精神病と狐霊について 4 (明主様御垂示)


明主様御垂示 「温暖季に発する精神病」 (昭和24年10月11日)

暖地の狐と子供の憑霊

信者の質問
「ある未入信の現在脳病院に入院中の男の方、毎年暖かくなると精神病になり非常に暴れますが、寒くなるとそれが収まり、普通人と大差なく退院致します。

その退院の時には子供もないのに、よく玩具等を買って来るそうで御座います。

火素の増えていると言われます時、春から夏にかけて浄化が旺盛に見受けられるようで御座いますが、

一年のうちにて火素の多い時季と少ない時季、及びそれにつれて病気治癒の遅速があるもので御座いましょうか。御教え御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「精神病は暖かい時に多い。軽い方の精神病である。

霊が暖かい時にいた霊・・・即ち暖地の狐である。それで暖かくなると活動する。

子供の霊も憑いている。両方憑いている。それで玩具など買うのである。」




明主様御垂示 「乱暴する精神病の対処」 (昭和25年1月26日)

狐霊の憑依

信者の質問
「今年二十歳になる娘ですが、仏壇の中の物を放り出したり、

御経の本を粗末にしたり、時によっては仏様の位置も変えたり、

それも家だけなれば良いのですが他家へ行っても同様な事をします。

また道を歩きながら大きな声で人の悪口を言い、御書体をいじり、

御守様の袋を破り家の人の言う事は絶対に聞き入れない状態でございます。

浄霊は嫌います。これはどうした事でしょうか。治りましょうか。御教え下さい。」


明主様御垂示
「凶暴性の霊が憑っている。狐のようなものである。気長にする。

光明如来様をお祭りし、その部屋へ寝かすようにする。

祝詞を聞かせ、御著書を読ます。」




明主様御垂示 「狂暴と発作的精神病」 (昭和24年9月8日)

狐霊の憑依

信者の質問
「本年三十五歳の男子ですが、昭和二十二年一月に入信致し、二十三年に光明如来様をお祭り致しております。

暇を見て他人の浄霊を致しておりますが、何か気に入らぬ事があると狂人のごとく、火の入っている火鉢や手にさわる物を投付けたりして荒らし、

その後は昼夜なく寝転んでおり、仕事は全然せず、食事は一人前以上食い、干魚類をそのまま食う事を好みます。

本人の浄霊は妻が毎日やっております。

また、時折分会の先生方にお願いしておりますが、何の変りもありません。

この人の兄は狂人にて死亡致しております。

これは霊的でございますか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「狐である。発作的精神病で、兄の霊も憑いてるかもしれない。

いろいろ食う霊と精神病の霊とは違うのが憑いている。

相当罪穢があるから出来るだけ祝詞を奏げる。

浄霊は右延髄である。

癇癪を起すのは人霊である。」




明主様御垂示 「御面会後に発狂した事例」 (昭和25年4月8日)

狐霊が明主様信仰に反対する

信者の質問
「二十一歳の男(一昨年八月入信、両親はその前年入信)、本年二月御面会に参上、

礼拝の御讃歌奉唱中に霊が浮いたような状態になり、

以後浄霊を嫌い、御浄霊しようとする両親に乱暴をし、なにかとお道に反対いたします。

この場合、強制的にでも浄霊してよろしいでしょうか。」

明主様御垂示
「これはね、無理にやっちゃいけないですよ。

当分うっちゃらかしておいたほうがいいですよ。

これは狐が憑ってるんですからね。

狐が苦しいから反対してるんですよ。」


信者の質問
「それに、祖霊が憑いているらしく、両親に対し非常に差し出がましい態度をとりますが。」

明主様御垂示
「ええ、同化霊でしょう。・・・邪魔があるってのも、その家に罪穢れがあるから、狐なんかが邪魔できるんですからね。

時期ですよ。できるだけその家の人が善根を積むことですよ。

その徳によってだんだん穢れが取り除かれると霊が邪魔しようとしても手も足も出なくなりますからね。」


信者の説明
「先日も母親を鋸で打(ぶ)ん撲(なぐ)ったり、木剣で叩いたりいたしました。」

明主様御垂示
「ほう、やはり霊が苦しいんですよ。」




明主様御垂示 「祀った稲荷焼け、馬蹴にあい狂暴となる」 (昭和25年5月2日)

信者の質問
「二十四年七月入信致しました静岡県志太郡西益津村のHT(三十四歳)と申します信者で御座いますが、

十八歳の時横浜のベルト工場に勤務中稲荷様を信仰致し、工場内の稲荷様の世話をよくしたそうで御座います。

召集後狂った馬に蹴られ人事不省となり、手当を尽しましたが医者は脳カンまたは脳神経と申しております。

現在家事(農業)の手伝いを致しておりますが、発作中は痙攣致しまして、一時は非常に狂暴となり、他人に危害を加えたり致しました。

入信後静かになりましたが、最近また暴れ出しまして、刃物などで人を傷つけます。

本人は先祖だと言い、また稲荷だとも申しまして、現在家に祀ってある稲荷とは違うと申します。

食事は手掴みで幾らでも食べ、水もよく飲みます。

今迄に嫁も迎えましたが長続き致しません。

父と弟が入信致しまして熱心に御浄霊を続けております。

なお、横浜のベルト工場の稲荷はその後戦災で焼けております。

最近は益々発作が劇しく、噛みついたり刃物を持ちますので目が離せない状態で御座います。

家には先祖からの稲荷と龍神が祀って御座いますが、横浜の稲荷様と関係が御座いましょうか。

もし御座いましたら別に新しくお祀り致しました方が宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「横浜の稲荷である。戦災で焼けて居所なく祀ってもらいたいのである。

馬に蹴られた時、脳中に多少内出血しているであろう。

頸部、前頭部の浄霊をすると共に、稲荷を祀ってやるとよい。」




明主様御垂示 「狂暴性精神病、春日明神の祭神」 (昭和24年6月19日)

信者の質問
「四十八歳になる女子、前にも気狂いになり、今度で三回目です。

今度は大変に狂暴性になっております。

本人はしきりに「春日様が来る来る」と申し、自分には狐が憑いていると言う事を自覚しておりますが、

今度実家の方をしらべて見ましたところ、親が夫婦養子に行き、

その家の親になる人が日蓮の信者で、自分が死ぬ前に裏の庭にコンクリートで型どった四角なもので、

右側に天照皇大神、左側に十二天、その左下に八幡様、右下に春日大神の四柱の御姿が彫ってあり、

その春日様の後ろにその養い親が自分で自分を彫りつけてあるのです。

その親の霊がそこに祭ってあるために狐霊になっているのでしょうか。」


明主様御垂示
「親は狐霊にならぬ。親に狐霊が憑いてる場合はよくある。

いろいろ査べるのは面倒だから、狐霊を浄化させるのが一番いい。

春日様は武甕槌神、春日は土地の名をとったもの。」