奇形について 1 (顔面の奇形)
明主様御垂示 「一ツ目小僧の霊的原因」 (昭和24年8月3日)
信者の質問
「私の家の近所で一ツ目小僧が生まれましたが、これはどのような因縁でしょうか。」
明主様御垂示
「こういうのは怨みのためもあるし、神様への罪のためもあるんです。
例えば、真ッ二つに殺されたりした場合、片方だけ切れてしまったのが霊界で浄化しきらぬうちに生まれて来たとか、
また神様に御無礼をすると、神様の刑罰としてそうなることもあります。
目ってのは神様を表わすんですからね、日月になっててね。」
明主様御垂示 「熊の再生」 (昭和24年6月7日発行)
上半身に黒い毛、口が耳元まで裂けた、一つ目小僧の嬰児
信者の質問
「榛原(はいばら)郡G村のある寺の住職の妻が、二月初旬にお産いたしました。
お産は軽くすんだそうでございますが、生まれた子供は人間でなく獣でもなく、
上半身に黒い毛が生えて熊の型で口は耳元まで裂けております。
目は一つで顔の中心にありまして、下半身は人間の型でございました。
助産婦は驚き、その母親はなおさらびっくりいたし乳も飲ませずにおりましたそうで、
そのためか、子供は短時日で死亡いたしました様子でございます。これはなんの再生でございましょうか。」
明主様の御垂示
「熊の再生でしょう。
霊界の浄化は、下のはうから浄化せられるものであります。
獣が人間に早く生まれ変わりたいというような場合、浄化半途にして再生いたしますから、そのような場合が出てくるのであります。」
明主様御垂示 「顔の先天的障害」 (昭和27年9月1日)
信者の質問
「信者さんの家で障害者が生まれ、右半分の上顎も鼻の穴もなく、上顎の表面に穴らしいものがあります。
乳が吸えないので一週間くらいで死ぬかと思っておりましたところ、だんだん育ってまいりました。
医師は手術すれば治ると言いますが、その意思はございません。
先の子供が生まれるときに、生まれにくかったので、機械で鼻をつまんで出して死んでおります。
御浄霊である程度まで良くなりますでしょうか」
明主様御垂示
「まだ生まれて間がないからある程度までは治るでしょう。
完全にはどうか分からないが、差し支えない程度は治るでしょう。
それは赤ん坊の生まれ変りです。
赤ん坊が間もなく生まれ変るということはよくあります。
それは、赤ん坊が亡くなると、親の執着で、死んで残念だとか早く子供が欲しいだとかというその執着で、霊界で安住ができない内に生まれ変ってくるのです。
ですからそういうのは、怪我のまま治らないうちに生まれ変って来たのです。」
明主様御垂示 「殺された怨霊による子供の顔面異常」 (昭和24年8月22日)
信者の質問
「私の兄夫婦(最長兄は戦死し、次兄また戦地より帰り長兄の嫁と結婚して今夫婦になっております)が、
この二、三年の間私と母が御道に尽させて頂く事を極端に反対しておりましたばかりでなく、その嫂は入信後もしばしば悪口を申しておりました。
七月十日顔の半面の眼、鼻、口が欠けてペロリとしている恐るべき結果のような子供を出産致しました。
これにより兄夫婦は心より改心させていただいておりますが、
最近兄が、元気ではおりますが段々と痩せて参り、殊に顔が小さくなって参り、
また先日母が入浴後御守様をかけるのを忘れて御神前で兄を御浄霊させて戴いておりました所、
急にフラフラと立って真直ぐ仏壇の方へ歩み寄り、家族が声を掛けましたので、正気に復りましたが、
手足、腰の自由が利かなくなり、横になっている中に発汗しまして旧に戻りました。
我家の曇り誠に申し訳御座いませんが、最近兄に起りました事は 祖霊の戒告と思いますが、どのような訳が御座いましょうか。
また、どう致しましたらよろしゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは戒告というよりは祖霊中の救われないものが兄に憑り、浄霊して貰いたいのである。
祝詞を奏げ浄霊すると救われる。
この信仰に入ると、地獄の祖霊は無茶苦茶に浄霊してもらいたいのである。そのために憑る。
出産児は真二つに切られたのが生れ代ったものである・・・というより怨みである。
半面を切られ、殺された怨みで、祟ったものである。
御守護がなかったので、怨みが消えなかったのである。」
明主様御垂示 「鼻孔ない子」 (昭和24年10月11日)
信者の質問
「先般鼻の穴の無い子供が生れました。この子供の祖父にあたる人が二年程前中風で死亡しておられます。
霊的に何か関係が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「中風症状ではないから祖父とは関係ない。
鼻を切落されたり、突かれたりして、鼻を潰して死んだり、鼻の穴を潰して死んだ霊の生れ代りである。
こういうのもやられた所へ祟るものである。
手術をして穴を作ってもらった方がよかろう。」
明主様御垂示 「兎唇はウサギの再生」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「新生児の兎唇(みつくち)について。」
明主様御垂示
「前生の動物時代の特性がまだ残ったまま転生したのである。
勿論 兎(うさぎ)の霊である。
口唇と前頭部が浄霊の急所である。」
明主様御垂示 「兎唇はウサギの再生」 (昭和24年7月23日)
信者の質問
「兎唇はなんのためでしょうか。」
明主様御垂示
「ふつうは兎が生まれ変わるんですよ。
それから、歯のために兎唇になることもあります。
また前世で唇の所が切られたりした場合、霊界で充分治らぬうちに生まれて来るとそうなることがありますね。
だから兎唇には治るのもありますが、治らなくても浄霊すると見よくなるもんですよ。」
明主様御垂示 「兎唇は四ツ足の霊の転生」 (昭和24年2月28日)
信者の質問
「新産児の兎唇はいかなるわけでしょうか。」
明主様御垂示
「前世で四ツ足の霊だったのが転生した場合、それが残っていると兎唇になるのです。
つまり霊界の浄化が足らないうちに生まれて来たのです。
前頭部と唇を浄霊すれば少しはよくなるでしょう。
やっぱり兎なんかが多いのでしょうね。」
明主様御垂示 「兎 唇」 (昭和24年5月25日)
信者の質問
「三ツ口の子が出来るのは何の因縁でしょうか。」
明主様御垂示
「畜生道に堕ち、兎に生れ、人間に生れたものである。」
明主様御垂示 「兎唇の治癒」
信者の質問
「十歳の男児で生れつき三ツ口の者ですが、何の因縁で御座いましょうか。
七歳の時に歯科医専の整形科で一度手術したそうでありますが、まだ発育するので思うように施療が出来ず、御浄霊の方法、何卒御教示の程御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「十歳の男子、やはり動物である。
医者の手術でいくらか見よくなるが、浄霊すればある程度治る。
畜生の残ってるものが霊的に消える。
すると体の方もある程度消える。
三ツ口の所を浄霊する。
手術によってどうか。」
明主様御垂示 「奇形の原因 (上唇不動・右顔引きつる)」 (昭和24年8月9日)
信者の質問
「私の子供(十四歳)、生れつき上唇が動きません。
またその兄(十六歳)の方は右顔面が引きつっていて耳も片方小さく奇形になっております。
これは本人の祖母が同じようだったと聞いております。
いかなる原因でしょうか。また、浄霊すればよいでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「祖母さんの霊が生れ替ったのである。
浄霊すれば、うまくゆけばすっかり治る。少なくともある程度まで治る。
上唇の動かぬのも、前の世で強く打ったそれが因で死んだものか、長い間の障害者のまま治りきらずに生れたものである。」
明主様御垂示 「舌が二つに裂けるのは前世で嘘をついたことが原因」 (昭和24年5月30日発行)
信者の質問
「ある男、舌が二つに裂け、そのいっぽうはなにも感じなくなり、食事の際に邪魔だというので、その感じのないほうを鋏で切り取ってしまいましたが、その後なにごともないようです。これはどういうわけでしょうか。」
明主様御垂示
「これはわけがありますよ。
この人は前の世で大いに二枚舌を使って罪を作った人なんですね。
その罪が消えないうちにこの世に生まれたんで、舌が二つになったのです。
こんなことは実際あることですよ。
二つに裂けなくても、生まれながら二枚の人もあります。
だから二枚舌とはうまく言ったもんですよ。」
信者の発言
「最初真ん中に筋が入ったので、どうしたのかとだいぶ騒いだそうです。」
明主様御垂示
「ほう、ずいぶん変ってますね。
とにかく、二枚舌を使う人はたくさんあります。
そしてそのために被害をこうむった人が怨みますからね、それがいけないんですよ。」
明主様御垂示 「二枚舌の霊的原因は前世のウソ」 (昭和24年7月1日発行)
信者の質問
「駿東郡K村を布教中のことでございますが、ある男の方でいつの間にか舌が二つに裂け、いっぽうが感じがなくなり、
食事の際邪魔になると申しまして自分で鋏で切り取り、
その後なにごともないそうでございますが、霊的にわけがございましょうか。」
明主様御垂示
「前世で二枚舌を使い悪をした人でしょう。
二枚舌を使われ、その人が非常に恨んだ場合そのようなことがあります。」
明主様御垂示 「二枚舌の罪」 (昭和23年)
怨みによる目、舌の病気には供養が一番いい
信者の質問
「舌の裏にも一枚舌が付随している本年七歳の女児あり、その兄も同様の障害でありましたが、これはどういう訳でしょう。また、お浄めで治りましょうか。」
明主様御垂示
「これはやはり二枚舌の罪である。
二枚舌のために非常に苦しんで死んだ人の怨みの霊の祟りに因る。
舌のみでなく、痣などもそうである。
ブン殴られて死んだ霊などの怨みのため生れながらに手が動かず自由にならないのなどある。
盲にも怨みによるのが多い。
ひどいのは代々祟ってやろうと云う怨霊もある。
私の子供の頃近所に経銀といって、経師屋で贋物の名人があった。
その人が一番うまいのは虫食いを作る事で、それを作る時は一室へ閉じ籠って誰も入れず、線香を使って作ったと云う事である。
そうして大儲けをして立派な家に住んだが、終に盲になった。
それについて私の父はよく云った。
「経銀が盲になった。これは多くの人が贋物をつかまされた怨みのためだ」と。
また、以前に片方の眼がつぶれた女中を傭った事がある。
聞いてみると、以前に奉公した家の坊ちゃんが打った空気銃の弾が過まって目に当ったためにつぶれたんだそうで、
なおよく聞き質すと、その女中のおやじは銃弾の贋物を沢山作って各地方へ売った。
その弾で、その娘の目を失った訳であった。
以上のような症状は供養が一番いいのであって、浄霊ではちょっと難しいが、少しで食い止める事は出来るだろう。
また、それ以外その人の行ないによって治らぬ事はない。
九分まで治らぬが、絶対に治らぬと云う事はない。」
明主様御垂示 「二枚舌と怨みの想念」 (昭和24年7月1日発行)
信者の質問
「駿東郡K村を布教中のことでございますが、ある男の方でいつの間にか舌が二つに裂け、いっぽうが感じがなくなり、
食事の際邪魔になると申しまして自分で鋏で切り取り、その後なにごともないそうでございますが、霊的にわけがございましょうか。」
明主様御垂示
「前世で二枚舌を使い悪をした人でしょう。
二枚舌を使われ、その人が非常に恨んだ場合そのようなことがあります。」
明主様御垂示 「嬰児生歯異常」
信者の質問
「生後一年四ケ月の孫(男子)ですが、歯が上四本のうち前側の方が一分位中の方へ入っており、下歯の方は一枚捻じております。
どう云う訳で御座いましょうか。また、御浄霊で治して頂けましょうか。」
明主様御垂示
「浄霊で治る。
前の世に死ぬ時高所より落ちたか撲られたかで、そのようになっている。」
明主様御垂示 「乳歯抜けて生えぬ幼児」 (昭和24年10月2日)
信者の質問
「MS子(八歳)の乳歯が次ぎ次ぎ抜けて、代りの歯は一本も生えぬままで、現在は殆ど無いようになっています。
御浄霊を戴けば次第に生えるものとは思いますが、かようなものはいかなる原因で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「歯のない霊が憑っている。
浄霊して入信すればまた生えるようになる。
歯は二度になる。
顔から歯へ浄霊する。」
明主様御垂示 「耳朶に孔ある小児」
信者の質問
「八歳位の男の子で、耳朶の後ろの「へり」の所に針金でついたような穴が左右同じ個所に、生まれてよりあります。いかなる因縁でしょうか。御教え願います。」
明主様御垂示
「前の世に四ツ足のようなものが生まれ代った。
耳に穴を開けて飼われていたものであろう。」