食餌異常の精神病について
明主様御垂示 「大食精神病」 (昭和24年11月5日)
信者の質問
「三十二歳の男、親譲りの毒素の塊が後頭部にあり、
以前兵役服務中に、電気治療を受けたる事あるも治癒せず、
本人の身体は至って頑健にて、現在では農業に従事中なるも、言語動作は常態を失し普通人のごとくならず、
一例を挙げれば、飯は大食にして一時に飯櫃一杯を食する位にて、
食事の際誰もいないのに外に対してお出でお出でとさし招き誰も来ない時には、
飯櫃を家の上り口迄持って行き食する有様です。
(本人には何か見えるらしいのです)
現在右の者を浄霊治療中でありますが、果してよくなるものでしょうか。浄霊法を御伺い致します。」
明主様御垂示
「これは電気をかけたために治り難い。
軽い精神病である。霊が憑いている。
多分動物霊で、狐狸などは大食いである。
一番近い者が熱心に信仰する。
延髄付近の毒を溶かすとよい。」
明主様御垂示 「タヌキの憑霊による精神病」 (昭和24年6月7日)
大食い、独り言、独り笑い
信者の質問
「私の姉YS(三十六歳)は、七年前兄の戦死を苦にし、それがもとで気が違い、一時は外に出歩きましたが、
今では普通の受け答えは出来、仕事も遅いながら普通の人と変りなく、ただ一人で笑ったり、一人言を言っております。
昨今は胃腸が悪く、体も衰弱し、仕事もせずぼんやりしており、おいしい御馳走を沢山食べたがります。
その姉の浄霊をする事をなぜか厭な感じがして、なかなか出来ません。
何か霊的に関係が御座いますでしょうか。
また、いかにしたら宜敷いでしょうか御教示願います。」
明主様御垂示
「霊的に無論関係がある。狸である。嫌がって邪魔するようにする。
気長にやれば必ず治る。
延髄と前頭部の奥をする。」
明主様御垂示 「猫の憑霊による精神病」 (昭和27年1月17日)
魚好き、犬猫のような食べ方
信者の質問
「SS(男性)。昭和二十四年十二月、精神分裂症にて入院し、電撃療法を行ない一度は収まりましたが、
翌年再発し再入院いたし、頭が変でありましたが、
電撃療法はいたしませず、自然に任せておりましたところ、やや快方に向かいましたが、
赤痢を併発し衰弱がはなはだしくなり、自宅に帰り、本教を知り、昨年五月より御浄霊をいただいております。
八月ごろには精神異常がはなはだしくなりましたが、最近は応答もだいぶふつうにできるまでにさせていただきました。
現在は左足に苦痛を覚え、体の動きは中風のようでございます。
また左足は右足よりずっと肉のつき方が少なく、筋肉も締まっておりません。
食事は少しずつ絶えず欲しがり、特に魚が好きで、その食べ方は犬猫のようだと申しております。
御神体はお祀りさせていただくまでに信仰が進んでおりませんが、御屏風観音様はお祀りさせていただいております。
霊的と思われますが、無理のようでも御神体をお祀りさせていただきませんと、お救いいただけないものでございましょうか。」
明主様御垂示
「精神病は、少しけわしい時は、歩けなくなったりしますが、あれは麻痺する注射をうつんでね。
筋肉が締まってない・・・足を使わないと痩せてきます。
これは猫の霊が憑っているんだな。
絶対に御神体をお祀りしなければ駄目です。
精神病的なものは、御神体が一番肝腎なんです。
ですから、それをやらないで浄霊ばかりしていても駄目ですよ。今言った通りですね。」
明主様御垂示 「精神病で食欲なし」 (昭和24年1月6日)
信者の質問
「十八歳の男子、精神病発病以来医療を続けて来ましたが、元来食欲がなく、衰弱するばかりです。
昨年十一月より浄霊を致しており、幾らか言行が静かになりましたものの、食欲が進みません。
引続き浄霊を致しますれば救われますでしょうか。」
明主様御垂示
「治る。
特に頸の周りをする。後右の延髄をする。
この固結のため前頭部へ行く血が少くなり稀薄になる。
それが精神病の原因である。
胃の周りにも毒がある。」
明主様御垂示 「猫霊による精神病 食事を残す」
信者の質問
「三十六歳の男、黒猫の憑依らしい気狂いです。常に食事を残します。浄霊法をお教え下さい。」
明主様御垂示
「犬の精神病も偶(たま)にはある。
猫は喉を鳴らす。犬は手首を下げる。
とにかく、先刻の方法でよい。」
明主様御垂示 「猫の憑霊 (食物に関する異常行動)」 (昭和24年7月17日)
信者の質問
「御浄霊に参っておりますある家のお嫁さんは、人が食べられるものは何でも自分のポケット等にかくして置き、人のいない所で食べるのだそうです。
こういう人は霊的にいかなる理由によるので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「猫のようである。」
明主様御垂示 「狐霊憑依の精神病患者 青草を食べる」
信者の質問
「本年三十八歳の娘、二十一歳頃より精神病になり、色々と手当を致しましたが良くなりませんので、
行者に度々伺いましたところ、狐霊の祟りとの事にて、祭りも致しましたが快復せず、本人は家族と一緒に食事をせず、夜中に青草を食べますので、止めますと怒ります。
かようの状態が続き困りおります時、去年五月本教を知り御浄霊を頂き、私も早速入信致し引続き浄霊を致しました。
御蔭様にて大変良くなり、時々裁縫も致すようになり、有難く感謝致しておりました。
本年二月光明如来様奉斎致してより間もなく絶食の状態を続け、水だけ呑みますので医師の診察を受けましたところ、二日位の命と申されます。
早速教会に御参拝、御願い致し、家に帰りましたら食事を軽くとりました。
今は本人は絶命を願っております。いかなる因縁ですか、御伺い致します。因みに本人は内気でありました。」
明主様御垂示
「狐霊ともう一つ他の霊である。
狐霊が自分の目的通りにしようとしたが、神様のためにそれが出来ない、といって長く憑っているから離れられぬので、遂に生命を奪ろうとしている。
もう一息である。二、三年は経つであろう。その後三、四年は気長にする。
御神書を読み、祝詞を奏げてやると早い。」