中風霊の憑依について
明主様御垂示 「中風霊の憑依による全身不随」 (昭和24年8月)
信者の質問
「二十二歳の男子、十三年前より全身不随となり一日に五、六回発作を起します。
二カ月ほど御浄霊を続けましたところ、最近は本人も家の人も入信し、最近は物を食べるのもとても楽になってまいりました。
先日御浄霊いたしておりますと、右の胸の辺りから線香の煙が出てすっと昇って行きました。これはどんな意味でしょうか。」
明主様御垂示
「これは中風ですね、中風の霊が憑いたんですよ。
二十や三十で本当の中風になるなんてことはありません、どうしたって四十以上ですからね。
若い人や子供がこんなふうになるのはみんな霊ですよ。
五、六回発作を起すってのは、だからそのためですよ。
線香の煙が出たってのはおもしろいですね。
これは霊界のそれが見えたんで、ないことはないですね。
これはやはり霊が救われたことを知らせたくて知らせたんでしょう。
いままでは線香のある所と霊のいる所と段階が違ってたんですよ。
八衢あたりに行くと、霊はやっと線香に届くんですね。・・・
神様が来られると非常にいい香りがするもんですがね。」
明主様御垂示 「中風霊の憑依による全身不随」
浄霊中に患者の胸から線香の香りが立ち上る
信者の質問
「二十二才の男、十三年前より全身不随で一日五、六回発作を起す人、二ケ月以前より浄霊を施しております。
本人も家人も入信して、物を喰べるにも上手に喰べられるようになりましたが、四月二日浄霊中その本人の右の胸のあたりから線香の煙りのようなものが立昇りました。何を意味するものでしょうか。」
明主様御垂示
「中風の霊である。二十や三十で中風の起る筈はない。
五、六回の発作のあるのはそのためである。
霊界の線香の煙がみえたので、良い香りがする事があるが、霊が救われたためそれを見せたのである。
霊の居所と線香の在所と違う。
霊が救われてると線香が届く。
神様が来られると、いい香りのするものである。」
明主様御垂示 「中風霊の憑依」 (昭和24年9月18日)
神経衰弱・首傾斜・手不自由・起床不能
信者の質問
「六十九歳の女、七、八年前より神経衰弱に罹りましたが次第によくなりました。
今年五月頃より頸が前屈し胸に着き不自由となりました。浄霊七回目の直後箸が握れなくなり、
更に五時間後右手が胸の横に二つ折になってくっ着き、言葉も出なくなり、足は動くが立てず、四十度内外の熱が続きましたが、
四日目に熱は下り、浄霊中に手が動き出し、一週間後言葉もかなり言えるようになりましたが、横にも向けずうめいています。
食事は少量戴けます。
家人は軽い中風のように思っていますが、この患者の娘、幼児の時脳病を患い、それ以来白痴のようになり、時折乱暴します。
この母子の間に霊的関係がございましょうか。この病気の原因並びに浄霊法につき御教示願います。」
明主様御垂示
「中風の霊である。赤ン坊の脳病とは関係ない。
気長にし、なるべく祝詞を聞かせる。少しずつよくなる。」
明主様御垂示 「中風霊の憑依」 (昭和24年11月19日)
吐瀉より中風症状
信者の質問
「信者OM(二十七歳)、去る十六日午後二時頃寒気及び左顔面神経痛にて勤め先より帰り、御浄霊を致しました。同日夜少し吐瀉いたしました。
全身的に発熱致し、特に前額部左コメカミ及び延髄に痛みを訴えました。
十七日は一日中前日と同様な状態でしたが、夜食事を致しますときどうしても箸が握れず、以来右手は丁度中風のごとく利きません。
夜六時頃便所へ行くと申し起しますが、立つ事が出来ませんでした。
夜中一時頃便所に行って出たとき「今地獄の一丁目にいる」と突然申しました。
十八日朝まで普通に寝ましたが、九時頃起きられず、便器にて二回続けて大便あり、この頃より舌が回らず、意識はありますが話が出来なくなりました。
午前十一時十分前頃一度危篤状態となり、教導所へ御守護御願い致しまして、午後二時頃より意識がつきましたが舌が利きません。
その後少しずつ回復に向いましたが、夜九時頃医師が参り注射を一本打ちましたところ容体が悪化致し、意識は多少ありますが危篤状態が続いております。
熱は三十八、九度位ございます。食事は全然通りません。右、宜しく御守護をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「中風で死んだ霊の憑依である。気長に浄霊すれば治る。」
明主様御垂示 「中風のまま他界した夫の憑霊」 (昭和24年11月8日)
手足不自由・動悸・めまい
信者の質問
「五十五歳の婦人ですが、去る九月三日食後急に突き上げが来まして、それ以来血圧が非常に高く手足が不自由になり、
後に医療を加えておりましたけれど、少し動くようになりましたが、頭が他人のもののようになり重くて、就寝は隔日にしか出来ません。
また、時々強く動悸がして、眩暈がして娘の手を固く握りしめ「淋しいから離れないでくれ」と申します。
夫は十四年前に中気になり、七年目に死亡致しました。
また、話し方は狂人のごとき状態で何か霊が憑依しているようであります。
何か霊的に関係しておりますでしょうか。また、浄霊の方法を御教示願います。」
明主様御垂示
「中気の夫の霊らしい。
右頸部が凝っている。頸を主にし、全身の苦痛の個所をする。
祝詞を奏げてやる。」
明主様御垂示 「中風霊の憑依による左半身不随」
中風患者は物欲を取る必要がある
信者の質問
「二十六歳の女、本年四月十八日、突然左半身不随となり、婚約も駄目になりました。
お浄めで今辛うじて歩行が出来ましたが、未だ手が不自由で御座居ます。
何かの因縁でしょうか。お教え下さい。」
明主様御垂示
「中風の霊が憑ったのであろう。二十六歳で中風は早すぎる。四十過ぎでなくては起らぬものである。気長にやれば治る。
中風は物質欲がいけない。物欲をとらなくてはいけない。
であるから症状は手(拇指)を握って胸へくっつける。
罪の金があると本当の金は入らぬ。私など二十年間借金で苦しんだ。諦めてお任せすると入って来た。」
明主様御垂示 「中風霊の憑依による左半身不随」 (昭和24年7月17日)
足の拇指から入るのは地獄の霊
信者の質問
「五十七歳の婦人、七年前・・・戦時中、常会の際左足親指より頭頂部にスウーと何か入ったような感じがして
同時に左膝がガクガクとなり、それより三日間意識不明となり、左半身不随となりました。
因みに本人の父親、林業に従事致し、商売繁盛を仙台の三吉稲荷にお願い致しました。
その後好転致しまして、相当の財産を作った由、その後三吉稲荷に御礼せず、後心臓病にて死亡致しました。
近親者は狐の祟りと言っております。
なお本人は左手を握ったままです。アクビをする時手指を延ばします。
浄霊によって霊体共に救われますか。また、浄霊の急所をお伺い致します。」
明主様御垂示
「狐ではない。
人間の霊で、中風で死んだ霊である。
足の拇指から入るのは地獄の霊である。
左手を握ったままでも、霊が憑ったのであるから普通のよりは軽い。
狐は手の拇指から入り、龍神は人差指から入る。
祝詞を奏げてやる。入信して御奉斎せよ。」
明主様御垂示 「中風霊の憑依による半身付随」 (昭和24年3月14日)
信者の質問
「今年九歳の女児、昨年春脳炎を患い、御浄霊により全快致すと同時に半身不随になりまして、御浄化を頂いておりますが、未だ何の変化もございません。
その父は六年前南方において戦死致しております。どのような事で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「中風霊、脳溢血の霊である。
頭、頸筋、腕の付根・・・。」
明主様御垂示 「中風霊が子孫の鼻をつまんだ事例」 (昭和25年4月7日)
信者の質問
「入信後二年になる娘の婿NT(二十七歳)と言う者で御座います。
去る四月十日の夕方仕事先にて急に中風状態になりましたので、驚いて御浄霊を致しましたので幾分軽くなりました。
三日目の午後、三人にて御仏壇に向て善言讃詞をとなえ申しますと、中途において妻(私の娘)のHと申す者が急に居眠りを始めましたので、
私がかたわらにてつつきますと目を醒しては、また居眠り、その居眠りの内に鼻をつままれたり手を握られたりしたそうであります。
また私にも亡父が目に写りましたので御座います。
この人は現在起きてぶらぶらしている程度であります。
私の家では中風にて亡くなった者が二人もありますが、この病人と何か関係がありますでしょうか。
また今後いかに致しましたら御先祖を救う事が出来ますでしょうか。」
明主様御垂示
「中風の霊が憑った。
娘の鼻をつまむなどしてそれを知らそうとした。(母などに)
婿が御神書を読み、出来るだけ徳を積めば必ず治る。」
中風霊の憑依によるテンカン
明主様御垂示 「脳溢血で死んだ霊の憑依による癲癇」 (昭和24年1月27日)
信者の質問
「六歳の子供、一昨年春と秋に痙攣を起し、昨年春一回起しました。その時には浣腸でよくなりました。
昨年八月また痙攣を起し、その時から右手右足が不自由となり、いまだに数分ずつ痙攣を起します。これはどう云う因縁でしょうか。」
明主様御垂示
「脳溢血で死んだ霊である。浄霊で治る。額へ行った時痙攣を起す。
入信して光明如来様をお祭りしてお願いすれば治るが、相当時日が掛る。
霊を浄化すると共に子供も助けるのであるから、大変いい事である。
痙攣は前頭部をする。そして延髄をする。前頭の中心へ曇りが行くと痙攣する。
延髄に毒(曇り)があり、始終前へ行くものである。」
明主様御垂示 「老人霊の憑依による癲癇 手足荒れる」 (昭和24年1月29日)
信者の質問
「本年二十五歳の青年で、四年前突然癲癇のような発作を起し、昨年末まで医者や薬にて療養しておりましたが、
毎日二、三回発作が起り、頭が痛み、舌が痙(つ)り、手足が七十歳位の老人のように荒れ、アカギレが出来、夢を全然見ませんでした。
御浄霊を始めて一ケ月位になります。
最初一週間位は別に変った症状もなく、最近約二週間の状態は発作三回、頭の方は全然痛まず、夢を見るようになり、毎日下痢を三回位致します。
医者は病名が無いとの事ですが、一種の癲癇で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「無論、癲癇である。七十歳位の人の霊である。治る。脳溢血霊・・・。」
明主様御垂示 「言語不明瞭の癲癇」
中風霊の憑依
信者の質問
「二十八歳で癲癇を病んでおります。
信仰させて頂きましてから一年になり、大分良くして頂きました。
言葉が従前通りはっきり言えません。治りましょうか。」
明主様御垂示
「中風霊である。
出来るだけ光明如来様の御軸の部屋へ寝るようにするとよい。」
明主様御垂示 「癲癇より失明」
盲目の中風霊の憑依
信者の質問
「私の長女(十九歳)が十三歳の頃から癲癇が月に七、八回起りました。
(最初の頃は夜明けが多かった)
現在は二、三回位になりました。
これも大先生の御霊徳の賜と感謝しております。
ところが昨年一月頃より眼が見えなくなり、半身手足が不随の状態になりました。
これは霊的でしょうか。いかなる訳でしょうか。いかにしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「(中略)中風で眼が見えず死んだ霊で、癲癇もその霊である。治癒するであろう。
頭、特に前頭をよくする。」
明主様御垂示 「中風霊の憑依による左半身麻痺 (一種の癲癇)」 (昭和24年9月25日発行)
信者の質問
「十五歳の女子、左頬がしびれると左半身がきかなくなり、顔が青くなり約三十分くらい苦しみます。
口は右のほうへつります。なにか霊的な原因がありましょうか。」
明主様御垂示
「中風で亡くなった人の霊である。一種の癲癇(てんかん)である。頭の中心を浄霊すればよい。」
中風霊の憑依による小児麻痺
明主様御垂示 「中風で死亡した祖母の憑依による小児麻痺」 (昭和27年9月25日発行)
信者の質問
「私は心臓弁膜症で御守護いただき、昭和二十五年に入信いたしました者でございます。
二十四年に長男(K現在四才)を分娩し、生後十カ月くらいのとき、お祖母さんの一周忌後急に発熱し、
医師にみていただいたら佝僂(くる)病と言われ、毎日通っているうちに小児麻痺と診察されました。
障害者の子供を持つ悲しみ絶望感は、ひしひしと身に迫るものがありました。
軟弱で骨のないごとき症状で、言語明晰を欠き、涎(よだれ)を流し、全部が屈曲麻痺しております。
御浄霊いただきましてから、握ったままの手がいまは開くようになりました。
やっと物を持つようになり、目もどろんとして年寄りのようだったのも少し良くなりました。
私も一生懸命神様におすがりし、会長先生からもいくども御浄霊をいただき、
「あなたの御先祖には中風で亡くなられた人はございませんか」とたずねられました。
私が子供を生む五年前に姑が中風で亡くなっております。
幸作がお祖母さんと同じような状態で顔までがそっくりでございます。
御屏風観音様を奉斎するように再々お祖父さんに言いましたけれど、天理教の信者で聞き入れず、
私の実家で弟が入信しているので御屏風観音様を御奉斎いたし、
中風で亡くなった祖母も実家にお祀りさせていただいております。
私は浄霊いただきながらもふたたび子供を授けていただき、その子供はKに比べものにならないほど達者な子供でございます。
弟が丈夫なのでKは泣いているのでございます。
あるとき天理教の布教師にすすめられ奈良の本部まで行きましたが、なんの変化もございませんでした。
ただいまは御浄霊は弟よりいただいておりますが、あまり変化がございません。
御浄霊の際は善言讃詞を奏上させていただいております。御神書も聞かせております。
今後いかがいたしたらよろしいでしょうか。謹んで御教示お願い申し上げます。」
明主様御垂示
「光明如来様をお祀りしなければ、本当には治らないが、しかしそういう事情ならしかたがないから、
支部の神様によくお願いして、時節を待ちなさい。」
明主様御垂示 「小児麻痺から癲癇」 (昭和25年4月12日)
中風霊の憑依
信者の質問
「満二年四ケ月になる男児、生後七ケ月の時縁台より落ちて左の耳の上を強打、意識不明になり、それから右半身不随の小児麻痺となりました。
一ケ年間種々手当をしましたが効果がなく、昨年夏御道にお救いを頂き、両親共入信、御浄霊を続けている中、八月末には物につかまって歩く事が出来、
十月には独りで立って歩けるようにして頂き、御力の偉大さに感謝致しておりますが、右の手だけは未だ握ったままで余り変化が御座いません。
一月頃より一日に三回位軽い癲癇のように不意に倒れるようになりました。
二月御屏風観音様を御祀り致し御先祖もお祀りさせて頂きましたが、倒れ方は却って多くなったようで、
なお最近は時々恐しい者にでも遭ったかのようにおびえて、泣きそうな顔をする事も御座います。
倒れたりおびえたり致しますのは小児麻痺と関係が御座いましょうか。
また、どう致しましたら早くお救い頂けるので御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「中風霊が憑いたのである。気長に徳を積むと治る。前頭部をする。」
明主様御垂示 「中風霊の憑依による脊髄性小児麻痺」
信者の質問
「九歳の男子、生後六ケ月頃風邪を引き、薬を飲ませておりましたところ、
ハシカのような状態となりましてより三日程して全身クラゲのようにクタクタになり、その状態が三日程続き漸次良好に向いました。
その後半月程に左手の肩の所が脱臼したようになりました。
指先が多少動くが腕の上下は出来ません。
日赤病院で診察して貰ったら脊髄性小児麻痺と云われました。
二十二年十月御守を頂き、浄霊を続けておりますが大した変化はありません。原因と浄霊法を御教示下さい。」
明主様御垂示
「中風の霊が憑いたらしい。
真症小児麻痺である。気長にやれば治る。
前頭部の奥を浄霊する。腕の付根もする。
少しずつ良くなってゆく。」
明主様御垂示 「中風霊の憑依による小児麻痺」 (昭和24年9月7日)
信者の質問
「私が半月程前より近所の小児麻痺の九歳になる女の子を浄霊致しております。
右半身の方がひどいようで御座いますが、どのように浄霊すると早く歩けるようになりましょうか。
父親は浄霊を始めてから四日目に入信致しました。」
明主様御垂示
「中風の霊である。足をよく査べよ。足の裏にきっと痛い所がある。割合よく治る。」