聴覚障害・言語障害について


怨霊による聴覚・言語障害


明主様御垂示 「怨霊による聾耳」 (昭和23年)

信者の質問
「私の主人の父は聾で、主人の兄弟は五人(男四人女一人)あり、長男より一人置きに聾です。

私は四男に嫁いだ者で、子供三人(男一人女二人)持ち、男の子は死亡し、長女は幼時は異常ありませんでしたが段々耳が遠くなり、今は聾同様です。

主人の兄も子供四人(男一人女三人)持ちましたが、男の子は死亡し長女が同じく聾です。

私は二十年にお力を頂きお浄めしていますが、同じ状態であります。

この子供はいかなる理由なのでしょうか。

また、今後特に注意すべき事をお教え下さい。」


明主様御垂示
「祟ってやるという決心の霊があり、自分が聾にされたという怨みである。

あいつのために聾にされた、代々祟ってやろうという訳であろう。

またこういう場合もある。

神様の話など妨害して聞かせぬようにする。

そういうのは神様の方の(反対の)龍神、天狗などで、代々祟ってやろうという怨みである。

「人を聾にした怨み」である。

出来るだけ多くの人を救う。そして徳を積み、神様の守護を仰ぐ。


先に、子供が二十歳過ぎると死ぬという例があった。

霊媒で査べた所、二十歳過ぎて殺した方が、よけいに打撃を与えるといふので、代々祟ったのであった。

人の怨みが一番恐ろしい。

こういう怨みの霊は龍神になる。

龍神になると非常に力が強くなり、訳なく人も殺す。

日蓮の行者など非常に龍神を恐がるのがある。」




明主様御垂示 「不語・不聴の姉妹」 (昭和24年3月2日)

信者の質問
「耳が聴えて口の利けない姉と、口は利けても耳が聴えぬ妹が御座居ますが、いかなる因縁によるもので御座居ましょうか。また、御浄霊で回復致しますでしょうか。」


明主様御垂示
「何かの祟りである。治る。」




明主様御垂示 「突然声立たず」 (昭和24年8月19日)

信者の質問
「本年五十九歳の男、二年前に突然声が立たなくなりました。

体には異常ありません。四年前に息子が腸チブスで死亡しております。

声の立たなくなったのはそれから二年後の息子の命日の前日に当ります。

本格的に入信しつつあります。

一週間程御浄霊致しました。御浄霊の時前に座っただけで“くやしい、くやしい”と泣きます。

霊的原因を御教え下さいませ。」


明主様御垂示
「何か祟っている。信仰を続けていれば治る。」






木龍・井戸・池の龍神の憑依による聴覚・言語障害


明主様御教え 「聾耳及び便秘とジフテリヤ・病気と霊 八」 (昭和18年10月23日発行)

「聾耳(註 聴覚障害のこと)の原因は、霊的と体的とあるが、まず霊的について説いてみよう。

霊的においては、木龍の憑依である。さきに説いたごとく、木龍とは、樹木の憑依霊であってそれが伐り倒された場合、その当事者の子孫に憑依するのである。

この原因に因る聾耳は、最も治癒に困難である。聾という文字は、龍の耳とあるが、こういう事は、古代人は知っていたと思うのである。


次に、嬰児が生れるや、最初から便秘の場合がある。

嬰児でありながら、三日に一回、五日に一回というような訳であるが、

これはいかなる原因かというと、前世において、便秘症のまま死亡し、それが再生した為である。

故にこういう嬰児の顔は赤児らしくなく、中年以上、老人のようであるからよく判るのである。

従って放任しておけば、普通一二ケ月後にして必ず通常児と同様に便通があるようになるから心配の必要はないのである。

勿論普通便があるようになる頃は、面貌も赤児らしくなるものである。

右によってみても、人間が再生する事は争えない事実である。

又嬰児の顔貌をみる時、老人のごときものもよくあるが、これらによってみても再生という事が判るのである。


次にジフテリヤは、多く猫の死霊が憑依するのである。

それはその際、幼児の泣声を聞けば猫に髣髴(ほうふつ)たる事がある。

その際、鼻に向って霊射する時、猫のごとき嚔(くさめ)を頻繁にするものである。」 (「明日の医術 第3編」より)




明主様御講義 「耳 病」より (昭和11年7月)

「耳は全聾と半聾、耳鳴、中耳炎、耳垂等があります。

聾は、中耳炎などの為に自然的に鼓膜が破れたのと、手術などで人為的に破ったのとあります。

又その鼓膜の破れ具合によって、軽い重いがあります。

しかし鼓膜はなくとも相当に聞えるものであります。

中には、鼓膜は何とも異常がなくて聞えぬのがありますが、これは実は霊的であります。

それは木龍というて、樹木に憑依している霊で、蛇の霊又は鳥霊であります。

聾という字は、龍の耳と書きますが、龍は声が聞えないとしてあるが、音によって聞えるのであります。

蛇は、笛の音などはよく聞えるのであります。

龍には種々な龍があって、木に憑いてる龍を木龍と言い、多く大木に憑いている。

松、柳、銀杏(いちょう)等が多いのであります。これらの木は霊が憑き易い。

よく大木を伐ると祟(たた)る話がありますが、それであります。

以前生麦(なまむぎ)に大きな松があって、京浜国道を作るのにどうしてもその木を切らねばならない。

まず最初に枝を切った男はその晩に死に、次に枝を伐った男もまた死に、親方は不思議に思ってる内に病気になった例がありますが、

これらは木龍の憑いてる木だったのでありましょう。

聾は木龍の憑依が多く、そういうのは鼓膜が何ともなく、耳には何ら異常が無いのに聞えないのであります。

木龍の憑いた為の聾はなかなか治り難い。

これは正しい信仰によって善徳を積むより方法は無いので、その功徳によって治るのであります。」 (「岡田先生療病術講義録 下巻1」より)




明主様御垂示 「木龍の祟りによる発話障害」 (昭和24年6月20日発行)

信者の質問
「茨城県のある家に次々と発話障害者が生まれますが、なにか霊的に意味がございましょうか、お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「木龍のたたりである。

信仰で治すより他はない。半分ほどは治る。」




明主様御垂示 「龍神による難聴」 (昭和24年12月18日)

信者の質問
「一家全部(五名)教修を頂き、御神体の御軸、御屏風観音様をお祀りさせて頂いております信者の主人(六十五歳)が、最近両耳共に遠くなりました。

この家で昭和十二年に十年程経つ池を埋めました。

右の御浄化はその池と何か関係がございましょうか。」


明主様御垂示
「龍神が助けてもらいたいのである。

光明如来様に向い、または自分に向って祝詞を奏げる。

そして早く救われるよう御願いする。」




明主様御垂示 「木龍の祟りによる聴覚障害」 (昭和25年2月)

信者の質問
「栃木県下のある家では次々と生まれつき口のきけない子供が生まれますが、これは霊的にいかなる因縁がありましょうか。」


明主様御垂示
「これは木龍ですよ。

勝手に木を伐った祟りですね。

木でも大木ですがね。たいていは、松、柳、銀杏、それから梅も祟りますよ。

梅の木を伐って聴覚障害になった人を以前治したことがありますからね。

ですからこんなのは信仰で治すよりほかに方法はないんですよ。

やってみてあんがい早く治るのと、なかなか頑固なのとありますがね、

どんなにひどいのでも気長にやってれば半分くらいは治りますよ。」




明主様御垂示 「子供五人の聴覚障害」 (昭和24年6月9日)

木龍と祝詞

信者の質問
「某教修生、昭和二年に現在の大和町(神奈川県高座郡)へ住居を新築いたしましたところ、その後生れた子供五人は全部耳がよく聴えません。

医師の診断では何等故障がないと申します。

その辺は小松山で、ところどころ松の大木があった由で御座います。

以下口頭を以て御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「憑きたてではないから憑いたまま救った方がよい。

信仰して徳を積む事である。

龍神が祝詞など聞いてるうち、浄化して昇天するなどで解決する。」




明主様御垂示 「スモモの伐採による聴覚障害」 (昭和25年2月28日)

龍神は敏感

信者の質問
「私は七年前大風で倒れた李(すもも)の大木を伐った事が御座いますが、その後程無くひどくのぼせるようになりまして、耳鳴りがひどく、段々聴こえなくなりまして、六年程全く聴こえません。

右の木を伐った事と霊的な関係が御座いましょうか。

また、私は全然聴こえませんので、他人を浄霊する場合、容態は聞かないので御座いますが、浄霊を始めますと病気の所が掌に感ずるので御座いますが、これはどういう訳で御座いましょうか。御教え御願い申し上げます。

入信後二ケ月になりますが、浄霊をいただき、また多数の浄霊をさせていただいておりますが、御守護により段々耳鳴りやのぼせが取れて参りまして、感謝致しております。何卒御守護の程御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「木龍が憑っている。龍神は敏感なものであるから、感ずる。

大抵人間であるから、自分が救われてゆく。

人助けすれば、その徳で龍神が救われ、人間も救われる。」




明主様御垂示 「木龍の憑依する唖者には祝詞を聞かせる」

木龍移転の作法 樹木の同種性

信者の質問
「唖娘二十一歳と十六歳、詫びて切った栴檀の木の側へ代りに松の木を植えましたが、霊視力の人は未だ二人の娘の体に木龍が入っていると言われます。どうしたら宜しいでしょうか。」


明主様御垂示
「松の木ではいけない。

栴檀でなくてはいけない。

ある程度浄霊して、祝詞を聞かす。

憑いて長くなると粘着力が出て、なかなかとれぬものである。

祝詞などにより、曇りがとれると、抜けられるようになる。」




明主様御垂示 「木龍の怨みによる難聴」 (昭和26年11月11日)

信者の質問
「昭和二十四年六月、光明如来様を御奉斎、千手観音様もお祀りさせていただき、家族七人入信いたしております。

昭和三年に神奈川県高座郡○○町に移転しましてより出産いたしました子供は、いずれも三歳くらいより耳が遠くなり、

現在、長男(十八歳)三女(十四歳)四女(四歳)がそれでございます。

今日まで医療は施しておりません。

指圧いたしましても苦痛はなく、最近になりさらに遠くなったように感じられます。

当地は現在町でありますが、当時は広い松林を開拓して建築した所でございますが、右御浄化と関係がございましょうか。

また今後どのようにいたしましたら、よろしゅうございましょうか。

明主様御垂示
「別に、他の人が切ったんだから、それが祟るということは、おかしいですがね。

中には居所がないので憑らないとは限りませんがね。

しかし、そういうのは浄霊すれば、じきに良くなります。

そう深刻なものではないからね。やはり他の因縁ですね。

私の所の子供も、二人とも耳が遠いんです。

男の子ですがね。最初はまるっきり聞こえなかったが、私が始終浄霊するようになってから、半分か半分以上聞こえるようになった。

ふつうはそう不自由はしない。しかしふつうの人のようにはいかないが、年々良くなっている。

だから、浄霊である程度良くなります。

私の長男のはうは、良く解っている。

人を助けるために川に飛び込んで、そのために溺死して、その時に耳を傷めて、それが生まれ変わってきた。

気長に浄霊しなさい。それで耳の・・・耳下ですね。これに固まりがあります。

それから、延髄ですね。そこに必ず固まりがありますから、それを溶かす。

そうすると、少なくとも半分以上治ります。

それに現在は霊界の浄化が起っているから、治ります。」


信者の発言
「三歳くらいまでは不自由でなかったそうです」

明主様御垂示
「それじゃ、すっかり治ります。中途からならね。」


信者の質問
「先祖の関係はございましょうか」

明主様御垂示
「ないとは言えませんがね。」


信者の質問
「松山の木龍と関係がございませんでしょうか」

明主様御垂示
「ないでしょう。そのことは、書いてないじゃないですか。他の人が切ったんでしょう。」


信者の発言
「さようでございます」

明主様御垂示
「それならないですね。そんなことでは、人間がたまりませんよ。」


信者の発言
「しかし、命じて切らせたのでございます」

明主様御垂示
「それはいけない。それじゃ危ない。それは、大いに関係があります。

切らしたとか、切ったとか言えば、先方が怨んだり、憑くのは、関係が・・・理屈がありますからね。

こっちがやってないと理屈がないから、浄霊で良いが、この人が命じたとしたら危ない。

それだね。よく光明如来様にお願いして、この霊を救っていただきたいと、そうお願いして、この家に松はあるんですか。」


信者の発言
「ございません」

明主様御垂示
「松を植えなさい。二本植えるんですね。」


信者の質問
「男松、女松でしょうか」

明主様御垂示
「それはどちらでもかまわない。

それが夫婦であるか、ないか分からないからね。

そうしておいて、光明如来様にお願いして、松に移るようにお願いすると良い。

くっついているから、すぐには移らないが、だんだん浄化されて、ある時期が来たら移ります。

命令したとしたら、それに違いないですね。」




明主様御垂示 「木龍の怨みによる聴覚障害」 (昭和27年7月1日)

信者の質問
「七歳までは元気でしたが耳が聞こえなくなり、

その一週間前に父親が庭の柿の木を切り、山に行って首を切って死んでおり、

それより子供の耳が聞こえなくなりました。

現在二十三歳で、昨年入信いたし耳の後ろが腫れ、鼻血も出るようになりました。

柿の木のお祀りもいたしました。

父親のほうの霊的でございましょうか。

または柿の木のほうでございましょうか」

明主様御垂示
「柿の木を切ってから死んだんですね。

かなり太いんですか。柿の木に因縁があるようですね。

きっと木龍が柿の木に憑いていたんです。

それが怒ってお父さんをそうしたんです。

お父さんが亡くなってから耳が聞こえなくなったんですね。

何か関係がありますね。

木龍が怒って、お父さんをそうして、まだ怨みがはれないので子供をそうしたわけです。

しかし、それは十年以上憑いていると、離れるとか何とか容易にできないです。」


信者の発言
「最近鼻血が出てまいりました」

明主様御垂示
「それは良いです。信仰は・・・。」


信者の発言
「昨年十二月入信いたし、御神体、御屏風観音様は御奉斎いたしております」

明主様御垂示
「耳の後ろが腫れてきたんですか。」


信者の発言
「非常に固くなっております」

明主様御垂示
「それを溶かさなければならない。治りますよ。

鼻血が出るのは非常に良いです。

耳に関係がありますからね。」


信者の発言
「一時は自動車、飛行機の音は分かるようになり、変化がございました」

明主様御垂示
「気長にやれば治ります。」




明主様御垂示 「生後泣き続けて唖」 (昭和25年5月23日)

信者の質問
「当年三十九歳の女、生後六カ月迄は病気と思われる位非常に泣き続けました所、七カ月より全然泣かなくなり、

驚き医師の診断を受けしところ、唖故治癒不能との事にて現在に至っております。

発音はどの音も出ますが、言葉になりません。頭は良く、物覚えもよいのですが、右は本当の唖で御座居ましょうか。

御浄霊により話が出来、聞えるようになりましょうか。右、御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「耳が聞えないために言葉が出ない。まず聞えるようにしなくてはいけない。

霊的と体的と両方ある。頭の中心から前頭にかけて固まっている。霊的には木龍が憑ったのであろう。」




明主様御垂示 「口利けぬ子 (木龍祟り)」 (昭和25年2月5日)

信者の質問
「当年八歳の男の子、生れながらに口がきけませんが、耳は聞えます。

ラジオの歌などよく覚えて調子をとります。

二十二年十月、私が入信以来浄霊を続けておりますが、現在記憶力がなくなってきました。

何か霊的原因がありましょうか。また、御浄霊により治りましょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「治る。

木龍か何か憑いている。普通の木龍ではなく何かの祟りである。その執着が龍神になっている。

前頭部と首筋の塊を浄霊する。耳が聞えれば口はきける。」




明主様御垂示 「唖の真因 (木龍、前世、欧氏管通風)」 (昭和23年8月12日)

信者の質問
「唖の発生の原因について御教え願います。」


明主様御垂示
「耳が聞えて物言えぬ事もあるが、普通は耳が聞えず物が言えぬ。

木龍の場合と、前の世で死ぬ時頭を砕いて死んだり、脳震盪の内出血が耳へ出て死んだ場合とか、また、服毒して舌が硬化して死んだりする。それ等のものが生れ替ったものである。

木龍は耳があるにはある。例えば、神社の木などに憑いてる龍で、それを伐って祟る場合がある。だから木龍の方が治りいい。

また、耳下腺あるいは鼓膜の奥に塊のあるのは治りいい。

非常に長くかかるのと治り易いのとある。

O氏管通風というのがある。耳と鼻の間に何か詰っているとして通す。するとこれによって鼓膜の裏側の所を通し、全然聞えぬ。

生れつきの唖は肚の中にいるうち龍が憑く場合もある。

龍神が人間に生れた場合、結婚出来ぬ。

龍女も信仰して徳を積めば結婚も出来る。

唖は木龍である。

盲も殆ど蛇の罪・・・。生れつきの盲など、腹にいる時憑依するものである。

先天的唖は祀るといい。

胎児、五ケ月以上の子は人間として扱う。」




明主様御垂示 「唖の霊的原因」

信者の質問
「唖の原因に狐霊の場合がありますか。」


明主様御垂示
「狐の場合は滅多にない。

狐がなぐられ、ブチ殺されて耳をやられたのが憑く。そういう場合もあり得る。

大体は蛇である。」




明主様御垂示 「杉の木の伐採による聴覚障害、発狂」

龍神と狐霊の単一樹木に対する同憑

信者の質問
「父親が杉の木を伐ったところ、その日から娘(二十一歳)の耳が聞えなくなり、鼻もつまって頭も少々変になり、

それから三、四日は刺身があれば食事をし、外出しては何回となく油揚を買って来ては食べ、家にいては威張っていた、との事で、浄霊を受けに参りました。

最初は一回でよくなりましたが、次の時来る途中で左耳が痛くなり、二、三時間も遅れて到着し、浄霊すると泣出しましたが、直ぐ平静になりました。

三回目の時は、私の家の前でまごついて入れずにいるのを家人が引入れたところ、

この娘に憑依した霊が通りかかった老人に憑ったのか、この老人は一丁程歩いて突然気を失ってしまいました。

私が駆付けて浄霊を致しますと、直ぐによくなりました。

それ以来伐られた枯木や憑依されたと思う人に浄霊すると直ぐよくなりますが、暫くすると、また憑依し、他人に迄仇をするようであります。

いかなる霊の仕業でありましょう。」


明主様御垂示
「代りの木を植えてやる。居所なく、まごまごしている。

なるべく、近い所へ、よく言い聞かすといい。

木一本あると、上へ狐、下へ龍神が憑く事もある。」




明主様御垂示 「伐木跡へ便所建て不幸続出す」

発狂・死亡・耳病・凶暴

信者の質問
「ある入信者、二十年前現在の土地を買い家を建てた時、一本の古い大木を伐り倒し、現在は丁度その所が御不浄となっております。

この家に住んでからは兄嫁が発狂、一人の子を残して死亡、また家内のものや、親戚のものが次から次へと耳を病み、弟は左耳が聞えず、ちょっとした事にも怒り、時には目を据えて蛇のような目付きをし、所構わずその辺にある物を投げつけます。

また、井戸水も非常に濁り、掘り返しても濁水で、この土地は首をくくった人も前住しているそうで、二十年も経った現在、祖母は霊憑りとなり、依然災難が続いています。右、理由・・・」


明主様御垂示
「龍神が怒っているから、便所を他へ移すといい。」




明主様御垂示 「ホウソウの木の伐木による手足不自由・言語不明瞭・衰弱」 (昭和23年)

信者の質問
「昭和二十二年入信の三十九歳の男ですが、昨年四月所有の林中の直径一尺位のホウソウの木を切り倒しましたところ、手足が不自由となりました。

御浄霊を頂いている内六月十五日憑霊現象が起りましたが、どうしても口は利きません。

それ以来言葉も不明瞭となり、体も衰弱して参りました。

信仰も浅く色々とあちこちに迷って一進一退のところ、最近御浄霊中強く転倒して腹部が非常に膨大になり、頭を振ったり、足をバタバタさせたり致しますが、やはり口は利きません。

木龍の憑依かと存じますが、代りの木を植えるにもホウソウの木が入手出来かねます。どう致したらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「何か呑み込んで腹が大きくなった時、殺された木龍が憑いている。

何か代りの似た木を植え、その側へ本人を置き、訳を言って移ってもらえばよい。

出来るだけ祝詞を聞かす。」




明主様御垂示 「埋め井戸の龍神の祟り」 (昭和24年10月27日)

父親の大病、妹の失明・聴覚障害

信者の質問
「私は本年九月入信した信者であります。

今から二十年前、父が住宅を建てた時古井戸を埋めましたが、それ以来父親は大病ばかり致しました。

四年前不動尊の行者が来て「その古井戸が祟っている」との事で、早速御許しを願い御祭りを致しましたところ、父の大病もよくなり、大喜び致しました。

親の病気がよくなるのと前後して私の妹が両眼及び左耳を塞がれてしまいました。

「これも皆古井戸の祟りだ。・・・親の病気はよくなるが子供達は手後れで駄目だ」と申しますので、私は毎日柳谷の観音様を信心致しておりました。

今後いかにさせて戴きましたら救われましょうか。何卒御教え下さい。」


明主様御垂示
「井戸の龍神が怒ったのである。」




明主様御垂示 「埋めた池の龍神の憑依による難聴」 (昭和24年12月18日)

信者の質問
「一家全部(五名)教修を頂き、御神体の御軸、御屏風観音様をお祀りさせて頂いております信者の主人(六十五歳)が、最近両耳共に遠くなりました。

この家で昭和十二年に十年程経つ池を埋めました。

右の御浄化はその池と何か関係がございましょうか。」


明主様御垂示
「龍神が助けてもらいたいのである。

光明如来様に向い、または自分に向って祝詞を奏げる。

そして早く救われるよう御願いする。」






蛇霊による聴覚障害


明主様御垂示 「殺めた蛇の憑依による難聴」 (昭和28年4月1日)

特定の蛇の供養も多くの家庭でしたほうが良いとした事例

信者の質問
「十九才の女、十五才より耳が聞こえなくなり、医者に行き通風療法の結果、鼻の格好が変り言葉も不自由となり、

その後地方の新興宗教にて一週間で聞こえるようになりましたが、事情があり帰っておりました。

親類が本教でお蔭をいただいて、本人が教会に御奉仕するようになってからほとんど聞こえなくなり、

御浄霊をいただきますと痙攣していたのがたんだん細かくなり、全身震えるようになり、

夜休みますと蛇の生ぐさい臭いがします。

この人の父親のほうの、おじさんは蛇を殺しており、特におじさんはたくさんの蛇を殺しており、また白蛇も殺しております。

言霊(ことたま)で祀ってやるからと言っても震えるだけで、御浄霊を止めるとなおります。

家を建てたときに柱の下かどこかで臭っていたそうで、御浄霊をいただき臭味は抜けて来ました。

耳鳴りがし、ほとんど聞こえません。

飛行機の音は聞こえますが、人の声は割れて聞こえません。

白蛇は白龍明神として祀っております。

現在御浄霊は続けております」

明主様御垂示
「庭に祀ってあるのですか。」


信者の発言
「仮の女中さんなので、次の部屋にお宮を作って祀っております」

明主様御垂示
「水はおいてありますか。」


信者の発言
「おいてあります。浄霊を初めて一年にはなりません」

明主様御垂示
「よく通風をやりますが、これはどうもいけません。

そういうことをしなければなおったのですが、そのためになおらないのです。延髄は見ましたか。」


信者の発言
「いつも非常に熱があります」

明主様御垂示
「通風の外に何をやりましたか。」


信者の発言
「普通のさし薬くらいです」

明主様御垂示
「普通のさし薬くらいと言うが、これがたいへんなのです。

延髄を溶かしてこれをとって、気長にやっていればなおります。」


信者の発言
「今度能登から両親がまいり入信することになっております。

そうなったら正式に祀らしてやりたいと思いますが、子供と両方で祀ってもよろしいのでございましょうか」

明主様御垂示
「結構です。多いほど良いです。

しかし今度祀るなら、家の中でなく外でなければいけません。」






罪による聴覚・言語障害について


明主様御垂示 「耳の罪を作った祟りで聴覚障害」 (昭和25年1月20日発行)

信者の質問
「未入信の木樵(きこり)の孫(女児)四歳のとき耳だれが出るようになったら耳が聞こえなくなり、

医者へも行き、日蓮宗の信仰もして耳だれが止まって聞こえるようになり、六歳になっております。

その妹三歳になりますが、本年四月より耳が聞こえなくなり、片言も言わなくなりました。

二十日はど前より御浄霊をしていただきましたら、耳だれが出て少し聞こえてまいりました。

右は木龍の祟りでしょうか。

職業で、大木を倒したのは、いかにお祀りさしていただいたらよろしいでしょうか。


また右の木樵の別の孫(七歳、嫁に行った娘の子)は生まれつき喉仏がなく、

喉の真ん中が上顎の真ん中ごろまで裂けたようになっております。

発音が明瞭にできず、ごはんはユックリいただけますが、吸うことは少しもできません。

その家の祖父はひどい喘息で、十七年前、湯殿で縊死(いし)いたしました。

右はいかなる因縁でしょうか。また御浄霊によって少しは発音が良くなるものでしょうか。」


明主様御垂示
「前者は、木龍ではない。

祖先のだれかが耳の罪を作った祟りである。

後者は前世において、真っ二つに切られたか、または喉をなにかで突き潰されたかして死に、霊界で治らぬうちに再生したものである。」




明主様御垂示 「人の嫌がることを聞かせると耳の病気になる」 (昭和25年3月8日)

信者の質問
「最近よく御浄化で耳の遠くなる人が多いようでございますが、これはなにか意味がございましょうか。」


明主様御垂示
「そうですかね。

やはりそういうのは罪から言うと、先方が嫌に思うことを聞かせるっていうことになるんですね。

人間はね、できるだけ先方の気持ちよくなる話をしなくちゃいけない。

罪から言うとそういうことになるんで、耳の病気は割合そういうのが多いんですよ。

そういうことの好きな人がよくいますからね。

人をびっくりさせたり、うんと悲観させたりする癖のある人がね。」




明主様御垂示 「耳鳴りの罪 (邪教宣伝の罪)」 (昭和25年2月12日)

信者の質問
「十二年前より耳鳴りで悩んでいる四十五歳の男子で御座いますが、昭和十九年に入信致し、今日迄御浄霊を頂いておりますが、大した変化は御座いません。

祖父は耳鳴りがもとで神憑的精神病で死亡致しており、また、父親は現在耳鳴りのため耳が遠くなっております。

何か霊的のように思われますが、いかがなもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「見当違いではないか。(頭脳内にあり)

また、耳の罪であろう。悪い事を聞かす、即ち邪教の宣伝などそれである。」




明主様御垂示 「不語の小児 (口の罪)」 (昭和24年7月26日)

信者の質問
「私は現在五人の子供があり、今迄に長女と家内が種々御守護を頂き、誠に有難う御座いました。

次男(十二歳)、三男(七歳)が頭が悪く、幼少の頃いずれも引付けなどが何度もあり、特に三男は昨年一週間の間一言もものを言いませんでした。

御浄霊は引続きやらせて頂いておりますが、二人共言葉がはっきり判りません。

これは親の犯した罪でございましょうか。

また、先祖の何かの知らせでしょうか、罪でしょうか。

ただ今は一家全員入信させて頂き、ひたすら御縋り申しており、一心に御浄霊を続けさせて頂いております。普通になりましょうか。」


明主様御垂示
「霊が憑っている。浄霊は頭である。先祖の罪でこの親が引受けている。

口を利いて罪を犯した言葉の罪で、神様の悪口とか、信仰へ入る人の邪魔をするとか、嘘をついたりして、人の不仕合せになるような事をするとかで、

父母が大いに良い事を言えば罪は消えて行く。

信仰して人助けし、浄霊すればある程度よくなる。すっかりとは判らぬ。」






再生と聴覚・言語障害について


明主様御垂示 「言語使用不能の精神病の原因」 (昭和24年6月8日)

信者の質問
「私はただ今鹿児島県へ開発に参り、御世話になっている家では、精神病で座敷牢に入っている人と、耳は聞えて言葉が出ない人とがおります。

いかなる因縁のある家で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「精神病は殆ど狐で、たまには狸もある。

耳が聞えて言葉が出ぬというのは、舌の運動が不能になっている訳で、舌は前頭部に元があり、その命令で動く。

故に前頭部から舌へ通ずる神経に毒があって押えてる場合と、舌根の根部に塊がある場合とあるから、右両部を浄霊する。体的の病気はそれで治る。

先天的の場合は、舌を切られるとか槍で突かれるとかで死んで、それが霊界ですっかり浄まらぬうちに生れたものである。

また、神様に対し悪い事を言った、そういう罪のための場合もある。勿論前の世の事である。

こういう場合、よく先祖の罪というが、その先祖というのは自分であったかもしれない。

霊的の罪は信仰によって消える。また、他人を助ける事である。」




明主様御垂示 「発話障害の霊的原因」 (昭和25年4月23日)

信者の質問
「一四歳の女児、逆子にて出産し、そのうえ発話障害ですが、これは霊的に関係がございましょうか。」


明主様御垂示
「逆子が発話障害の原因じゃありませんね。逆子でもなんでもなくったって発話障害の人がありますよ。これはほかの原因ですね。

浄霊によれば半分くらいまでは治りますよ。あるいは全部治るかもしれませんがね。ま、やってみることですね。

生まれつきの発話障害ってのは前の世で死ぬとき、頭を潰したり耳を潰したりして死んだのが霊界における浄化不充分のため未だ残ってるんですね。」




明主様御垂示 「唖者、吃りの霊的原因」 (昭和24年1月上旬発行)

信者の質問
「「唖者」と「吃り」について御教えください。」


明主様御垂示
「聞こえていて口がきけないのであるから、それは死に際し発声器官に障害をおこし、

例えば首を吊って死んだ霊とか喉をつかれて死んだ人霊が生まれ変わってきたとき、またはその霊がかかっている場合などである。

下顎と頸(くび)とつながっている中途の線に毒素が溜まっており、それを浄霊すればよい。」




明主様御垂示 「吃りと唖の霊的原因」 (昭和23年12月21日)

信者の質問
「唖者や吃(ども)りは霊的の原因が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「霊的原因、体的原因と両方ある。

霊的は、死ぬ時発声器官に障害を起したとか、首吊って死んだ霊とか、喉へ槍を突いて死んだのがそのまま生れ更ったものである。

どもりは大抵体的で、霊的もない事もない。

舌と頭と繋っている筋に毒が固まっている。頭辺に熱い所がある。」




明主様御垂示 「耳聞えて口利けぬ子 (唖の霊)」 (昭和25年2月7日)

信者の質問
「四歳の男子、耳は何でもよく聞えますが口が少しも利けません。

また、泣き声も大きな声で、身体立派で仲々元気であります。

この子の祖母の姉にあたる人が唖であったとの事ですが、何か霊的に原因がありましょうか。

また、今後いかに御導きしたらよいでしょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「その姉にあたる人の生れ更りである。

前頭部等をする。よほど長くかかる。

少しずつ聞えるようになる。子供は余計に治るには治る。」




明主様御垂示 「不語の嬰児」 (昭和24年6月7日)

信者の質問
「父親TR(三十四歳)、母親E(三十歳)の次女牧子、生後一年七ケ月になりますが、耳は聞えますが物を全然言いません。

御浄霊で言えるようになりましょうか。その原因と浄霊法を御教え下さい。」


明主様御垂示
「前の世で死ぬ時喉を突かれるとか、蛇に噛まれるとか、高所から転んで突いたとかで発声器官をやられたのが生れ変ったのである。治る。」




明主様御垂示 「逆子で唖の子」 (昭和24年4月23日)

信者の質問
「当年十四歳の女子、逆子にて出産、しかも唖でありますが、何か霊的に関係が御座いましょうか。逆子、唖の原因について・・・」


明主様御垂示
「生れ更って、前生のものが残っている。」




明主様御垂示 「耳動く聾・脳水腫の兄弟」 (昭和24年6月8日)

信者の質問
「三十五歳の男子、対談中両耳が馬のように動く人があります。霊的関係が御座いますでしょうか。

なおこの人の次の弟は生れつき聾であり、その次の弟は頭が直径一尺以上もあり、蛸の頭のようにブカブカしております。

いかなる因縁でしょうか。あわせて御教示を御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「動物の再生で、その習性が残っている。

聾も霊的で、自分の前生で死ぬ時に聾になった。

それが治り切らぬうちに生れたものである。

たまにある。脳水腫といい、水が溜っている病気である。これも霊的である。

水死か何かであろう。水死してブクブクになり、水中で倒され、そうなったのであろう。

そして水流で岩につかえたか何かで頭に溜ったのであろう。」




明主様御垂示 「外出嫌い・使箸早く・指動かす唖」 (昭和24年7月2日)

信者の質問
「今年二十歳になる青年で、生れつき唖で、屋外に出る事を大変嫌い、

食事の際等は丁度餓鬼が食するごとく箸を動かし、

その様子はとても真似の出来ない程の早さで、

坐っております時は常にピアノでも弾くように指を動かしております。

これは霊的にどんな意味が御座いましょうか。また、御浄霊により治るもので御座いましょうか。」


明主様御垂示
「脳に故障がある。

こういう動物は屋外でなく家畜動物であるが、時々外へ出るもので、たまたま外へ出て殺されたもので、外へ出ると恐いという念が染みつき、人間に生れたものである。

また、殺された時舌を致命的にやられたものである。

人間に動物性が多分に残っているから、箸を動かすなども早い。

指を動かすのは元頭とか腕の筋をやられた時筋が短くなっているとか何とかのためである。

指を動かすのはそういう訳である。」




明主様御垂示 「飼い主の耳が悪くなる犬」 (昭和24年6月20日発行)

信者の質問
「ある犬を飼いましたところだれか家の者が耳を悪くします。

その犬を他家に譲ると治ります。また飼いましたところやはり耳が悪くなりました。いかなるわけでございましょうか。」


明主様御垂示
「その犬は元人間で死ぬ前に耳をどうかされたので飼われた家の人の耳を悪くするのである。

このようなことはよくあることである。」




明主様御垂示 「吃 音」 (昭和25年1月25日)

信者の質問
「私は小学校の五年の頃より吃音(きつおん)なのですが、どうすれば治るでしょうか。」


明主様御垂示
「霊的と体的とあるが、信仰次第で治る。光明如来様にお願いするとよい。」




明主様御垂示 「生まれつき喉仏がない児童」 (昭和25年1月20日発行)

信者の質問
「未入信の木樵(きこり)の孫(女児)四歳のとき耳だれが出るようになったら耳が聞こえなくなり、

医者へも行き、日蓮宗の信仰もして耳だれが止まって聞こえるようになり、六歳になっております。

その妹三歳になりますが、本年四月より耳が聞こえなくなり、片言も言わなくなりました。

二十日はど前より御浄霊をしていただきましたら、耳だれが出て少し聞こえてまいりました。

右は木龍の祟りでしょうか。

職業で、大木を倒したのは、いかにお祀りさしていただいたらよろしいでしょうか。


また右の木樵の別の孫(七歳、嫁に行った娘の子)は生まれつき喉仏がなく、

喉の真ん中が上顎の真ん中ごろまで裂けたようになっております。

発音が明瞭にできず、ごはんはユックリいただけますが、吸うことは少しもできません。

その家の祖父はひどい喘息で、十七年前、湯殿で縊死(いし)いたしました。

右はいかなる因縁でしょうか。また御浄霊によって少しは発音が良くなるものでしょうか。」


明主様御垂示
「前者は、木龍ではない。

祖先のだれかが耳の罪を作った祟りである。

後者は前世において、真っ二つに切られたか、または喉をなにかで突き潰されたかして死に、霊界で治らぬうちに再生したものである。」