水子・嬰児の憑霊による病気 2


明主様御垂示 「水子の憑依と小児麻痺」 (昭和27年3月1日)

信者の質問
「一年ほど経ち、子供が小児麻痺になり、三年ほどで少し良くなり、昨年違った霊が憑ったようで、急に赤ちゃんのようになり、少し物が言えたのが、言えなくなりました」

明主様御垂示
「赤ん坊の霊です。」


信者の発言
「本家の姉がお産のとき、胎児が大きく骨盤が小さいと言うので、病院で子供を切りきざんで出そうとして、親子共亡くなっております。祀って上げたいと言うので・・・」

明主様御垂示
「結構ですね。祀らなければならないです。」


信者の質問
「男女の別が分かりませんが、どういう位牌にいたしましたら・・・」

明主様御垂示
「それは、男らしいな。男としてやれば良い。」


信者の質問
「男の名前をつけまして・・・」

明主様御垂示
「そうです。やっぱり坊さんにね。」




明主様御垂示 「水子の憑依 (小児麻痺類似)」 (昭和24年10月27日)

信者の質問
「私の叔父に半次郎という者があります。

子供が七人あり、その次女(十五歳)が小児麻痺に似た状態になっております。

人の言葉はよく聞けますが発言が三歳位の子供よりおろかです。

父の話によると、私の家の先祖に半次郎と言う者があり、

その者がある時に行方不明になっているようです。

叔父はその名を受継いでおります。

現在の半次郎は先祖半次郎の霊を祭っておりますが観音様の事は大変嫌っており、御浄霊は受けません。

いかにしましたら行方不明の先祖及び子供が救われますでしょうか。お教え下さい。」


明主様御垂示
「半次郎の霊とは関係ない。

行方不明になったのは祀ってやればよい。子供の霊が憑っている。

死産、早産、流産など、祀られていない霊が居所がなくて人間の身体へ憑いてくる。

すると子供そのままの状態が写る。

査べてみて、それを祀ってやる。

光明如来様をお祭りすると、その光によって、迷った霊やいろいろの霊が霊界で救われてゆく。それが大きい効果がある。」




明主様御垂示 「痙攣・歩けず・口きけぬ小児麻痺 (赤子か動物霊)」

信者の質問
「四歳の子供(MK子)、小児麻痺で浄霊を続けていますが、痙攣、歩けず、口がきけず・・・癒りますか。」


明主様御垂示
「相当重そうである。

憑霊であろう。(老霊)治らぬ事はないが長びく。気長にやると年々よくなる。

赤ン坊か動物霊かどっちかで、母なら母が信仰に入り、徳を積む。

(二、三年前大阪の人が来たが、最初来た時は随分ひどかったが、この前来た時は立てた。それと同じような症状である)」




明主様御垂示 「クレチン病の霊的原因」 (昭和23年9月28日)

子供の発育しない原因は水子、龍神の憑依による

信者の質問
「クレチン病(一寸法師)の霊的解釈」

(註 クレチン病とは生まれつき甲状腺がないか、甲状腺ホルモンをつくる機能が弱い病気。身体的・精神的発達は著しく不良で、特殊な顔つきと手足の短い異常体形を呈する。)


明主様御垂示
「これは霊的ではなく、人間の成長に必要な機能が欠けていて伸びないのです。

しかしそれから先は霊的になります。

前世で頭を打ったりして死んだ者が、霊界での浄化が足らずに再生した場合、頭の成長機能が劣るのです。

また子供の発育しない原因は、赤ん坊で死んだ霊が憑依したとき、龍神が憑依したとき・・・

これは主として足が発育しない・・・と、

それから生後たくさん注射した場合のだいたい三つがあります。」




明主様御垂示 「クレチン病の霊的原因」

変死者の再生

信者の質問
「一寸法師について御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「一寸法師は、背の低いのは、脳の一部に欠陥があって、発育すべきホルモン製造場のようなものが欠如している。そのために発育しないのである。

霊的にいえば、逆さに落ちて、頭を砕いたりして死ぬとか、頭を切られて死ぬとかの変死者の生れ代りである。

また赤ン坊の霊の憑いてるのは、一寸法師ほどではないが普通よりは小さいとかいう位である。」




明主様御垂示 「水子の憑依 発育せぬ小児」 (昭和24年)

信者の質問
「二歳の男子、生れて以来半年経っても少しも発育せず、虫封じをやる人(漢方医者)の治療を受けました所、

脳と気管支が悪いと云われましたが、一年位経っても変化なく、

現在は半年位御浄霊を戴きましたがこれも変化ありません。

最近は両親も一生懸命に御縋りしています。右の原因と浄霊法を御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「霊的と体的とある。

体的原因としては、生れて間もなく少し沢山注射すると二、三年発育が止まる。

霊的原因は赤ン坊の霊、死産とか流産をした霊で、その霊の状態になる。これは非常に長く掛かるが治る。

前頭部の熱である。寧ろ何でもない。

身体全体、腎臓部、前頭部を浄霊する。」




明主様御垂示 「嬰児の憑依 発育不良、座力なし、幼児の喀痰」

信者の質問
「三歳の男児、生まれつき弱く、今なお座る事も出来ません。

昨年十一月より御浄霊を受け、本人の父が入信、本年三月光明如来様を祭らせて頂きました。

現在では握る力は付きましたが、毎日咽喉がゼイゼイし、風邪を引き易く、咳がたえず出ています。

妻は後妻で、その子供が三人共生後間もなく死亡、叔母は卒中にて死亡、いかなる病気でしょうか。」


明主様御垂示
「生まれてすぐ注射すると発育が止まる。注射したんでなければ、妊娠中に薬を飲んだんだが・・・。

死産とか流産(五ケ月以上)した赤子の霊の憑いた場合こういう事がある。

浄霊を気長にすれば治る。

グニャグニャしているのは龍神である。

座る力のないのは腰骨に毒がある。

ゼイゼイいうのは、親の薬毒か、あるいは赤ン坊の時、母体の汚露を飲む。

肺中に痰が溜るとゼイゼイいう。その場合、背中に熱い所がある。

また、死んだ三児のどれかが憑る事あり。肺で死んだ霊がつくとその通りになる。」




明主様御垂示 「水子が原因の首のグラグラ状態」 (昭和24年9月9日)

信者の質問
「TS子(七ケ月)、生後四ケ月位してより緑便十日位続き、

心配のため、医師の診断を受けたところ、乳児脚気と言われ十日位で良くなりましたが、

その後六月十日頃突然一日中朝から泣き通し、夕方になりましたら目を吊り上げ、

以来毎日十回以上も吊り上げるようになり一週間泣き通し、

十日程で目の方は大分良くなりましたが、それからは首がぐらぐらして坐らず、

医師は診断の結果脳性小児麻痺と言われました。

色々手当を致しましたが全然効果なく、一昨日より浄霊を始めました。

現在一日に数回目を吊り上げ、智恵も普通の幼児より相当遅れております。

右はいかなる原因でございましょうか。御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「緑便は結構である。乳児脚気どころでない。

首がグラグラするのは早産か流産で祀らない霊が迷って憑くのである。

よく査べて祀ってやるとよい。」




明主様御垂示 「嬰児の憑霊 骨なし症状」

信者の質問
「当年四歳になる男児、首がぐにゃぐにゃで、ものが言えず歩けもせず。這いも座りもしません。いかなる訳でしょう。いかにすれば治りますか。」


明主様御垂示
「注射か、赤ン坊の霊である。」




明主様御垂示 「水子が原因の夜泣き」 (昭和25年3月3日)

信者の質問
「本年三歳の子供、毎晩一時間位続けて夜泣きを致しますが、御浄霊をさせて頂きますと二十分位にて泣きやみます。

その子供の姉兄三名は七ケ月位にて次々と死産致しております。夜泣きはそのためで御座いましょうか。」


明主様御垂示
「そのためである。五ケ月以上の流産児は祀らなくてはいけない。」




明主様御垂示 「水子の憑依 (火弄り、裸を好む少年)」

信者の質問
「十八歳の男、三歳の時より病弱、発育も遅れ、足立ちも遅く、頭が悪く、小学校も行けず、

十七歳の中頃より着物、パンツ等全然身にまとう事を嫌がり、火なぶりが好きにて、釜端にかがみ込んだりして、

主に家の中で遊んでおります。いかなる因縁でしょうか。」


明主様御垂示
「赤ン坊の霊が憑っているのが一番多い。

次は動物霊である。前頭部の奥を浄霊せよ。

子供と同じように智能が低い。

親が信仰を深くして人を助ける。親の曇りがとれると、親が心配する材料がとれる。

また、光明如来様の御部屋へ寝かすようにする。

普通になるのは判らぬが、どうやら一人前にはなる。」




明主様御垂示 「嬰児の憑依による神経衰弱」 (昭和24年7月15日)

やる事なす事全てが子供のような大人

信者の質問
「私の弟、十八歳より神経衰弱になり、ただ今三十歳ですが、未だよくなりません。

私は二十一年に御光を戴き、それ以来御浄霊はしておりますが、以前に動物のように出歩いていたのは治りました。

しかるにまた本年六月中頃より、また外へ出歩くようになり、やる事なす事が子供のようであります。

しかし今度は夜分はよく眠るようですが、いかがなものでしょうか。

今後どういうようにしたらよくなるでありましょうか。御教え願います。」


明主様御垂示
「子供の霊が憑いている。

それで年は十八でも馬鹿みたいである。

名の付けようがないので神経衰弱にした。

普通になるのは難しいが、ある程度よくなる。

御神書を読ますのがいい。」




明主様御垂示 「水子の憑依 (毎定時に幼児のごとくなる娘)」 (昭和24年10月2日)

信者の質問
「十八歳の未入信の娘で御座いますが、昼間は普通人と変りない勤務を致しておりますが、

毎夜一時頃になりますと起き上り、精神病状態になるので御座います。

この状態は一年位前から起ったのだと申します。

毎晩必ず母親だけを起し、幼児の駄々ッ子といったような状態で、

どんどん近所で迷惑する程音をたてたり、訳のわからぬことを言って母親を責めたりして、三時間位続けるそうで御座いますが、

朝になりますとまた普通になって出勤するとのことで御座います。

職場では珠算が優秀だとの事で御座います。

十四歳の時あるところで轢死体を見て、それ以来棺桶を見ますと背中に水をかけられたような寒気を感じ、憂鬱症になったと申します。

父親はチフスで数年前に死亡し、先祖には思い当ることも無いとのことで御座います。

いかなる原因で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「一時頃に死んだ霊である。

赤ン坊の霊が憑る。母親に覚えがある筈である。音立てて赤ン坊の状態を表わす。

お寺で戒名付けてもらい祀るといい。」




明主様御垂示 「水子の憑依 (泣き続け唾液出す婦人)」 (昭和24年5月15日)

信者の質問
「今年二十五歳になる洋服商の娘、二年前より悲しい悲しいと言って毎日泣くようになり、頭が重くて気分が悪いと言って、遂に床につき、

現在では、蒲団をスッポリ被って、いつも左の人差指を口に入れて温和しく寝ております。

半月程前から御浄霊をしておりますが、御浄霊二回目から顔を蒲団の外に出すようになりました。

近頃は御浄霊の際「ハッハッ・・・」と笑い出し、また多量の唾液を出しております。

本人は元はおとなしい娘で、両親は死去し、叔父夫婦が同居しております。

家族の話に依ると、以前に外国船で飼っていた黒猫を貰って来ましたが、

四、五年前ヒヨコを盗ったと言うので、叔父がこの黒猫の首に縄をつけて殺した事があり、

「その黒猫の霊が怨んでいるが、叔父は強い頑固な人なので娘に憑っている」と言う事であります。

私は出来る事なら救ってあげたいと思いますが、いかにしたらよいでしょうか。

御教え願います。因みに、この猫は英語は判ったと言う事であります。」


明主様御垂示
「猫の霊ではなく、赤ン坊で祀られていない霊である。

多量の唾液など出すのはそうである。

猫の霊とすると、こういう状態ではない。

寺へ頼み、戒名をつけてもらって祀るとよい。」




明主様御垂示 「水子の憑依 (流動物のみ摂る)」

信者の質問
「ある家の三歳の長男、現在流動物以外の物を食べると吐出してしまいます。家庭は血族結婚も続き、相当の悪事もやってるようです。何か霊的の関係でしょうか。」


明主様御垂示
「血族結婚は差支えない。

赤ン坊の霊が憑いてるので、流動物以外食べられぬのは赤ン坊通りになっている。

死産をして祀られなかったり、不純な子を産んで殺したりなどすると、祀られぬから居所がない。

そういうのは子供に憑り易い。

憑ると赤ン坊と同じようになる。

濃く強く憑るのと、あっさり憑るのとあるが、これは強く憑ってるようである。」




明主様御垂示 「水子の憑依による寝小便・心臓弁膜症・無月経・発育不全」 (昭和25年4月21日)

信者の質問
「二十四年九月入信したOS子(十六歳)と申す女学生で御座いますが、母親と義兄も入信致しております。

現在、寝小便並びに幼児の時より心臓弁膜症で、少し運動をすると動悸激しく、全身発育不全にて、月経も御座いませんが、コシケが毎日下りております。

家庭にて毎日御浄霊を頂いておりますが、あまり効果が現れないようで御座います。

また、兄(二十九歳)は精神病にて、三年前より家でブラブラしており、

姉(義兄の嫁、三十一歳)は気管支喘息にて十五年前より悪く、今日迄御浄霊を頂き、最近は起きれるようになり、兄も少しはよくなりつつあります。

なお二年前、祈祷師にみて貰いました所、南無阿弥陀仏と書いた軸物(三代前より伝った品)を焼いてしまったからだとの事で御座いますが、何か霊的な意味が御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「理由なく焼くと、怒って祟る事がある。ひどい祟りはない。

赤ン坊の霊が憑っている。

その状態が出て、心臓が悪くて死んだもので、大抵父なし子などで、いわくある死児で、祭られず居所がないのである。

寝小便、無月経、発育不全等はその状態である。

五、六年やれば一人前になろう。だんだん浄まってゆく。

十五年も経ってるから固まっている。薬も入ってるが治る。」




明主様御垂示 「水子の憑依 (左肩張る)」 (昭和24年5月)

信者の質問
「私の妻は教修をいただきまして以来五年間、引続き左肩が張ってとれません。

祝詞を奏上致しますととれますが、一時間程しますとまたもどります。いかなるわけでございましょうか。」


明主様御垂示
「赤ン坊がブラ下っているような症状である。

子供の霊は肩へブラ下っている。

祝詞を奏げると離れるのである。」




明主様御垂示 「水子の憑依 (左肩張る)」 (昭和24年8月29日)

信者の質問
「私の左肩の張るのにつきまして一ケ月程前御伺い致しましたところ、

流産せしことなきやとの御言葉を戴き、兄弟など親族を調べましたところ、

故人になりました母親が七ケ月で男児を流産したことがございました。

また、以前に日蓮宗を信仰したことがあります。

狐霊に何か関係が御座居ましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「それであろう。祀ってやった方がよい。」




明主様御垂示 「嬰児の憑依 (双子の一人背痛)」 (昭和25年2月18日)

信者の質問
「娘H子(十七歳)、双子に生れ、一歳の時一人は死亡致しました。

ただ今夜尿症にて、昨年十一月私が入信させて戴きました。

その時娘の背中が大変に痛みました。

昨年十一月より私が一生懸命御浄霊させて頂いておりますが、未だはっきりした事が分りません。

なお死亡致しました双子の一人の位牌は祀ってございません。

何卒宜敷く御守護御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「その赤ン坊が憑いてるかもしれない。

祀ってやるとよい。」




明主様御垂示 「水子の憑依 (胃の背部、肩の圧迫感、体の揺れ)」 (昭和24年10月19日)

信者の質問
「私事、本年八月三日夜十時頃出先にて突然胃の背部より肩にかけて締め付けられるような圧迫感が起り、

体が前後左右に振れ始め、自己以外の苦しみの声が出ました。

十五分位続きまして明方五時頃まで断続的に起りました。

御浄霊を頂きますと止りました。それ以来少し無理をしたり深く考え事などした場合体が非常に疲れ易くなります。

このようなとき、前額部首筋より肩胸部腹部など前面より御浄霊を頂きますと体が前後左右に振れ、呼吸困難となります。

天津祝詞を奏げて頂きますとすぐ止りますが、天津祝詞が終りますと再び起り、一通り御浄霊が済みますと非常にさっぱりして、楽になります。

ただ今のところ月二、三回右のようになります。

右はいかなるわけでございましょうか。御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「前からやると反っていけない。

後からやる。赤ン坊の霊がかぶさるようである。

流産、死産等で祀らぬ者が、兄弟とか身内の関係にそういう霊があるかを査べる。」




明主様御垂示 「流産児の憑依による発熱と悪寒」

信者の質問
「妊娠四ケ月で流産(本年六月上旬)した漁師の妻(三十二、三歳)、翌日から四十度以上の発熱となり、時々下るのですが、

特に夜中の三時頃になると急激に熱が上り、背筋に悪寒が甚しく、食欲もありません。

今迄に二回浄霊をさせて頂きましたが、私は死児の霊が憑いているのではないかと思いますが、この場合、霊を慰めるにはいかにしたらよいでしょうか。

この人は流産後胎児の死体を家族にも知らせず、お墓の傍に埋めたまま戒名も付けず、供養も致しません。」


明主様御垂示
「普通は五ケ月から祀るのだが、子供によっては三ケ月からいろいろな知らせをするのがある。これもそうである。

早速お寺へ頼んで戒名をつけてもらい、簡単に仏壇に祀ってやる。

墓の側へ埋めたとすればそれでよい。

ただ、祀ってやらなかったから居所がなかったのである。

背筋が寒いのは死霊に決っている。」




明主様御垂示 「水子の憑依 (発熱、衰弱、意識混濁)」 (昭和24年8月8日)

信者の質問
「YN(十九歳・男性)は、七月十六日野球見物に行き、日光の直射を受けて帰宅後発熱三十八、九度位を上下し、

御浄霊を致しますと二、三時間は少し下りますが、また熱が昇り、食事は進まず、次第に衰弱します。

前頭部が非常に痛み、後の方は熱もありません。御浄霊を続けておりましたところ、

八月二日頃より睡気がして譫語を言うようになり、八月四日より意識が、不明確となりました。

この間両親は祝詞を奏上し一生懸命でしたが、心配の余り最初三時間、次は五時間程冷やしたり、医師を呼んで葡萄糖を二十本ばかり注射致しました。

それ以来譫語の中に「赤ン坊が上に乗っているから、重いから早く除けてくれ」と叫び、また赤ン坊の事を何や彼やと申します。

この家は両親も本人も入信しており、七月十八日には光明如来様をお迎えしております。

右の原因及びいかにしたら御救い戴けましょうか。御教え願います。」


明主様御垂示
「赤ン坊で迷っているのがいるのである。

流産、早産、死産等で祀らぬのがあり、祀ってもらいたいのである。

五ケ月以上のものは全部祀らなくてはいけない。

戒名を作って祀ってやると簡単に治る。」




明主様御垂示 「水子の憑依 就寝時の震え」 (昭和24年5月4日)

信者の質問
「三年前に入信した女(二十七歳)、夜床につくと間もなく体中が大きく震えて来て中々止まりません。

以前に子宮を手術した事もあり、また四人の子供を死産し、腹膜に悩んだ事があります。

右の原因と浄霊法を御伺い致します。」


明主様御垂示
「死んだ子の霊である。子供の中の一人か、誰か祀らないのではないか。

霊が迷っているから、居所がなく、人間に憑きやすい。

寝てから、死の直前の形を表わすのは死霊で、今にも死ぬような気持になるものである。

流産したり死産したりしたのは必ず祀らなくてはいけない。」




明主様御垂示 「人工流産の婦人 産後腹部膨満」 (昭和25年5月3日)

信者の質問
「会員SA(二十八歳・女性)、出産後三ケ月腹部膨張、臨月程の大きさにて、起きていると呼吸困難になって来ます。

殆ど付き切りで腎臓部及び腹部の御浄霊をさせて頂いておりますが、一進一退にてはかばかしくないのでございます。

一度人工流産(三ケ月)をした事がありますが、霊的のものでございましょうか。」


明主様御垂示
「腎臓を充分にすれば治る。

霊的と両方あり、霊的とすれば赤ン坊の霊がお腹へ載っている。

霊で成長するのである。人工流産は殺人である。

三ケ月でも祀ってやるといい。

大抵五ケ月以上だが、三ケ月でも祀るのがいい。(祟るのがある)」




明主様御垂示 「水子の憑依による奇病」 (昭和24年7月29日)

信者の質問
「四十五歳の女、三年前より医学的に病名不明にて床に着き、

現在に至るも体の自由は全くきかず、半年前より御浄霊をさせて戴いております。

最初は頭痛、腎臓、腹膜部に非常に苦痛を伴い、数度鼻血、肛門より出血、その都度苦痛は和らぎ、

現在では体的に殆ど苦痛なく、時々肩、胸部、足部に苦痛を訴え、御浄霊を致しますとすぐに取れます。

右胸部は盛上り、胸骨はふわふわと柔く、腹部は非常に膨らみ、その膨らみが胸部へ込み上げてまいります。

十年程前に盲腸を手術、その所が円く膨れておりますが、御浄霊を致しますとすぐに平常状態になります。

熱は平熱で、脈は百、食欲は普通でございます。

最初から御浄霊を致しますとお光が見え、数度全身の震へが激しくなったことが御座います。

一週間程前より御浄霊を致しますと掌、前頭部、お守様等より神様が見える、神様が見えると申しておりますが、口の利き方はまるで子供と同じで御座います。いかなる訳でございましょうか。」


明主様御垂示
「脈が多過ぎる。流産した子が憑いてる。

戒名を付け、簡単な葬式して位牌を作り、祀ってやればいい。

手術の際の毒が胸部へ込み上げてくる。一日も早く祀る。」




明主様御垂示 「水子の憑依 尿道の奇形」 (昭和24年11月7日)

信者の質問
「OK子(六歳)、小便がチビチビ出続き、浄霊は半月位続けておりますが今日に至るも変化ありません。全快致しますでしょうか。

また、食事を致します時に赤ちゃんのようにチュウチュウと御飯を吸込みます。いかなる因縁でしょうか、お尋ね致します。

なお、妹S子(二歳)、生後二十日頃より右眼横に豆粒大の赤い血豆様の物が出来ました。

医者に診てもらったのですが治らないとの事です。浄霊にて全快の見込みがあるでしょうか。

また、霊的に因縁がありますか、お教え下さい。」


明主様御垂示
「尿道が細いのであろう。尿道の奇形である。霊的関係もあろう。

赤ン坊の霊で、早産か流産の霊である。

即ち普通の人間に完成していない霊で、乳を呑むようにチューチュー吸う。

査べて心当りの者あれば祀る。

赤いツブツブは毒血の塊である。浄霊で早く治る。」