ヒキツケについて
明主様御垂示 「引付けの真相」 (昭和24年1月19日)
信者の質問
「小児における引付けは霊的及び体的に見ていかなる解釈をしたらよろしいでしょうか。
某教導師の先生はこれは霊的と言い、また一人の先生は体的と言われますが、日々御浄霊を続けておりますが、
未だに時々発作的に起りますが根本は何が原因なのでしょうか。
諸先生に御浄霊を受けておりますが、一向に周期的に現象が起りますけれど、
この場合、いかなる処置を取りましたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「霊的で、死んだ霊が始終憑いていて頭へ上ると引付ける。
身体にいる場合と傍にいて入って引付ける事もある。
浄霊により発作は殖える。
最初は回数が多いが、段々時間が少なくなる。
死の状態を表わす。
無縁の霊とか、流産の霊で、三月位で流産した霊が偶(たま)には浮ばれずに憑く場合もある。
いずれにしても原因は死霊である。大抵赤ン坊の霊が多い。
大人の霊だと表われ方が違う。
単なる引付けなら赤ン坊だと思えばいい。
(他人の子で迷ってるのが憑く場合もある)」
明主様御垂示 「引付けの原因」 (昭和24年10月12日)
信者の質問
「IT(男性)と申す信者(光明如来様御奉斎)の二歳になる娘で御座いますが、
先日午後四時頃より引付け始め、母親が明け方その子の戦死した従兄が嬉しそうな顔をしてその家に参りましたので、
祝いの盃をさそうとした時四回目の子供の引付けの泣き声で眼がさめ、その後は何とも御座いませんでした。
この引付けと従兄弟の霊とは何か関係が御座いましょうか。
なお、御屏風の観音様は未だお祀りして御座いません。」
明主様御垂示
「従兄の霊が憑いた。
子供の引付けは全部霊である。
高熱で引付けるのは皆霊である。
お屏風観音様を早く祭らなければならぬ。何か要求がある。」
明主様御垂示 「御神体奉斎後に娘が引きつけ」 (昭和24年10月16日)
信者の質問
「昨年十一月光明如来様をお迎えいたしました信者の御宅で丁度御迎え致したその日から、三才の娘が引付けるようになりました。
月並祭例祭の度にやはり引付けます。
他の子供も皆なかん性です。いかが御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊界で迷っていた霊が、光明如来様をお祭りしたので助けを求めて子供に憑る。普通このように解釈してよい。
また、子供に前から祖霊が憑っていたのが苦しいので引つける場合もある。
大した心配にならぬように段々治る。
引つけるのは癲癇の一種で、死んだ霊が頭へ来る、前頭部の浄霊で直に治る。
そういう霊は大抵変死急死の霊で、子供に憑る。
頭を中心に浄霊すると段々治る。
霊が浄まり救われ、霊界の良い所へ行くか。娘の守護神になる。」
明主様御垂示 「腹部に玉あり引付ける」 (昭和24年7月12日)
信者の質問
「現在十八歳になる昨年夏受教した娘さんですが、幼い頃より腹部に小さな玉がありまして、
だんだん成長するにつれ大きくなり、現在腹部の半分を占めている状態で御座いますが、
最近二、三回癲癇のように引付けを起しましたが、何か霊的に意味が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊である。頭へ行くと癲癇を起す。気長に浄霊すると治る。」
明主様御垂示 「引付けと治癒順序」
信者の質問
「生後一ケ年半の女児、日に二、三回引付けました。
八月下旬、母児共入会なし浄霊を続けていますが、最近七、八回位となりました。
祖霊の戒めと聞きましたが、いかなる戒めでしょうか。
観音様のお救いをいただくにはいかようにおすがりいたしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「小児の癲癇である。
癲癇は浄霊すると一時頻繁に起る。霊が浮いてくる。つまり浮いて浄化するのである。
それを通り越すと治ってゆくので、経路として仕方ない。
心配せずやればよい。段々よくなる。
勿論死霊で、体中にいて頭へ行く。
霊が憑ってると額部へ行きたがる・・・
人体全部を支配し得るからで、額へ行くと死んだ状態を現わす。
祖霊の戒めとはちょっと違う。全然戒めでない事はない。単なる戒めでない。
こういうのに憑ってるのは無縁の霊または急死の霊である。」
明主様御垂示 「引揚げ後引付け」 (昭和24年8月17日)
信者の質問
「私は台湾から昭和二十一年四月引揚げて参った者で御座いますが、
私の長女(T、十二歳)が、引揚げてから二ケ月位たって引付ける症状を三ケ月ないし四ケ月に一度位起しますが、
引付けてから十分ないし二十分位で元に復し、後頭痛がひどくします。
最近は一週に一度位引付けるような症状を起しますが、前よりずっと軽く済みます。
今後の浄霊の方法及びこの引付ける原因を・・・。
この子は右手が弱く、重いものは持てない状態でございます。」
明主様御垂示
「死んだ霊が頭へ憑るのである。台湾で死んだ霊である。
憑いた時に祝詞を奏げてやる。段々治ってゆく。
浄霊は前頭部をする。
手は大体腕の付根の中である。」
明主様御垂示 「嬰児の憑依によるひきつけ、知的障害」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「本年八歳の女子、昨年九月初旬にひきつけを起し、以後口がきけず
本年九月五日より三回御浄霊をいただきましたところ毎日一回ずつひきつけ、四日目は一日四回あり、
その翌日より「お父ちゃん」と申すようになり一日に二十回くらいその言葉を繰り返しております。
医師は小児麻痺と診断いたしておりますが、このまま御浄霊を続けてよろしいでしょうか。
私は霊的の病気と存じますがいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「無論霊で、赤ん坊の霊ですよ。
なにか赤ん坊・・・死産か早産で死んだのを祀ってないんでしょ。
浄霊し始めるとひきつけは一時ふえますがね。
これは気永にしてれば治りますよ。
そしてそのうちに少し判ってきたら、その親が信者になり神様のために尽くせば、その徳によって早くよくなりますよ。」
明主様御垂示 「他界した子供の憑依によるひきつけ」 (昭和25年3月20日発行)
信者の質問
「ある信者、四歳の児を養女にやり、五歳のとき死亡いたしました。
母が非常に不憫(ふびん)がっておるうちに妊娠し、女児を産みました。
この子は今年四歳ですが、誕生ごろよりひきつけを起すようになり、ひきつけのあとすぐ続いて寒気をし、目を開いたまま痙攣を起こし、始終ピクピクしております。
これは霊的でしょうか、また痙攣のときの御浄霊箇所をお教えください。
明主様御垂示
「死亡した児の霊が憑依するのだ。
母親がその児に対する執着のため、子の霊は引きつけられて行く所へ行けず、母によばれるため、憑依するのである。
ひきつけは、一種の癲癇である。
その際 前頭部を浄霊して祝詞を奏げてやればよい。
光明如来様をお祀りしてよくお願いすれば必ず治癒する。」
明主様御垂示 「嬰児の憑霊によるひきつけ」 (昭和27年3月6日)
信者の質問
「STの次男(三歳)先月二十五日より三十八、九度の熱が出、少量の下痢を日に三、四回いたしておりましたが、
二十七日午後、急に引きつけを起し、その日は夕方まで遊びましたが、熱はあまり変化なく、
二十八日よりはまったく食欲がなくなり、ただわずかに水を一口ほど、日に十数回飲む程度でございます。
一昨日の二時ごろより、夢中で大声で「母ちゃん」とか「赤ちゃん」と叫び、あやしても受けつけません。
それからは、目つきに変わりはありませんが、歯軋(はぎし)りのようなことをし、また手を噛むようなことをいたして暴れます。
平素より肩が固く、気短かで、気に入らないと手当たりしだいに物を投げたりいたし、気難しい子でございます。
体にはさほど熱はございません。頭、主に後頭部、延髄に熱がございます。
また昼夜の別なく発作的に騒ぎます。これは霊的でございましょうか。」
明主様御垂示
「これは霊的ですね。やっぱり、死んだ赤ん坊の霊ですね。
身内になければ、親類とかなにかで、つまり迷っているわけですね。
これも祝詞、御讃歌を聞かしてやるんです。
そうして前頭部の中を浄霊してやると良いです。
それでだんだん良くなるわけです。」
明主様御垂示 「水子の憑依 (ひきつけ、発話障害)」 (昭和24年9月13日)
信者の質問
「本年八歳の女子、昨年の九月初旬、引付けを起し、それより口が利けず、
本年の九月五日より三回の御浄霊を受けてより毎日一回づつの引付けあり、
四日目には一日に四回の引付け、
その翌日よりお父ちゃんと申すようになり、一日に二十回位その言葉を繰返しております。
医者は小児麻痺と診察致しておりますが、このままの御浄霊で宜しゅう御座いましょうか。」
明主様御垂示
「赤ン坊の霊である。」
明主様御垂示 「水子の憑依 (ひきつけ、発話障害)」 (昭和24年8月28日)
信者の質問
「私の信者に四歳の頃発病して、当初は時々引付け、
次第に回数を増すに従い頭を悪くし、言葉も自由に発音が出来ず、現在では発音不能になりました。
先般来御浄霊を十回程受けましたが未だよくなりません。
霊的でしょうか。または御浄霊の方法を御教え願います。」
明主様御垂示
「霊的である。赤ン坊の霊である。
口が利けぬなら死産か流産の霊である。祀ってやるとよい。
度々霊が憑ると頭が悪くなる。」
明主様御垂示 「発育不良・引付けある子」 (昭和25年5月6日)
信者の質問
「KM(四歳・男子)、普通より頭が少し大きく、それにひきかえ身体の発育やや不良にて遊んでいてよく転び、
二、三日前より一夜に六、七回の引付けがありましたが、その後は平常と変りありません。
この状態は霊的なものでしょうか。御浄霊法を御教え下さい。
なお、夫婦共入信致しております。右、御願い申します。」
明主様御垂示
「これもどっちか憑いてるかもしれぬ。中途で憑く方が多い。」
明主様御垂示 「引付け (嬰児)」 (昭和23年10月26日)
信者の質問
「生後三ケ月より引付けの病状を現わし、二歳になりますが、毎日一回か二回引付けます。どうしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「これも霊で、頭へ行った時引付ける。赤ン坊の癲癇である。」
明主様御垂示 「龍神の憑依によるひきつけ」 (昭和26年12月1日)
信者の質問
「八才の女子、生後八カ月目に引きつけを起し、その後三カ月に一回ずつ引きつけを起し、四才からは春、秋と二回くらい起しております。
引きつけは、五日間くらい連続で、そのたびごとに口から泡のようなものをいくぶん出すようです。
三才までは水薬、散薬を服用(約二カ年)四才になり注射四、五本打ちました。
その後なにもしておりません。
昨年近所の方の奨めにより霊友会に入りましたが「三代前にこの子供と同じような子供が生まれ、その子を池の中に入れて殺したことがある。そのためである」と言われました。
しかし、この三代前のことは私どもにはぜんぜん分かりません。
引きつけを起さない時は、一日中非常に水を欲します。
また手に触れるものは、食物でもどんなものでも臭いを嗅ぐ癖を持っております。
また引きつけの発作を起す前には、食事はいくらでも食べます。
気性は荒く言葉は簡単な単語しか言えません。
こちらからの問いに対して返事はできませんが、自分からの要求はいたします。
十月にお道の事を聞き、横浜出張所に御浄霊をいただきに通い始めました。
初めは御浄霊を非常に厭がりましたが、最近ではおとなしくいただくようになりました。
十月末日、御屏風観音様を御奉斎させていただきました。夫はまだ入信いたしておりません。
この子の引きつけは霊的関係がございましょうか。
また、御浄霊の箇所につき御教示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的ですね。三代前に・・・池の中に・・・これは違うな。
池の中に入れて殺したとすれば、大いに水を飲まなければならない。
すると、これが生まれ変わってきたり憑依して、かえって水を欲しがらないわけですね。
やっぱり龍神ですね。
龍神は一番水を飲みたがるんですからね。
だからふつうの人でも、水を飲みたがる人がありますが、あれはみんな龍神の生まれ変わりか、憑依です。
そういう人の顔は角張っていたり、目が引っ込んでいたり、龍神的な顔をしてますからね。
つまり、祖先の一員で、龍神に堕ちている。それが憑っているんです。
これは、救ってやれば人間に生まれ変わってきますからね。
これはぜひ救わなければならない。
浄霊は、龍神はここに憑ってます・・・前頭部の中を中心にして、首のまわりに固まりがありますから、それをやる。
しかし、そうとう長くかかります・・・こういうのはね。
数年はかかるとみなければならない。
しかし、結局は治るんだから、一生治らないよりは結構です。
やはり、光明如来様をお祀りして、その部屋に寝かせておいた方が早いです。」
明主様御垂示 「代々の引付け 龍神の憑依」 (昭和24年6月8日)
信者の質問
「私の子供(三歳)、去る六月三日引付けの浄化を致しましたので御守護をお願い申し上げましたところ、お蔭にて救って頂きました。
この子供の兄(九歳)が同様引付けにて死亡、また祖母も同じ病気にて死亡致しました。何か因縁があるでしょうか。
また、今後いかにすれば良いでしょうか。お教え下さい。」
明主様御垂示
「霊である。執着の強い霊が憑るとこうなる。
殆ど龍神が多い。龍神が憑るとすぐ死ぬ。
この家にこういう因縁がある。無縁が気付けしても気付かぬ事などもある。」
明主様御垂示 「麦粉製品食すと引付ける」 (昭和24年12月1日)
信者の質問
「当年五十六歳の未入信の男子、平常は至極健康で御座いますが、以前より小麦粉製品(うどん、パン等)であれば、ビスケット一枚でも食べると必ず引付けを起し、失神致します。霊的原因によるもので御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「卵など食べると痒くなる人がある。
前の世の、死ぬ時にこういう類のものを食べて死んだ恐怖が残っている。
(うどん粉に毒を盛られたなど)
肉体的にこんな馬鹿な事はない。」