牛馬の憑霊による病気について
明主様御垂示 「牛の憑霊による癲癇」 (昭和24年11月19日)
額打ちつけ、蹴る癲癇
信者の質問
「二十二歳の青年、癲癇にて柱や物に額を打付け、押さえようと致しますと足で蹴倒します。何の霊で御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「動物霊で、牛か何かである。牛の死霊であろう。気長に浄霊すれば治る。」
明主様御垂示 「牛頭の斑点胸に表わる 牛の供養方法」 (昭和24年5月21日)
信者の質問
「現在十七才の男子、最近急に腹部が重く苦しく、着物や布団もかけられぬ状態が一週間程続き、
爾後心臓病となり、毎夜十一時より三時頃迄発作が起り苦しんでおりました。
御浄霊を致しましたところ、身体を慄わせて霊の憑依現象を現わし、
胸に丁度牛の頭の形をした斑点が出、程なく消えました。
爾来発作は止みましたが健康は恢復致しません。
丁度六年程前に非常に利口な牛がおりましたが、難産で死亡致しました。
その子は家人が大切に育て、妻女(病人の母親)の胸に顔をすりつける程慣れておりましたが、他家へ渡すと程なく死亡したそうで御座います。
この親子の牛の霊と何か関係が御座居ましょうか。
また、これをお祀り致しますにはどう致しましたら宜敷う御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「牛の霊である。祀ってやればなおいい。牛という字をつけた方がよい。親子牛明神でもいい。
牛の好きなものを上げ、祝詞を上げてやる。早く人間に生れ代るよう願う。
三月位で撤去する。それで牛は救われる・・・。」
明主様御垂示 「焼死した牛と犬の憑依による発狂」 (昭和23年10月18日)
信者の質問
「三日ほど前、牛と犬が焼け死にましたが、一晩である人が気が狂い「俺は焼け死んだ牛だ」とか「焼け死んだ犬だ」などと申します。牛と犬のためでしょうか。」
明主様御垂示
「無論両方憑いている。浄霊すれば急には治らぬがだんだんに治ります。
こんなのは人間が畜生道へ堕ち、牛や犬になったのです。焼け死んだので苦しんでるのです。」
信者の質問
「その場合御浄霊で救われるのは憑かれている人が浄まるためでしょうか。」
明主様御垂示
「その牛も犬も救ってもらいたいのです。焼傷して苦しんでるから。
で、浄霊で苦しみが除ければ牛、犬の霊はその人から離れて行きます。
祝詞(幽世大神)を上げてやればよい。」
明主様御垂示 「馬の憑霊による精神病」 (昭和24年7月)
信者の質問
「昭和十五年、北支方面にて頭を患い、内地に送還された四十七歳の男子、
帰還以来自家の二階に閉じ籠もりまったく外出もせずだれとも交際しませんでした。
昭和二十二年末よりだれとも口をきかなくなり手の掌に字を書いて用を弁じております。
そしてこの間九年というものは冷水でもってしかもタワシで毎日全身をこすっております。
その奥さん以外のだれとも面接しませんでしたが、
私は三回ほど御浄霊をやっていまは私だけは面会できるようになりました。
奥さんは最近御光りをいただきましたが、これは治りますでしょうか。」
明主様の御垂示
「治りますよ。
これはつまり戦地に行って馬の霊かなにか憑いたんでしょう。馬はタワシでこすって体を洗いますからね。(笑声)
馬だからして人間の言葉が出ないんですよ。たぶん馬でしょう、気長にやれば治りますよ。
やはり前頭部が中心です。・・・
馬の霊もなかなかよく憑くもんですよ。
先にも五歳の女の子に憑いたことがあって、寝るときにはこんなふうに、ちょうど馬が寝たときのような格好をしてましたよ。(笑声)」
明主様御垂示 「泣き笑い精神病 馬の憑霊」 (昭和24年5月4日)
信者の質問
「二十三歳の女、昨年十二月から精神病になり、色々な事を言ったり泣いたり笑ったりし、また、刃物で首を切るような事も致します。この外に足が曲っていましたが、
これは三、四回の浄霊で伸びるようになり、なお浄霊を続けております。
この家では四年前に借りてきた馬が自動車に首と腰を轢かれて死んでおり、昨年またもや馬が死んでおります。
そして病人もまた首と腰を非常に痛がります。
この家の馬の死と本人の病気と関係ありますでしょうか。
病気を治すにはいかように致しましたら良いでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「馬の霊である。精々祝詞を奏げてやるとよい。延髄付近を浄霊してやる。」
明主様御垂示 「馬の憑霊 足先で手を打つ病」 (昭和24年10月22日)
信者の質問
「東京都在住の未入信の娘(二十歳)で御座いますが、自分で恥かしいと思いつつも昼夜を問わず右足の先を右手で四、五回軽く打ち、
この動作を一日二、三回発作的に行ない、直立の姿勢の場合はぐっと腰を曲げ、夜分は便所内等でその動作を行なわないと気がすまぬとの本人の御話で御座います。
また当人は非常に他人との面会を避けるそうで御座居ます。
霊的にいかなる訳で御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「動物霊、馬の霊であろう。」
明主様御講義 「病気と憑霊」より (昭和11年7月)
「以前馬の霊の憑った子供をやった事がありますが、
これは、寝ると必ず手足を曲げて自動的に動かす、それがちょうど馬が倒れて苦しむ通りの状態であり、
その事を話したら、それっきり怒って来なくなり、ついに死んでしまいました。」 (「岡田先生療病術講義録 上巻 4」より)