が急に発狂し、御浄霊致しますと暴れ出し、

また同時に側にいた信者も熱を出し危篤状態となりましたので、

その母が御浄霊させて戴きまして翌日二人共良くなりました。

以前この家にて白狐を見た事があると言います。

不動明王と白狐とまた三人の妙な病気に何か霊的関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「不動尊の信者にはこういう事が時々ある。

烏の霊が祟った訳である。

発狂したりなどするのは、その家に罪穢が溜ってるからで、その隙へ邪神や邪霊が入ったものである。

入信すれば解決する。」




明主様御垂示 「狩猟の動物の憑依 (Mの例)」

信者の質問
「狩猟によって、例えば兎その他の動物を殺生した場合、その動物に似て来ると言うのはいかなる訳でしょうか。」


明主様御垂示
「その霊が憑るのである。よく人間に憑ったり怨むものである。

先に狐を銃台尻で殺した男があって、狐が憑ると痛い痛いという。

また北海道の熊を殺したそうであるが、その熊が憑るとウンと食う。

先に鰊(にしん)を十一尾食った事がある。

また木が倒れて死んだ友人の霊が憑ると「木を除けてくれ除けてくれ」と言う。

そういう風に憑った霊に似てくるものである。」




明主様御垂示 「三児鳥目 (家族続死)」 (昭和25年2月21日)

信者の質問
「魚、煙草、お菓子等の商店で、四十五歳の信者で御座いますが、

父は大工で母は早く亡くなり、後妻の子が家をついで本人は分家し、昭和元年妻を迎えました。

子供が産れますと一年前後で次々に三人胃腸病で死亡致しました。

屋敷に何かあるのだとも言う人があり、その後道路の改修により移転して屋敷跡を掘りましたが、石の道標が出ただけで御座いました。

移転後も二人同じ状態で死亡致しました。

店の都合でまた移転致しました所、それからは子供も育ちますが、現在六人の子供が御座いまして、十七歳(女)、九歳(男)、三歳(男)共に鳥目で御座います。

当人も若い頃から鳥目で、父も鳥目で御座いました。

妻は耳が遠く。家の母も祖母も耳が遠かったとの事で御座います。

御屏風観音様もお祀り致し、御浄霊もさせて頂いておりますがはかばかしく御座いません。

いかなる原因で御座いましょうか。別段恨みを受けますような心当りも御座いませんが、いかように致しますれば宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「鳥に関係がある。

鳥が人間に転生したのかまたは前生で鳥刺しなどで鳥を沢山殺したなどの罪があったものと思われる。

浄霊でも心掛けで治る。

子供が三人死んだのは医者へかかったためで、これも罪穢が沢山あるからである。

気長に信仰し人を助ける。その徳で罪がとれる。」




参考 明主様御垂示 「明主様信仰者は狩猟をしてはならない」 (昭和26年12月11日)

信者の質問
「昨年一月入信の者でございます。

銃猟が趣味で、毎年冬の山野を歩くのを楽しみといたしております。

十二月一日、三連発の猟銃の回転が悪いので、実弾(散発三百発入り)をこめて、安全装置をして、「いろり」の側で調べておりましたが、

銃口を上にして一、二回下に突いてみましたが、具合が悪いので、銃口に左の手をあて力を入れて下に突きました瞬間、

弾が爆発して手の平をつらぬき、屋根裏をぶち抜き、飛び散りました。

傷は手の平に一寸、手の甲は二寸ほど砕けて口を開けて、白い筋のようなものが飛び出し、勿論骨は砕けたものと思われます。

御浄霊をいただきまして経過は良くさせていただいております。

今後の御浄霊につき御垂示のほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは驚いたな。

信仰に入っていて、そんな殺生するなんてとんでもない。

だから、神様のお気づけですよ。

まあ、なんですね・・・こういう狩猟するのは、信仰止(や)めてやるか、信仰に入っている以上は、絶対にやっちゃいけないですね。

やっぱり、こういう殺生すると、必ず祟って、ろくなことはないですよ。

これは、止めろという神様がされたことだから、非常に結構ですよ。

良くお礼を言って良い。

それで、これを止めないと、今度はもういっそうひどいのになります。

これでもか、これでもかとなりますよ。

これで止めて、良くお詫びして、これからできるだけ人を助けるんですね。

そうして、その鳥を殺生した罪を、それによって償ってもらう。

そうするのが一番良いです。

それから、御浄霊は自分でやっても良いですから、あとは良くお詫びするんだ。

これからはもうしない。そういうことは絶対にしないということをお誓いするんです。

それが根本ですよ、そうしないと、またなにかありますよ、だから非常に結構です。」




参考 明主様御垂示 「中古の猟銃の入手により酒乱となった事例」 (昭和25年3月21日)

信者の質問
「本年二月入信致しましたMTさん(四十歳・女性)、精肉商の妻で御座います。

M家は代々精肉の卸と小売を致しております。

同家は老夫婦とも健在、当主MTさんの夫は酒乱で御座います。

本年一月MTさんが喀血致しましたが、御浄霊により御守護を戴き全治致しましたので、夫の酒乱を治すべく入信致しました。

夫は初め二回程御浄霊を戴きましたが、その後は嫌って御浄霊を受けません。

お爺さんは不動尊の信者で寒行、水垢離など致しております。

叔母の話によりますと、終戦後中古の猟銃を買い入れました所、それより酒が激しくなり、酒乱になったと申しております。

同家では銃に何か因縁があるから売って終うと申しますと、お爺さんは売らないと申します。

この猟銃と酒乱に何か霊的関係が御座いましょうか。御教えを賜りたく御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「猟銃や刀などで殺された霊が憑き、いろいろな事をする。

討たれて死んだ霊は人に憑らず刀や銃などに憑ってその持主に祟る。

光明如来様をお祭りして、その前へ置くと治る。」