憂鬱症について


明主様御垂示 「叔父の霊の憑依による憂鬱症」 (昭和24年8月18日)

信者の質問
「十七歳になる男子、六年前より軽い胸の病気で医療を受けており、

病気自体はさ程でもないのに、三年前より極度の人嫌いになり、離れに一人閉じこもり終日寝そべっており、医療も嫌って受付けません。

なお同人の叔父が同じような状態で、同じ離れで亡くなりました。

また弟が脳性小児麻痺(霊的と思われます)で三歳の時に死んでおります。

これらの事柄と何か霊的の関係が御座いましょうか。御伺い申し上げます。

この人の家業は代々肥料問屋で、土地の旧家であります。

因みに、その子の母が八月一日入信致しました。」


明主様御垂示
「叔父の霊が憑いている。

祝詞と御讃歌を出来るだけ奏げてやる。

浄霊は前頭部である。いわゆる憂鬱症である。」




明主様御垂示 「神主の龍神霊の憑依による憂鬱症」 (昭和24年9月15日)

信者の質問
「十七歳の男子で御座居ますが、九月初めより憂鬱症で、御浄霊を始めました。

御浄霊を致しますと憑霊現象となり、ある日の事、突然左のような事を申しました。

「神国ぜん日の出づる国ち有らば日の本とほめたたへたり、厳として東海に有り海原に中津国なり、くわしほこちたりの国は・・・」と後はだんだんと消え「もうお帰りになったのでわからない」と申します。

この子供は一年前、山奥で黄金色で細い青い首輪のある小さい蛇を見てびっくり致し、その夜頭痛で困った事があったと申します。

前にこの家は道通宮という蛇を使う神様を御祀りしておりまして、現在おもどりして戴きましたが、

この子供は夢で「道通宮さんが現われ、蛇を沢山寄せ集めた中で火が燃え、御祭のように賑やかにどんちゃん言わせながら裏から出ていった」のを見たと申します。

この色々な事は、皆病気との関係が御座居ますのでしょうか。

浄霊は、ずっとしておりますが、別に乱暴は致しません。

子供は入信致しております。このままで浄霊を続けているだけで宜しゅう御座居ますでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「道通宮は蛇の神、引揚げる時火を焚いてお祀りした。それで解決した。

憂鬱症は未だ外に憑いている。

古神道の言葉であるから、神主などの龍神になったのが憑っている。

祝詞をよく奏げればよくなる。」




明主様御垂示 「自殺の恐れある憂鬱症」 (昭和24年6月9日)

信者の質問
「二十四歳の男子、昨年一月憂鬱症にて入院致し、三ケ月半にて全快退院致しました。

その後御教修を頂き勉学中のところ、去る四月、再発致しましたので、朝夕二回御浄霊を致しております。

両親はこの度御教修を頂き、御屏風様も頂きました。つきましては次の事御伺い申し上げます。

日数は長くかかりますでしょうか。

一日中殆ど無言で机の前に座っておりますが、自殺のおそれはございませんでしょうか。」


明主様御垂示
「日数は長くかかる。自殺の恐れはある。

浄霊と御本を読ますといい。これが一番いい。

霊が憑っている。はっきり判らぬが、いずれ分る。段々治る。必ず治る。」




明主様御垂示 「陰気な精神病」 (昭和24年10月28日)

信者の質問
「私の浄霊させて戴いている未入信の四十三歳の男、昨年五月頃痔出血一週間程続き、

その後同年八月頃医師より神経衰弱とて現在臥床しております。

絶えず暗い部屋を好み、右手にて左手の親指、中指、薬指(べに指)等の爪を掻き、現在爪は無くなっており、なお掻き続けております。

「自分は手当が遅れた」とか「罪穢が多くて心が沈んで行く」等と言っております。

右の者十年以前精神異状の時、二、三年続いた事がありました。今後の御浄霊の方法につき御教示下さい。」


明主様御垂示
「延髄の塊を溶かせばよい。」




明主様御垂示 「憂鬱性精神病」 (昭和24年7月17日)

信者の質問
「三十二歳の男子、三年前に結婚致し、その妻実家へ帰り出産致しました。

本人は度々妻の実家へ行き、その都度木箱製造業の資金をねだられ、遂に無一文になりました。

本人はそれを苦に致し、憂鬱になり、約一年半前より一室にとじこもり、

一口も口を開かず、現在に到るまで時々ニヤリニヤリと笑うのみです。

妻はその後前非を悔い、一生懸命に農業に従事致しております。

食事も普通にて衰弱致しておりません。家族は現在迄天理教信者でした。

浄霊により霊体共に救われますか。浄霊の急所を御教え下さい。」


明主様御垂示
「治る。右延髄の塊が急所である。

精神病の憂鬱症である。

天津祝詞を出来るだけ奏げてやる。」