人霊の憑依による病気について 3


明主様御垂示 「先祖代々、三人が身体を常時動かす奇病」 (昭和25年2月7日)

信者の質問
「私がただ今浄霊している者で、先祖代々(数代前より)必ず三名ずつ常時体を動かしているのであります。

これは夜昼の区別なく、寝ている時でもやっております。

これがために急にぽっくり死ぬと次の者にちゃんと代りが出来ます。

ただ今は夫婦と子供一人がやっております。このようなのは浄霊しまして治るでしょうか。

霊的の原因を御教示下さい。なお、先祖に注意すべき者はありません。」


明主様御垂示
「一人ならあるが、代る代るあるのは珍しい。

浄霊で治る。前頭部と腰をする。

救われない霊が憑るのである。」




明主様御垂示 「筋無力症 (突上げ)」

信者の質問
「長年筋無力症と云う医師の申す病気にて苦しんでおります。

近時浄霊しておりますが、下の方から胸に突上げて苦しむのです。

どう致したらよろしいのでしょうか。お伺い致します。」


明主様御垂示
「病名は現象にあてはめる名称にすぎぬ。

しかしそうも云えないのがある。

眼脚気などそれである。産後に特に著しい症状がある。

胸に突上げてくるのは霊的である。」




明主様御垂示 「ハンセン病の霊の憑依による皮膚の異常化」 (昭和26年11月18日)

信者の質問
「YI(二十八歳・女性)昭和十九年入信後嫁入りいたし、四年間ほど御面会もいただきませんでした。

一昨年女児を産みましたが、子供はメレナで死亡し、本人は産後が悪く四十日間床についておりましたが、母親や近所の信者さんが御浄霊させていただき全快いたしました。

本年また妊娠し、至極丈夫でしたが本月五、六日ごろより少々脚に浮腫みがき、九日にお産いたしましたが、

ごく軽くすみ、下りものは少しもありませんでしたが、

すぐに脚がひどく浮腫んで(主に左足)翌日に紅く膨れ上がり、痛み激しく、

その翌日は「火ブクレ」のようになり、たちまちくずれて方々が、赤、黒、白などに色どられ、ちょうど火傷のくずれのようになり、その傷口から水がたくさん出ております。

医師も原因不明と言い、ペニシリンを打って帰りました。

産婆も初めてだとのことです。

私は四日目に迎えに来られて出張いたし「これは霊的でしょう」と申しますと、

産婦は、自分の枕元に髯ボーボーの老人が立ちスーッと脚の方にまわって、悪い方の足を持ち上げるようにしたそうです。

近所の老人に聞きますと、その家は三代目で、先々代がつぶれ屋敷を買って建てたものだが、

前の家の隅に掘立小屋を作り、一人の老人が住んでおり、脚が悪く杖にすがって歩いていたが、いつの間にかどこかへ行ってしまったとの話です。

たぶんハンセン病だったのではないかと思われます。

三回ほど御浄霊をさせていただきますとたいへん楽になりました。

右はハンセン病になってしまったのでしょうか。

それとも、一時的でじき治していただけますものでしょうか。

なお、その家の娘も嫁入りしてお産しますと、急に頭髪が抜けて一時はツルツルになりましたが、ほおっておいて、近ごろは生えてまいりました。」

明主様御垂示
「これは、入信後四年間御無沙汰したということのために、御守護がなかったんですね。

それで、メレナで死んだということが、そういうわけですね。

四十日間 ・・・これもそうだ。

御浄霊で治った・・・これは結構だ。

脚に浮腫み・・・これは妊娠腎ですからなんでもないですがね。

軽くすみ、下りものがなかったのがいけない。これがおかしいですね。

ふつう、うんと下りなければならないが、下りないために、足が浮腫んだんですね。

古血ですね。

翌日は紅く・・・というのは、古血が出なかったために、足にいった。

出ないということが少しおかしいんですがね。

これが、あるいはじいさんですね。じいさんの霊が憑ったかもしれない。

というのは、お産をしたあとは、非常に霊が憑りやすい。貧血するためにね。

だから、産後おかしくなるのがありますが、そのためです。

出るべき血が出なかったので足に来た。

色どられ・・・ちょうどハンセン病のようだね。

じいさんの霊も障ってますがね。

足の方から・・・これは救われたいんだね。

これは心配ないです。なんでもない。

ハンセン病になりっこないから心配ない。

ハンセン病なんて、そういうことでなるものではない。

ハンセン病の霊が憑るとそうなることがありますが、一時的なもので、長くなるものではないから心配ない。

ここは、光明如来様はまだでしょうね。」


信者の発言
「まだでございます」

明主様御垂示
「光明如来様をお祀りして、屏風観音さんもそうですが、じいさんですね。

この霊を救ってやるんです。

光明如来様をお祀りすることと、お嫁さんができるだけ、御神書を読むことですね。それで良いですね。

それで、時々月に一遍くらいは中教会・・・支部に行かなければならない。

それで、できたら一年に一回か二回は本部に・・・ここに来なければいけない。

たいしたことはない。他人の霊ですからね。すっかり解決つきます。」




明主様御垂示 「扁桃腺より鼻、唇除れる」 (昭和24年9月29日)

信者の質問
「当年二十三歳の男子、三年前、扁桃腺を患った事が御座いますが、それ以来自分の顔に非常な変化が起って参りました。

鼻が無くなり、上下唇が取れてしまい、歯が二本飛び出し、舌も五分位前へ出て参りました。

姉と共に入信、光明如来様も御奉斎させて頂き、引続き浄霊を頂いております。

この症状はいかなるわけで御座いましょうか。御伺い申し上げます。

あとは本人に代りまして口頭にて申し上げます。」


明主様御垂示
「ハンセン病か薬毒か焼死の霊かだが、霊は滅多にない。」




明主様御垂示 「分骨が原因の腰痛」 (昭和24年10月1日)

信者の質問
「兵庫県多紀郡日置村○○と言うところのNK(男性)さんが、腰から右臀部にかけて、昨年六月頃より痛み毎日悩んでおられます。

腰が前へ曲らず、その上右足が、膝を右の方へ拡げないと坐れないので御座います。

御浄霊をお受けになって、少しは良いと申されております。

ある日、この方の奥様から聞いたので御座いますが、(その家は両養子です)

その家の義母が右足を患い、原因は足指の小さい腫物からだんだん大きく腫れてそれが膿み、

膝から下の筋肉が全部腐って爛れて無くなってしまい、骨だけになったそうで御座います。

膝から上は普通のままだったとの事で御座います。

現われた膝から下の骨は、この浮世の風に当って脆くもポロリと二、三日中に、自然に痛むこともなくとれてしまいましたので、墓地の横の方に埋めました。

その後義母は、時を経て他の病気で昨年六月に死亡し、死体は村の共同墓地に埋めました。

この義母が死んでから痛みを感ずるようになったとの事で御座いますが、

足と身体と別々の場所に骨を埋めたのでいけないのかも知れないと思って、

足の骨を埋めたところを探しても見つからないそうで御座います。

何か霊的に関係が御座いましょうか。御伺い申し上げます。(義母の霊は現在位牌を作って祀っています)」


明主様御垂示
「別々に埋めるのを霊が嫌がるのである。

霊によっては非常に潔癖になり、振かえって気になる事があると、行く所へ行かない。

何にも後腐れないようにするのが一番いい。

義母さんの霊らしい。浄霊で治る。」




明主様御垂示 「死者に鞭打つなかれ」

悪口を言われると霊界で苦しい

「死者を悪くいうのは非常にいけない。

ある三十七、八歳の女を悪く言った。

その時、奥様が腹痛み、いきなり「駄目だ」と言われた。

死にもしないのにおかしい。

「誰か」というと口が利けぬ。首を振る事によって返事させた。

悪くいうと霊界で苦しいから、それを言わないでくれと、それを頼みに来た。

悪くいうと向上の妨げとなる。特に大先生に言われると響きが大きい。

なるべく言わん方がよい。」




明主様御垂示 「死者が親族の病気の一部を持っていくこともある」 (昭和24年7月1日発行)

信者の質問
「神経痛および胃病などの病人が、身内の年寄りに病気を持って行ってくれ、とお願いいたしておきますと、その年寄りの死後癒ると申しますが、なにか霊的に理由がございましょうか。」


明主様御垂示
「全部がそうではありません。一部は持って行くこともあります。」




明主様御垂示 「他界した親族が現界人の病気を霊界に持っていくこともある」 (昭和24年5月25日発行)

信者の質問
「神経病、胃病などの病人が、身内の年寄りに病気を持って行ってくれとお願いしておきますと、その年寄りの死後癒るとのことですが、なにか霊的意味がございましょうか。」


明主様御垂示
「こういうことはあり得る。

しかしだれでもがそういうふうになるとは限らない。

死んで行く年寄りが病気を持って行くことを承知し、おれが持って行ってやろうという想念でなければそういうことはない。

しかしその場合も全部でなく一部であって、せっかく持って行ってもらっても、後また異物により浄化停止を行ない悪くするとなんにもならない。」