狐・稲荷の憑霊による病気について
明主様御垂示 「稲荷の祟りによる家族全員の眼病」
信者の質問
「女性(二十八歳)精神病、六年前から全然月経のなかったのが、御浄霊二十日位で月経があり始めたのですが、いかがなもので御座いましょうか。
また、家族全部眼病ですが、霊的な意味を御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「家族全部稲荷のようなものが祟っているようだ。
祀ってやればよい。月に一回午の日に油揚など上げて拝んでやる。
祖先の代からの特殊の罪で、入信して人助けすれば治る。」
明主様御垂示 「稲荷処分より子宮脱出症」 (昭和24年1月6日)
信者の質問
「先年「明日の医術」を拝読し、家の中へ稲荷の霊を祭る事の不可を知り、処分致しました所、
同家の主婦、しばらくして子宮脱出症になり、浄霊するもその時のみで効果ありませんが、これは右の稲荷の霊と関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「関係があるであろう。祖先からの稲荷と中途で祀ったのと両方ある。
前者は畜生道に堕ちて改心して守護するので、そういうのは処分してはいけない。」
明主様御垂示 「狐霊が憑依すると肋膜炎になる」 (昭和23年11月28日)
信者の質問
「某教導師の兄(十七)弟(十二)が九カ月の間をおいて死亡、約八十間ほど離れた所に稲荷があり、その祭の日に兄は死んだ。これはなにか関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「なにか祀ってもらいたいのかもしれませんね。
月一回くらいお詣りしたらいいでしょう。
憑依霊でもたいていは離れられない。離れずに副霊になっている。
しかし執着のないものは離れます。
狐霊が憑依するとよく肋膜を起すことがありますよ。
行者などが狐霊を追い出したってまたついてしまう。
霊界には住宅難の霊がたくさんありますからね。」
明主様御垂示 「南方の狐霊の憑依による意識障害」 (昭和26年9月21日)
信者の質問
「九月十四日入信の信者でございます。
昨年八月ごろより、急に一時的発作起り、妻だけを無意識のうちに叩いてしまい、
そのうち意識が回復し、馬鹿なことをしたと後悔いたします。
妻が八月十四日に入信させていただきましてより、発作が起ると妻の御守り様に手を掛け、なんとかしてはずそうと争います。
私が御守り様をいただいてより一度しか叩きませんが、その時は無意識に御守り様をはずして叩いてしまいました。
なお入信させていただきましてより、浄霊をさせていただきますと、身体中を動かし、手は見えなくなるほどに振ります。
私は南方に八年間軍籍にあり、デング熱病がありました。右御垂示をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的ですね。この霊は御守りが恐いんです。
これは南方の狐らしいね。日本の狐とちょっと違う。
しかし、だんだん良くなります。
なるべく祝詞を奏げて聞かせてやる。
するとやっこさんは萎縮するか、逃げ出すかどっちかです。
浄霊はここ(額)です。ここにやっこさんがいるから、ここを主にしてやる。
自分でもやるんです。だんだん良くなります。」
明主様御垂示 「狐霊と胃潰瘍」 (昭和25年1月26日)
信者の質問
「当三十六才の女性、昨年二月より胃潰瘍を患い現在御浄霊を戴いています。
毎度の事で御座居ますが、先生が御来駕の節、必ず腹部より胸部にかけ玉のごとき物がこみあげ苦しみます。
光明如来様の御前に出る事を時としては非常に嫌がります。
当人は過去においていろいろ神様(浅川の吉高稲荷、代々木の清正公様、金食稲荷、ササキ稲荷)を信仰し、
当時頂きしササキ稲荷の御守札を現在持っていますが気にしております。
いかに扱ったら宜しいでしょうか、お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「稲荷を祀るのは本当は間違っている。
人間は上であるから下のものを拝む訳で、何にもせぬ方がよい。
玉のようなものは狐の霊で、まず光明如来様をお祭りする。
稲荷はそのまま段々萎縮して改心するようになるか、逃げるのがある。その上で廃する。そして浄霊すれば治る。
稲荷は、農業に対し感謝と礼をいうのはいい。
それ以外は管轄外である。産土の眷族で働いてるのもある。」
明主様御垂示 「稲荷が原因の腸チフス、癲癇」 (昭和26年11月5日)
狐を拝むと地獄に行く
信者の質問
「岡山県の一信者でございますが、元神社の神職にあった人が住んでいた家を十六年前に買い入れ、家は村社稲荷の直前にあり、
その家に、十五年に伏見稲荷を五社大明神として祀ってあります。
妻は十六年に腸チフスで死亡。長女も癲癇にかかりましたが、ただ今はほとんど全快いたしております。
兄弟四人は船舶業でございますが、仲が悪くうまくいかないので、日々心を痛めております。
これは家がお宮の直前にあるためでしょうか。または神職のあったために位負けがするのでしょうか。
また稲荷を祀っていることが悪いのでしょうか。
光明如来様、御屏風観音様は御奉斎いたしておりません。
いかがさせていただきましたらよろしゅうございましょうか」
明主様御垂示
「それは、神職であったためでもなければ、お宮の前にあるためでもない。
稲荷のためです。稲荷を拝むということは、どうして悪いかというと、古い本に書いてありますが、
だいたい稲荷というのは、百姓が稲を守ってくれというだけのもので、他になにも意味はないですよ。
だから、稲荷というものは、外に祀らなければならない。
田んぼの一カ所をきれいにして、そこにお宮を作って祀るんです。
人間の家で祀るべきものではない。
人間の家に祀って拝むというと、狐は下を歩いているものです。地以下です。
狐を拝んでいれば、霊的に地獄になっている。
狐のほうで人間を拝むなら良いが、人間が狐を拝むというのは、狐以下になっちゃう。
狐以下の運命になるよりしょうがない。
だから、狐を祀って拝んでいれば、必ず不幸になります。
というのは、先にも言ったが、狐というのは、だいたい、天照大神様が、最初日本の人口が増えるに従って、米をたくさん作らなければならないというので、
豊受明神(とようけみょうじん)に命じて、早く日本中に稲種を配るようにと言うので、豊受明神が狐に命じてくわえさせて配られた。
だから豊受明神というのは、狐に乗って、狐が稲をくわえているでしょう。
そういう御神体です。
だから百姓は狐にお礼を言って、稲作を御守護してくれと、お宮を作ってお参りしたものです。
ところが狐のやつ、自分の職務以外の範囲にのさばってきた。
というのは、力があるからね。なかなか霊力があるからね。
しまいには、日蓮上人と仲良くなって、日蓮宗は狐を利用して開いたものです。
そんなようにして、だんだん狐が一大勢力を得てきた。
豊川稲荷、伏見稲荷だとかいろいろできた。
狐を家の中に入れて拝むというのは、地の下になることになる。
しかしむやみに帰らせたり、処分したりすると怒りますからね。
しかし、狐もいろんな御利益なんか与えるから、人間のほうが乗っちゃう。
しかしそれも一時的で、だんだん地獄のほうに行っちゃう。だから禍いがある。
だから、光明如来様をお祀りして、少なくとも一年以上経ってから、正式にお祀りしてお帰りを願う。
野狐と違って、伏見の稲荷は良いですからね。解りが良いですからね。
一年以上経ったらそうすれば良い。
光明如来様は最高の神様だから、霊界が天国になるから、禍が来ないで、良いことばかりくることになる。」
明主様御垂示 「脳梅毒の夫 ウソをつくのは狐」 (昭和25年5月27日)
信者の質問
「私の夫Y(当年三十八歳)は一昨年十月頃医師より脳梅毒陽性と診断されサルバルサン四十本程を打ちましたが思わしくなく、
マハールゾルをこれも約四十本打ちましたが症状は悪化するのみなので一時中止し、
昨年末より浄霊を受けるようになりましたら、よく眠る事も出来、食欲も普通になり、体力は回復しました。
約二ケ月前より下痢の御浄化を頂いておりますが、病状は変化なく、嘘をよくつき、非常に欲の深い事を言っており、勝手にそれを実行し反って損のいく事ばかりをしながら本人はそれが分りません。
私は本年二月に、また、夫の実妹は四月に入信させて頂き、今月初めには光明如来様、屏風観音様ともに奉斎させて頂きました。
なお、私の家は実兄がおりながら盲目のため別居して、家督は弟である夫の行雄が継いでおります。
しかし戸籍面では夫が長男になり兄が養子となっております。
実父は型紙彫刻を業とし、母は十年程以前に破傷風で亡くなっており、生前は夫行雄を特に可愛がったそうです。
家には兄の参拝していた稲荷神社大麻と書いたお札と以前の家の持主の祭っていたらしいお稲荷様が神棚にそのままになっております。
右の次第ですが、いかなる原因で、また今後どのようにすればよろしいでしょうか。また治るでしょうか。御教示を御願い致します。」
明主様御垂示
「下痢しているのは非常に結構である。
嘘をつくのは狐である。
御神書を読ませれば治る。
稲荷神社のお札は処理した方がよい。一年はそのままにしておき、月に一度位お祀りしてやる。」