ゲテモノ喰いについて
明主様御垂示 「漢方薬中毒、祖母の霊と動物霊の憑依による児童の衰弱、ゲテモノ食い」 (昭和28年6月25日発行)
信者の質問
「私は昭和二十五年、妻は二十三年に入信さしていただき数々の御守護とともに光明如来様を御奉斎いただき、
二十六年二月二十日に長女S子(当年三歳)を安産さしていただき一家喜んでおりましたところ、
生後一カ月ごろより晴子の左胸下部に異様な音を発し(息をするたびにグウグウ聞こえ)、
そのたびに御浄霊いただき、ときどきそのような音が聞こえる程度までに御守護いただき、
後一カ年間順調に発育させていただいておりましたが
顔色は青黒く、血色なく、昨年十二月より御浄化をいただき風邪くらいに思い、その都度御浄霊しておりましたが、
母乳だけを呑み食物も水物も欲せず、毎日のようにムズカリ全身黄白となり、耳タボから先が見えそうなほどの色になりました。
このころから隣家も毎日うるさく、私の弱さからそれに負け支部に相談もせず医診いただき、貧血であるからと妻の血を輸血一回いたし、
支部にお話しいたしましたところ、輸血の誤りを教えていただきながらもまだ覚り得ず、
他の医師に行き貧血の原因不明と薬一服もくれず、七、八日経てまた他の医師に来診願い、出産後からのことを話しましたところ、
先天性貧血ですから医療の施しようもないと聞かされ、ここまでまいりまして、ようやくどうしても神様にお願いしなくてはと迷いからさめさせていただいた私を、まず申し訳なくお詫び申し上げます。
爾後御浄霊させていただき、御参拝も三回いただき、御参拝帰宅後二日間くらい非常に元気で食欲もサジ二杯くらいはいただきますが、
また元気なく食事も菓子も子供の欲するようなものを持たせても口にせず、
不思議に消炭、灰、煙草の粉、小石、生米などを食べ、
特に消炭を欲し、衰弱した体をよろよろして消壷のところまで歩き、小さい炭を食します。
三月ごろ一時は止まりましたが四月ごろよりふたたび始め、無理に止めますと泣いて欲しがります。
便は炭のように真っ黒です。
他の食物はいっさい欲せず、ただ母乳だけは放しません。
私も幼児紫斑病、敗血症、腺病質でありましたし、妻も敗血症、歯槽膿漏などをやっており、
妻の実母が死んだときの病症が子供の現在と同一点があり、
ただ食物がそんな変なものを食さなかった点のみが違うだけでございます。
このような状態で毎日困らせられておりますが、勿論私たちの間違いの結果によるものと存じますが、左記特に御垂示賜りたくお願い申し上げます。
一、消炭や小石、灰などを欲する間、しかたなくくれておりましても差し支えないものでしょうか。
二、最初一カ年間発育順調にさせていただき御守護賜りながら、それの感謝が伴わない結果によったものでございましょうか。
三、霊的と親の薬毒の両原因によるものと存じますが、私たちのお詫びと徳の程度によってお助けいただけるものでございましょうか。
四、ただいままず重点として、なにをなすべきでしょうか。
右謹んでお伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「原因は親の飲んだ漢方薬中毒と祖母の霊と動物霊の憑依である。
あなたは信仰のことがあまり分かっていないから、今後はできるだけ御神書を読むことであって、信仰さえ本筋になれば必ず治る。」
明主様御垂示 「マッチの硫黄を食べる原因はネズミの霊」 (昭和24年5月3日)
信者の質問
「三歳の女児、マッチの先の硫黄を食べたがり一日に大箱一個くらいも食べてしまいます。
少しくらいのマッチでは泣き出して食べません。これはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「こういうのはいろいろあるんです。
線香の好きな子供もあるし、壁土の好きなのもありますしね。
やはり動物霊ですよ。
マッチの硫黄なんか食べたがるっていうのは、鼠かなにかそういったもんでしょう。
浄霊すればだんだんに治りますよ。」
信者の質問
「よく回虫が湧くと壁土を食べたりすると申しますが・・・」
明主様御垂示
「そんなことはありませんよ。他の原因ですね。
いまはたいていの人に虫がいるんです。
十人のうち九人まではいるでしょう。
そうすると世の中の人はみんな壁土を食べなくちゃならない。(笑声)」
明主様御垂示 「炭食を好む」 (昭和23年12月29日)
信者の質問
「老婆で、炭を食べたがっていますが、一度御浄霊を受けると、有難い、気持がよいと非常に喜びます。これは何かの霊的なもので御座いましょうか。」
明主様御垂示
「前生の癖が残っているのが多い。
炭の好きな霊が憑っている。動物霊である。線香や壁土など食うのもある。
浄霊をすると人間が進化する。上等になる。」
明主様御垂示 「線香を食べる原因は副守護神」 (昭和25年11月25日発行)
信者の質問
「十五年以前より咳をすると、三十分くらい止まらないほどの喘息で苦しんでいた老母、
本年八月より御浄霊を受けておりますが、いまでは五分くらいで咳が止まるようになりました。
本人は生まれつき、寺詣りと仏様を拝むのが嫌いでしたが、
浄霊を受けるようになってからは、仏壇に線香を立てるようになりましたが、
その匂いだけではたまらなくなり、一日三本以上食べないと気がすまないそうです。
線香はもんで屑(くず)にして食べておりますが、いかなるわけでございましょうか。」
明主様御垂示
「これは副守護神が好むからで、よく子供に多い癖である。
これも信仰が深くなれば自然と治るものである。」
明主様御垂示 「狐霊の憑依する精神病患者 青草を食べる」
信者の質問
「本年三十八歳の娘、二十一歳頃より精神病になり、色々と手当を致しましたが良くなりませんので、
行者に度々伺いましたところ、狐霊の祟りとの事にて、祭りも致しましたが快復せず、本人は家族と一緒に食事をせず、夜中に青草を食べますので、止めますと怒ります。
かようの状態が続き困りおります時、去年五月本教を知り御浄霊を頂き、私も早速入信致し引続き浄霊を致しました。
御蔭様にて大変良くなり、時々裁縫も致すようになり、有難く感謝致しておりました。
本年二月光明如来様奉斎致してより間もなく絶食の状態を続け、水だけ呑みますので医師の診察を受けましたところ、二日位の命と申されます。
早速教会に御参拝、御願い致し、家に帰りましたら食事を軽くとりました。
今は本人は絶命を願っております。いかなる因縁ですか、御伺い致します。因みに本人は内気でありました。」
明主様御垂示
「狐霊ともう一つ他の霊である。
狐霊が自分の目的通りにしようとしたが、神様のためにそれが出来ない、といって長く憑っているから離れられぬので、遂に生命を奪ろうとしている。
もう一息である。二、三年は経つであろう。その後三、四年は気長にする。
御神書を読み、祝詞を奏げてやると早い。」
明主様御垂示 「豆腐のみ食べる子」 (昭和24年7月12日)
信者の質問
「五歳になる男の子で御座いますが、乳離れをして食事をするようになりましてから、
御飯を食べずに豆腐ばかり食べており、健康でおりますが、霊的に何か御座いますでしょうか。
また御浄霊で治るもので御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「よくこういう事があるが、自然に治る。壁土など食う子供もある。」
明主様御垂示 「茶葉を好んで噛む (霊に関係)」 (昭和24年2月16日)
信者の質問
「お茶の葉を常にそのまま噛んでおる者があります。
近頃では次第に顔面が青白くなりました。
再三注意致しますが聞きません。どうしたものでしょう。」
明主様御垂示
「好きなものは仕方ない。
よく蜜柑の好きな人は黄色くなるのがある。
霊に関係がある。ある時期までである。何か必要がある。」
明主様御垂示 「蛇の餓鬼道」 (昭和26年9月8日)
家族全員が生米を食べるようになった事例
信者の質問
「女の資格者で、主人が五月ごろから生米を食べるようになり、農家で田に出て行くとき持って行かなければならないそうです。
主人だけだったのが、娘さんがなり、資格者もそうなり、子供もまねして食べております。これはなんでございましょうか」
明主様御垂示
「何って・・・蛇ですよ。蛇の霊です。いつ信仰に入った。」
信者の説明
「四年前です。大光明如来様も奉斎しております」
明主様御垂示
「宣伝も毎日してますか。」
信者の説明
「さようでございます。御神前の下に長いものが見えると言っております」
明主様御垂示
「それは蛇であった時分に、非常に・・・何か・・・檻なんかに入れられるか、あるいは米を食いに来ても入れられないで、
長い間食えなかったので非常に腹を減らして・・・蛇の餓鬼道みたいなものですね。
蛇が食物の執着が取れないんですね。
やっぱり正守護神がさせている。
そのままにしておけば良いんです。
これからはだんだん治ります。」
明主様御垂示 「親蛇が子蛇の救いを求めた事例」 (昭和27年3月1日)
家族全員が生米を食べるようになった事例
信者の発言
「御神前のお花が一輪だけ枯れますことがございました。
昨年夏十五の娘と父が胃腸を悪くし、治ると同時に生米を食べるようになり、各所に痛みがあり、逃げまわります」
明主様御垂示
「龍神だな。」
信者の発言
「その娘が五つのとき、二階に上がろうとするとき小さい蛇を見てキャッと言いましたので、他の人が殺して前の池に捨てたことがございます。
取りあえず庭にお祀りし、お詫びしましたが、身体の痛みが取れると同時に手を振り、暴れ出し、御浄霊にまいりましたが、突拍子もなく狸だと言いました。
祀ることになっていた狸を放っておき、近所の人が祠を壊して川に流しております。
それも済ましましたが、今度は、大光明如来様の前に連れて行って欲しいと言い、たいへんな苦しみで、隙を見て時々御守様を引きちぎろうといたします」
明主様御垂示
「狐が苦しがってね。」
信者の発言
「狐のような格好になりました。
私がこちらにこちらにまいっております間に亡くなりましが、何の霊かはっきり解らないままに・・・」
明主様御垂示
「それは、こうなんです。
前は龍神が憑いていたんです。
祀ると空きになっていたでしょう。
それで狸が入った。それが空きになったでしょう。
それで狐が憑いた。そういうわけです。」
信者の発言
「それからは、父も母も生米を食べ、子供五人も好きになっております」
明主様御垂示
「仲間がやって来た。蛇の親戚家族一党がやって来たんだな。
この蛇はみんな子供だな。
子供で迷っている。」
信者の発言
「小さい蛇で・・・」
明主様御垂示
「しかし、蛇というのは、大きい小さいは分からないです。
大きいのが小さくなるんです。
信仰はいつ入ったんですか。」
信者の発言
「四年ほど前で、その家は教会として御奉仕させていただいております」
明主様御垂示
「祀られている親が、自分の子供を全部救いたいんです。
そういう場合は人間に憑るのが早いですからね。
それはそのままにして、祝詞を聞かしたり、御神書を聞かしたり・・・そうすると、だんだん良くなります。
光明如来様はお祀りしてあるでしょう。
光明如来様に、蛇が・・・龍神が早く人間に生まれ変わるように御守護願いたいとお願いして、
今言ったように、できるだけ言霊(ことたま)で・・・祝詞や御神書でね。
やっぱり、蛇に落ちているということはメグリがあるんだから、メグリがなくなってくるから、
今度は嫌でも人間に生まれ変わってくるというように、だんだん変るわけです。」
信者の質問
「祠は月一回でよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「月一回で良いです。
そうして、いろんな蛇というのは、祖先に関係があるんだから、やはり祖先を救う意味になるからね。」
信者の発言
「霊動はございません」
明主様御垂示
「そうでしょう。つまり、別に先に悪意はないんだからね。救われたいんだからね。」
明主様御垂示 「蛇霊の憑依により生米を欲する」 (昭和24年9月12日)
信者の質問
「IA(女性)、五十三歳の信者で御座います。
昨年の冬頃から生米を一日平均一合位はどうしても食べずにはおられないものでございました。
二十日間余り御浄霊を戴いてからは、御蔭をいただいてそれを止めていましたが、
近頃再び食べなくてはいられないと言ってまた始めました。
これは霊的のものでございましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「病気は往々二度目になるものである。
蛇の憑依で、昔は神に祀る場合、龍神が一番多かった。
それで生米を上げたのである。」
明主様御垂示 「蛇霊の憑依により生米を欲する」 (昭和23年11月17日)
信者の質問
「私は本年九月初めから生米を食いたくて、毎日一合五勺位食います。
止めようと思っても食いたくて食いたくて仕方がありません。
なぜでしょうか。今後食べても良いでしょうか。」
明主様御垂示
「蛇の霊である。青大将か何か家にいた蛇で、米倉か何かにいたものである。(外にいたのは水を呑みたがる)
その蛇が救われたくて憑いたものである。
食べたければ食べて差支えない。いずれ普通になる。
水龍は水が呑みたいものである。」
明主様御垂示 「蛇霊の憑依により生米を欲する」
信者の質問
「四十一歳の婦人の信者、子宮筋腫で入信以来二ケ年になります。
入信後腹が膨れ出し、目下は臨月同様で、別に苦痛はありません。
最近に至り生米を食すようになり、一日に玄米を五合一度に食べます。」
明主様御垂示
「憑霊現象である。
腹に蛇の霊がいるのであろう。それが生米を食う。
光明如来様をお祭りしてある部屋へ寝かし、御浄霊はお腹と腎臓である。」
明主様御垂示 「蛇に食欲を感じ蟷螂を恐る」
信者の質問
「蛇を見ると食べたくなって捕らずにいられなくなり、蟷螂(かまきり)だけはとても恐がる人がおりますが、どういう訳でしょうか。」
明主様御垂示
「蛇の好きな雉のごときもので、蟷螂に食われて死んだような霊である。」
明主様御垂示 「悪食者は動物の再生」 (昭和24年7月1日発行)
信者の質問
「ある家にネズミの親が一匹おりまして、その後を子ネズミが一寸置きくらいに七匹ほどついて歩いて行きます。
その親ネズミには尾がなく、小さいネズミは頭も尾もないようなネズミで、最後のネズミにわずか尾が出ております。
ちょうど汽車を見るようで、鋸で押さえてもスルスル抜けて親のネズミと離れずに歩いて行きました。
人が見ても逃げません。
この家ではお婆さんが生前にネズミやムカデを生きたまま食べたと申します。霊的になにか関係がございましょうか。」
明主様御垂示
「食べられたものが生まれてきたのでしょう。
毛虫、トンボ、いも虫、へび、ネズミなど食べる悪食者がおりますが、それらは動物の再生です。」
明主様御垂示 「悪食者は動物の生まれ変わり」 (昭和24年9月25日発行)
信者の質問
「ある家にネズミの親が一匹おり、その後を小ネズミが一寸おきくらいに七匹ほどついて歩いて行きます。
その親ネズミには尾がなく、小さいネズミは頭も尾もないようなネズミで、最後のネズミにわずか尾が出ております。
ちょうど汽車を見るようで鋸で押さえてもスルスル抜けて親のネズミと離れず歩いて行きました。
人が見ても逃げません。
この家ではお婆さんが生前にネズミやムカデを生きたまま食べたと申します。
霊的になにか関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「お婆さんに食べられたネズミが生まれたものである。
私も食べたが鼠はなかなかうまいものである。
悪食者は動物の生まれ変わりである。
これで人間が畜生道におちることが分かる。
私の幼時よく蜻蛉(とんぼ)を食う人を見た。」
明主様御垂示 「食便愛好家は犬の再生」 (昭和23年9月21日)
「動物そのものは、苦痛や喜びの感じ方が鈍感である。
人霊が動物霊に落ちたのは、その点非常に鋭敏である。
虐待はどっちも喜ぶ。ある看護婦会長は、小便を呑むのが好きで、柄杓を出しては小便を呑むという。
犬は、糞を食わずにいられぬ。
犬の生れ代りで糞を食うのがあった。」