心臓神経衰弱について


明主様御講義 「心 臓」より (昭和11年7月)

「心臓神経衰弱というのがありますが、これは発作的に非常に胸が苦しくなる。

そうして脈が早くなって呼吸困難になり、脣(くちびる)は紫色になり、今にも死ぬかと思う状態になる。

ところがこれは何でもないので、三十分か一時間位経つとケロリと治るんであります。

医学では「心臓神経衰弱」といっております。

これは何の為かというと、死霊が憑る。

つまり死んだ霊が臨時に憑るんで、その死霊の死の刹那の症状が現われるのでありますが、これは本療法で簡単に治るんであります。」 (「岡田先生療病術講義録 下巻3」より)




明主様御教え 「胃病と心臓病」より (昭和28年)

「(一部のみ引用) 次は心臓病であるが、この原因は至極簡単である。

すなわち心臓近接部に毒素溜結し、圧迫のため脈搏不正、心悸昂進(しんきこうしん)と共に、肺も圧迫されるから呼吸逼迫(ひっぱく)する。

これが普通の弁膜症であるが、この重いのが彼の狭心症であって、これは心臓の周囲全体に毒素溜結し、全体的に固るべく収縮するので、心臓は強圧のため、激烈な痛みと非常な呼吸困難を来すので、生命も危うくなるのである。

これらも浄霊によれば割合簡単に治るが、右は普通の狭心症であって、これと似て非なるものに心臓神経衰弱というのがある。

これは突発的で命も危いかと思う程の苦痛が、数分ないし数十分でケロリとしてしまう。

これは心臓病で死んだ霊の憑依であるから、これは霊的病の項目に譲る事とする。」




明主様御垂示 「死霊の憑依による心臓神経衰弱」 (昭和26年9月8日)

信者の質問
「私は本年四月二十五日、突如胸の動悸がしてきたと思う瞬間手足が痺れ、冷たくなり、意識はありますが全身痺れ、下腹から腰の方にかけて、ちょうど霊が抜けていくようで心細く、人の手に一心にすがりました。

その後三日間、同時間ごろには発作し、そのたびに医師にビタカンフルなど注射してもらいました。

四月二十九日入信後、五月十一日および五月二十三日に教会へお参りし、同様発作の御浄化をいただき、後発作は遠のきました。

梅雨のころから頭が重く、お釜をかぶったような感じがします。

二十歳の時に二カ月くらいと、最近二年くらいの間に三回ほど同様状態になりました。

また妊娠前性病でペニシリン二十万単位六本とサルバルサン三十本くらいを打ち、子宮発育不全で、ホルモン注射を五十本くらいしました。

妊娠してから入信前日まで二年半、ビタミンBとカルチコール注射を毎日しました。

入信後ずっと浄化をいただき、頭の芯が痺れ、ぼんやりしております。

霊がぬけて行くような気持ちは楽にしていただきましたが、頭の浄化はますます苦しくなり、やかましい物音を聞いても頭に響き、胸が悪くなります。

始終諸々の混じった尿が出ます。目先はなにか覆いかぶさったような感じで、時々物の形がゆがんで見えます。

御浄霊をいただくと大きなアクビがひっきりなしに出ます。今後は全治させていただきますものでしょうか。」


信者の質問
「これは霊が憑るんですがね。死霊が憑るんです。

医者の方で言うと心臓神経衰弱ですね。救われない霊が、なにか目的があるんです。たいした問題じゃない。

こういうのは、良く祀られていない霊が憑ることが多いですから、よくそれを考えてね。

行方不明になって死んだ・・・つまり無縁ですね。

そういうことや違ったやり方をしたのや・・・そういうことをよく考えてみて、それをちゃんとしてやれば良いんですがね。

それから、やっぱり浄霊は始終してやる。そうして、そういった霊を浄めてやるんですね。

そうすると、それだけでも治ります。

祀ってやれば、よけい早く治るというわけですね。


これは薬毒病です。薬毒が減っていくに従って治ってきます。

その代わりそうとう長くかかりますから、それを覚悟しなければならない。少しずつだんだん良くなる。

いろんな症状がありますが、全部薬毒のためです。これが頭に上るんですね。


それから尿が出るのは結構です。それが出るんだから治っていくんです。

ゆがんで見えるというのは、固まりがあって、視神経を圧迫するからです。


アクビ・・・これも結構ですね。霊が治っているんですから、それが体に写って、体が治っていくのだからね。

これは絶対に薬を入れてはいけないですよ。

それが病原になっているから、薬さえ入れなければ絶対に治ります。」




明主様御垂示 「死霊の憑依による心臓神経衰弱」 (昭和27年3月6日)

信者の質問
「WY(四十三歳・女性)昨年十二月ごろより、夜二時か三時ごろに喘息の発作のような状態になり、御浄霊いたしますと、じき良くなります。食欲は変わりありません。

発作の状態は心臓が煽(あお)り、顔面蒼白になり、全身油汗のようなものが出て冷たくなります。

以前に病名不明でそうとうの薬毒が入っております。

六年前に入信。この時も同じ状態が三カ月ほど続き、御浄霊で良くなりました。

その時より較べますと、ずっと良いように思われますが、本人は悪くなったようで、切ないと申します。

非常に神経質でわがままに思われます点もございます。これは霊的に関係がございましょうか。」


明主様御垂示
「霊的ですね。これは死霊が憑るんです。

その時に本人が読めれば良いですが、さもなければ、側の人が祝詞、御讃歌・・・それを読んであげると良いね。

それで治るわけです。

で、調べてみて、まだ祀っていない霊があれは、さっそく祀ってあげる。

というようにすれば、別に心配になるものじゃないですよ。

医者の方でいう心臓神経衰弱と言うんですね。」




明主様御垂示 「死霊の憑依による心臓神経衰弱」 (昭和27年3月10日発行)

信者の質問
「心臓神経と言われ・・・」

明主様御垂示
「よくありますよ。死霊が憑るんですよ。

だしぬけに動悸がして来て、今にも死ぬようになる。

医師は心臓神経衰弱と言いますが、それは死霊が憑くんです。

それで、しばらくするとパッと治る。それは、離れるからね。」


信者の質問
「それに対する方法につきまして・・・」

明主様御垂示
「信仰に入るんですね。」


信者の質問
「入っております」

明主様御垂示
「死霊が迷っているんですね。ですから、側にいる者が善言讃詞を奏げてやる。神様にお願いしてね。」


信者の質問
「御浄霊はどこを・・・」

明主様御垂示
「前頭部ですね。そこに憑るんだからね。」


信者の質問
「仏壇のほうの供養は必要ございませんのでしょうか」

明主様御垂示
「死んだ人が誰だか判らないんでしょう。」


信者の質問
「霊が出て、床の間の神は日本一の神で、拳骨を持っていて絶えずお叱りを受け、まだいるか、早く帰れと申し、

明主様の日比谷の御写真は、非常にお優しい方で、お前のような哀れな者はない。

人に生霊をかけるなんて・・・哀れな者はないと申され、床の間は非常に厳しいと言っておりますが、しまいに離れました」

明主様御垂示
「はっきりしていいですね。」




明主様御垂示 「心臓神経衰弱と臥床」

信者の質問
「心臓性神経衰弱の病状と御浄霊の要点・・・」


明主様御垂示
「大抵は死霊で、異常のため今にも死ぬように思うが、死んだ霊そのまま人間に感ずる。

寝ると反って動悸がして息が止る感じである。

霊が離れるとケロリとする。

故に心臓は大して関係はないのである。

発作時祝詞を奏げるといい。浄霊は前頭部である。」