タヌキの憑霊による病気について
明主様御垂示 「笑う精神病 タヌキの憑霊」 (昭和24年8月6日)
信者の質問
「十八歳の男子、昨春より精神病に罹り、医療のため段々悪化し、薬毒を知らされ
昨年十一月より御浄霊を受け、家内中御光を戴き、光明如来様も奉斎させて戴き、
五月には常に変らない迄に御利益を戴き喜んでおりました所、
また御浄化を戴き、一生懸命浄霊をさせて戴いておりますが、
最近朝から夕方四時頃迄眠り続け、夜になると聞取れないような事を喋り、座敷を引繰り返しております。
食事は食べさせてやらねば食べません。時々大きな声で笑い続けます。
また狐のように一足飛びにとび歩きます。なお兵隊の真似をしたり、米国へ出征する等と言います。
いかなる霊の仕業で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「狸である。前頭の奥と延髄の塊を溶く。
はっきりするのは二、三年はかかる。気長にすれば治る。
「日本人は全部精神病」というのを今書いている。」
明主様御垂示 「笑う精神病 狸霊は治り難い」 (昭和25年4月22日)
信者の質問
「一昨年入信致し昨年五月光明如来様をお迎え致しました三十歳の男子で御座いますが、
二十歳頃より精神病状態となりまして、人の言葉はよく判りますが時々ゲラゲラ笑い出します。仕事は全然致しません。
昼間の出来事に関係した事を寝床の中で大声で喚きます。
祝詞を奏上致しますと次第にしずまります。
六年前、父、兄、妹と一年間に三人結核で死亡致しております。
ちなみにこの家の付近に稲荷の祠があり、中身はいつか失くなっております。
この稲荷と右の精神病と関係が御座いましょうか。
また父、兄、妹の死と関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。
なお、稲荷は村で祀ってあったものと思われます。」
明主様御垂示
「狸霊である。狸はよく笑う。狐よりは治りにくい。」
明主様御垂示 「タヌキの憑霊 手足不自由・引付け・笑う小児」
信者の質問
「生後七ケ月の小児、左手足が不自由で、時々引付けます。
その時左の方にて笑います。何か霊的関係が御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「無論霊的で、狸霊が左の方で笑う。左横腹にいる。
この場合、人間の中風の霊と狸霊と両方である。引付ける時は霊が頭を占領した時である。
気長にやれば治る。子供で固まらぬうちであるから完全に治ろう。
前に、左のお腹で、おかしくもないのに笑うというのがあった。」
明主様御垂示 「笑う精神病 タヌキの憑霊」 (昭和24年9月6日)
信者の質問
「私の関係しております二十五歳の男、二十歳の時肺浸潤で長らく病院生活をして、退院後は自宅で静養していましたが、
部屋で読書する位で外出もせず、他人との会見も好まず、
昨年頃から一人でいてもニヤニヤと笑う様子、その中にクツクツと小声を立てて笑うようになり、
ついに三月初め頃より大声に馬鹿野郎と叫びながら手近の品物を所かまわず投げ捨てましたので、専門医に見せ、電気治療を五、六回行いました。
本教のお話を聞き、五月六日から浄霊を受けましたが、六月十六日から本人が浄霊を厭がり一時中止していましたが、
七月十日から心よく浄霊を受けるようになりましたので、毎日熱心に続けております。
今のところ怒る様子はなくなりましたが、笑う時は声を立てているときもあります。
まだ怒るような時があるのでしょうか。また根治致しますでしょうか。
因みに本人は八月、父母は六月入信致しております。」
明主様御垂示
「狸である。治るが、治るまでに動揺がある。」
明主様御垂示 「タヌキは大抵腎盂に憑依する」
狸の憑霊による歩行障害の女子 浄霊を受け笑う
信者の質問
「二十一歳の女子、十三歳の時足首をくじき、大した治療もしませんでしたが、歩くと筋が引攣り、歩行出来ず、足首をかたくしばると歩けます。
教修を戴き浄霊を致しますと笑い続けてやみません。
言霊で「ヨシ」と申しますと直ちに止まります。
右につき御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「狸であろう。狸は大抵腎盂に憑いている。」
明主様御垂示 「泣き笑い精神病 狐と狸の共同憑霊」
信者の質問
「三十歳の娘の精神病者で御座いますが、毎日三十分間位続けざまに笑ったり泣いたり、
マッカーサーのバカヤローとか、ジモンがいるから取ってくれ、と頭を手で払ったり、
頭からお腹の方まで電信柱のようなものが入っていてそれが色々と話を言わせます、と本人が申しますが、
ジモンとは何を意味するもので御座いましょうか。御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「電信柱のようなものは霊である。
狸は笑う。泣くのは狐である。
であるから、右二つの霊が憑いているかもしれない。
ジモンは霊に直接聞いてみよ。」
明主様御垂示 「泣き上戸、泣き中気は狸の憑依」 (昭和24年6月7日発行)
信者の質問
「笑い上戸や笑い中気は、狸の霊とのことでございますが、泣き上戸や泣き中気はなんの霊でござい主しょうか。」
明主様の御垂示
「笑い上戸と笑い中気は、狸または狸の憑いた死霊が憑依したのであります。
泣き上戸と泣き中気は霊的なもので、死ぬとき悲しんで泣いていた人の霊が、再生して憑依した場合が多いようです。」
明主様御垂示 「大食精神病 狐狸の憑霊」 (昭和24年11月5日)
信者の質問
「三十二歳の男、親譲りの毒素の塊が後頭部にあり、
以前兵役服務中に、電気治療を受けたる事あるも治癒せず、
本人の身体は至って頑健にて、現在では農業に従事中なるも、言語動作は常態を失し普通人のごとくならず、
一例を挙げれば、飯は大食にして一時に飯櫃一杯を食する位にて、
食事の際誰もいないのに外に対してお出でお出でとさし招き誰も来ない時には、
飯櫃を家の上り口迄持って行き食する有様です。
(本人には何か見えるらしいのです)
現在右の者を浄霊治療中でありますが、果してよくなるものでしょうか。浄霊法を御伺い致します。」
明主様御垂示
「これは電気をかけたために治り難い。
軽い精神病である。霊が憑いている。
多分動物霊で、狐狸などは大食いである。
一番近い者が熱心に信仰する。
延髄付近の毒を溶かすとよい。」
明主様御垂示 「タヌキの憑霊による精神病」 (昭和24年6月7日)
大食い、独り言、独り笑い
信者の質問
「私の姉YS(三十六歳)は、七年前兄の戦死を苦にし、それがもとで気が違い、一時は外に出歩きましたが、
今では普通の受け答えは出来、仕事も遅いながら普通の人と変りなく、ただ一人で笑ったり、一人言を言っております。
昨今は胃腸が悪く、体も衰弱し、仕事もせずぼんやりしており、おいしい御馳走を沢山食べたがります。
その姉の浄霊をする事をなぜか厭な感じがして、なかなか出来ません。
何か霊的に関係が御座いますでしょうか。
また、いかにしたら宜敷いでしょうか御教示願います。」
明主様御垂示
「霊的に無論関係がある。狸である。嫌がって邪魔するようにする。
気長にやれば必ず治る。
延髄と前頭部の奥をする。」
明主様御垂示 「タヌキは左横腹に憑霊する」
信者の質問
「私は昨年六月中旬より胃潰瘍になりました。
八月二十五日入信、その後浄霊をして戴いておりますが、左横腹の下の方より湯のような物が湧き上り頭へ上りまして、いつも波の上にいるようですが、浄霊法をお教え下さい。(光明如来拝受)」
明主様御垂示
「狸霊は左横腹へ憑く。漸次治る。
湧くのは霊が移動する時、そんな感じがする訳である。
副霊であるから追い出すのは難しい。
畏縮さすのみである。」
明主様御垂示 「タヌキの憑霊による大酒飲み」 (昭和27年7月1日)
信者の質問
「二十才の娘を信者さんが御浄霊いたし、御浄化は終りましたがその後酒を一升くらい飲むようになり、飲みましても平然としております」
明主様御垂示
「おかしいな。それはあべこべだ。たいへんな霊が憑いているんです。」
信者の発言
「平素は少し薄ぼんやりいたしております」
明主様御垂示
「続けて浄霊していると今度は飲めなくなります。平素薄ぼんやり・・・狸の霊です。」
信者の質問
「薄ぼんやりしたのも、やはり霊の関係でしょうか」
明主様御垂示
「両方あります。頭が悪いのと、霊が憑いているのとね。」
信者の質問
「霊が憑りやすいのでしょうか」
明主様御垂示
「やはり因縁ですからね。
狸に因縁のあるのは狸です。狸の生まれ変わりもあります。
それから男の霊が女に憑いて、その男に狸が憑いている場合もあります。」