憑霊による衰弱について
明主様御垂示 「死霊の憑依による児童の衰弱」
信者の質問
「昨年一月大光明如来様を御奉斎、御手伝いさせて頂いております。
本年一月二十八日より四歳の甥が胃腸の浄化、御浄霊するも高熱と腹痛、下痢が甚だしく、逐次食事の量も減り、二月に入ってからは水も戻してしまいます。
一週間後小康を得、食事も多少保ちましたが、また保てなくなり、気管支炎を併発し二、三日前より衰弱は極度に達し、なお夜半奇妙な泣き声と共にむずかります。
十四日十二時頃添寝している母親が突然うなされて苦しがり、気が付いてから聞いて見ますと、恐ろしい顔をした人が三、四人来て左乳房の上に乗ってしまったそうです。
その時丁度その子が左乳をさぐっていたそうです。右の霊的原因・・・」
明主様御垂示
「大光明如来様をお祭りした御部屋へ寝かす。
すると邪霊は側へ寄り付かぬ。
水菓子は食べぬ方がよい。流動食がよい。
霊が邪魔してる。治る。」
明主様御垂示 「死霊の憑依による衰弱」 (昭和26年12月6日)
信者の質問
「TH(四才・女子)教師の孫でございますが、先月二十八日より食欲が減退し、排泄も少なく、熱もふつうより低く、特に足は冷たく、たいへんにむずかります。
毎日御浄霊いたしておりますが、あまり変化がありません。
この子はふだんより御浄霊を嫌い、特にこのたびの御浄化をいただきましてよりは、むずかって浄霊を受けるのをたいへん厭がります。
御浄霊の箇所および浄霊を嫌う理由を御垂示お願い申し上げます。
明主様御垂示
「これは霊ですね。死霊が憑っているんですね。
前頭部を主にして浄霊して、できるだけ・・・善言讃詞だとか御神書を読んで聞かせるんです。
なにか、死霊で要求があるんですね。
あるいは、無縁かもしれないですね。
祀ってもらいたいためにね。
そうしてやっているうちに救われていくから、病気が治っていきます。
これは浄化じゃないですね。
これで見るのが一番早いですね。
熱が出るですね・・・これは浄化と思って良い。
霊でも熱が出ますが、ぜんぜん熱が出ないのは憑霊と思って間違いない。
そうして、こういう病人は光明如来様の前に寝かせるようにして、良くお願いするんです。」
明主様御垂示 「肺病で死んだ霊の憑依による衰弱」 (昭和27年2月26日)
信者の質問
「IH(二十一才・女性)昨年八月一日お盆のお参りをすましてより、毎日午前九時ごろから一時間ほど鳥膚が立ち寒気を催しますので、
御浄霊いたしますと楽にはなりますが、同じ状態を繰り返します。
九月に入信させていただき、その後たいへん楽になりました(その間食欲はあまりございません)。
本年正月より衰弱が目に見えてまいり、二月には床に就き、最近は腰から下は特に痩せて歩行も困難でございます。
微熱はございますが、さしたる苦しみもなく、午前三時ごろから咳と痰を催す程度にて、食事は毎回一杯くらいでございます。
かつて中耳炎にてペニシリン数本いたしております。
叔父にあたる者三人ほど結核で死亡いたしております。
先日教会の先生より、長男として生まれた叔父(二十一才で結核にて死亡)の位牌がないことを教えていただき、さっそくお祀りすることにいたしました。
霊的の関係がございましょうか。」
明主様御垂示
「これは肺病で死んだ霊が憑っているんで、できるだけ御神書を読ませる。
都合で側の者が読んで聞かせても良いんですがね。
そうして霊を救うんです。
それで治るわけです。
ちょうどやっぱり・・・いろいろ、歩けなくなったりするのは、肺病で死んだように、体がいろいろになるんですね。
だから、霊を早く救わなければならない。
今言ったようにして、浄霊は前頭部の中心ですね。そこを浄霊する。
それから、あとは胸から背中と・・・そういう所を浄霊するんですね。
それでだんだん良くなるわけですがね。
で、その状態を、この次あたりにまた、質問に書いてきたら良いです。それによって、また方法をします。」
明主様御垂示 「浄霊を受けたい祖霊の憑依による衰弱」 (昭和24年8月22日)
信者の質問
「私の兄夫婦(最長兄は戦死し、次兄また戦地より帰り長兄の嫁と結婚して今夫婦になっております)が、
この二、三年の間私と母が御道に尽させて頂く事を極端に反対しておりましたばかりでなく、その嫂は入信後もしばしば悪口を申しておりました。
七月十日顔の半面の眼、鼻、口が欠けてペロリとしている恐るべき結果のような子供を出産致しました。
これにより兄夫婦は心より改心させていただいておりますが、
最近兄が、元気ではおりますが段々と痩せて参り、殊に顔が小さくなって参り、
また先日母が入浴後御守様をかけるのを忘れて御神前で兄を御浄霊させて戴いておりました所、
急にフラフラと立って真直ぐ仏壇の方へ歩み寄り、家族が声を掛けましたので、正気に復りましたが、
手足、腰の自由が利かなくなり、横になっている中に発汗しまして旧に戻りました。
我家の曇り誠に申し訳御座いませんが、最近兄に起りました事は 祖霊の戒告と思いますが、どのような訳が御座いましょうか。
また、どう致しましたらよろしゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは戒告というよりは祖霊中の救われないものが兄に憑り、浄霊して貰いたいのである。
祝詞を奏げ浄霊すると救われる。
この信仰に入ると、地獄の祖霊は無茶苦茶に浄霊してもらいたいのである。そのために憑る。
出産児は真二つに切られたのが生れ代ったものである・・・というより怨みである。
半面を切られ、殺された怨みで、祟ったものである。
御守護がなかったので、怨みが消えなかったのである。」