精神病に対する浄霊の急所について 1 (明主様御講話)
明主様御講話 「精神病は脳貧血が原因」 (昭和28年4月5日)
「それから話は違うが、最近精神病が非常に多くなってきたのです。
日本においてもそうですが、アメリカなどは特に酷いです。
そこであなた方の方でも精神病をだんだんよけい扱うようになると思いますが、精神病について、そのなおし方を詳しく話そうと思います。
精神病は私の本に書いてあるとおり、つまり脳貧血が原因なのです。
そこに霊が憑るのです。
この一番の因は延髄です。
精神病の者を見ると必ず延髄に固まりがあります。
この固まりが溶けるに従ってはっきりしてくるし、おとなしくもなるのです。
その次に横も関係ありますが、一番は延髄です。
これは人によって左と右との片方が多いのです。
それで精神病の最初は不眠が一番の原因なのです。
それは右の方の延髄です。
それから不眠に関係なく起るのは、左の延髄の固まりが圧迫して起ると思えばいいです。
それからよく頭がボーッとする人は左の延髄に固まりがあります。(中略)
そういうようで精神病はこれからだんだん増えます。
というのは、霊界が変わってくると霊が浮きやすくなりますから、
ちょうど浄化が強くなると固まりが溶けやすくなるのと同じようなもので、
霊も落ちついていたものが浮いてくるわけです。
私の本に「日本人は全部精神病だ」と書いてありますが、どんな偉い人でも発作的の精神病があるのです。
吉田首相の「馬鹿野郎」も発作的の精神病です。
後では後悔したでしょうが、総理大臣が発作的に精神病になるのですから、
日本人全体が精神病と言っても間違いないでしょう。
だからいわんや一般人民においてをやです。
ですから発作的に変なことを言っても、そう恥ずかしいことはありません。
とにかく精神病は、人ばかりではないので、自分でもおかしいところがあると思ったら、自分で浄霊するのです。
それから精神病で暴れるのは触らせませんから、そういうのは遠くからで良いですから、遠くからやるのです。
それでもだいぶ違います。
それから額も肝腎なのです。
つまり延髄の血管が圧迫されていると、ここの血液が前頭部に行きますから、前頭部から浄霊する必要があります。
ですから延髄、淋巴腺、前頭部、頭の中心という順序でやれば必ずなおります。
ただ人によって、暇がかかるのと割合に早いのとの違いはありますが、
ごく質(たち)の悪いのは長くはかかりますが、しかし必ずなおります。
ですから今病院では精神病が一番満員でしょう。
とにかく今一番多いのは結核と精神病です。
結核は今までで充分わかったでしょうが、今日は精神病について詳しく話したのです。
それでどっちも始末が悪いのは、結核の方は伝染するだろうといって心配するのです。
信者はそういうことは知っているから平気ですが、
一般人としたらその感染を恐れる悲劇というものはたいへんです。
それから精神病も側の者は結核に負けないくらい始末が悪いのです。
これから浄化がだんだん強くなりますから、話の種に病気について一番はやりそうな病気を説明する考えです。」
明主様御講話 「精神病者に対する浄霊の第一の急所は延髄」 (昭和28年4月6日)
「それから近ごろ精神病が非常に多くなりました。
特にアメリカでは多いという報告がありました。
確か新聞にも出てました。
日本もご多分に洩れず非常に多くなって、精神病院が足りなくて弱っているということが新聞に出てました。
そういうようで霊界が違ってくるにつれて霊が浮いてくるのです。
今までは、霊はふつうお腹にいるのですが、浮いてくると頭に上るのです。
落ちつけなくなるのです。
そこで精神病が多くなるのです。
しかしこれは急所さえ知っていれば、わけなくなおります。それを詳しく話します。
第一は延髄です。
延髄に必ず固まりがあります。
これが圧迫して脳に行くわけです。
延髄の血管が前頭部に行くのですから、ここが貧血するので、ここに霊が行くから、
それで体全部を支配するというわけですから、延髄の固まりを溶かすということが一番です。
その次は淋巴腺ですが、やはりここの血管を圧迫するので、これも脳貧血の原因なのです。
ですから第一は延髄、第二は淋巴腺です。それから第三は前頭部です。
ここで霊が踊るのです。
前頭部の時は眉間からこの奥と思ってやれば良いのです。
その次は脳天の奥の方です。
大体これだけをやれば精神病は必ずなおります。
それから延髄でも、右の方の固まりは不眠の固まりです。
左の方の圧迫は頭がボーッとするのです。
そういうように知っていると良く分かります。
私は「日本人は全部精神病だ」ということをいつか書いてありますが、
それで発作的の精神病はほとんど全部がそうです。
だから自分にそういうことがあっても悲観することはありません。
総理大臣の吉田さんが馬鹿野郎と言いましたが、これは発作的の精神病です。
後で吉田さんは「どうしてあんなことを言ったりしたか」と後悔しているに違いないです。
そこで、興奮してお腹にいたのがパッと来るのです。
それで総理大臣をやってやろうというわけでやったのですが、
総理大臣でさえ精神病になることがあるのですから、ふつうの人はなんでもありません。
ただ問題は回数ですが、総理大臣あたりになると一年に一度か二度ですが、一般の人は月に一度か二度です。
それからヒステリーになると一日に何回もやりますが、ヒステリーといっても女ばかりではないので、
やっぱり野郎もヒステリーになって、それで妻君がヒステリーになるのです。
「コン畜生、馬鹿にしてやがる」と興奮して妻君をやると、妻君は「どこが馬鹿野郎ですか」ということになって、結局両方です。
その時が一種の精神病になっているのです。
ただふつうの人は続かないのです。
何分とか何秒です。重いのになると何時間もやりますが、しかし毎日はありません。
毎日やれば本当の精神病です。
だからぜんぜん精神病でないという人はありません。
それは私にはありません。
知っているから自分でちょっと押さえます。
それからもう一つは、精神病ではないが、
腹とかを押さえた時に、後気持ちが悪いことがあるでしょう。
その時は、鳩尾を浄霊するときっとなおります。
それで前頭部と鳩尾で天地になってます。
私もやっぱり腹も立つし気持ちの悪いことがよくありますが、
そういう時は鳩尾を浄霊すると必ずなおります。
やはりこれが頭に関係あるのです。
これが始終モヤモヤしていると、頭もやっぱりおもしろくなくなるのです。
そうすると精神病やヒステリー的のことが起りやすいのです。
ですからそういうように、急所を知っていれば精神病をなおすこともわけないし、自分がなる危険もないわけです。
これは非常に肝腎なことです。肺病は再浄化の人などでも体が衰弱するために百人に一人は死ぬということがあるが、
精神病はそういう憂いはなくて、みんななおりますから、これは大いに自慢してもよいです。
それで精神病だけは手がつけられません。
肺病などは気胸療法とかいろいろなことで、なおすのにごまかせますが、精神病はごまかすことができないのです。
一時的でも止めるということはできません。
ただ強い薬でおとなしくさせるくらいのものです。
しかし精神病をおとなしくさせる薬は、足が痺れて動かなくなるのです。
私は精神病院に行って見たことがありますが、必ず足が動かなくなります。
これは歩けなくすれば乱暴の危険はないから悪くはないです。
だから頭の方ははっきりしていて、足の方は歩けないというのがよくありました。
そういうようで、浄霊でなおすということは、すばらしいものです。
ところがその急所を知らないで頭をやっても、もっともたいてい頭ですが、それだけでは本当になおりません。骨を折ります。」
明主様御講話 「霊界にいる宿無しは始終人間に憑ろうとしている」 (昭和28年4月7日)
「それから近ごろ精神病が非常に増えてきたのです。
これはみんな知っているでしょう。
そこで精神病の浄霊の仕方を詳しく話そうと思います。
とにかく精神病の一番の急所は延髄です。
延髄に必ず固まりがあって、この固まりが血管を圧迫し、前頭部が貧血して、そこに霊が蟠踞(ばんきょ)して自由に操るのです。
それでこの貧血をなおすには、延髄の固まりを溶かすということが第一番です。
それから淋巴腺ですが、この固まりも影響します。
この固まりは貧血でなく浄化熱が出るのです。
それでこの浄化熱が前頭部に及ぼすのです。
ですから頭の熱い人は必ずここ(前頭部)にあります。
ここを触って冷たいというのは、おそらく百人に一人も難しいです。
私は前に書きましたが「日本人は全部精神病だ、ただ軽い重いの違いだ」というのです。
それで吉田さんが「馬鹿野郎」と言ったのは発作的の精神病です。
それは後で後悔しているに違いないですが、その時はやっこさんがここ(前頭部)に飛んできたのです。
しかしああいう人はたびたびはありません。一年に一度か二度くらいでしょう。
それでふつうの人はよほど偉い人で、月に二、三回くらいはやはり発作的に来るのです。
それからごく下っ端の方は一日に三、四度あるのです。
それで精神病について、動物霊ですが、お酒を飲むとやり良いのです。
それで酒を飲ませて酔わせていろんな間違いをやらせるのです。
酒を飲むのはやっぱりお腹にいる先生ですが、それがここ(前頭部)に蟠踞して、いろんなことをやろうというのです。
酒乱はそのごく酷いのです。
それで酒乱は人間の霊と動物の霊が共同でやるのです。
そういうようでだんだん精神病が多くなってくるのです。
特にアメリカは精神病が一番多いそうです。
それは霊界の浄化がだんだん強くなるに従って、そういった動物霊は落ちついていられないので浮いてくるのです。
ですから元からいるやつはここ(前頭部)に上がるし、それからつまり宿無しですが、
霊界にいるそういった宿無しというのはたいへんなもので、人間より多いのです。
ですから人間に憑りたがってウズウズしているのです。
しかし信仰があると憑りたくても憑れないし、憑っても自由にできないのです。
しかし信仰のない人や曇りがある人には憑りやすいのです。
それから薬をのむと曇るから、やはり憑りやすいのです。
ですから精神病の起った原因も薬です。
そこで霊界にいる宿無しは、始終迷って憑ろう憑ろうとしているのです。
それでちょっとよけい曇っている者には一匹でなく何匹も憑るのです。
ですから発作の状態でも一々違います。
そこで今言ったとおり延髄を第一、淋巴腺を第二とするのです。
それから鳩尾も肝腎です。
鳩尾の奥の方を浄霊すると良いのです。
これは怒った場合には必ず鳩尾に固まりがあります。
だから怒った時に落ちついて考えたら、必ず鳩尾に固まりがあります。
ここがなんとも言えない気持ちになるのです。
それでそういう気持ちになると、頭にいる先生が非常にやり良くなるのです。
ですから延髄と淋巴腺と鳩尾の中心です。
鳩尾は前からやって良いのです。
自分でも腹の立つ時にやればきっとなおります。
さっき私が懐に手を入れてやっていたでしょう。
それはそういうわけなのです。
ここに来る前にちょっとおもしろくないことがあったので、
それがどうも腹が立ってしようがないので、
しゃべろうとしてもなんだか気になってしようがないので、懐に手を入れていたのです。
もうなおりましたが・・・。
だから今言ったことは人の精神病ばかりでなく、自分の精神病もそうです。
精神病ほどでなくても、ちょっとしたことでもそうです。
しかしこれはよほど修行を積んでないと、変なことを言ったり、怒ったまぎれに脱線しがちですから、
やはり怒ったことを消すということは肝腎なのです。
そういう順序でやれば必ずなおります。
しかし延髄を見ようと思っても、人が来るのを怒ったりするのは見れませんから、
そういうのは遠くからでも良いですから、後頭部のちょっと下の辺をやるとおとなしくなりますから、それからいよいよ浄霊にはいるのです。
そうするときっとなおります。
それから結核と精神病は周囲の者が一番困るのです。
精神病は二人も三人もついていなければならないし、結核は消毒だなんだと、その手数がたいへんです。
病人だけが苦しむのでなくて、家族の者が大いに苦しむのです。
それで結核というのは家族の恐怖心というものがたいへんです。
精神病は暴れたりいろいろするので、それを押さえつけたりして、周囲の者は外出もできないのです。
ですからこれだけは絶対になおさなければならないのです。
とにかく悲劇の一番の大きなものです。それで今話したのです。
結核の方は「信仰療法」などに詳しく書いてありますが、
精神病の方はあんまり書いてありませんから、これも今度はもっと徹底して書こうと思ってます。
なにしろ増えます。最近信者のうちにも三人ばかりありました。
それで非常に多くなって精神病院が満員で、とても収容しきれなくて弱っているということを聞いたので、特に話したのです。」
明主様御講話 「血が下るような下痢があれば精神病は必ず治る」 (昭和28年5月5日)
「アメリカに行っている嵐という人の第二信が来ましたが、あっちもなかなかおもしろそうなのです。それを読ませます。
(米国通信二)
お蔭話もありますが、日本よりかよけいなおるくらいです。
精神病が二人ばかりたちまちなおったのですが、今アメリカでは精神病が一番多いそうですから、
アメリカ人の方で始まってくるとすばらしいものだと思ってます。
もう一息だと思います。
やっぱり順序としては日本人の方が先にお蔭をいただくというわけです。
このお蔭話は栄光に出しますが、だいぶ評判になりつつあるそうですから、
いずれは白人の方にも拡がるに決まってます。
アメリカ人の方に評判になったら、それはしめたものです。
日本などよりは、ずっと早く燃え始めると思ってます。
そうして今まで、外国の宗教でアメリカに拡がるというのはありませんから、それは世界的の問題になります。
そうすると日本も今さらのように騒ぎ出すだろうと思いますが、
時期がもうよほど近くなってきましたから、大いに期待できると思います。
二人の精神病とは、一人はしゃべらない精神病で、一人はしゃべりすぎる症状なのです。
そして片方はほとんどなおってしまったし、片方はもう少しでなおるというところまで来てます。
非常によいことは、どっちも浄霊後、間もなく血とか膿とかが下ったのです。
これならもう本当になおったのです。
無論霊的で、霊が頭に憑くのです。
それで血や膿というものは、大体後頭部の下の方に固まったものですが、
それが出るとすると根本的になおるのですから、たいへんよいのです。
だから今後、精神病の場合にはそういった血が下るような下痢があれば必ずなおります。
浄化が強くなったからして、これからだんだんそういうなおり方が出てくるわけです。
それで日本もやっぱりアメリカの流行を採り入れるのが好きですから、
病気の方はどうか知らないが、とにかく日本も精神病が非常に増えました。
だから後頭部の付近を主にしてやるというようにすればなおります。
それで今の病人の十中八、九まではこの辺(延髄)の毒です。
延髄のどっちかが、どんな時でも持ち上がってます。
たいてい左の方が持ち上がっているのが多いです。
つまりここに熱が出て、そうして食欲が不振になるとか、頭がぼーっとするというようなことが多いのです。
ですからまずこれからは病人は、一番目に延髄を見るのです。
そうするときっとどっちかが腫れていて、必ずそこに熱をもってます。
これがなおる場合にはほとんど下痢です。
それでここを浄霊すると、これが溶けてきて胃にはいりますから、
いくらか胸が気持ち悪くなってムカつきます。
それが原因になって出るのです。
その順序を覚えておくとはっきり分かります。
そこでまず後頭部が肝腎です。
それでここが悪いと信仰にはいるにも邪魔するのです。
このために脳の血が少なくなりますから、そこに霊が憑って邪魔するのです。
だから延髄を主にして、あとは淋巴腺です。
これがまた必ずどっちかが腫れてます。
今年もこれから赤痢がはやるでしょうが、だいぶ赤痢が出てきてますが、
みんなこれ(後頭部)が自然浄化で赤痢になって出るのです。
ですからこれをやっておけば赤痢にも罹らないというわけです。」
明主様御講話 「延髄が一番目、淋巴腺が二番目、三番目は前頭部」 (昭和28年5月6日)
「アメリカに行っている嵐という人から報告が来て、だいぶ成績が良いです。
まだ日本人だけですけれども、もう少したつとアメリカ人の方にも拡がるだろうと思ってます。
あの人は、かたわら絵をやりながらやってますが、もう二、三カ月になるでしょう。
二十二人かの入信者ができました。それで非常にお蔭があるので、日がたつに従って、ばかに発展すると思ってます。
今度の報告で二人の精神病がなおったのがあります。
一人は何年間とか沈黙しているのが、ふつうにしゃべるようになったのです。
また一人の方は、朝から晩までしゃべりすぎるのですが、それもふつうになってきたのです。
これは完全になおったのです。というのは、どっちも浄霊を始めてから、血膿のようなものを非常に下痢したのです。
これなら確実になおるのです。
やっぱりここ(後頭部)にあるのが溶けて出たのですから、
頭の霊の曇りがとれるからして、精神病の変な霊は抜けるか萎びるかどっちかですから、完全になおるわけです。
それに今アメリカでは精神病が一番多いそうです。
ですからこれがアメリカ人に少し分かるようになったら、たいへんなことになります。
無論そうなるに違いありません。
それから癌がなおったとか、とにかく今度のお蔭話が四つありましたが、みんな顕著なお蔭で、
とにかくアメリカに信者を作るのが一番肝腎なのですから、
結構だと思ってます。また、昨日の手紙ですが、サンフランシスコで前から栄光を送ってあったのですが、
それを読んでぜひ入信したいというが、なにしろロサンゼルスまでは三百哩(マイル)からあるのでたいへんなのです。
それで御守を送ってもらいたいというので、特別に便宜上送ってやることにしました。
これがサンフランシスコに種をまくことになるわけです。
ですから将来は大いに有望なわけです。
それからあとは、サクラメントはまだ本格約には教修を受けてないようですが、
しかし御守りをもらって、非常に熱心にやっている者がいるそうですが、いずれこの方面も始まるだろうと思ってます。
それからハワイの方はだんだん増えています。
今までに二、三百人くらい信者ができたようですから、今年一年たてばたいへんなものだろうと思います。
そういうようで、いよいよ外国方面に拡がり始めたということは、おもしろくなってきたと思ってます。嵐さんの報告を読ませます。
(米国通信二)
お蔭話は今度の栄光に出しますから、それを読めば分かります。
今の精神病で血膿が下ったというのは、後頭部の固まりなのです。
大体延髄付近です。
ここがやっぱり脳の血管を圧迫して、そこで貧血しているために霊が憑るというわけです。
ところが今ほとんどの病人は頭が一番多いのです。
これはあなた方も知っているでしょう。
そのための熱です。
それで頭がぼんやりするとか、食欲がないとか、元気が出ないというのは、ほとんど後頭部にあります。
だからここにある固まりですが、ここはどっちかが必ず腫れてます。
たいてい左の方が多いです。
それからその次は頸部淋巴腺です。
これでたいていな病気はなおります。
結核などでもこれ(淋巴腺)が多いです。
だから胸の病気というのは間違っているといつも言いますが、
つまりこれが溶けて肺に浸入して、そこに固まりができるのです。
そこで固まりがあるから胸の病気と言うのです。
元は淋巴腺にあるのです。
だからまず、今言った所をやれば、たいていな病気はなおります。
延髄が一番目、淋巴腺が二番目、それから三番目は前頭部です。
ここを触ってみると熱があります。
熱のない人はないので、ほとんどあります。
これはここの中の熱と淋巴腺が影響する熱と両方ありますが、これは熟練しなければ見分けができませんが、
大体上面が熱いのと芯から熱いのがありますが、芯から熱いのは前頭部の中からのものです。
それから上面が熱いのは淋巴腺の影響です。
それで上面の熱い人ならたいてい、淋巴腺に熱があります。
それから脳天ですが、これは患者をかがまして、できるだけ奥の方をやるのです。
それだけやれば体の方はたいてい良くなります。
まして精神病などはきっとなおります。
それから目の悪いのもなおります。
いつも言うとおり、目の悪いのは後頭部の真ん中で、ここに必ず固まりがありますから、これを浄霊すれば目ははっきりします。
それから後頭部の固まりは下痢の原因にもなります。
これからは精神病とまではいかなくても、精神病に近い人はたくさん出ます。
今でもたくさんあります。ちょっと頭の変な人はみんなそうです。
精神病でなくても、言うことのトンチンカンな人や、線を外れる人はよくあります。
それから心得ておかなければならないことは、後頭部を浄霊すると胸が気持ち悪くなります。
軽い吐き気や胸がムカつくことがありますが、これは溶けたのが胃にはいるのですから、これも浄霊してやる必要があります。
そうしてこれがすむと、今度は下痢になって出ます。
その順序を心得てやればよいです。」
明主様御講話 「ほとんどの人の延髄が腫れて硬くなっている」 (昭和28年5月7日)
「アメリカに行っている嵐さんから報告が来ましたが、だいぶ成績が良いです。これは第二信ですが、今読ませます。
(米国通信二)
漸次あっちの方にも開けてゆくと思います。サクラメントも非常に熱心な信者が開拓しているようです。
それからサンフランシスコに今度一人できましたが、これは種をまいたわけです。
ですから、これからあっちの方も、あんがい迅速に開けるのではないかと思います。
それでハワイの方はすばらしい勢いで開けています。
もう二、三百人くらいは信者ができているようです。
日本と違って、あっちは非常に分かりがよいのです。
素直と言いますか、気持ち良く開けるのです。
とにかく日本人が一番ひねくれているように思います。
スレッカラシになっているとでも言うのでしょう。
この嵐さんの方のお蔭話の報告が四つありましたが、今度の栄光に出します。
なかなかすばらしいお蔭があります。
その中で精神病が二人ありましたが、これはどっちとも非常に早くなおったのです。
一人はしゃべらないので沈黙しているのですが、これは発狂ではよくありますが、黙り込んでいるのです。
それも数回でしゃべるようになりました。
ほとんどなおってます。もう一人の方はしゃべりすぎるので、朝から晩までしゃべっているのです。
これもあらかたなおったようです。どっちも確実になおってます。
これはどっちも浄霊を始めてから間もなく血膿が下ったのです。
ですからこれはもう確実になおります。
それで今は精神病が、アメリカも多いとされてますが、日本もたいへんです。
昨日かの新聞では、日本の精神病は三百五十万人と言ってます。
いろんな種類が書いてありますが、とにかく確かにそのくらいはあります。
今はむしろ結核よりも増え方がひどいです。
それから今年は赤痢はたいへんな数に上るらしいです。
今まででも随分数が多いようです。
これはいつも言うとおり後頭部の毒です。
今のアメリカの精神病で血膿が下ったということは、後頭部から延髄の固まりが溶けて出たのです。
これが精神病の因ですから、そういうようにしてなおるということは根本的になおるのですから、確かな根治的ななおりですからよいです。
それから赤痢はやはり後頭部ということはよく知っているでしょうが、
なにしろ今の人は薬を入れては頭を使うから、どうしても薬毒が後頭部に固まってしまうのです。
それで今は、精神病に限らずどこか具合が悪い人をみると、ほとんど十人が九人までこれです。
必ず延髄の右か左のどっちかが腫れて固くなってます。
そうして微熱が出て気持ちが悪いのです。
それで微熱のために食欲が減るとか、気がふさぐとか神経衰弱的の症状があります。
それからこれが溶けて咳が出て痰が出ると、ちょうど肺病みたいになるのです。
ですからこれを浄霊するとほとんどなおっていくのです。
ところがこれがなかなか頑固ですから簡単にはゆかないのです。
よほど根気がいります。
他の病気は、少ないのも少ないし、なおり方も非常に簡単にゆきますが、これが一番いけないのです。
その次は淋巴腺ですが、これもまた固まりが非常に多いのです。
それで結核の人はたいてい淋巴腺が多いのです。
ですから胸の病というのでなく、首の病です。
これが溶けて肺にはいって、それを医者が見て結核だと言うのですから、因は首ですから、首の病というのが本当です。
まあ、サラリーマンにも首の病の人はありますが・・・。
そういうようで、まず第一に後頭部をみることと、第二は淋巴腺です。
それで淋巴腺を浄霊するのは横から浄霊するのです。
また場合によっては、指を二、三本当てがって、力をぬいてやると良く溶けます。
それからその次には前頭部をみると、たいていな人は必ず熱があります。
それでここに熱がある時は額の中に浄化が起っているのです。
要するに中に毒があるのです。
そういうのは暖かさが非常に強いのです。
それから淋巴腺の熱が影響する熱もありますが、そういうのは淋巴腺をやれば額の熱はなくなります。
それから額の中の熱は前頭部をやらなければ熱は冷めません。
その区別は、ちょっとやっていれば分かります。
それからこめかみに熱があることがありますが、これは横からやればなおります。
それから脳天に浄化が起って熱のある人があります。
まずこれだけやれば、体の病気でもたいていなものはずっと良くなります。
それから息切れも覚えておかなければなりません。
これは大体原因が二つあります。
一番多いのは肋間神経痛です。
胸から肺の周囲、背中の方にかけて毒があるのです。
こういうのは押してみれば分かります。
自分で押してみても分かります。
それで押して痛いのは、そこに毒があるのです。
そういうのは息切れがします。
それで歩いたりすると浄化が起っていくぶん溶けるので、それを肺の方で吸い寄せようとするので、これが息切れです。
ですから押して痛い所を浄霊するとよいのです。
息切れというのはいやなものです。
喘息などもそういうわけです。
それからもう一つは腰に非常に原因があります。
尾てい骨の付近に毒が固まって、多く歩くと腰が痛くなって、そうして息切れがするのがあります。
これは若い人より年取った人の方が多いです。
そうしてその腰の痛いのは、結局腎臓ですから、そういう人は腎臓の所に非常に固まりがあります。
それで腎臓の毒が溶けて腰に固まるのです。
だからそういう人は腎臓を主にしてやるのです。
ですから腎臓と肋間神経痛というように思えば、息切れの原因というものは分かるし、その浄霊によってなおります。
それからもう一つは、腰を浄霊しますと、女などはコシケになって出ますから非常に結構なのですが、男は下痢の方なのです。
しかし下痢はよほどたくさんの毒でないと、男はそう下痢はしません。
下痢はなんと言っても後頭部の毒が一番です。
そこで精神病などはここが溶けて下痢をすると、これは一番良くなおるのです。
ですから精神病というものは、そこさえ溶かせば非常になおり良いものです。
これから精神病は非常に増えますから、そこでそれを覚えておくとよいです。」