知的障害について 2


前世の影響による知的障害


明主様御垂示 「低能児の原因」

信者の質問
「十一歳の男児、三歳の頃より言語不自由、ただ今でも「キシャポッポ」「ジーヤ」「バーチャン」位しか云えません。

知能もやや白痴に近い程度で、浄霊三年目です。

三歳の折、転んでミシンで頭を負傷したためらしいのですが、その浄霊法は・・・。」


明主様御垂示
「これは二つに考えられる。

転んで頭中内出血して固まったものか、智能程度の鈍いのは、前頭部の活動が鈍っているためか、赤ン坊の霊が憑いてる時にこういう事もある。

死んだ赤ン坊に対し親の執着の想念で引張られる。

生きた人間に生れ代る能力なく、低能に生まれる。

稀には霊界で、頭打って死んだ霊とか爆発物等で死んだ霊が充分浄化の行われぬうち中途で生まれ代るのがある。」




明主様御垂示 「低能、斜視、近視」 (昭和25年2月8日)

信者の質問
「本年十四歳の私の子供、頭の働きが人並以下で、学業成績が悪く、心配しております。

三年程前から親子三人入信させて頂きました。

先日専門医の診察を受けましたところ「先天弱視、交代性外斜視、強度近視」とのことで、斜視は手術で治るとの事でしたが、謝絶し御浄霊を戴いております。

弱視や低能は治るものでしょうか。また、本人の名前は「光司」と申しますが、名前に負けるような事が御座居ましょうか。また、霊的な障りでも御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「これは霊的で、前の世に頭を打ったりなどして死んで、治らぬうちに生れたものである。」




明主様御垂示 「動物の転生児は低能」 (昭和24年5月9日)

「親に殺されようとする位頭が悪かった。

低能児に悩んだとか、思うようゆかず長く苦しんだ・・・前世の関係がある。

前生四足に生れ、人間に生れたのは頭が悪い。

入信して気長に人を助け、御著書を出来るだけ読むと霊が清まる。」






罪穢れによる白痴


明主様御垂示 「一家断絶的運命 (全家族変質・病弱)」 (昭和25年5月21日)

信者の質問
「本年一月入信致しました三十九歳の婦人、神経痛にて毎日御浄霊を頂いております。

昭和二十二年八月(産後十ケ月目)より右足太股(もも)の裏に親指でおした位の所がキリキリと錐でもみ込むような痛みが続き、腰も痛むようになり、

特に夜半一時頃より激痛が伴い、呼吸するのも響き、今にも呼吸が止るのではないかと思う事が度々御座いました。

医者や薬と色々手当を受けましたが効果なく、寝たり起きたりして二年半過しました。

昨年十二月より御浄霊を頂いておりますが、少しは以前よりは楽にさせて頂いております。

また、時々喉がつまり、シャックリと咳と同時に出るような咳が出ますと痛みが止ります。

最近は午前一時頃より五時頃迄が悪く、朝起床後一時間位は特に悪く、暫く坐っておりますと自然と楽になります。

主人(三男、四十九歳)は頭が悪く、算数など小学校三、四年生程度しか出来ません。

主人の兄弟も頭が悪く、長兄(五十三歳)は妻帯も出来ずブラブラ致しており、次男(五十一歳)も兄と同じで妻帯致しておりません。

人の来る事と、また、人と対談する事を嫌います。

長女(五十七歳)も少女の頃より病弱で御座います。

母(八十歳)も最近中風のようでよぼよぼしております。

この三人の兄弟は仲が悪く、母を三人で取合っておりまして、母子四人一緒に食事をした事は御座いません。

父は中風にて十二年前に死亡致しております。

なお、本人宅には一月御屏風観音様をお祀りさせて頂いております。

本人の御浄化は薬毒に由るもので御座いましょうか。また、霊的に何か関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「霊的関係がある。種々な罪がウンとある。

一日も早く御奉斎して一生懸命徳を積んでメグリを打切らなくては一家断絶してしまう。」




明主様御垂示 「長男の白痴、次男の溺死」 (昭和26年9月5日)

信仰を一生懸命やると罪が取れる

信者の質問
「名古屋市外の春日井市の経師屋で、なかなか熱心であり、別院の表装もお願いしておりますが、

家族はおじいさん一人と夫婦と子供三人で、長男十五才、次男十才、長女十三才でございますが、

長男は生まれつき白痴であります。

次男は八月二十五日に苔猿という有名なお寺に遊びに行き、小川で溺死しました。

去年の三月二十五日には当人の叔父が縊死しておりますが、なにか関係があるものでしょうか。

おじいさんは、本当のおじいさんですが、家がなくなったので、伴という家に行き、その家を立てたのですが、

禅宗で今までおじいさんの家でお祀りしていましたが、次男が亡くなってから本願寺でお祀りしてます」

明主様御垂示
「代々禅宗ですか。」


信者の発言
「代々禅宗で、その家の息子が養子したのです」

明主様御垂示
「家が本願寺ですね。

おじいさんが禅宗で、夫婦先の家が真宗ですね。

家というのは夫婦養子の家ですね。

おじいさんのは他にあったのですか。」


信者の発言
「狭いために真宗の仏壇は家に預けまして、おじいさんの禅宗の仏壇でお祀りしてました」

明主様御垂示
「別にかまわないですがね。

それはよいが、祖先はおじいさんのほうに祀ってあるんですね。」


信者の発言
「子供が死んでより、家に引き取り、別々にお祀りするようにしてます」

明主様御垂示
「おじいさんの家は絶えちゃったんですか。」


信者の発言
「はい」

明主様御垂示
「しょうがないですね。」


信者の質問
「叔父が縊死しましたのと、次男が溺死したのは、因縁がございましょうか」

明主様御垂示
「叔父は夫婦養子の兄弟ですかね。

縊死したのは祀ってあるでしょう。

縊死したのはどっちですか。

夫婦養子のほうの叔父さんですか。」


信者の発言
「生まれ元の叔父です」

明主様御垂示
「すると禅宗ですね。それはどこに祀ってある。」


信者の発言
「一軒もっているために嫁が祀ってあります」

明主様御垂示
「そうすれば、そんなことはありませんよ。いつ入信ですか。」


信者の発言
「二十三年の冬でございます」

明主様御垂示
「そういうわけはないがね。おかしいですね。

男に祟ってるんですね。

よほど罪があるんですね。祖先の罪ですね信仰の間違いじゃない。

長男が白痴というのは、よほど前世に罪があった。

男に跡が継げないようにさせられている。

妻君はいくつくらいですか。」


信者の発言
「三十四、五くらいとおもいます」

明主様御垂示
「まだ子供ができる可能性がありますね。

どうしても、人間にひどい罪があると、子供をいくらか犠牲にしないと追いつかないんです。

普通では、そうでもないが、だんだん世の中が切り替えになるときになると、清算されてくるから、大きな罪が取れると良くなります。

信仰を一生懸命やると良い。

伴というのは藤原からでたものですね。」




明主様御垂示 「祖先の罪を消すには徹底的に信仰するしかない」 (昭和26年9月8日)

嬰児の続死、児童の弱視・低能・狂暴

信者の質問
「十二歳の男の子と九歳の女の子の兄妹が生まれつき目が悪く、男の子は四歳ごろまで歩くことができずうつむいてばかりおりましたが、

その後薄く見えるようになり、外へ出て遊び、絵本なども三寸くらいの近い所では見えるようですが学校へは行けません。

低能で狂暴性で、気に入らぬと物を投げたり毀したり暴れまわり、手のつけようがなかったのですが、

三週間浄霊を続けましたので、だいぶおとなしくなりましたが、目の方はなんの変化もありません。

目の玉は黒目は美しいのですが、白目は腫れあがって、玉はたえずクルクル動いております。

女の子は男の子よりは少し良く、歩くのもふつうに歩けるようになりました。

智能もふつうですが、やはり学校へは行けません。

父親は四十七歳ですが、結婚前に梅毒をやったことのある人です。

長男や長女はいたって健康ですがその次が死産し、その後二人生まれて間もなく死亡したとのことです

(その次に生まれたのが前記の男と女の子でございます。その下に男の子がおりますが、なんの異常もありません)。

そのころ父親は脳を煩い、松澤病院に入院したこともあります。

現在は酒屋をしておりますが、妻君がすべてをやっております。

主人は人に挨拶もせず、笑ったこともあまりないようです。

やはり目が悪く、時々自分で洗っております。」

明主様御垂示
「随分厄介なことだね。なにか頭に祟ってるんですね。頭の浄化のためですね。

これは頭に非常に毒があるんです・・・系統的にね。

そこにもっていって、梅毒で薬毒を入れたからね。

これでみんな頭が悪くなるが、これは梅毒と、梅毒を治そうとする薬ですね。その薬毒です。それが悪いんです。

事実は梅毒よりも、それを治そうとする薬の方が、よけい毒を与えている。

梅毒より六〇六号が恐いんです。

六〇六号をやった人は必ず頭が悪くなります。

この家は信仰に入っているんですか。」


信者の発言
「入っていないようでございます」

明主様御垂示
「信仰に入って奥さんが熱心にならなければならないですね。

そうして、非常に罪が・・・メグリがうんとあります。

頭が悪いということは祖先が霊界で苦しんでいるということですね。

こういうのは祖先の罪のメグリですね。

それが頭に来ます。

霊界で祖先が非常に苦しんでいる。

早くお祀りさせて、徹底的に信仰させる。それより他に救われる道はないです。」




明主様御垂示 「人を救えば罪が減る」 (昭和27年3月17日)

児童の知的障害、歩行障害、癲癇

信者の質問
「MY(四十四歳・男性)四男T(四歳)昭和二十五年春ごろより、首と手足を瞬間的に収縮させ、

癲癇(てんかん)のような状態が毎日一、二回発作的に起り、御浄霊はいたしておりますが、

八月十三日には手足を硬直させ、目をむき仮死の状態となり、

祝詞と御浄霊で御守護いただき、二カ月余り続きました。

二十六年一月ごろより発作も軽減いたしました。

現在一人歩きはできませんが、這(は)い歩き、泣きます。言葉は言えません。

智能は生後三カ月、動作は八カ月くらいで睡眠は一日五、六時間でございます。

大光明如来様、御屏風観音様は御奉斎させていただき、二階を教会としてお使いいただいております。

父は腎臓炎と心臓麻痺で、母は家庭の不和から鉄道自殺、長男は肺炎、次男は腸炎にて、それぞれ死亡いたしております。

また店の者が蛇を殺したことがあり、入信後自己判断で処分いたしております。

後妻も腎臓炎で死亡。三男は死の直前にお道に救われました。

この時仏壇の繰位牌を改めました。

これらと特に関係がございましょうか。御教示お願い申し上げます。」


明主様御垂示
「この家はいろんな罪穢があるんです。

ですから、一々なにがなんだと言うことは面倒ですから・・・必要もないですし・・・

一生懸命に信仰して人を救えば、それだけずつ罪が減っていきますから、万事が良くなっていくというわけです。

そういう考えになっていれば、たいへん結構ですよ。

霊体、罪・・・いろいろありますよ。」




明主様御垂示 「白痴出生続く」 (昭和24年4月28日)

信者の質問
「弟の養家の三代前の先祖は非常な財産家で、子供にも恵まれましたが、よい子は早死し白痴同様な人が一人無事でしたので、

その人に同町より嫁を取りましたところ、その嫁も賢くないためか出来た子供はまた白痴同様なるために、私の弟が嫁をつれて夫婦養子となりました。

弟は昭和十九年出征して戦死したため、その弟の嫁にこの度は私の妻の弟を養子として入れました。

世間の人はこの二人の間にまた白痴が出来ると噂していますが、そんな事があるものでしょうか。

私は養家の先祖を喜ばせるためと本人のために入信させたのであります。夫婦は男二十一歳、嫁は二十八歳。」


明主様御垂示
「よほど汚れが溜っている。

出来るだけ信仰を励み徳を積む。

多くの人を助けるようにすれば罪が減る。

罪が減れば良い子が出来るようになる。」




明主様御垂示 「先祖の罪により子供全員異常」

信者の質問
「ある信者の家庭ですが、両親は共に健康で人柄もよく、信用ある人ですが、その家の子供は皆変なのです。

男子は皆頭が変で、少し変り者で、女の子は皆極端な近眼なのであります。

いかなる理由ですか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「祖先の中罪を作ったものがあり、子供に対する罪か、子供がひどい目に会った罪で、そのような怨みであるが、生命を奪るほどではない。

これこそ、信仰して、熱心に人助けをしなくてはいけない。」