偏食について


明主様御垂示 「生卵、水をほしがる蛇の再生者」 (昭和29年4月1日)

信者の質問
「婦人の信徒(四十八歳)二十三日より心臓の浄化、動悸激しく圧迫感、悪感あり、

それが終ると高熱があり、一週間続き、次に就寝中に圧迫され、呼吸困難が一週間、

次に胃の浄化が一週間続き、入信前服んでいた胃散を吐き、

次に頭部の浄化が一週間、次に腹膜と月経痛が一週間と、計五週間の浄化が続き、また心臓の浄化となっておりますが、

生卵、水を欲しがり、舌を出しており、龍神のような恰好でございます」

明主様御垂示
「そうです。蛇です。」


信者の質問
「以前は祝詞を奏げると楽になりましたが、近頃は善言讃詞に変っておりますが、どういうわけでございましょうか」

明主様御垂示
「それは霊のほうの気持ちで、霊が好むのですからしかたがないです。

客観的にどうとは言えないです。

それから、その人は龍神であり、心臓がどうとかどこがどうということは、薬毒が固まっているのが順繰りに浄化されるのです。」


信者の質問
「平均浄化でございましょうか」

明主様御垂示
「そうです。それから生卵が好きなのは、蛇のときに鶏小屋を狙ってはやっていたそのためです。

気長にやればすっかり治ります。

それから舌を出すのも治ります。

つまりまだ人間になりきれないのです。

つまり蛇であったのが人間に生まれ変って、蛇であったときの性能がまだ抜けきらないのです。

これは気長にやれば、だんだん蛇の性能がなくなって来ます。」




明主様御垂示 「鳥の憑霊 魚類を食べない娘」 (昭和25年3月2日)

信者の質問
「十八歳になる娘で御座いますが、小さい時から偏食で、

今日に至るも煮干が一匹でも入っている味噌汁は頂けず、

魚類一切頂けずイカやタコなら頂けるそうで御座います。

魚類の入ったものを頂きますと吐きますが、何か霊的に意味があるのでございましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「霊的意味はない。

特種の霊で、鳥の霊のごときものである。

鳥によっては全然植物しか摂れぬのがいる。こういう霊が憑くとこうなる。」




明主様御垂示 「極端な肉魚食者は犬猫の再生者」 (昭和24年5月25日発行)

信者の質問
「当年三歳の男子、乳離れしたときから ごはんや野菜を嫌い、魚および肉類のみしかいただきません。

一日中 肉類か魚をやりませんとヒイヒイ泣きます。どういうわけですか。」


明主様御垂示
動物霊が憑いているか、動物が人間に再生したもので、まあ猫とか犬のようなものだろう。

前生の動物の性能が、転生しても性癖は多少は残っているものである。

入信して気長に浄霊すればだんだん快くなる。」




明主様御垂示 「猫の再生による偏食」 (昭和27年8月25日発行)

信者の質問
「私の弟K十四歳(義弟)。小さいときより偏食がちでありましたのですが、

最近非常にひどく、食事のとき副食物として削節以外はなにも食べません。

御浄霊は毎日させていただいています。

一家みな入信いたし、現在支部として御用をさせていただいています。

家はバス会社(乗合自動車)を経営いたしています。

佐藤家には子供はなく、みな養子でございます。

なにかほかに霊的関係でもあるのでございましょうか、御垂示のほど謹んでお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「この子供は、猫の生まれ替わりで、それで鰹節ばかりを食うのである。

浄霊は頭全体と、特に前頭部を目掛けてすればいい。

長くはかかるが、だんだん治るものである。」




明主様御垂示 「米飯を嫌う児童」

信者の質問
「未だ入信しておりませんが十二歳の女子、幼少より米飯を嫌い、主に麺類やパン類のみ食べ、麦飯なら絶対に食べません。

また、麺類を与えずに置くと二日も三日も絶食しております。

何とかしてと思い御飯を見せると顔色が蒼白となる程で、極端でありますが、霊的でしょうか。

一昨日初めて御浄霊を致しましたが、右の原因と浄霊法をお教え下さい。」


明主様御垂示
「前の世に米の飯によって死んだその恐怖が残っている。

食いすぎて死んだのか飯に毒を入れられて死んだかである。

気長に浄霊すれば治る。霊界での浄化が完全でなかった。よくある事である。」




明主様御垂示 「塩気食わぬ子」

信者の質問
「当年五歳の男子で、お飯を食べる時箸を口より離さず、塩気のものは一切食べません。いかなる霊で御座いましょうか。」


明主様御垂示
「何かの動物霊の生れ更りで、未だ動物が多分に残っている。

変った動物の転生で、動物によっては塩気の物を食わぬものがある、それである。(寝たり、起きれず、口利けぬ)

親も信仰に入り徳を積む。気長にすれば治ろう。

浄霊と信仰により段々動物の性能が抜けてゆく。

霊界の浄化によりとれるのだが、親の罪や執着により早く生れた。

であるから、この世で浄化する外はない。

すっかりとはゆかぬがある程度まで治ろう。」




明主様御垂示 「美食かつ偏食な脳病患者」

信者の質問
「祖父もその子も脳膜炎で、孫はジフテリヤで死亡しました。

ただ今孫の一人が頭の病気で美食を好み、偏食です。霊的関係ですか。」


明主様御垂示
「頭に祟ってる。

祖父の子供も、果して脳膜炎かどうか判らぬ。医者によって診断が違う。ジフテリヤといっても、ジフテリヤでないものもあるから不確実である。

脳膜炎が治ると頭が良くなるから、決して心配はない。

浄化の毒を固めるから白痴になったりなどする。そういう恐れはない。

また、殆ど治る。そんな間違った事ない。

二十、三十でも脳膜炎になる事がある。前頭部が非常に激痛する。

特徴としては、眼をあけない、痛む、浄霊すると非常によく治る。前頭部をよく浄霊する。

霊的もある。胃に毒のあるための場合もある。

線香や壁土など、また、虫を食うのもある。これは動物霊である。

普通の偏食は胃中に毒があり、こういうのは背中を浄霊すると治る。」