蛇の憑霊による病気について 2
明主様御垂示 「殺された蛇の憑依による精神病」 (昭和27年2月26日)
信者の質問
「IK(三十八歳。男性)二十五年二月精神異常となり、一家九人入信させていただき、大光明如来様も御奉斎させていただいておりますので、
さっそく教会の先生に御浄霊をいただき、たいへん良くなりましたが、
御法難ごろから親類の反対が激しく、本人が家を飛び出したり、川に入ったりいたし、
弟までも精神病院に九カ月入院し、ペニシリン四十本、その他をいたしましたが、いっこう良くならず、身体全体に浮腫みが来ました。
昨年五月末退院し、今日まで御浄霊を続けております。浮腫みも去り、食欲もふつうとなり、弟も今ではおすがりいたしております。
本人は昨今極めて無口で、倉庫(旧酒倉)に入りたがります。
家族の者が御参拝に出ますと、落ちつきを失い、酒倉に入っていたり、縊死でもするような様子になります。
生来病弱で肺炎、盲腸炎、腎臓炎、十二指腸潰瘍、胃痙攣などをいたしております。
入信以前に六百六号もいたしております。
入信後疥癬の御浄化をいただき、以来精神異常となるまで丈夫で働いておりました。
先日一信者に、酒倉の中の蛇だと言って憑依し、今までできるだけ邪魔していたが、どうしても邪魔することができなくなったと申したそうです。
それから落ちつきも出て、夜もよく眠れるようになりました。
ただいまでも、時々酒倉に入りたがるのでございますが、蛇と関係がございましょうか。
また御浄霊上の御注意いただきたく、右御垂示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは蛇の霊ですよ。これは始終酒倉にいた蛇ですね。それで、酒倉に入りたがるんです。
蛇が・・・殺された怨みですね。それですから、もう一息で治ります。
だいぶ蛇も弱ってきましたからね。それですから、眠れるようになった。
精神病というのは、最初は暴れて、それから無口になるものです。
それから治る順序になるんですがね。
ですから、そういう順序ですからね。
それから、蛇と・・・六百六号ですね、これがいけない。
六百六号をやると、たいてい頭が変になりますからね。
そうすると、医者は、黴毒のためだと言うんですが、そうではない。
黴毒を治そうとする六百六号のためなんです。
もうだいぶ弱ってきているから、もう一息です。
浄霊は前頭部・・・ここに一番憑るから、ここですね。
それから頸のまわりですね。頸のまわりに必ず固まりがあるから、頸のまわりと・・・それですっかり治りますよ。
しかし、そうとう年月はかかります。三年や五年かかると見なければならない。
気がつくのは、もうじき気がつきますがね。
それからまた、気がついたようでも、またヒョッヒョッと憑りますからね。
それで、すっかり治るのは数年かかるものです。」
明主様御垂示 「殺された青大将の憑依による精神異常」 (昭和26年12月11日)
信者の質問
「KH(五十二才・男性)昭和二十三年ごろから、夜眠られず寝床を三カ所も変える状態で、
医師より脳梅毒と言われ、いろいろと医療を受け、熱心に御嶽教を信仰しておりましたが、だんだん悪化してまいりました。
御浄霊をいただくようになり、良い方に向かいましたので、主人は昭和二十四年二月入信させていただきましたが、
申し訳ないことに三月末ごろ突然、御守り様の「光」と「ヽ」とを鋏で切り離してしまいました。
その後、病状悪化し、現在では食物を丸飲みにし、こちらから持って行かねば、食事を要求せず、一日中寝て、口の中で独り言を言っております。
小便は自分で気がつかずにしてしまいます。
なお二十五、六年前に家の蔵の中に三升笊(さんじょうざる)を伏せたほどの青大将がいたのを殺して、近所の人に薬にするようにと与えたことがございます。
主人の父親は五、六年前に縊死しております。
私の前夫はある女行者と恋仲となり劇薬自殺を遂げております。
この時、前夫のみ死に、女行者は生き残りました。右は霊的関係でございましょうか。
なお、御神体を御奉斎させていただきますよう準備中でございます。」
明主様御垂示
「どうして、こんなことしたのかね。霊憑りだな。随分厄介だね。
光明如来様をお祀りするように準備していると言うんだから結構ですが、一日も早くお祀りする。
それから主人はやっぱり霊が憑っているんですがね。
鋏で・・・やっぱり霊にやられたんですね。
丸飲み・・・青大将ですね。
無論、この青大将は祖霊ですがね。
三升笊・・・随分大きいんだな。
青大将の霊を救ってやるんだから、光明如来様を祀ったら、その部屋に寝るんだね。
あとは別にたいしたことはない。それですね。
そうしてできるだけ御神書を読むようにして、気長にやっていればだんだん良くなります。
なにしろ、殺されると非常に怨みますから、しつこいですよ ・・・霊の働きがね。
だから、簡単にいかないですね。気長にやるよりしかたがないですね。
そして、少しでも暇があったら、一人でも多く人助けをする。
その徳によって治りが早くなるというわけですね。」
明主様御垂示 「蛇霊の憑依による下半身のむくみ」 (昭和26年11月1日)
蛇霊を追いかけて浄霊すべし
信者の質問
「信者、MA(五十四歳・女性)産婆をいたしておりますが、本年九月十日より御浄化いただき、腰より膝まで浮腫にて動けなくなりました。
続いて御浄霊させていただいておりますが、十月二十日ごろよりだんだん発作が起き、その激痛のため、身をもだえ水を欲しがります。
食欲、便通ともにございますが、二、三日前より排尿が少なく、局部的の痛みが起きます。
御浄霊いたしますと、痛みが移動いたします。
夜分には蛇が「とぐろ」を巻いたような様子の発作を起して苦しみます。
ただ今では資格者が泊まり込みで、夜中でも発作が起きますと御浄霊させていただくようにいたしております。
なお、本人は御屏風観音様を御奉斎させていただいております。
御神体も拝受いたしておりますが、家がなく、ただ今は田舎の古寺に住まっておりますが、
そこも立ち退きを強請されておりますので、御奉斎ができない状態でございます。御垂示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「そうすると、御軸はどこに置いてあるんですか。」
信者の質問
「教導所でお預かりいたしております」
明主様御垂示
「やっぱり薬毒ですね。」
信者の質問
「二十年前、慢性腎臓になり、医学で固めております」
明主様御垂示
「そこに、やっぱり蛇が憑ったようですね。
やっぱり毒があるから蛇が憑るんだからね。
薬毒をなくすれば良いんでね。
腎臓がそうとう固まっているんですね。
痛いのは薬のためですからね。
手術はしたことないですね。」
信者の質問
「ございません。激痛が点々と移動いたし、お鎮まりと言いますと、静まります」
明主様御垂示
「蛇ですね。私の本に書いてある。
それを、どんどん追いかけて行って、お鎮まりと言うと、静まる。
これも少し気長にやったら良いです。
痛みは、だんだん追いかけて行って、だんだん気がつかないくらいにまでに追いかけてやると良い。
そのうちに、また痛みますからまた追いかける。
そのうちにだんだん薄くなりますからね。」
明主様御垂示 「蛇霊の憑依による下半身のむくみ」 (昭和26年11月11日)
信者の質問
「過日お伺い申し上げましたMA(四十三歳・女性)でございますが、御守護によりたいへん楽にさせていただきました。
現在は尿はふつうに出ておりながら、浮腫みが依然として引きません。
蛇の祟りだと御垂示をいただきまして、本人に聞きましたところ、五年前に兎を食べに来た青大将を半殺しにして、枯れ草にて焼き、ブツ切りにして、鶏に食べさせたそうでございます。
本人は今さらながら後悔いたしております。
発作は、夜も昼も二、三回くらい起きます。
発作が起きますと、非常に苦しみ、胴は締めつけられるようで、浮腫みが固くなります。
足の方も固くなり針で刺されるような苦しみでございます。
発作の状態は蛇が焼かれて苦しむのと同様で、浮腫みの所より油のようなものが出ます。
また手足の筋が吊り上がり、息苦しくなり、二目と見られません。
右のような状態でございますが食欲は健康者以上でございます。なにとぞ御垂示賜りたくお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「蛇だから締めるんだね。蛇の祟りですね。これは祖霊かもしれないな。
だから、よく光明如来様にお願いして、ここ(前頭部)を中心に全体をやれば良い。
そうしているうちに、自然自然に蛇も承知して、蛇が救われてきますからね。
そこで、光明如来様にお願いする場合に、蛇の霊を救って、早く人間に生まれ変わってくるようにと言ってお願いする。
それが、蛇が一番喜ぶんです。
蛇が殺されても、人間に生まれ変わるようにと言うと喜びます。
私も箱根にいる時分に、ちょいちょい出てくるんで、殺したんですが、すぐ人間に生まれ変わるようにと言うんです。
すると喜ぶんです。喜ぶというのは・・・すぐに憑ってきますからね。気持ちが良くなる。」
信者の発言
「夜中にお腹がすくのでございますが・・・」
明主様御垂示
「それは、蛇が食うんだ。」
信者の発言
「光明如来様は教会にお預かりしており、お寺のような所で、お祀りするような所がなく、そこも出て行くように言われております」
明主様御垂示
「立ち退き命令か。行き所がないのかね。」
信者の発言
「東京になにかあるそうです。本人はおすがりしておりますが、村では評判になっており、医者にかけないで、そんなことしていると、注目しております」
明主様御垂示
「それじゃ、悪いな。村人の霊が邪魔するんです。」
信者の発言
「汽車に乗れるようにして、それから親戚の所へでも。」
明主様御垂示
「それが良いですね。しかし、少しずつ良くなっているんですか。」
信者の発言
「はい。お蔭様で・・・浮腫みはありますが、食欲は・・・」
明主様御垂示
「それは浮腫みがごく軽いんです。固まらないからね。
そういう方針にしたら良いでしょう。
そういうのは、やっぱり村の人の霊が非常に邪魔するから離れないと駄目です。
というのは、あんなものにかかって迷信だ。
医者にもかけないで、怪しからん、と、邪魔するからね。
死にでもすると、そうら見ろ、言わないことじゃないと言う。
それも、やっぱり邪神がやっている。
もしか、あんまり邪魔するんなら、医者にかけるようにするか。」
信者の発言
「本人は・・・このまま死んでも、医者にはかからないと、本人が親戚に納得させているのでございます」
明主様御垂示
「それじゃかわいそうだから、今言ったようにしたら良いでしょう。」
明主様御垂示 「殺した蛇霊の憑依による全身のむくみ」 (昭和27年1月17日)
信者の質問
「SS(昭和二十三年三月入信。四十一才・女性)六月ごろより咳が激しく、九月ごろより胸部重く心臓が高ぶり、
二十四年三月教会にお詣りさせていただき、一週間ほど右半身が不自由になり、
また一週間後には左半身が不自由となり、同時に右は治り、左も一週間ほどで治り、以後体がだるく心臓が高ぶります。
十月には激しい咳と鼻汁が三カ月あまり出ました。
二十五年三月ごろ三合くらい喀血し、少し楽になり、仕事もできるようになりましたが、八月ごろより急に重くなり、
教会にて御浄霊いただき、十日ほどで良くなり、仕事もできるようになりました。
二十六年四月喀血し、やや楽になりましたが、五月ごろより声が出なくなり、五月末京都で明主様に御面会いただきましてより、まったく出なくなりました。
六月半ばごろより、御浄霊いただき、田植えもできるようになりました。
九月十日ごろより、ふたたび胸が悪く心臓が高ぶり、全身が浮腫み、足が重く、下腹が膨ります。
十二年前に母親が鳥小屋で蛇を殺してより急病になり、伏していることができず。
舌をベロベロ出し、水を欲しがり、目が座り、付け根付近が痛み苦しみ、一カ月ほどにて死亡。
父親も二十五年三月ごろより、体がだるくフラフラしており、現在は寝たままでございます。
父親、母親、私の御浄化は、霊的関係がございましょうか。
また御浄霊の箇所御教示のほどお願い申し上げます。
なお御神体、御屏風観音様は二十四年三月御奉斎させていただいております。」
明主様御垂示
「これは蛇が憑ったんですね。
これは、霊的と薬毒と両方ですね。
喀血だとか、鼻汁が出たというのは、蛇がまだ入っているな。
しかし、治るには治りますよ。もう一息だね。
ですから、少し良くなったら、できるだけ人助けをするんですね。
浄霊して人の病気を治すと・・・そうするとずっと早く治りますよ。
それによって、蛇も救われていきますからね。そう気にする必要はないです。」
明主様御垂示 「蛇の憑霊によるアゴの腫れ、大量出血」 (昭和24年3月12日)
信者の質問
「二月二十二日一度御面会に上らしていただきました顎の脹れた信徒、
御面会翌々日八合余り出血、激烈な痛みで一時危篤状態になりましたが、御守護により回復致しました。
光明如来をお祭りして大変気持よくなりましたが、
また二、三日前に大量出血、初めより合せて三升位出ましたが、
顎は元通り固く腫れて痛みも激しいようです。
夢うつつに、「痛みを祀れ、三つ祀れ」と本人に聞えたそうです。
この二、三日頭上半身を痛みが移動します。
蛇の霊のように思いますが、祀った方がよいでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「蛇の霊かもしれない。
普通の浄化なら大量に出れば治る訳である。
祀ってやるとよい。
板に名をかいて祀る。
三守明神がよい。
光明如来様の前に祀る。
なお、これは蛇自身の毒である。」