変死者の憑霊について


明主様御垂示 「落盤事故死亡者の憑依による腰の脱臼」 (昭和29年4月1日)

信者の発言
「山形の市内の在、村落に多いようですが、子供の脱臼が毎日何十人とあるそうでございます」

明主様御垂示
「脱臼というのは腰が立たなくなるのですが、普通は滅多にないです。

どこかにぶつけるのが原因ですが、それは自然になるのですか。」


信者の発言
「自然にだそうでございます。二つか三つぐらいの子供で、霊的ではないかと思われます」

明主様御垂示
「そういうのは、鉱山か何かで落盤でもして一度に大勢死んで、腰なら腰を打って死んでしまうと、

そういう霊が救われないと、救われたいために子供に憑ってくるのです。

浄霊すればわけなく治ります。

そういう場合に、押しつぶされて死んだりすると、すぐには憑れないのです。

ある期間地獄にいて苦しんで、あるときにゆくと許されるのです。

とにかく地獄から娑婆まで行けることになるのです。

そうすると、そういうのは早く助けてもらいたいというので子供に憑るのです。」




明主様御垂示 「腰を殴打して死んだ祖霊の怨念による足の先天的障害」 (昭和27年6月25日発行)

信者の質問
「私は脳溢血で倒れ、御教えのお道で救われ、昨年入信さしていただき、御屏風観音様奉斎さしていただいておりますが、

今年生まれた孫が先天的な極度の内足飛症(両足)で大きくなっても歩行ができないほどです。

この子供の上(五歳)も生まれながらに腰(大転子関節)が脱臼しておりました。

こうして二人の孫が二人とも生まれながらに足ばかり障害者になって生まれるということは、なにか霊的に関係あるものでございましょうか。

私の家は近所ではたいへん古い家で八代目くらいです。

二代目の先祖の弟は心中(水死)して無理死しており、六代目の長男は馬より落ち急死(二十九歳)その後三代引き続き長男が二十九歳で若死にしています。

あまり不幸が続きますので、以前お伺いを立ててみますと、いつも「家の屋敷に昔の松平家の姫の墓がある。その姫様のおすがりだ」と言われますが、右のようなことともなにか関係がございましょうか。

そして孫の内足飛病は御浄霊を続けさしていただいてお救いいただけましょうか。

浄霊の急所を御教示いただきとうございます。」


明主様御垂示
「姫の霊とは関係がない。

これは祖霊の一人が、だれかの腰を殴打して死んだ霊の怨念が原因である。

浄霊は尾てい骨を中心にすれば、長くはかかるが必ず治る。

ただし力は入れないようにしなさい。」




明主様御垂示 「高所から落ちた祖先の憑霊」 (昭和24年4月28日)

高熱・足腰起たぬ幼児

信者の質問
「今年十一歳の男の子、昭和十五年五月発病、当時二歳、四十二度位の高熱が続き、医者は小児麻痺らしいと云われただけで、病名もはっきりせず、

その後種々手当をしましたが効果なく、現在まで足腰が起たず、最近入信させていただいております。右の因縁関係をお教え下さい。」


明主様御垂示
「霊的体的両方に考えられるが、これは霊的らしい。

祖先に高所から落ちたりなどで足腰起たず死んだ霊・・・。

あるいは・・・、注射のため腰の起たぬ場合もよくある。

どっちだか、とにかく腰を気長に浄霊すれば治る。」




明主様御垂示 「交通事故死した母の憑霊による小児麻痺」 (昭和27年2月7日)

信者の質問
「ST(十歳・女子)三歳の時急に眼の玉が中央に寄り、手足がきかなくなり、医診では脳性小児麻痺とのことで、治る見込みなしと言われ、

堀之内妙法寺の堂守に見てもらいましたところ、家の後ろで、一間ばかりの板塀を取り除けて防空壕を掘りましたので、地神の怒りでなったとかで、

二十一日間御浄め(神棚に塩を上げ、良くお詫びして、その塩を使った土地に撒く)するように言われ、浄めてもらいましたところ、二日目に元通りになりました。

二十二年四月私(母)入信。同年七月(母は交通事故で足を怪我、即日死亡)頭痛激しく、御浄霊させていただきましたが、

初めてのことで良く解らず、アスピリンを服ませ、元気になったように見えましたが、翌朝より左足がきかなくなりました。

その当時は非常に痛がり、足の付け根より全部に痛みがあり、御浄霊させていただきましたが、途中一年ばかり他のこともいたしました。

現在御浄霊させていただいており、主人および本人も入信。御神体もお迎えさせていただいております。

足首がグラグラで、冬は膝から下がとても冷え、常に足の裏、特に指の付け根付近は、甲もグニャグニャになり、

最近一カ月、頸(特に前頭部)の痛みを訴え、それが良くなりましてより、

グニャグニャもだいぶしっかりしてまいり、特に親指の屈伸も少しずつできるようになりました。

御浄化いただきますと、両脚の長さが異なり(悪い方が短く)そのうちに同じ長さにさせていただけます。

御浄霊の急所を御垂示お願い申し上げます。

なお発病の同月末、次の子が帰幽いたしましたが、住所が安定いたしませんので、足掛け五年、隣り村のお寺に骨を預けております。

また頭部の骨が良く焼けなかったので、灰捨場に灰をかけておきましたが、後日行ってみますと、違う位置にころがっておりました。

家主の好意で、家主のあいている墓に頭だけ入れてもらいましたが、土に還っていることと思われます。

右の骨はいかがいたしましたら、よろしゅうございましょうか。」


明主様御垂示
「地神・・・よく地の神様と言いますがね。

二日目に元通りになり・・・不思議なものだな。

家主の墓に・・・これは早く処置しなければいけませんね。

早く埋めた方が良いです。

この頭と一緒に埋めなければいけませんね。

頭だけ・・・これはいけないですよ。

ちゃんとくっつけて、埋ける所はしかるべく当然ですから、つまりバラバラはいけないですね。

これは霊の障りもありますけれども・・・私の母、足を怪我して・・・死亡、この霊が憑いたんですね。

この子供の足の痛みですね。

これは足の付け根と膝の、主に真の方が急所ですから、そこを良く浄霊してやる。

そうして気長にやれば、すっかり治りますよ。

これはもう一息で治るから良いですね。

次の子・・・足掛け五年、こいつはまずいな。

早く、今言ったように頭と一緒にして、なるべく自分の墓に埋めた方が良いんですがね。

どうしても不可能なら、家主の墓でも良いですがね。

これはお祀りしてあるんですね。

まあ、そんな具合ですから、別に心配いりませんよ。」




明主様御垂示 「交通事故死した親族の憑霊による足の浄化」 (昭和27年2月7日)

信者の質問
「ST(十歳・女子)三歳の時急に眼の玉が中央に寄り、手足がきかなくなり、医診では脳性小児麻痺とのことで、治る見込みなしと言われ、

堀之内妙法寺の堂守に見てもらいましたところ、家の後ろで、一間ばかりの板塀を取り除けて防空壕を掘りましたので、地神の怒りでなったとかで、

二十一日間御浄め(神棚に塩を上げ、良くお詫びして、その塩を使った土地に撒く)するように言われ、浄めてもらいましたところ、二日目に元通りになりました。

二十二年四月私(母)入信。同年七月(母は交通事故で足を怪我、即日死亡)頭痛激しく、御浄霊させていただきましたが、

初めてのことで良く解らず、アスピリンを服ませ、元気になったように見えましたが、翌朝より左足がきかなくなりました。

その当時は非常に痛がり、足の付け根より全部に痛みがあり、御浄霊させていただきましたが、途中一年ばかり他のこともいたしました。

現在御浄霊させていただいており、主人および本人も入信。御神体もお迎えさせていただいております。

足首がグラグラで、冬は膝から下がとても冷え、常に足の裏、特に指の付け根付近は、甲もグニャグニャになり、

最近一カ月、頸(特に前頭部)の痛みを訴え、それが良くなりましてより、

グニャグニャもだいぶしっかりしてまいり、特に親指の屈伸も少しずつできるようになりました。

御浄化いただきますと、両脚の長さが異なり(悪い方が短く)そのうちに同じ長さにさせていただけます。

御浄霊の急所を御垂示お願い申し上げます。


なお発病の同月末、次の子が帰幽いたしましたが、住所が安定いたしませんので、足掛け五年、隣り村のお寺に骨を預けております。

また頭部の骨が良く焼けなかったので、灰捨場に灰をかけておきましたが、後日行ってみますと、違う位置にころがっておりました。

家主の好意で、家主のあいている墓に頭だけ入れてもらいましたが、土に還っていることと思われます。

右の骨はいかがいたしましたら、よろしゅうございましょうか。」


明主様御垂示
「地神・・・よく地の神様と言いますがね。

二日目に元通りになり・・・不思議なものだな。

家主の墓に・・・これは早く処置しなければいけませんね。

早く埋めた方が良いです。

この頭と一緒に埋めなければいけませんね。

頭だけ・・・これはいけないですよ。

ちゃんとくっつけて、埋ける所はしかるべく当然ですから、つまりバラバラはいけないですね。


これは霊の障りもありますけれども・・・私の母、足を怪我して・・・死亡、この霊が憑いたんですね。

この子供の足の痛みですね。

これは足の付け根と膝の、主に裏の方が急所ですから、そこを良く浄霊してやる。

そうして気長にやれば、すっかり治りますよ。

これはもう一息で治るから良いですね。


次の子・・・足掛け五年、こいつはまずいな。

早く、今言ったように頭と一緒にして、なるべく自分の墓に埋めた方が良いんですがね。

どうしても不可能なら、家主の墓でも良いですがね。

これはお祀りしてあるんですね。

まあ、そんな具合ですから、別に心配いりませんよ。」




明主様御垂示 「轢死者の憑霊による発話障害」 (昭和24年7月28日)

信者の質問
「私の姉(二十六歳)が、耳は聞えますが言語が喋れません。

今より十三年前、近くの踏切で唖の老婆が列車にはねられたのを目撃した姉は驚き、

その後一週間目頃より急に恐怖症状となり、便所には白髪の老夫妻が立っているとか言って行かなくなり、

また、家の中の独居を恐れたりする内に言葉が出なくなりました。耳は聞えます。

その後一年間位は喋れる時もあります。

なお、その唖の老婆も村の世話で葬儀をしました。

この老婆と姉の状態とに何か霊的関係が御座いますでしょうか。

また、私の兄も精神病者で乱暴をしますので、今は監禁しています。

家の中で二人の異常者があるので、家中で熱心に御用をさせて頂いております。

いかなる因縁で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「お婆さんの霊が憑いた。治る。

本人にも祝詞を出来るだけ奏げさす。(天津祝詞がよい)

すると老婆の霊が清まるか、霊界へ帰る。

供養もしてやる要がある。それで治る。

精神病は最初乱暴する。少し経つと温和しくなる。その時に浄霊する。

右延髄の固結、また、精神病者に天津祝詞を奏げる。」




明主様御垂示 「変死者の憑霊 十一歳より低能となる」 (昭和24年3月4日)

信者の質問
「生後五十日位の時二、三日高熱が続き脳を犯されたようでしたが、五歳位迄普通の子供と余り変りはありませんでした。

六歳位より遅れが目立って参り、九歳で入学し、三ケ月で退学しました。

それ迄言葉の発音ははっきりいたしておりましたが、十一歳頃から言葉が言えなくなり低能状態になりました。

このような者はいかがなものでございましょうか。」


明主様御垂示
「二様に考えられる。

脳膜炎とすると、脳へ毒が固まっていて、智能器を制えているので、発育しない。

霊が憑ると熱が出る。

高熱の時霊が憑った場合もある。

変死の霊などで、頭を犯されて死んだ霊が憑るとこうなる。

浄霊を気長にすると治る。」




明主様御垂示 「歩行障害の霊的原因」 (昭和27年8月1日)

信者の質問
「四十二歳の女。前のほうに物を持つと一歩も進みませんが、

後ろに持つといくらでも進みます。どういう関係でございましょうか」


明主様御垂示
「死ぬときに前からパッとやられて死んだ霊です。

ですから前に進んだらたいへんだという観念がついているからです。」




明主様御垂示 「先祖が南洋で殺したアメリカ人の憑霊」 (昭和24年8月21日)

信者の質問
「昨年九月入信の未亡人、右乳に拳大以上の腫脹があり、固く、真中は赤くなっております。

御浄霊にて排膿もせず小さくなりました。

以前より憑霊現象は御座いましたが、本月十八日突然霊が浮き、祝詞、善言讃詞をお奏げ致しましたところ、ノーノーと大変嫌います。

他には口をききませんが、こちらの問いには態度で答えます。

それによりますと、この肉体に関係ある人によりフィリッピンかジャワで殺されたため帰る事の出来ない米人らしいという事が判明致しました。

祀って欲しいと申しますので、上位と書き幽世大神様にお願い申し上げ、御神前に祀って差上げました。

しかし離れてはいないようで御座います。

なお、本人の申しますには、無我の状態に入る前ピストルの弾が三発胸に射込まれたような感じがしたそうで御座います。

本人はこの霊の言うような心当りはないそうで御座いますが、どう致しましたら宜敷う御座いましょうか。

同家では母、嫂、弟と四人入信致しておりますが、

夫をはじめその兄弟四人まで結核で死亡し、

現在長兄も臥床中、亡夫との間に出来ました四歳になる男の子は脊髄、三歳の男の子は胸骨の下端がラッパ型に凹んでおり嘔吐がとても激しゅう御座います。

これについては祖父が、ハワイで宮島の三鬼神を祭っておりましたが、死後祭る人がなくなったため、三鬼神がひとりでに帰って参りまして、男子七人までは殺すと言っているそうで御座います。

三鬼神と前記の霊及び現在の病気に何か霊的関係が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「三鬼神が何か怨んでいる。

米人の霊はピストルで殺した人がこの家の祖霊の一人で、三発射ち込まれたのは事実に違いない。

関係がなければそんな事はない。

一人でも多くの人を助ける。その徳により霊の曇りが減る。光ってくるとどうする事も出来なくなる。他の信仰では力が足りぬからこうはゆかぬ。」




明主様御垂示 「地縛霊の憑依による腹痛」 (昭和24年6月29日)

信者の質問
「最近一週間ほど毎日朝会社へ行く途中同じ場所で必ずお腹が「シクシク」痛くなり、約二十メートル余りの間でそこを過ぎますと痛みは止まります。いかなる訳で御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「自縛の霊がいるのである。祝詞を奏げてやるとよい。」